最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

朝会の話〜ふれあい月間に寄せて〜

 11月も半ばを過ぎました。私は、後期の始業式の日にいじめの話をしました。いじめは「しない」「させない」「許さない」。そう、私は言いました。あれから一月余りが過ぎましたが、みなさんのクラスに、悲しい思いをしている子はいませんか。
 さて、みなさんは、まど・みちおさん という詩人を知っていますか。先週の金曜日、11月16日に、まど・みちおさんは103歳の誕生日を迎えられたそうです。まど・みちおさんといえば、「ぞうさん」という童謡の詩を書いた人です。紹介します。
 ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね  そうよ  かあさんも ながいのよ
 聞いたことがあると思います。まど・みちおさんは、この詩について、「ぞうの子は、周りから鼻が長いと言われたとき、からかわれたとか悪口を言われたと思うのが普通だが、『お母さんだって鼻が長いのよ』と、堂々と言った。すばらしい。」と、お話をなさったそうです。そのままの言葉ではありませんが、そういう意味のお話をなさったそうです。つまり、ほかの動物と違って鼻が長いことを、像の子は誇りに思っているということです。
 学校生活の中で、もしかしたら、友達と違うことをからかったり、悪口をいったりする人がいるかもしれません。そういう人は、その人もだれかに言われて傷ついたことがある人です。体のことや人の癖など、違っていることがその人らしさです。だから堂々としていてよいし、そのような違いをもとにからかうことはしてはいけません。
 今日は、「ぞうさん」という童謡の意味についてお話をしました。どうしてこの話をしたのかというと、先週103歳のお誕生日を迎えられた、まど・みちおさんのことが、新聞にのっていたからというだけではなくて、11月がふれ合い月間だからです。ふれあい月間というのは、いじめを「しない」「させない」「許さない」という気持ちをみんなでもち、いじめをなくすよう、みんなでがんばりましょうという意味です。
 みなさんのまわりには悲しい思いをしている人はいませんか、ふり返ってみましょう。

朝会の話〜地域合同防災訓練〜

 昨日、五反野小学校で、避難所開設訓練、合同防災訓練がありました。五反野小学校の子どもたちも先生方といっしょに参加しました。その様子を写真といっしょに紹介します。
 これは、五反野小学校の子どもたちが小学生ボランティアとして活躍しているところです。腕には、ボランティアという腕章を付けています。訓練は、10時から始まるのですが、地域の人たちが10時に避難してくる前に、8時30分ごろから、地面に埋めてある、アースイントイレを掘り起こす仕事を手伝いました。みんなでどんどん掘り進むと、ベニヤ板が出てきました。そのベニヤ板を何枚も取り外すと、ブルーシートの覆いがありました。それを取り除くと、オレンジ色のシートがかぶせてあり、それを2枚ほどはがすと、いよいよ、トイレの屋根と床になる白い板が姿を見せました。その白い板をとると中は深さ2メートルくらいの穴になっていました。ドアの部分を取り付けて、トイレの完成です。実際には、トイレが4つできるようになっています。
 そのほか、校庭では、湯を沸かす人たちがいました。わかめごはんの用意をしているのです。
 やがて、大勢の人たちが、町会ごとにまとまって避難してきました。幼稚園や保育園の子どもたちもいました。どの朝会の人たちも、きちんと並んでいます。手前に並んでいるのが、五反野小学校の子どもたちです。開会式の後、いろいろな訓練に参加させていただきました。
 これは、AEDの使い方を教えていただいているところです。心臓マッサージをしています。AEDを指示通りに取り付けています。五反野小学校の子どもたち、頑張っています。先生も頑張りました。三角巾の使い方も教わりました。でも、普段は三角巾がないので、そういう時は、手ぬぐいやタオルなどを使うのかなと思いました。
 さて、このような時に使う道具が入っているのが、体育館横にある防災備蓄倉庫です。みんなの命を守る大切な倉庫です。
 最後に校庭で放水訓練がありました。
 この訓練では、多くの方から「自助・共助・公助」という言葉をうかがいました。
自分を助ける自助、互いに助け合う共助、そして、みんなを助ける公助」という言葉です。
 閉会式では、地域の方が「五反野小学校の子どもたちが『何かお手伝いできることはありませんか?』と大きな声で言ってくれました。子どもたちの明るく元気な声が、たくさんの人たちの心を勇気づけてくれると思います。」と話してくださいました。今回参加できなかった人も、この写真をみて、イメージがわいてくれたら嬉しいです。

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朝会の話 〜地域合同防災訓練〜

 今度の日曜日に、五反野小学校で、地域合同防災訓練を行います。地域合同防災訓練というのは、道路や建物が壊れてしまうほどの大きな地震などでこの地域の人たちが学校に避難してくることを想定して行う訓練のことです。昨年の3月に起きた東日本大震災では、多くの学校が避難所になりました。もし、この東京で大きな地震が起きたならば、五反野小学校は、この辺に住む人たちの避難場所となります。その時に、みんなで協力してどのように生活をしていくのか、訓練をするのです。計画では、午前8時20分頃に、震度5弱以上の大きな地震が発生し、9時には、各町会の避難場所に集合します。そこから、朝会の人たちと一緒に五反野小学校に来ます。予定では、9時30分には五反野小学校に集合します。そこから、様々な訓練が始まるのです。
 ここで、みなさんにお願いです。特に、5年生と6年生にお願いです。毎年、中学校のお兄さんやお姉さんが訓練のお手伝いのためにボランティアとして来てくれるのですが、今年は都合があって来られないそうです。そこで、みなさんにボランティアとしてお手伝いをしてほしいということです。五反野小学校の地面にはトイレが埋めてありますが、そのトイレを土の中から掘り出したり、ペット置き場やごみ置き場を作ったりする仕事を手伝ってほしいとのことです。用があって来られない人もいるかもしれませんが、特に用がない人は、ぜひ、ボランティアとして、訓練に参加してほしいと思います。参加することは自分のためにもなりますし、地域の人のためにもなることです。また、1年生から4年生までの人も、家族の人と一緒に、ぜひ、訓練に参加しましょう。一年に一回しかない訓練です。
 最後にもう一つお話があります。この訓練には、体の不自由な人たちも大勢参加するそうです。体の不自由な人たちの中には、大きな地震があったとき、みなさんと同じようにすぐには動くことができない車椅子の人もいます。怪我をして痛いところがあっても、うまく言えない人もいます。みなさんも大きな地震が来ることを心配していると思いますが、体の不自由な人たちは、もっともっと不安でいっぱいでしょうね。ですから、今回の訓練にがんばって参加するそうです。もし、困っている人がいたら、「何かお手伝いできることはありませんか。」と声をかけてください。
 地域合同防災訓練は、11月11日、今度の日曜日です。

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