最新更新日:2010/06/11
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閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

「たろうっこ」web版7月29日

 午前中は「授業力アップセミナー」に参加しました。美里でありました。
 講師は京都女子大学の先生です。大学の先生ではありますが、小学校の教員出身なので、話は具体的でした。テーマは「語彙力を増やす指導」です。
 生活の中での語彙力や授業での語彙力などに分けて説明されていました。学級がくずれていくのはどのようなことから始まるのかということについても触れておられました。
 参加者は若い先生がほとんどです。女性が多かったようです。小学校の教員構成は女性の方が多いですから、当然のことといえます。私は最前列でした。時間ぎりぎりだったので、前しか空いていないという事情があったためです。でも、おかげでしっかりと聞くことができました。
 

「たろうっこ」web版7月31日

 7月31日、午後は校内研修会でした。以前、「たろうっこ」に研修の大切さを書いたことがあります。研修会の様子を少し詳しく紹介します。
 この日は、レポート検討などの後、「Q−Uテスト」の考察を行いました。これは
『楽しい学校生活を送るためのアンケート』という心理検査のひとつで、子どもたちの学校生活への満足度を調べ、それを今後の指導にいかすというねらいがあります。
 小規模校ですから、子どものことはかなり分かっているつもりです。でも、子どもの心理は複雑で、かつ変化します。常にアンテナを高くしていないと、子どもから離れてしまいます。日々、子どもたちの様子を見ることに力を入れることはもちろんですが、同時にQ−Uテストのようなアンケートをも使って、多面的に子どもを理解しようと努めています。
 先生方は立って机の上に並んでいる資料を見ながら、話し合っています。子どもの顔と名前はすべて一致します。子どもたちの様子を出し合いながら、Q−Uの分析とクロスで考えています。
 上の写真は教頭先生がデータを指さしながら力説しているところです。
 下は4・5年の担任が子どもの様子を語っています。それを聞いている職員の真剣な顔。
 「一人ひとりの子どもを大切にする」ということはこういった地道な作業の繰り返しです。
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たろうっこweb版 7月24日

 午前中の学習会は35名ほど。一斉授業をしたり、宿題をしたり。
 11時になると、迎えに来ていただく方もある。お家の方の協力をいただかないとこういった学習会はできない。
 夏休み中に行われる津市教育研究会一斉部会のレポート作りを始めた。私は「学校からの情報発信」について考察する予定。1ページだけしかできなかった。
 午後は「マネジメント研修」に参加した。前半は鈴鹿の校長先生の講演があった。その学校は外国籍の児童が約3割在籍しているという。
 研修会の後半はワークショップという、参加型の研修会となった。私たちの班はリスクマネジメント、つまり危機管理について話し合った。「気づき」を大切にと言う講師の指示通り、ポストイットに思いつく観点を書き出し、それを大きな紙に貼り、分類した。最後にすべての班が発表した。各班2分の持ち時間しかない。時間になると、途中でも「ありがとうございました」という厳しい声がかかり、終わりとなる。これはいい。時間で切るのは。
 講師の先生は100名ほどの参加者を仕切る。その場を支配している。参加者全員を引きつけ、しかも笑いを随所に入れ、さらにポイントを外さない。これぞ研修と思った。


