最新更新日:2013/03/25
本日:count up1
昨日:15
総数:419279
ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

5月12日(木) 今日の給食

画像1 画像1
今日の給食は、牛乳、鳥南蛮うどん、小判焼き、ミックスフルーツです。
鳥南蛮うどんは、具とうどんを大きな釜で煮込み作ります。児童が食器に盛り付ける時に汁がはねてしまうのが、困るのですが味はおいしいです。小判焼きは、蒸かしてつぶしたじゃが芋をベースに、玉葱、人参、桜えび(これがポイント)をあわせ塩、胡椒で味をととのえ小判型にしてオーブンで焼いて仕上げにしょうゆを塗ります。小判焼きは
初めてのメニューなので最初はとまどっていましたが、食べてみると案外おいしかったとみえてよく食べてくれました。  栄養士 小田 孝子

今日の給食

画像1 画像1
今日の給食は、牛乳、ちりめんわかめご飯、若竹煮、味噌汁、オレンジです。
新筍の季節なので、茹でたの筍を使い煮ました。1年生も思ったより、おいしそうに食べてくれていました。低学年は、和風の煮物は少しにがての料理ですが、工夫をしてこれからも、給食に取り入れていきたいと思います。 栄養士 小田孝子

大盛況 地域の人が先生

画像1 画像1
[新校長日記]


土曜のびのびスクール
---------------------------------------------

  土曜日なのに、朝から子どもたちが続々と学校へ集まってくる。毎月第1、3土曜日の午前中に開かれる「のびのびスクール」へ参加するためだ。

  学校週5日制に伴い、土曜日は休みになった。だが、家族の仕事の都合で一人で過ごす子や、過ごし方が見つからない子も多い。地域・家庭が一体となった子どもの育成をめざして、「開かれた学校づくり協議会」の「地域の学校化部会」で検討し、学校を会場に地域住民が講師となる楽しい教室を企画した。それが「のびのびスクール」だ。

  現在、開講しているのは次の5教室。1年生から6年生まで自由に参加できる。


  ・学習サポート教室

  ・パソコン教室

  ・囲碁教室

  ・将棋教室

  ・少林寺拳法教室

  学習サポート教室は、いろいろなテーマで国語や算数などを楽しく学ぶ。読み聞かせや、ことわざなど言葉の学習、おもしろい算数の問題や、リズム演奏など、テーマはさまざまだ。毎週は無理でも都合のつく日に得意な分野で教壇に立つ。今期から漢字検定チャレンジ講座が新設され、家族そろっての申し込みがあるなど、なかなかの人気を博している。

  受講者が減り気味だった囲碁教室は、子どもの気持ちをつかむため、碁石を使ったオセロゲームをとり入れたところ、人気が急上昇した。

  少林寺拳法教室は、心の鍛錬を強化するために実技に加えて講義も行うなど各教室が工夫を凝らし、どこも大盛況だ。延べ150人が受講して、のびのび学習している。

  旗を振った一人、「開かれた学校づくり協議会」の地域の学校化部会長、井口信昭さんによると、使用可能な教室を開放して02年1月、4教室からスタートしたという。

  発足当初、学校は無論、地域の町会の全面的な協力を得てボランティア募集のビラ数千枚を配り、地域のコミュニティセンターなども通して働きかけた。

  現在はPTAも含め、30人近いボランティアの方が、企画・運営を担当するコーディネーター、先生役のアドバイザー、子どもたちの活動を助けるサポーターなどに分かれて支えているとのことだ。

  学習サポート教室を参観したある保護者は「難しい勉強をしているのかと思っていました。来てみると、各自のペースを大切にした自由な内容や指導で、とても安心しました」。

  コーディネーターとして参加している住民の一人は「わが子は成長し、なかなか学校にかかわる機会もありませんでした。久しぶりに子どもたちと交流が出来て、楽しく学校へ通っています」。

  子どもを送り出す側も、教室を運営する側も、のびのびスクールの活動に満足している様子がうかがえる。

  町で見かけたあの人が、あの子と心を通わせる。「のびのびスクール」は子どもたちを指導しながら、「地域の子どもを育てよう」という心を、地域の大人に育んでいるようにも感じられる。

