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2017.3.31 別れの季節によせて春休みになり、お世話になった先生方に児童・生徒が声をかけようにもかけられず、学校を去られることもあります。そんなことを解消するために、愛知県の場合は、4月に入ってから「離任式」があります。しかし、近年、その「離任式」を取りやめる地区・学校が増えており、児童・生徒が「ありがとうございました」の、挨拶もできずに去られる傾向にあります(※江南市はH29年4月に、離任式を実施)。 さて、「ドン・キホーテ」の著者で有名な、ミゲル・デ・セルバンテスは、次の言葉を残しています。 「心の中で感謝するだけなら、本当の感謝ではない。自分は行動の中で感謝を示そう」 個人的には、この言葉をとても大切にしています。 確かに、去られる人に感謝の気持ちを伝えるには、思いや言葉も大切でしょう。しかし、お世話になった方が去られた後、その方々に、「大丈夫です。私は頑張っていますよ」「以前より、さらに成長しています」という姿がどこからともなく伝わることで、本当の感謝の気持ちを伝えられるものだと思っているからです。 古北っ子の皆さんには、ぜひ、これまで以上に成長して、自分も古北小も、さらにパワーアップさせ、お世話になった先生方に、「感謝の気持ち」を伝えてほしいと思います。 保護者・地域の皆様、28年度は大変お世話になりました。29年度も、地域に誇れる学校づくりをめざしてまいります。引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 また、拙い文章ではありましたが、一年間、「校長室より」の記事をお読みいただき、ありがとうございました。私は、29年度も引き続きお世話になります。新年度も、小まめな情報発信を継続していきたいと思います。よろしければ、引き続きご覧ください。よろしくお願いいたします。 2017.3.30 一番重要な月3月6日(月)付の「みやざき中央新聞」にも、以下のような社説が記載されていたので、その一部を引用・掲載させていただきます。 日本では、明治の時代に官公庁が布(し)いた「会計年度」、すなわち4月1日から翌年の3月31日までを区切りとする制度の影響を受けて、すべての学校が4月を新入学、新学期の時期とした。 だから、4月からいろんなことが新しくスタートする。 ということは、その準備をするための「3月」が1年で一番重要な月と言っても過言ではないだろう。 やはり、この年度が替わるこのタイミングは、重要な時期なのですね。 宿題がほとんどない春休みですが、自分で苦手な部分を勉強したり、片付けをしっかりして4月に備えたり、得意な分野を伸ばすための行動をしたり、博物館等に出かけて見聞を深めたり…と、ただ毎日をなんとなく過ごすのではなく、春休みの何日かは、上記のように、目的をもって過ごしたいものです。 春休みも、今日を入れて、「6日」です。6日あれば、何かできそうですね。復習の勉強をしたり、この週末に見聞を広げたりし、残り半分の有効に過ごしてほしいですね。 時間は、平等のようで、その人の使い方で大きく差が生じるように思います。古北っ子には、有効に時間を使ってほしいと思います。 2017.3.29 とにかく逃げて今年度、本校から発信した不審者情報は9件でした(市内7件、一宮市春明・扶桑町山名各1件。記事はこちらをクリック)。「つきまとい」や「声かけ」、悪質なものはナイフや包丁をちらつかせたり、実際に体を触ってきた者もいました。恐いところです。 そんな中、すでにご覧になった方も多いと思いますが、3月28日付中日新聞の「県内版」に、「とにかく逃げて」という見出しで、「被害を防ぐ手立て」について、書かれた記事が掲載されていました(Web版はこちらをクリック)。 その記事によると、以下の三つのポイントが見えてきます。 ●場所を事前に下見をしていないが86%で、場当たり的な事案が多い。 ●「逃げられたらすぐにあきらめる」「20m以内であきらめる」はあわせて74%で、逃げることは有効な手段。 ●帽子、マスク、サングラスのいずれも着用していないケースは約80%。不審者は、逆に不審者っぽくない服装であるのが特徴。 以上のことから、「普通の装い」の人から、ある日突然、事案にまきこまれる可能性があるということが浮かび上がってきます。