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「たろうっこ」web版  7月23日

 「たろうっこ」web版というのは、中林の仕事日記のようなもの。日記といっても、公開することを前提に書いている。webというのはホームページのこと。「サイト」という言い方もある。微妙なニュアンスは異なるけど、要はホームページのこと。
 7月23日。今日も暑い日となった。太郎生もさすがに暑い。私の家にはエアコンがないので、この時期はつらい。休日は車の中でエアコンをつけていた方が快適だが、ガソリンが高いので、そんなこともできない。
 午前中は「さわやか学習会」の2日目。今日も参加者が多く、35名前後の子どもたちが来ている。夏休みとはいえ、まだ休みに入って間がないので、子どもたちは学校での学習習慣が残っており、しっかりと勉強している。低学年は一斉に休憩時間を確保して集中度を高めている。でも、休憩といっても、暑い中、一輪車に乗っている。大人の感覚ではとても休憩にはならない。
 学習はそれぞれの児童が課題をもちながら進めており、担任は個別指導をすることが多い。2年と3年は昨日に続いて「計プリッコ」を使っている。パソコンの操作について質問をする児童は見かけなかった。パソコン教室だけはエアコンが効いているので、快適な学習空間となっている。
 私は教室を回って学習の様子を見た後、ホームページの更新をした。写真は昨日撮ったものを使った。枚数は12枚。
 午後はPTAの自由水泳を見に行った。前日と同じ38名の参加。子どもたちの様子を見ていると、泳ぎの練習も少しはしているが、遊んでいる時間が長い。水の中で遊ぶことで、水になれるということもあるし、友だち同士の関係もよくなることも期待したい。
 高学年の男子は野球をしていた。水の中で。ボールは背中にひもでつけるカップラーメンの一回り小さな硬質の発砲スチロール。バットはビート板。単に打つだけではなく、1塁、2塁、3塁を想定して、ゲームを進めている。四球もあった。「ゲッツーや」という声もあがっていた。ちょっと遊びすぎの傾向があるが、たくましい。
 監視に来ていた4人のうち、二人のお母さんから「休み中もたろうっこを出してください」と言われた。「でも、職員室の雰囲気がなあ………」と言うと、「そんなことを言わないで。学習会の間だけでも出してください」と懇願された。
 水泳が終わってから、「たろうっこ」を作ってしまった。職員室の反応がこわい。明日学習会に来る児童には渡せるが、来ない家には宅配しないといけないかな。明日、とどかなくてもお許しください。緊急の内容はありませんから。

 

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「たろうっこ」web版  7月22日

 3連休明け。夏休みに入って最初の平日となった。2・3年担任と6年担任から、「校内キャンプ」の作文を借りた。学校だより「たろうっこ」を作るため。1年と4・5年の作文はすでに掲載した。
 作文が多くなったので、文字のポイントを下げる。行間も詰めてなんとか小さな写真を挿入した。担任に「今日の学習会で配付してください。学習会に来ていない子は家庭訪問の時にお願いします」と依頼。担任はあきれている様子。スミマセン。
 午前11時過ぎから、校内研修会。レポート検討など。研修担当者からは宿題が出される。「少年H(妹尾河童)の一部のコピーを渡します。これを読んで読書感想文を書いてください。8月4日までに。原稿用紙2枚以内で。読書感想文の書き方は、別に野口先生のコピーをお渡しします」とのこと。厳しいけど、前向きないい研修会が期待できる。実際に自分でやってみることが大切だから。
 午後はPTAの自由水泳の初日のため、プールサイドへ行く。参加児童は38名。多い。水温は30度。プールも水もきれいなので、気持ちよさそう。
 
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感謝・アクセス数が30

 1日平均のアクセス数が30になりました。PTA数が32という小規模校で、毎日の平均アクセス数が30というのは、このサイトが支持をつけていることだと考えても良いと思います。30のうち、半数程度は保護者だろうと推測しています。
 ありがとうございます。

1学期終業式

 今日は1学期の終業式です。
 私は次のようなことを言いました。「この1学期の間、たくさんのお客さんがみえました。そして、小学校の皆さんのことをほめていただきました。ここでかわって、皆さんのことをほめたいと思います。42名の皆さんは勉強はもちろん、遊びでも、友だちに親切にすることでも、とてもしっかりとできました。拍手を送ります」と言うと、児童の皆さんも拍手しました。職員も拍手して、子どもたちのこの1学期のがんばりを讃えました。
 この後、一輪車のことを例にして、「練習を続けることの大切さ」についても触れました。練習したら誰でも一輪車に乗れるようになります。でも、練習しないといつまでたっても乗れません。これは一輪車だけではなく、漢字の勉強や計算の練習も同じです。練習しないで、漢字が書ける人や計算ができる人はこの地球上に一人もいません。1学期はしっかりがんばりました。これからも期待しています。

 少し学習のことにウエイトを置きすぎたかもしれません。でも、「学校は勉強するところ」なのです。勉強することを抜きにして、学校の存在意義はありません。
 
 1学期を振り返っての感想は、「たろうっこ」の7月18日号(40号)に書きましたので、重複は避けます。ホームページをほぼ毎日更新できたのも、「たろうっこ」を多く発行できたのも、太郎生小学校が安定していたからです。だから、私たちにもゆとりができました。ありがたいと思うとともに、子どもたちにもプラスになっていると確信しています。ありがとうございました。 
 
 

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続・小学生への宿題

 お一人の方から作文をいただきました。ありがとうございます。

 私の意図した通りの作文です。つぎのようなものです。名前の部分だけ直しました。

 3年の子がすごく楽しい顔でかまを運んでいます。でも、その子の手がつかれてきています。でも、5年の子が「てつだってあげる」と言っててつだいました。やさしいなーと思いました。

