校長のご挨拶

校長

東京女学館小学校・校長

田中 均

東京女学館は「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」を教育目標に掲げています。女子一貫教育のトップランナーとして、国際社会で活躍する女性リーダーの育成を目指した教育活動を展開してきました。女性の果たす役割と責任が大きくなり、世界規模、地球規模で活躍することが求められている今日、多くの女性が共存と共生の社会、持続可能な社会の実現のために奮闘しています。東京女学館小学校では、こうした社会や時代のなかで次世代の女性の自己実現を図り人間形成の基礎を培うために、計画的系統的な教育活動を穏やかな環境のもとでていねいに進めています。

 小学校で学ぶ6年間は生きる礎を築く最も重要な時期です。一人ひとりがもっているさまざまな可能性を十二分にひきだして、高い自己肯定感や有用感、社会的使命感をもつことが大切です。東京女学館小学校ではさまざまな知識を習得するばかりでなく、学びえたものを様々な場面で活用し、そうした体験の中から自分の身を通して探究するプロセスを各教科の授業の中に取り入れています。「すずかけ」「つばさ」「国際理解」という特色ある教育プログラムでは子どもたちが文化・伝統から作法を学び、日本人としてのアイデンティティと高い品性を身につけながら、さまざまな問題に着目して課題解決的な学習に取り組んでいます。

 いつも礼儀正しく、笑顔のあふれる子どもたち。毎日の学校で、わかることやできることを通して学ぶことが楽しくて仕方がない子どもたちです。東京女学館小学校は、穏やかな環境とあたたかな人間関係の中で、思い切り自分を表現し友だちと関わり合いながら、しっかり考える力を身に付けてすすんでものごとに取り組もうとする子どもでいっぱいです。そこには学び、育つ共同体があります。

 私たち教職員は子どもたちの学びを見守り、支え続けていきます。育て、伸ばし、鍛え上げていきます。東京女学館の教育を支えていただくすべての皆様とともに、東京女学館小学校で学ぶ子どもたちを育てたいと思っています。子どもたちの学びと育ちのプロセスを大切にして、学習の成果を確認し、共有しあいながら、次なる学びのステージを用意したいと考えています。

 東京女学館小学校で過ごす6年間が、お嬢様の資質の芽を育み、学び続け成長し続けながら、夢や希望を志につなげていく貴重な6年となることを心から願っています。