しかし、その時に、逃げれば「不審者は諦める」ということもあり、とにかく、何かあったら逃げることが大切であることが分かります。 暖かくなると、不審者が増えるなんてことも言われます。これからの季節、交通事故防止とあわせて、不審者からの防犯も気をつけてほしいと思います。 ぜひ、ご家庭でも話題にしていただければ幸いです。 2017.3.28 江戸(嘉永)時代大名紋章城郭図日本全国の「城郭」にあるお土産屋さんで手に入るようです。しかし、発売されてから10年ほど経っているらしいのですが、これまで訪れたお城で発見できていなかったのは、私のチェックの甘いところでした。 地図上には、江戸時代の「嘉永」(1848〜53 将軍:徳川家慶、徳川家定)という元号の時代の城が並び、「紋章」「城主」「石高」が書かれています。また、それらをよく見ると、「旧天守閣」「復興天守閣」「天守閣跡」なのかどうかも分かります。「城好き」なら、じっくり眺めてしまいそうです。 さらに、地図外には以下のようなことも記載されています。 ・江戸時代名城石高武鑑(171城) ・古建造物現存の城(21城) ・古天守閣現存の城(12城) ・五街道・宿駅と里程 そして、この地図、なんと「500円」(税別)というのですから驚きです。 興味のあるご家庭や古北っ子は、お城へ出かけたら、お土産屋さんでチェックしてみては。 「小学生がどこで入るか分からないスイッチ」にはまる古北っ子がいるかもしれません。トイレに貼って、毎日眺めていたら、かなりの情報を記憶していくこと、間違いナシですね。 2017.3.27 世界と日本大図解シリーズ毎週、興味深い特集が組まれており、本校校内でも、学習内容にあわせて、対象学年が読むといい特集は、教室や廊下に掲示しています。 ちょうど、昨日(3/27)付の「世界と日本大図解シリーズ」は、「都道府県名の由来」というもの。3・4年生以上で習う学習単元につき、多くの小学生が興味深く読むことのできる内容だと思います。 その時期・時季にあわせた特集が組まれることが多くあるのも特徴の一つです。 3/11前後には、2号に渡って、「東日本大震災」にまつわる内容(3/12「震災から6年 被災地の再生と復興」、3/5「守る 育てる 岩手・宮城・福島の食」)だったり、年末の12/18には、「お雑煮」、12/4には、平成29年度の干支の「ニワトリ」、夏には「夏季五輪」…など、季節感を感じながら読むことができます。 また、大人が見ても十分学べる内容が多く、親子で読んだり、大人が読んでお子様に解説したり、という読み方も有効です。 知的好奇心をくすぐる内容が盛りだくさんの「世界と日本大図解シリーズ」。1992年から続いているシリーズは、現在「1295号」にも及んでいます。わが家でも、長年に渡ってスクラップしてありますが、かなりの量です。 「サンデー版を読むこと」を日曜日のご家庭のルーティーンの一つに加えてはいかがでしょうか。様々な知識が吸収できること間違いなし、ですよ。 (※写真は、3/27付の「都道府県名の由来」の一部です) 2017.3.26 名古屋城にて驚きなのは、会場が「名古屋城天守閣」であること。2階のフロアが、全て展示会場になっているのです。 会場内には、スター・ウォーズ6作品の映画制作で実際に使用された衣装や小道具をはじめ、登場メカのミニチュアや、登場キャラクターをモチーフにしたアート作品(主に絵画)が、約150点展示され、至る所に、3分前後の様々な映画のシーンも見られます。なつかしいシーンもいっぱいです。 観覧者の中には、小学生の男の子とお父さんの親子が、ライトセーバーや、メカのミニチュアを見ながら、熱心に語り合っているのを見て、感心しました。お父さんの影響で男の子が映画スター・ウォーズを観るようになったのか、男の子自らの意志で観るようになったのかはわかりませんが、結構なマニアぶりを思わせる会話でした。この年頃の、好きなことに対する「知識の吸収力」は、目を見張るものがありますね。 展示会を見終わると、名古屋城の天守閣を順に回って、見学をしました。個人的に天守閣内を観覧するのは、約10年ぶりのように思いますが、随分と人(観光客)が多い印象を受けました。外国語も様々な言葉が飛び交っていたように思います。 また、本丸敷地内に作られた本丸御殿にも多くの列ができていたり、敷地内には、「おもてなし武将隊」があちらこちらにいて、そこにも写真の列ができていたりと、少し前に来たときと雰囲気が違うように思いました。