  ここで重視しているのは、礼儀正しくあいさつする、心と体を鍛える、いろいろなことに興味・関心を持つ、困難に立ち向かう意識を養う。

  子どもたちはそんな「のびのびスクール」をとても楽しみにしていて、出席率も継続率も際だって高い。

     足立区立五反野小校長     三原 徹

      (2004年12月18日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)

パワーアップタイム

画像1 画像1
[新校長日記]


子ども真剣教師ワクワク
--------------------------------------------

  登校後、校庭で元気に遊んでいた子どもたちが教室に入る。午前8時40分、一瞬、校内が静まり返る。と、人気テレビゲーム、ドラゴンクエストの音楽が学校中に鳴り響く。

  ゲームが始まるのではない。国語と算数の基礎基本の学力定着を図る全校一斉の「パワーアップタイム」が始まる合図なのだ。時間は15分。各教室のテレビに表示されるタイマーが動き出す。配られたプリントに子どもたちは答えを記入し、全問済んだら、テレビ画面を確認して解答に要した時間を記録する。どの子の目も真剣だ。私語一つない。

  火、水、金曜は百マス、百題計算、計算ドリルと漢字練習、月曜と木曜は音読だ。

  足立区立小学校73校の2〜6年生を対象にした6月の国語と算数の学力調査の結果、五反野小学校は区の平均点を5〜8ポイントも上回る好成績をあげた。

  高い平均点は、できる子を伸ばしただけでは実現しない。下位層を丁寧にすくい上げる不断の努力があってこそ、達成できることなのだ。各児童に個別に向き合った教師たちの日々の積み重ねに感謝したい。

  「基礎基本の学力の定着に特に力を入れよう」

  学校理事会の決めた方針を受け、どんな手だてがよいか、教師たちが知恵を絞った。「基礎を身につけるドリルを反復練習するのが効果的だろう」という結論に達し、02年9月から始めたのがパワーアップタイムだ。

  この2年間、試行錯誤を重ねてきた。初めは3時限のうちの15分を充てていたが、国語と算数の授業時間が不足する事態に陥った。学校理事会のメンバーと教師が全国の先進校を視察したり、先駆的な取り組みを実践する学校の関係者を招いて勉強会を開いたりして検討を重ね、「朝はすがすがしい気分で臨めるし、脳の活性化にもつながる」と考えて今年4月から、始業前の15分間を割り当てた。

  教材は学校のオリジナルだ。算数は全学年共通で利用する百マス、百題計算と、解答を早く終えた子のために学年ごとに異なる計算練習問題を用意した。

  漢字練習の場合、年間を通して習う分を夏休み前までに前倒しして学べるようプリントをつくった。9月以降、辞書を引いて熟語の理解を増やす学習も取り入れた。週1回、進級テストがあり、子どもたちは自分の学習の定着度合いを確認できる仕組みだ。

  1人の教師が教壇に立ち、もう1人は机の間を回って子どもの理解度を確かめながら指導にあたるといったチームティーチングや、少人数指導とあわせ、着実に成果を出してきているように思う。

  「パワーアップタイムに取り組んだ音読の成果を披露する場を設けよう」

  校長が提案し、毎週木曜に体育館で開かれる児童朝会のあと、全校児童、参観に訪れた保護者、地域住民も見守る席で、クラスごとに発表することが決まった。2日が初日だった。声がそろっているか、元気がいいか、滑舌はどうか。他の学級や学年と競うコンテストのようなものだ。担任教師も子どもたちもちょっとドキドキワクワクだ。

  朝、各クラスの音読のハーモニーが校長室に心地よく聞こえてくる。

  「これを踏み台にして、もう一つ上の学びの段階に進んでほしい」

  提案した校長もまた、ドキドキワクワクしているのである。

        足立区立五反野小校長     三原 徹

     (2004年12月4日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)


やる気ある教師募ります

画像1 画像1
[新校長日記]


初のコミュニティー学校
--------------------------------------------------------------------------------

