最新更新日:2013/03/25 | |
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卒業式・閉校式を終えて
卒業式、閉校式が終わりました。それぞれの思いをのせて、子どもたちは巣立っていきました。
すべてが終わって卒業生の子どもたちは校庭で、正門で、式の余韻を味わっているようでした。 五反野小学校最後の校長として、2年間お世話になりありがとうございました。これまでご指導いただきました足立区並びに足立区教育委員会の皆様と、すべては子どもたちのためにと、ご尽力くださいました地域・保護者の皆様、五反野小学校の発展に力を注いでくださいました歴代校長先生をはじめ、教職員の皆様に心より感謝申し上げます。 統合新校、足立小学校となりましても、これまでと変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げて、私の最後のメッセージといたします。 これまで、ありがとうございました。 卒業式 閉校式の朝
第60回卒業式、そして、閉校式の朝を迎えました。先ほどまで、静まり返っていた校舎に、曇り空を吹き飛ばすような元気な声が聞こえてきました。準備のために早めの登校をした5年生の子どもたちの声でした。張り切っていますね。校舎内を歩くと、卒業・閉校への準備が整い、あとは主役を待つばかりです。
保護者の皆様・地域の皆様、そして、足立区並びに足立区教育委員会の皆様、本日はありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。 修了式
今日は修了式、一年間の締めくくりの式です。皆さんはこの一年間、どんな目標に向かってがんばってきましたか。振り返ってみましょう。
今、代表のお友達に修了証を渡しました。担任の先生方は夜遅くまで一生懸命考えて、修了証を作成してくださいました。担任の先生ばかりでなく、学校の全員の先生方が、皆さんのよいところをたくさん見つけてくださいました。教室に戻って修了証をいただくときには、「ありがとうございます。」とお礼を言いましょう。 私は五反野小学校の全部の皆さんの修了証を読みました。どの子にも、よいところがたくさん書いてありました。皆さん、よくがんばりましたね。がんばった自分とがんばった友達に、そして、お世話になった全員の先生方に拍手を贈りましょう。 写真は、昇降口と一年生の教室前の廊下の様子です。五反野小学校へのメッセージ、先生や主事さん、給食調理員さん、図書ボランティアの皆さん、そのほか学校を支えてくださった多くの方々へのお礼のメッセージが桜の花びらに書かれています。子どもたちの感謝の思いが廊下を飾っています。 わすれな草が咲きました
昨日、児童朝会で紹介した「わすれな草」が、一輪、咲きました。咲いていることを地域の方が教えてくださいましたので、私はすぐにカメラを持ち出しました。石巻市に届けられる日が近づいています。
朝会の話〜大切な命〜
これは、何の花か分かりますか。ヒントです。花言葉は「私を忘れないで」です。正解は、わすれな草です。これは、5年生が「花未来プロジェクト」に参加して育てています。「花未来プロジェクト」というのは、東日本大震災でがれきだらけになってしまった場所を花でいっぱいにしようというものです。
今日は3月11日です。2年前のこの日、東日本大震災がありました。宮城県石巻市の大川小学校には当時108名の子どもたちがいたそうです。みんなと同じ小学生の子どもたちです。大川小学校の子どもたちは、108名の内、70名が亡くなり、4名が未だに発見されていないそうです。2年前の今日、みなさんも大きな地震にびっくりしたこと、こわかったこと、覚えていると思います。みなさんは命を落とすことはありませんでしたね。でも、大川小学校の子どもたちは70名以上も、また、先生も10名命を落としてしまったのです。 命を落としてしまった大川小学校の子どもたちは、もっともっと、生きて楽しくくらしたかったことでしょうね。生きていれば、おいしいものをたくさん食べられるでしょうし、ゲームをしたり、サッカーをしたり、思い切り外で遊んだりすることができたことでしょう。生きているということは、素晴らしいことなのです。命とはたったひとつしかないかけがえのないものなのです。 先日、行ったアンケートの中で「クラスで直したいこと」という項目がありました。その中で、言葉遣いを直したいという子がいました。喧嘩して腹が立ったとき、「死ね」という子がいるようです。大川小学校の子が聞いたら何と思うでしょうね。「死ね」なんてどんなことがあっても、絶対に言ってはいけない言葉です。言えない言葉です。そんなクラスがあるのなら、絶対に言わないことをみんなで守ってください。 わすれな草は、もうすぐ石巻市の大川小学校の近くにある花壇に植えられます。それまで、5年生のみなさん、大切に育ててくださいね。 朝会の話〜あきらめない心〜
3月2日「あだち子ども百人一首大会」がありました。五反野小学校からは4人のお友達が参加しました。3人は団体戦に出ました。1人は個人戦に出ました。
団体戦に出た3人は、3回対戦し、3回とも勝ち抜きました。特に第3回戦目は接戦でした。試合開始直後に相手に何枚も札を取られてしまいました。周りでは試合がどんどん終わっていくのですが、五反野小学校の団体戦のチームは、なかなか終わりません。とうとう最後になってしまいました。けれども、3人の集中力は衰えることがありませんでした。そして、ついに、勝ったのです。素晴らしい試合でした。個人戦の方では、最初に強い子と当たってしまいました。よくがんばりましたが、あと一歩及ばず、負けてしまいました。 全部の試合が終わって審判長の先生から、「あきらめない」ということについてお話がありました。「最後まであきらめなければ、勝つチャンスは限りなくある。夢はかなう。」というお話でした。私はこのお話を聞いて、まさに、五反野小学校の子どもたちのことだと思いました。団体戦に出た3人について言えば、最初は負けていましたが、最後まであきらめないでがんばり、勝つことができました。個人戦に出た子は、とても強い子と対戦しましたが、最後まで試合を投げ出さずに戦ったその態度は大変立派でした。まだ、3年生です。これからもっともっと練習して強くなることでしょう。試合で最後まであきらめないで戦ったことに、大きな自信をもってほしいと思います。 五反野小学校の全児童のみなさん、みなさんはこれから、たくさんのことを経験していくことでしょう。自分の夢をかなえるために、がんばることでしょう。でも、時には、うまくいかないこともあるでしょう。思うようにいかないときがあっても、決してあきらめないでくださいね。あきらめなければ夢はきっとかないます。あきらめなければ、最後にはきっと何かをつかむことができます。今日はそのことを伝えたいと思いました。 |
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