今の「城ブーム」「戦国武将ブーム」の影響かもしれませんね。 今日は、雨が降る中でしたが、久しぶりの名古屋城を満喫することができました。 2017.3.25 登下校の7歳 事故に注意ちょうど新学期が始まろうとしているタイミングだけに、気になるニュースです。 これは、警察庁が、2016年までの5年間に歩行中の交通事故で死傷したデータを分析したもので、興味深い分析結果がまとめられていました。 読み解くと、以下のようなポイントがいくつか浮かび上がってきます。 ●小学生の5年間の死傷者数(29,317人)に対し、登下校中の事故(10,132人)は、全体の1/3を占める ●5年間の年平均の死傷者数は、7歳(1564.6人)→8歳(1208.8人)→6歳(1098.2人)の順 ●10万人当たりでは、7歳(146.4人)→8歳(113.8人)→6歳(102.3人)の順 ●小中学生の死傷者数(35,816人)は、学年別で小学1年生が最多(8,075人 22%) ●月別では、4〜7月、10〜11月が多い ●時間帯は、7時台、15〜17時に集中 ●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、小学生は73人(80%)。うち、小1・2が、それぞれ30人で、計60人となり、小学生の82%を占める ●歩行中の事故の死者数(91人)のうち、男子が65人(71%)、女子が26人(29%) これらをまとめると、特に、「小学校低学年の男の子」は、「4〜7月」の「15〜17時」に事故に遭うことが高いことが見えてきます。 暖かくなり、日が長くなるこの時期は、外遊びの時間が増えてくると思います。 また、新学期になると、新しい友だちとともに、今まで通ったことがない道を使って移動することもあるでしょう。 そんなこの時期は、やはり要注意です。 ぜひ、ご家庭でも、ヘルメットの着用や、一時停止の遵守などについて再確認していただけると幸いです。 (※写真は中日新聞の記事を掲載しています) 2017.3.24 平成28年度修了式式辞また、修了証を授与した各学年の5人の代表児童の呼名による返事もとてもシャープで、清々しいものでした。 修了証授与後の式辞は、以下の通りです。 ただ今は、みなさんに、「修了証」を授与しました。 このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。 これは、「終わりました」という意味ではなく、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」という意味になります。 4月からの一年間をがんばり、次の学年もがんばってくれるだろう、という人に与えられるのが「修了証」です。 さて、Panasonicという家電メーカーを作った、松下幸之助さんという人がいます。 この人は、こんなことを言っています。 「竹に節がなければズンベラボーで、とりとめがなくて風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる」 頭の中に「竹」を思い出してみましょう。 一本一本をよく見てみると、途中に横に線が入っていますね。 この線を何というか知っていますか?そうです。これが「節(ふし)」です。 竹の中はどうなっていますか?そうですね、空洞です。しかし、この節の部分は、空洞の穴がふさがっています。 節の部分はとても硬く丈夫で、竹は、この節があるから、風に耐え、写真のように雪が積もっても折れずに元に戻る強さがあるのです。 松下幸之助さんは、先の言葉で、このことを説明しています。 と同時に、「流れる歳月にもやはりフシがいる」と言っています。 「流れる歳月の『フシ』」とはいつのことでしょうか。 松下幸之助さんは、「お正月」だと言っていますが、私は、「お正月」と、「4月」の二つが、「フシ」だと思います。 人は、この「フシ」のときに、気持ちを切り替えて、「がんばるぞ!」と思うのです。 このフシがあるから、今までうまくいかなかったことがあっても、「新しい年になったらがんばるぞ」「4月からは、がんばろう」と思え、竹のように強くなれるのです。 4月からの一年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組んできました。