  11月6日。足立区役所庁舎ホールで、あだち教育フォーラム2004「コミュニティ・スクールの可能性を探る」が開かれた。北は岩手県から南は佐賀、宮崎県まで、全国から470人の教育関係者が出席してくださった。私もその分科会で、「民間出身校長が進める学校改革」と題して、五反野小学校の取り組みを紹介した。ご参加いただいた皆様に感謝したい。

  いま、五反野小学校はめまぐるしいスピードで変化している。

  「先生、うちの学校って大変なことをしているんですね」

  校内でのPTAの会合に出席していた保護者が校長室に顔を出し、そんなことを言った。

  13日放送のNHKスペシャル「学校を変えるのは誰だ」を見ての感想だ。「学校理事会が機能し、保護者・地域のニーズを的確に把握した学校づくりを実現しつつある例」として五反野小学校が紹介されていた。自分たちもかかわった授業診断などが、学校を変える実例として大きくとり上げられたことに驚いたようだ。

  「そうです。学校を変えているんですよ、皆さんの声が」

  そう答えたものの、私自身にも、そんなすごいことを実践しているといった意識など、どこにもない。「すべては子どもたちのために」という思いだけだ。

  翌日以降、全国の教育委員会や学校から、視察の申し込みや資料として「授業診断シート」がほしいという要望が殺到している。

  五反野小学校が9日、保護者や地域住民が積極的に学校運営に参画する「コミュニティースクール」に初めて指定された。10日付の朝日新聞朝刊で、それが報じられていたことも理由の一つとしてある。

  コミュニティースクールとは、保護者や地域住民の声を学校運営に直接反映させ、保護者、地域、学校、教育委員会が一体となって、より良い学校をつくり上げていく取り組みだ。

  新しい法律が今年9月に施行され、地域住民や保護者が学校の基本方針をつくり、教職員の人事にも意見を出せるようになった。都道府県教委など最終的な人事権を握る機関も、これを尊重するよう定められている。

  全国初のコミュニティースクール指定を受けて、五反野小学校は、やる気のある人材を発掘するため、教師を公募することにした。

  子どもたちに学習内容を確実に身につけさせる。確かな学力向上を図るため、例えば、百マス計算や読み書きなどの徹底反復練習、個に応じた少人数指導などをとり入れた教育を推進する。

  保護者や地域の声は学校を支え、進むべき道を示す指針であることを片時も忘れず、子どもたちが高い学力と豊かな感性を身につけるよう不断の努力を傾ける。それが五反野小学校のめざす姿だ。

  学力向上に欠かせない基礎・基本の習熟に情熱を燃やし、地域と一体となった学校づくりに取り組もうと考える教師は大勢いるはずだ。未来を託す子どもたちのために、そんな意欲あふれる教師たちと一緒に新しい学校をつくりたいと考えている。

  「我こそは」と思わん方は、ぜひ、お問い合わせをいただきたい。

  25日が締め切り。詳しくはホームページ(。http://www.adachi.ne.jp/users/adgota/
)に紹介している
         足立区立五反野小校長   三原 徹

      (2004年11月20日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)

ワクワク ドキドキ 学校たんけん(5/6)

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
 5月6日(金)は1年生との学校探検。この日を迎えるために、2年生では4月下旬から準備を進めてきました。
 1年生にプレゼントするメダル作り、各教室を1年生に説明するための下調べなど、どの子もはりきっていました。

 1年生と手をつないで、学校探検に出発!
 理科室、家庭科室、日本間教室・・・・。ポイントラリー式に問題に答えながら、学校中を探検しました。去年はお兄さんお姉さんに連れられて歩くだけでしたが、今年は自分たちが1年生をリードする番です。
 1年生の思いも汲みつつリードするのはなかなか大変だったようです。しかし、ゴールの屋上に到着すると、「楽しかったね!」とすがすがしい顔をしていました。
 

保護者の目、教師を育てる

画像1 画像1
新校長日記]


