最新更新日:2024/04/23 | |
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秋分と秋分の日秋分は二十四節気のひとつ。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので,約15日間ごとに24に分けられています。二十四節気は期間なので,秋分(二十四節気の第16)から寒露(二十四節気の第17)までの期間をさし,毎年9月23日頃〜10月7日頃にあたります。なお,日付は固定されているわけではなく年によって変わります。二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるので,1日程度前後することがあるからです。 ■ー秋分前後の二十四節気の移り変わりー 白露 → 秋分 → 寒露 「今日は立秋です」のように,各節気に入る日をさす場合もありますが,秋分の場合は,秋分に入る日=国民の祝日「秋分の日」です。 ■「秋分の日」は,祖先をうやまい,なくなった人をしのぶ国民の祝日 秋分の日は二十四節気の秋分に入る日で,彼岸の中日です 2019年の「秋分の日」は9月23日です。 「秋分の日」は,二十四節気の秋分に入る日をさしています。太陽が真東から昇って真西に沈み,昼と夜の長さがほぼ同じになる日で,彼岸の中日です。国民の祝日になっており,国民の祝日に関する法律で「祖先をうやまい,なくなった人をしのぶ」という趣旨になっているのは,お彼岸にお墓参りをする風習を踏まえているからです。 ■秋分と秋のお彼岸の関係 秋彼岸のころに咲く彼岸花。この時期ならではの風景です 秋分の日を中日とした前後3日,合計7日間を彼岸といいます。春にも春分の日を中日とした彼岸があるので,春のお彼岸(春彼岸),秋のお彼岸(秋彼岸)などと呼び分けることもあります。 ■お彼岸のお供えの定番「おはぎ」 お彼岸にはお墓参りをする風習があります。お供えものの定番に「おはぎ」,この時期の花に「彼岸花」があります。 ■暑さ寒さも彼岸まで 暦のうえでは立秋から立冬の前日までが秋で,秋分はその中間にあたります。秋分の日には昼と夜の長さがほぼ同じになり,それ以降は秋の夜長に向かいます。厳しかった残暑に目処がつくため,「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。 秋の趣がひとしおとなり夜も長くなっていきますから,読書の秋,芸術の秋,スポーツの秋,物思う秋,食欲の秋……それぞれの秋を愉しんでくださいね。 ■秋分の初侯・次侯・末侯 二十四節気をさらに3つに分けた七十二侯は,秋分の間にこのように移り変わります。 日付は2019年の日付です。 ■初侯:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月23日頃 雷が鳴らなくなる頃。春分の末侯に「雷乃声発(かみなりすなわちこえをはっす」とあるように,春分の頃から鳴り始めて夏の間鳴り響いた雷が,声を収めるようになります。 ↓ ■次侯:蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)9月28日頃 虫たちが土の中に入って入口をふさぐ頃。啓蟄の初侯「蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)」で外に出てきた生き物が,土の中にこもってしまう時期というわけです。 ↓ ■末侯:水始涸(みずはじめてかるる)10月3日頃 田んぼの水を抜いて稲刈りの準備を始める頃という説と,井戸の水が涸れ始める頃という説があります。 |
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