多くのことを勉強し、そして、心も体も、随分と成長してきました。 中には、もしかしたら、うまくいかなかったことがあったかもしれません。「勉強が少しできなかったな」「忘れ物が少し多かったかな」「友だちとけんかしちゃったな」そんなことを思っている人もいるでしょう。 ぜひ、4月からこれまでの一年間で、順調に成長できた人も、うまくいかないことがあった人も、もう一度、このフシのタイミングで、新しい学年の目標を決めて、がんばっていきましょう。 今日の修了式は、この学年の終わりの日ではありますが、次の目標を立てる日でもあるのです。 そして、目標に対して、1学期のめあてのように「昨年より今年」と、皆さんが、今の学年より、次の学年でさらに成長すると、古知野北小学校がもっともっとよくなるはずです。 それでは、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、怪しい人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、今年度の締めくくりの修了式の式辞とします。 2017.3.23 今年度もあと1日にどの学年・学級も、友だち同士で、また、担任と児童で、いい人間関係を構築し、とても温かい雰囲気でこの日を迎えられています。 16日(木)に卒業式がありましたが、保護者の方からは、以下のようなメールをいただきました。 ・今日は、本当に素敵な卒業式を有難うございました。我が子だけでなく、私も一緒に通ったかのような、幸せな6年間でした。 ・昨日は、ありがとうございました。私も○○も泣きすぎて疲れ果てました。卒業式ってあんなに感動する式だったのですね。子ども達もあんなに泣くなんて…本当に素敵な学校で過ごさせていただいて幸せでした。 ありがたい言葉をいただき、恐縮です。 6年生の一年間のみならず、最上級生に至るまでの一年毎の積み重ねが、心温まる卒業式に至るものと考えています。 そういう意味でも、昨日・今日の学級の雰囲気を見ていると、今年度もいい一年を過ごせ、感動の卒業式に向けて、心の貯金ができているように思います。 いよいよ、明日は修了式です。残念ながら、インフルエンザに罹患してしまった古北っ子がいるので、全員参加は望めませんが、それ以外の古北っ子には、体調を整えて、元気に笑顔で登校してくれることを願っています! 今年度最後の長放課運動場は、今日も多くの古北っ子でにぎわっていました。 こうして多くの友達と休み時間に遊べるのも、この後の昼休みのみ。 また来年に、新しい学級の友達と、楽しい時間を過ごしてくださいね。 2017.3.22 がんばる5年生通学班、委員会活動など、今まで6年生がリーダーシップをとって行っていたことを、5年生が中心となって活動しています。また、委員会によっては、6年生の抜けた部分をカバーするために、これまでの2倍の活動量になっている5年生もいます。がんばる5年生でいっぱいです。 見ていて感心するのは、そんな5年生の動きは、6年生と遜色がないということ。テキパキと動く姿は、もう立派な「最上級生」です。 そんな中、2年生の教室前に「支度」という詩が掲げられていました。 支度 黒田三郎 何のにおいでしょう これは これは春のにおい 真新しい着地(きじ)のにおい 真新しい皮のにおい 新しいものの 新しいにおい においの中に 希望も 夢も 幸福も うっとりと うかんでくるようです ごったがえす 人いきれのさなかで だけどちょっぴり 気がかりです 心の支度は どうでしょう もうできましたか 5年生の最上級生になる「心の支度」は、ばっちりのようです。 ※人いきれ…人が多く集まっていて、体から出る熱気やにおいでむんむんすること 2017.3.21 青少年のインターネット利用は…対象は、青少年(満10〜17歳)が3,284人、保護者が3,541人(原則「個別面接聴取法」)。 質問内容はいくつかあるのですが、その中でも、「青少年の利用時間」(( )内は、スマートフォンを主にネット利用していると回答した青少年をベースにした値)に着目すると、 ・小学生 93.4分(69.7分) ・中学生 138.3分(124.2分) ・高校生 207.3分(170.3分) という結果が出ています。学校種が上がるにつれて利用時間は長くなっていますが、小学生でも、「3時間以上」が「14%」もあり、驚きました。