参観に授業診断シート
-------------------------------------------

  10月16日の土曜日、五反野小学校は朝から、人であふれていた。この日だけで全校児童441人を上回る570人もの保護者と地域住民が学校公開に参加したからだ。どの教室も子どもの数以上の人、人、人……。

  春と秋に1週間ずつ、授業を地域住民と保護者に公開する。あわせて授業診断をお願いし、参加者は「授業診断シート」を手に、熱心に授業を参観する。

  14日から20日までの1週間に延べ800人が来校した。保護者の総世帯数の2倍以上になる。子どもの育成に積極的にかかわろうとの意識が高まり、住民と保護者が「自分たちの声が、授業診断を通して学校に確実に伝わるようになった」と考えていることが大きな要因だろう。

  評価項目に関しては、年度内の2回は変えないが、必要があれば次年度以降、改善する。今年度は、開かれた学校づくり協議会の学校評価部会委員の提案と、教師の要望をすり合わせ、次の13項目を設定した。

  (1)教室内が整理整頓されているか

  (2)学習意欲を引き出す教材・教具の工夫は出来ているか

  (3)この時間に何を学ぶか、はっきりしているか

  (4)適切な学習の進め方や時間配分はできているか

  (5)丁寧でわかりやすい説明や問いかけ、指示はできているか

  (6)児童の間を回りながら、個に応じた指導や援助はできているか

  (7)教科の特色を生かして学習の形態を工夫しているか

  (8)教師は児童の発言をよく聞いて、丁寧に対応しているか

  (9)板書は、丁寧でわかりやすいか

  (10)学習は十分に児童に理解されているか

  (11)児童は授業の初めと終わりに、立ってきちんとあいさつをしているか

  (12)児童は教師の話をよく聞き、授業に集中しているか

  (13)児童は積極的に発言しているか

  何月何日の何時間目、何先生のどの教科を評価したのか明記し、各項目を5段階評価する。裏面の自由記述欄には、教師と児童の様子、学習・施設環境などを書き込んでもらう。

  1週間で回収した授業診断シートは490枚。結果はすぐに集計し、分析を加える。データは、教師たちと保護者・地域のコミュニケーションの場、意見交流会に示される。

  「私たちは、大勢の目で見守っていますよ」

  交流会で住民や保護者は、地域立の学校への関心の高さを語る。一方、教師側は(1)理事会の提案する「めざす学校像」を学級経営にどう生かしているか(2)授業診断データ、自由記述の意見をどう受け止め、どのように対応しようと考えているか、を答え、保護者・地域に要望を伝える。

  00年度から始まった授業診断は、教師にとって、初めは相当なストレスだったであろうことは想像に難くない。しかし、教師にとって最良のアドバイザーは保護者なのだ。自分のことはなかなか客観的に見られない。どうすれば教師としての力がつくのか、どこを改めればよいか。保護者は厳しい目で見て、教えてくれる。素直に耳を傾けたとき、それは宝の山となる。

  現状に安住してはならない、との自戒を込め、教師もPTA役員も名刺に同じコピーを刷り込んだ。「一歩前へ」

  良いと考えたら、すぐ取り組む。同僚教師たちは前向きだ。この姿勢がある限り、五反野小は歩みを止めない。

      足立区立五反野小校長   三原 徹

     (2004年11月6日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)

待ちに待った2年ぶりの遠足(4/28)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
遠足「清水公園アスレチック」

 4月28日金曜日。連休前とはいえ陽気は5月半ばのよう。絶好の遠足日和に恵まれて、3年生と4年生が2年越しに待った遠足にいってきた。

 場所は、学校から電車を乗り継いで1時間半、千葉県野田市清水にある「清水公園」だ。
 
 学校が二期制になり、昨年は授業時間確保のために行事を厳選するという方針で、遠足が中止されていたのだ。学校に赴任して初めて遠足のないことを知り、「遠足のない学校なんか転校したい」と駄々をこねて(笑)、今年、2年ぶりに復活したのだ。

 清水公園は、広い公園内に「水上コース」、「冒険コース」、「ファミリーコース」と様々なアスレチックコースが準備されている。到着した子どもたちは、事前希望でこれと決めていたコースにすぐさま飛び出して、学校では体験できない運動に、夢中で挑戦していた。

 楽しそうな子どもたちの顔、顔…

 国語や算数からは学べない、友達や仲間との心の交流がいっぱい経験できただろう。
 
 校長もとても楽しかった!!

