最新更新日:2013/03/25 | |
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明日から夏休み2
始業前に体育館に集まって、夏休み前の全校集会(終業式?)を開き、子どもたちに話しました。
1年生は入学してから3ヶ月が過ぎましたね。学校にもなれて、みんなと仲良くし、勉強も一杯したので、すっかり大人に見えます。みんな座って、校長先生のほうにきちんと顔を向けて、静かに話が聞けています。2年生から6年生も立派です。 新しい学期が始まってから今日までのことを振り返ってみましょう。「わたしはこんなことができるようになった」「ぼくはもう少しあそこを頑張ればよかった」など、いろいろなことが思い浮かぶと思います。先生からいただいたお便りや、夏休み向けたお話などで、この夏休みに自分がどんな力をつければいいか考えてがんばって見ましょう。 新学期から今までに、校長先生はうれしかったことが3つあります。1つめは朝のあいさつです。朝、校門のところでみんなを迎えていると元気な笑顔で「おはようございます」とみんな口々にあいさつしてくれます。すがすがしく、一日がとても気持ちよく過ごせます。皆さんもそうでしょう。 2つめは、今年度に入ってから交通事故が1件もなかったことです。みんなが道路の歩き方に注意したからです。夏休みも「私はぜったい事故にあわない」と心に決めて、交通事故ゼロの記録をみんなで伸ばしましょう。 そして3つ目は5・6年生の委員会活動や児童集会が立派にできたことです。先生方に指導いただきながら、自分たちでドンドン計画を立てて、学校をよくしようと考えて行動した上級生のみんなはとても立派でした。昨日の金管コンサート集会もとても素晴らしかったです。低学年の皆さんのなかには、4年生になったら金管バンドに入りたいとおもったひとがいっぱいいたことでしょう。 さあ、長い夏休みが始まります。生活にメリハリをつけて安全で楽しく、充実した生活ができるようにお家の人と一緒に夏休み中の生活についてお話してください。 夏休み明けには、一人の事故もなく1年生から6年生まで全員揃って元気にあいさつできるのを待っています。 明日から夏休み1
7月20日(金)。今日が前期前半の最後の登校日です。久しぶりに青空が広がった朝、子どもたちはみんな元気に登校してきます。
校門のところまで来て、「え?」。いつも信号のところでみんなを出迎えてくれる駐在の小島巡査さんが、今日は校門に立ってみんなを出迎えてくれています。 小島巡査さんは朝のあいさつを、まちの誰よりも大きな声でしてくれます。子どもたちも小島さんに会うと大きな声であいさつしようと身構えます。 そして、その後ろには生活指導の杉渕先生も立って、朝のあいさつを交わしています。学校中の先生の中で一番大きな声であいさつするのが杉渕先生です。子どもたちは杉渕先生の前では立ち止まって、頭を下げてあいさつします。先生のやり方を見習っているのです。 夏休み前の今朝、五反野小学校の校門前は、文字通り元気一杯のあいさつが飛び交いました。さあ、明日から楽しい夏休みです。 劇団四季ミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」
心が震える感動の体験でした。7月5日(木)の午後、6年生の子どもたちと一緒に、日比谷は日生劇場で公演しているこどものためのミュージカル・プレイ「ユタと不思議な仲間たち」を観劇してきたのです。
どんなに時代が変わっても、忘れてはいけないことがあるはず。「人を思いやる心」「信じあう喜び」「命の大切さ」。ありきたりだけど、生きているって素晴らしいという素直な気持ちをもう一度取り戻そう… 父親がなくなって、東京から転校してきた勇太少年は、村の子どもたちとなじめず、「ユタ」と呼ばれてひどいいじめにあっている。そんなユタに風呂番の寅吉じいさんは「座敷わらし」と友達になれることを教えてくれる。満月の晩、お母さんの働いている旅館銀林荘の離れ座敷で、ユタは不思議な仲間になる座敷わらしたちと出会い、不思議な体験と冒険が展開されていきます。 開幕早々、回る神社のセットのなかでユタの様子を伺い、やがていじめ始める村の子どもたち。でも蜂の巣が頭の上に落ちたり、階段が坂道になってすべったり、まるで逃げ回るユタを助けるように次々に村の子どもたちにおこりる不思議な現象。真夜中に、離れ座敷のあちこちから湧き出すように表れてくる座敷わらしの異様な風体…。 息もつかせぬテンポで、お芝居はすすんでいきます。 座敷わらしとのかかわりの中で、ユタは「友達っていいもんだ」ということを身をもって体験します。最前列に座って本物のミュージカルを観劇した子どもたちは、感動で息を殺して舞台に見入っています。 座敷わらしたちが話す優しい響きをもつ東北弁が、民話の世界のように不思議な空間にみんなを誘い、生きること、友達を信じることの素晴らしさを教えてくれたこのミュージカルとの出会いに感謝です。 夏休みから全国公演も予定されているようです。今年の夏の一押しです。小学生必見のミュージカルです。 校長 三原 徹 *写真は『ユタと不思議な仲間たち』のパンフレットと、早めに入場して最前列に陣取り、開演を待つ子どもたち。このあと会場は満席となりました。 人間関係力を高めるために
五反野小学校で感心することは、子どもたちが司会をしたり発表したりするとき、ほとんどメモなしで自分の話を堂々とできることです。
日本人は自己表現力に乏しいと昔からよく言われていますが、自己表現力は他人とうまくやっていくために最低限必要な能力です。ところが近年、会社に入社する学生を見ていると、無駄話はできるがいざ仕事の上でのディスカッションをするという場面ではほとんど自己表現ができない者が多いというのです。 欧米では、小学生の頃からクラスの大勢の前でスピーチさせる「SHOW&TELL」といったレッスンがありますが、何もそこまでしなくても日常の場で意識して指導していくことが大切だと思います。五反野小学校ではあらゆる教科等の場で発表の機会を重視し指導しています。 自己表現の原則は、「あいさつができる」「話ができる」「話が聞ける」という三つのことがそろうことだと思います。 「あいさつができる」ことについては、五反野小学校の子どもは立派です。いまさら言うまでもありませんが、あいさつは心の窓です。「いつでも、どこでも、誰とでも」の原則で、まず自分から先にあいさつができることが大切なのです。 「話ができる」ということは、自分の言葉で相手に分かりやすく納得がいく話ができることです。 「話が聞ける」ということは、自分の言い分だけを主張するのではなく、相手が話しているときは聞き手にまわることができることです。 自分の考えを相手に受け入れてもらうためには、相手に好意を持ってもらうことが大切です。この三つの態度をセットにして自己表現力を育てることが、とりもなおさずコミュニケーションを通して人間関係を高め、深めるということにつながっていくのです。 校長 三原 徹 |
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