それだけ長く使用していれば、学習面、生活面等に影響が現れないはずがありません。 また、青少年がスマートフォンを利用している保護者の取組として、「フィルタリングを使っている」という回答値が、 ・小学生保護者 27.8% ・中学生保護者 47.4% ・高校生保護者 46.1% と、なぜか小学生が最も低い値であったのは、着目するところだと思います。現在、小学生のスマートフォンによる様々な問題点が多く聞かれるようになりました。「問題になるような使用はないだろう」と、思っていると、問題かもしれません。 なお、「みんなもっているから、私もスマホが欲しい」という訴えをする小学生・中学生も多いと思いますが、調査によると、スマートフォンを持っている(利用している)回答値は、 ・小学生 27% ・中学生 51.7% ・高校生 94.8% となっており、小学生は、まだ「4人に1人」、中学生でも「2人に1人」であり、「みんな」という値は、思っているほど多くないということが分かります。あわせて、多くの小学生・中学生が、「無くても生活ができている」ということが分かります。 進級・進学をするこの時季は、購入を検討されているご家庭があるかと思いますが、本当に必要なのかどうか、慎重に判断をしていただくことをお勧めします。 (※参考サイトは以下をクリック↓) ■平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報) 平成29年2月 内閣府(PDFファイル) ABCを大切に&整えるおそらく、今年度の登校日としては、最後の雨の日になりそうですが、最後まで、傘立ての傘をきちんと整えてある学級がいくつもありました。さすがです。 今年度の登校日は、残り3日間となりましたが、その他の身の回りのものも、きちんと「整えて」いきましょうね! 2017.3.20 2017選抜高校野球開幕限られた練習条件の中、地区大会で、次々と強豪校を逆転勝ちするという快進撃を見せていたので、大いに期待をしていたのですが、とても惜しい結果となりました。至学館のメンバーの皆さんには、また、夏に向けて、頑張ってほしいと思います。 さて、春・夏共に、高校野球の試合と同時に楽しみにしているのが、選手宣誓文。 今大会では、作新学院(栃木)の主将が行いました。全文は、以下の通りです。 宣誓 ここにいる私たちは高校野球のひたむきさと 高校生らしさを認められ選抜されました 仲間とともにいくつもの困難を乗り越え 今この場所に立てることを誇りに思います 選ばれた自覚と最後まで全力を尽くす責任を持ち 支えてくれる地域の方々への感謝を忘れず戦います 先輩方が築いてくれたこの素晴らしい大会を私たちが継承し 人としての力を高めていく大会にすることを誓います 平成29年3月19日 選手代表 作新学院高等学校 添田真聖 「仲間」「責任」「感謝」「継承」などのキーワードが並びますが、シンプルでありながら、私たちが大切にしていたい言葉ばかりです。 どの学校の選手も、ぜひ、この言葉を大切にしながら、全力プレーを見せてほしいものです。頑張れ!高校球児! 2017.3.19 そしてそんな中、本日付(3/19)付の中日新聞のコラム「中日春秋」に、卒業式の「呼びかけ」の文が掲載されていました。本校でも「別れの言葉」として行っている、卒業生と在校生による「言葉の掛け合い」です。 以下に引用し、掲載させていただきます。 小学校の卒業式でよく行われる「呼びかけ」。卒業生たちが短い文章を分担し声を出し、ときに声を合わせ、六年間の思い出などを語っていく。「楽しかった!」「修学旅行!」。戦後、どこかの小学校が導入し、全国に広まったと聞く▼卒業式のシーズンがやってくると、同い年の友人は決まって、この「呼びかけ」の思い出を語りたがる。なんでも友人に与えられた呼びかけのせりふは「そして!」のみだったそうだ。「たった三文字の接続詞だよ」。四十年も昔の力不足をいまだに嘆いている▼三月には喜びの色と悲しみの色が混じり合っているようである。卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう▼あの友人は気に入らなかった「そして!」を誰よりも大きな声で発し、絶賛されたそうである。何のことはない、自慢話なのだが、担当した「呼びかけ」の言葉が何であったか、思い出せぬ身にはちょっとうらやましい思い出でもある▼考えてみれば、「そして」とは深い言葉かもしれぬ。