                五反野小学校長 三原 徹

すべては子どものために

画像1 画像1
[新校長日記]


理事会が支える地域立校
------------------------------------------------

  私がビジネスマンから小学校長に転じた大きな理由の一つは、五反野小が学校理事会の運営する学校だったからだ。「すべては子どもたちのために」の精神に立ち、地域立の学校づくりに取り組む気概が感じられた。ほかの小学校だったら、おそらく手を挙げなかっただろう。

  この地域は3世代住宅が20%以上を占めるという。昔ながらの人情と、自立自助の精神と豊かなコミュニティーを保ち、PTAをはじめ地域で学校を支える気風が脈々と受け継がれてきたという。

  五反野は、足立区が00年度から制度化した「開かれた学校づくり」運動のモデル地区である。公立の学校でありながら、私立の学校のような柔軟な経営方針の下に、学校を支える顧客の意見として保護者や地域住民の声を謙虚に受け止め、真摯しんしに対処する。こうした態勢が整っていることを着任してから実感した。

  柱の一つが、子どもたちが健やかに育つよう願い、かねて支援してきた町会長、民生委員、児童委員、青少年委員、元PTA会長ら地域の方々が00年度に結成した「開かれた学校づくり協議会」だ。協議会は「学校のオープン化」「地域の学校化」「学校の評価」の3部会に分かれる。

  オープン化部会は、子どもたち、学校、保護者の様々な活動の写真を撮影して正門前の掲示板で紹介したり、PTAとともに広報紙を発行したりする。

  地域の学校化部会は、地域住民とともにあいさつ運動や土曜スクールなどを展開する。

  学校の評価部会は、学校経営や授業を診断し、地域の声を学校運営に反映させる。

  こうした活動を実践する「開かれた学校づくり協議会」とPTAは、五反野小の学校運営を担う学校理事会と、いわば表裏一体の関係にある。

  文部科学省から02年度に委託された課題は「コミュニティースクールの可能性を探る」。英国には学校理事会制度があり、学校経営の基本方針を理事会が決め、校長が保護者、地域と一体となって学力向上に努めている。制度の趣旨に共鳴して、五反野小は日本版学校理事会設立へ舵かじを切った。

  公立学校としては日本で初めて、昨年1月に発足した理事会のメンバーは現在、保護者、地域、学校、行政の代表計11人。最高経営責任者である理事長に地域代表の大神田賢次さんが就任したのも、「地域立」を謳うたう五反野小の大きな特徴だ。

  校長である私は執行責任者として、理事会の承認した教育方針にもとづき、地域のニーズを学校運営に反映させ、地域の支援をいただきながら学校教育の展開を図るなど「地域立の学校づくり」に全力投球している。

  理事会の発足当時、保護者、地域、学校、行政の4者の代表が、五つのミッションステートメント(提案)を起草した。

  その第一は「めざす学校像」だ。(1)基礎・基本の確実な定着により、確かな学力を身につける学校(2)教師が生き生き、教師が「自ら学び、自ら考える」学校(3)家庭・地域が教育責任を分担し、心豊かな児童が育つ学校(4)地域の歴史や文化を大切にし、ふるさと五反野を誇れる学校(5)児童・保護者・地域がともにつくる特色ある学校−−、この五つである。

  地域立の学校である五反野小は校長が代わり、教員が異動しても、これが学校経営の中心に据えられている限り、軸足は揺らがない。

   足立区立五反野小校長 三原 徹

     (2004年10月23日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)
検索対象期間
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
3/22 卒業式リハーサル
3/23 修了式
給食終
3/24 卒業式
3/26 春季休業日始
 モバイルページ(携帯サイト)
 アクセス専用QRコード▼  
〒120-0015
東京都足立区足立3-11-5
TEL.03-3889-9304
[弱視]03-3889-7673
FAX.03-3889-9305