最新更新日:2010/06/11 | |
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パナソニック教育助成
今日の出張の会場に着きました。東京タワーの近く、芝パークホテル。分科会の助言者は堀田先生で、太郎生小学校の研修分野の第一人者です。勉強できそうで大変ありがたいです。
******************** 上の文章は、会場から携帯で送ったもの。アスタリスクの下のこの文章は、自宅に戻ってから、書いています。 パナソニック教育財団の助成金贈呈式は前半のセレモニーの後、後半は「くるま座ディスカッション」が行われました。似たような研究校が集まり、ディスカッションをします。実際には時間制限があったので、各校の説明(約3分)のあと研究者からの助言、そして最後に若干の話し合いという流れでした。 各研究校からはたった3分間のプレゼンです。でも、これがなかなか聞き物でした。パワーポイントを使わないプレゼンは新鮮です。事前にA4に1枚のプレゼン資料を提出してあり、それが印刷して配っていただいてはありましたが、その資料を棒読みする先生は誰一人いません。さすがです。かくいう、私も資料に書いてあることは極力言わないようにしました。 今回、思ったことの一つは、富山県の「山室中部小学校のすごさ」です。改めて影響力の大きさを実感しました。全体会でのあいさつをされたパナソニック教育財団の遠山理事長は「富山県のある小学校」という言い方ではありましたが、山室中部小の子どもたちのことや研究体制を高く評価されました。 私は、太郎生小の研究のきっかけは昨年度の山室中部小の研究発表会に参加したことです、と言うと、なんと札幌の屯田南小の校長先生もその研究会に参加されていたようで、その時の資料を持ってきておられました。 さらに、助言者の堀田先生は「2日前に、その学校に行っていました。山室中部小は校長先生他、10人の教員が今年異動となったが、それでも研究はしっかりと継続されている」と言われました。 私たちの班の中で、この富山県の小学校のことを全く知らない先生には迷惑だったかもしれませんが、大きな影響を与えた研究です。今年は11月13日が研究発表会とのことです。都合がつけば、ぜひもう一度、行きたいと思います。 太郎生小の研究テーマは「ICTを学校全体で活用して、基礎学力を向上させる」というオーソドックスなものです。この種の審査があるような研究では、どちらかというと、どこの学校でもしているような研究ではなく、ユニークな、あるいはマニアックな研究が評価される傾向があると私は思っています。だから、太郎生小のようなごくまっとうな、あたりまえの研究が採択されたことは、ありがたい反面、意外でした。 すると、助言者の大島先生(横浜国立大学)が、「太郎生小の研究を押したのは私かもしれない。応募レポートを読んでいると、何か意気込みが伝わってきた」と言っていただきました。ありがたい限りです。大島先生とは、懇親会の席でも、話をたくさん聞かせていただきました。研究を進める視点についても、いくつか具体的なアドバイスをいただきました。ぜひ、頭に置いて、今年の実践を進めたいと思っています。 また、堀田先生は、太郎生小学校がやろうとしていることを研究されている方です。その堀田先生が、太郎生小学校に大いに関心を示してくださいました。そして、「がんばってください。きっとうまくいきますよ」と激励してくださいました。 堀田先生には、研究の評価をどのようにしたらよいか、アドバイスをいただきました。数字があったほうがいいか、どうかについても。分かりやすい答えでした。 |
津市立太郎生小学校
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