 このような作文です。
 少し当日の状況を説明します。4班がそれぞれ火を起こして、飯ごう炊さんやカレー作りをしました。係は「火起こし」の他にも、「野菜切り」「米洗い」があります。どれも大切な係です。この写真の班はl偶然、6年男子と3年女子の二人になりました。私が感心したのは、6年の子がこの分担をそのまま受け入れていることです。そして、必要な指示を3年の子に出しています。
 かまどを作ったら、次は釜を運びます。6年の子が「○○ちゃん、釜運ばな」と声をかけて、取りに倉庫に行きました。この釜は鉄なのでかなりの重さがあり、大人でも一人では持てません。最初の写真を見ると釜の内側を持っています。うまく考えていますよね。よく見ると分かるのですが、6年生の子は煙突のあるところを持っています。煙突があるだけ、重いわけです。その重い方を6年生の子が持っています。配慮しています。
 二人の身長差は45cmもあります。それでも工夫しても持っています。
 女の子は初めは笑っています。重かったのでしょうが、まだ余裕があります。応募していただいた作文には「すごく楽しい顔で」と書いてあります。まさにその通りです。

 でも、「その子の手がつかれてきています」と作文に書いてくれました。写真を見ると、女の子は持つところを変えて、膝をまげて辛そうです。男の子は心配そうに視線を女の子に向けているようですが、一人で持つわけにはいかないので、どうしようもありません。
 
 「5年の子が『てつだってあげる』と言っててつだいました」と作文には書いてありますが、そんな声はかけていなかったように思います。そばにいた5年の男子児童がみかねて手伝いに行ったように私は思いました。この5年の子が立派なのは、黙ってさりげなくてつだっていたことです。そして、3年の子に「もういいよ」とはいわないで、3人で釜を持っています。釜の燃やし口の切れ目のところに手を入れて持っています。たぶん軍手は真っ黒になったことでしょう。

 私はこの一部始終をカメラを構えてみていました。手伝わないで。途中、5年の子がこなければ、私が手伝ったかもしれませんが、その必要はありませんでした。時間にして2分程度のことです。たった2分です。でも、私はこの3人の子どもたちの心の中が見えるようでした。3人はほとんど話をしていません。最初の二人は「ありがとう」ぐらいは言ったかもしれません。でも、言葉に出さなくても、気持ちが通じる場面でした。3年女子と6年男子の二人には自分たちだけで運ぼうという心意気がありました。でも、苦しくなってきたとき、5年男子のさりげない手伝いがありました。さっと手伝える子。

 こんな素敵な子どもたちがいる太郎生小学校。
 


小学生への宿題

 このホームページを見ている太郎生小学校の小学生の皆さんへの宿題です。

 「この3まいのしゃしんを見て、さくぶんを書いてください。字数はどれだけでもいいです。しめ切りは7月16日までです。さくぶんを書いたら、中林のところまで持って来てください。とどいたさくぶんのすべてを、このホームページでしょうかいします。なまえは出しません。
 このホームページを見た太郎生小学校のみなさん、ぜひ、このしゅくだいをしてください。まっています。 なかばやし

追伸:15日現在、応募はお一人です。保護者の皆さん、ご協力ください。

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学校へのご意見に感謝

 このところ、たくさんのご意見を保護者の皆さんからいただいています。ありがとうございます。それらを原則としては「たろうっこ」に載せさせていただき、コメントもつけています。
 しかし、学校だよりという性格や紙面の構成上の関係で、いただいたご意見をすべては紹介できないことがあります。そのことをご理解いただいた上で、今後ともぜひともいろいろはご意見をいただければ幸いです。

 「たろうっこ」を読んだ感想を、保護者の皆さんが会ったときに話題にしていただければありがたいです。時には「厳しい」学校批判もあろうかと思います。私たちも生身の人間です。やることすべてがパーフェクトとは思っていませんし、保護者によって受け止め方が異なることもあるでしょう。
 しかし、いかなる場合であっても、私たちは保護者や地域の皆さんに説明のできる教育をしているつもりです。
 太郎生小学校は保護者や地域の皆さんに対してだけではなく、ホームページを活用することで、広く公開しています。私たちは、「太郎生小学校の今」を誰に見ていただいても劣っていることはないと自負しています。
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学校便り

暴風警報

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