本校では、自ら思いをもち、進んで行動する子がたくさん育っています。さまざまな分野で活躍し、賞を取ったり記録に名を残したりした子も多く、その頑張りには頭の下がる思いがします。
　その中に、人のために尽くす姿が認められ、平成２４年度の西小学校における善行賞を受賞した子がいます。６年生の久保田さんは、この１年間、毎月のように柿田川ホームに足を運び、お年寄りの方々のために働きました。はじめはわからないことやとまどうことが多く、振り返りカードにはできなかったことや反省点ばかりが書かれていましたが、回を重ねるにつれて、お年寄りに喜んでいただけて嬉しかったことや、お話を聴けて楽しかったことなどが書かれるようになりました。ボランティア活動を通じて、多くの方に喜んでいただきながら、自分自身も大きく成長した久保田さんです。その、奉仕の精神と実践力は、西小の誇りです。

　例年になく早く、卒業式を前に桜が咲きました。今朝は、卒業を祝うかのように、枝にはたくさんの桜が花開きました。
　平成２４年度、清水町立西小学校では、「思いをもち　自ら行動する子の育成」を目標に、日々の教育活動を行って参りました。授業では自分なりの考えをもって仲間と共に追究する子、生活の中では、誰かのため、みんなのためと考え進んで行動する子。そんな姿を目指して、職員一丸となって取り組んできたこの一年。子どもたちは、目覚ましく成長しました。目を輝かせて学習する姿や、あいさつ世界一を目指そうと自分たちで決めて頑張り続けていた姿には、私たちの予想を越える成長がありました。今朝も、卒業式にみえた来賓の方から、西小の子どものあいさつの素晴らしさを、地域の方も喜んでくださっているとお聞きしました。これは、子ども自身が自らの思いで行動してきた成果ではないでしょうか。そして、毎日子どもたちを励まして学校に送り出してくださった保護者の皆様、温かく見守り続けてくださった地域の皆様のお力添えが、西小の力となりました。
　１年間支えてくださったチーム西小の皆様方に、心からお礼申し上げます。
　ありがとうございました。
　

　めぐみ前では、担任の先生方を囲んで写真を撮ったり、ご家族で、また看板を背に、記念撮影をする姿が。最高の卒業式の余韻に浸りつつ、名残は尽きません。

　西小の平成２４年度は、最高の卒業式で幕を閉じました。最高の卒業生に、最高の在校生に、見守ってくださったたくさんの方々に、お礼申し上げます。

　５年生や先生方に花道をつくってもらい、卒業生と保護者の皆さんが一緒に、西小を巣立っていきました。

　保護者の皆様も、うれしそうですね。
　ご卒業、おめでとうございました。

　このクラスで写す、最後の写真です。すてきな笑顔で写していただきましょう。

　最高の仲間と迎えた最高の卒業式。達成感が笑顔になります。

　厳粛な式とは打って変わって賑やかな写真撮影です。並び順、証書の持ち方、先生方は最後まで指導に余念がありません。

　「最高の卒業式」を目指して歩んできた子どもたち。たくさんの方々に祝福されて、最高の姿で巣立っていきました。

　背筋を伸ばし、まっすぐ前を向いて歩く様子が、門出にふさわしいでしょう。

　５年生の歌声に送られて、退場する卒業生。

　「西小の美人カメラマン、校長先生」のくだりで移した写真です。最高の笑顔で、最高のポーズを決めてくれた子どもたち、今までで、一番上手に撮れました。

　残念ながら証書授与は私がしているので、画像なし。
　式は進み、「門出の言葉」の場面です。証書をいすに置き、ひな壇に上がる姿まで頼もしく見えます。

　入場から着席まで、また、座る姿も凛々しくて、門出を迎えた子どもたちの誇り高い姿にほれぼれします。

　定刻を迎え、拍手の中、卒業生が入場しました。胸を張り、晴れやかな表情です。

　昨夜の嵐がうそのように晴れ渡った今日、第３８回卒業証書授与式が挙行されました。
　早朝からたくさんの来賓の方々にもお出かけいただき、いよいよ、式が始まります。

　校庭の桜も、咲きました。天気も桜も、子どもたちの門出を祝っているようです。

　卒業式の朝、会場準備の最終確認をする先生方。強風が止んだので、看板も立てることができました。

　5年生が帰った後、先生方で最終の準備・チェック・打合せを行いました。時間はかかっても、卒業生に最高の舞台を与えてあげたい。先生方も、思いを込めて準備をしました。
　明日、巣立っていく卒業生。４，５年生をはじめとする在校生と先生方の温かい思いに支えられて、最高の卒業式を創ります。

　最後は、卒業生を送る歌の練習もしました。5年生の6年生に対するあこがれや感謝が、この歌声に込められています。（座って歌うのは、保護者の方々から退場していくお子さんが最後まで見えるように、という5年部の配慮なんですよ。）