１２月２２日（木）、第２学期終業式を行いました。今年を締めくくる話として、校長式辞の中で、東日本大震災の話がありました。いろいろな映像を映しながらの話です。「皆さん避難してください」と放送を流しながら自らは津波に流されていった人の話、陸の船を海に戻す話、海外からも協力に来てくださったという話等、いろいろなことを振り返りました。子どもたちが普段の生活を精一杯送る中で、少し遠い世界のこととなりつつあると感じられることがあります。決して忘れてはいけないこととして、心にとどめておいてほしいと願います。

　１２月２０日（火）、平和教育講演会を６年生児童対象に開催しました。講師に板津忠正様をお招きしました。板津様は、第二次世界大戦の時、特攻隊員として飛行機に乗っていらっしゃいました。さまざまな条件が重なり生き残ることができ、現在でも戦争のことをいろいろなところで伝えていらっしゃいます。

　当時の特攻隊員がどんな気持ちで日々を送っていたかということも知ることができました。子どもの感想を聞くと、戦争についての知識や考えが広がったことが分かります。

　講師の板津様は、知覧特攻平和会館の初代館長を務められた方です。初期の頃は、皆、広島や長崎の平和会館へは行くけれども、知覧特攻平和会館は誰も訪れなかったそうです。修学旅行も、知覧特攻平和会館へ行くというと認めてもらえなかったそうです。ところが、今では、広島を抜き入場者が１番となりました。皆さんにも、この３箇所は是非行っていただきたいと思います。

　４年生は、１２月２０日に校外学習で名古屋市科学館に出かけました。着いてすぐ、話題の世界最大というプラネタリウムを鑑賞しました。迫力ある画像でした。その後、２箇所の休憩室に分かれて、早めの昼食をとりました。食後、区切りのついたグループから館内見学に出発しました。時間はたっぷりありましたので、ゆっくりと体験をしながら回っている子どもたちの姿を、館内あちらこちらで見かけました。集合時刻に遅れたグループが１つもなかったのはりっぱなことと思いました。保護者の方には、体調管理や弁当の用意などでご心配をおかけしました。ありがとうございました。

　毎年、１２月のおたのしみ会には、たくさんの子どもたちが集まります。そのため今日は９人のみなみかぜメンバーが同じ絵本を広げ、ふれあいルームを１周して子どもたちを囲み、読み聞かせをしてくださいました。その後、校長サンタや教頭トナカイが登場し、ゲームを楽しんだ後、最後にメンバーから紙鉄砲のプレゼントです。大いに笑い、大いに楽しんだ「みなみかぜのおたのしみ会」でした。

　おたのしみ会に登場した校長サンタが絵を描いて、子どもたちが何の絵か当てるというゲームをしました。「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」の絵を描きましたが、上手に描いたので、子どもたちはすぐに当てました。
　ものまねをして当てるというゲームもしました。にわとりのまねをしました。なかなか当たらないかと思いきやすぐに当たりました。
　その結果、いつもはプレゼントをあげるばかりのサンタですが、今日は、トナカイからプレゼントをもらいました。「１年生と給食を食べるよ券」でした。サンタは大喜びしました。

　今日は食育の日だったので「愛知のさつまいもごはん」や「ひきずり」が登場しました。ひきずりとは、愛知県の郷土料理で、鶏肉のすき焼きのことです。名古屋コーチンや、江南市産の越津ねぎを使用して作りました。
　給食センターでは、新鮮な食材を使って調理をするように心がけています。今日もたくさんの食材が届き、例えばひきずりに使うねぎだけで、１７０ｋｇも使用しました。ねぎは、ただ洗うだけではなく、根と葉の先を切り、土がよく付いている所に一本一本切れ目を入れ、３つのシンクで３回丁寧に洗っています。そのため、ねぎを処理するのに、朝８時３０分から、１０時３０分まで２時間かかりました。今日も野菜が傷まないように、冷たい水で洗いました。このように、見えない所でも手を抜かず頑張って給食を作っています。（インフルエンザを予防するため、前を向いて食べています。）

　１２月１６日（金）と１９日（月）に３年生は、あんしん教室を実施しました。３年生での目的は、「留守番中の心構えや留守番中の不審な電話に対する心構えを学ぶ」です。電話の応対について具体的に指導していただき、子どもたちはしっかり理解できたようです。

　ペア学級の応援を受けながら臨んだ本番でしたが、自分たちもしっかり声を出しながら心を合わせて跳びました。６年生は最高学年としての威信をかけてチャレンジした結果、面目を保つことができたようです。３分間で跳んだ回数が２８８〜２９９回と１１回の中に４クラスが入るという結果が物語るように、文字通り接戦でした。また、晴れ晴れとした顔が満足を物語っています。

　練習の成果が出たようです。

　６年生にとっては最後の大会ということで、相当気合いが入っています。

　１２月１５日（木）、本日は、１年・２年・５年・ひまわりの長縄大会が行われました。練習以上に跳べた学級も練習以下だった学級もあったようですが、どの学級も一生懸命跳びました。５年生ぐらいになると、得意な子が跳ぶときは速く縄を回し、苦手な子が跳ぶときはゆっくり回し、皆がひっかからないように連続して跳べるように工夫して回すという心遣いまで見られました。
　いよいよ結果発表です。３分間で何回跳べたかです。１・２年生については、４０回〜７０回のあたりが普通なのですが、一クラスだけが２００回と、飛び抜けて多く跳びました。思わず「お〜」という声が挙がりました。５年生はさすがに２５０回から上の勝負となりましたが、１位を取ったクラスは練習で３００回を超えていたので、少し不満を持っていた子もいたようです。それでもよく頑張ったと思います。

　みんな練習の成果を発揮しようと、必死です。

学級の団結力が強まりました。

　１２月１５日（木）、１年１・２・３組で「あんしん教室」を実施しました。１年生と３年生で行う計画ですが、本日は１年生の３学級で行いました。
　低学年児童での目的は、「登下校中の危険回避の心構えを学ぶ」です。警備保障会社から講師をお招きしての実施です。「いかのおすし」という言葉に掛けての防犯の心得について、良く理解できたようです。

　本日はお昼に通学班会議が開かれましたが、その前、2時間目の後の放課に通学班長会が行われました。さすが班長、整然と集まり、指示がなくても、各自の場所に黙って座っていきました。
　班長会では、通学班会議の流し方についての確認をしました。班長が会議を進めていきます。会議の中では、2学期の反省、冬休みの暮らしについて話し合われ、来年度の班長・副班長を仮に決めました。2月の新入児の体験入学で、顔合わせがあります。どの子にも、今年の班長たちのように頑張ってほしいと思います。

　今日は、ドッジボール・サッカー・陸上の３つクラブ活動の様子を紹介します。
　ドッジボール・サッカーの２つのクラブは、青空の下、ゲームに夢中で取り組んでいました。
　陸上クラブは、リレーのバトンの受け渡しの練習に励んでいました。チームを組む前に記録を計り、同タイムに近くなるように５チーム作りました。練習の後、本番です。

　長縄大会を明後日に控え、練習もいよいよ佳境に入りました。どの組もチャレンジタイムには運動場に出て、熱心に練習しています。「はい、はい、はい・・・・」というかけ声が響き渡り、その声のリズムも速くなってきています。

　校長先生からは、毎年恒例、清水寺で書かれる「今年を表す漢字」のお話がありました。震・災・波・水・絆の４文字の候補を示し、今日の午後２時頃決まるという説明がありました。結局「絆」に決まりました。
　また、生活委員の児童や週番の教師からは、学校を奇麗にしようというお話がありました。奇麗にして新年を迎えたいものです。