その接続詞の後には、自分次第で変えられる未来や可能性がある▼挫折し「そして、泣き続けた」と続けるのか。それとも、「そして、立ち上がった」と続けるのか。三月の「痛み」にこの三文字を贈る。 ちなみに、本校の「別れの言葉」は、最短の文字が「春」の2文字です。しかし、トップバッターの言葉であり、立派に切り出してくれました。 また、途中、「もっと」の3文字を一人ずつ繰り返す場面がありましたが、全員で言う「すばらしい学校にしてください」につながる、力強い「もっと」でした。 長さはそれぞれですが、誰一人欠けても成立しないメッセージであり、87名が堂々と、言葉を紡いでくれました(※なお、他に「全員」「○組全員」「男子」などがあり、発する回数は、単純に、一人当たり二桁は超えていることを補足します)。 さて、そんな別れの寂しさと余韻に浸れる6年生の卒業式でしたが、中学校の卒業式からは、文中にあるように「卒業や新しい進路に胸を躍らせる若者がいる。その一方、進学、就職などで望んだ通りの道を歩むことがかなわなかった若者がいる。挫折に声を上げて泣く者もいるだろう」という場にもなってきます。 これからの将来は、様々な困難にも負けるときもあるかもしれませんが、ぜひ、その後に、もう一度立ち上がれる人になってほしいと思います。悔しい思いや、失敗を経験しながら成長する人は、強くなれます。 何年かしてからの古北っ子の活躍を、どこかで聞けることを楽しみにしています。頑張れ、卒業生! 2017.3.18 いい話の広場その編集者である志賀内泰弘さんが運営しているホームページ「いい話の広場」を定期的に訪問しているのですが、まさに「いい話」にあふれています。 また、本校は、それらの話のいくつかが掲載されている月刊誌「プチ紳士からの手紙」も購読(小中学校は無料・大人は有料)し、教師間で回覧をしていますが、そこには、メールや投書などで寄せられた「いい話」以外にも、志賀内さん自身が取材した「いい話」や、「その背景」なども掲載されています(参照:2015.6.29 大人が率先して…)。 「いい話」を読むと、心がホッコリするのと同時に、元気や勇気をもらえます。さらに、自分はそんな行動ができているだろうかということを振り返らされます。 大人が読むのもよし、内容によっては古北っ子に「これ、いい話だよ。読んでみては?」と進めるのもよし。心のビタミン剤になること間違いなしです。ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。 ちなみに、上記の本校の修学旅行の出来事「箸袋の『ありがとう』」の記事も、掲載されていますよ。 (※関連サイトは以下をクリック↓) ■いい話の広場 ■第1414号 ほろほろ通信『箸袋の「ありがとう」』志賀内泰弘 2017.3.17 今年の桜は…そんな気候になってくると、気になるのが、桜の開花日。 本校の桜の木(ソメイヨシノ)を見てみると、写真の通り、まだまだ小さなつぼみです。しかし、気温が高い日が続けば、ふくらむスピードも速くなりそうです。 そんな中、ここ最近の傾向を確認しようと思い、気象庁にある「生物季節観測の情報」のページを見てみました。昨年のこの時期に、「校長室から」で紹介していますが(参照:2016.3.25 生物季節観測)、その中に、「さくらに関する情報」として、「過去のさくらの開花日・満開日」などが記載されているのです。 すると、過去6年間は、以下の通りとなっています(数字は月日)。 2011 2012 2013 2014 2015 2016 平年値 開花日 3.27 3.30 3.19 3.24 3.21 3.19 3.26 満開日 4.6 4.6 3.28 3.31 3.30 3.31 4.3 今年は、「少し早い」とも言われていますが、どうなるでしょうか。 個人的には、やっぱり、入学式は、きれいに桜が咲き誇る中で行いたいと思っていますが…。 こればかりは、人間の力でなんともなりませんね。そんなタイミングになることを願っています。 (参考サイトは以下をクリック↓) ■気象庁|生物季節観測の情報 おいしかったですよ!完成したものを、校長室にもってきてくれました。 できあがったのは、「五平餅」と「カナッペ」。 タレの甘辛さと、餅米のおいしさが相性バッチリの五平餅と、 甘くてフルーティーなカナッペは、これまたおいしいものでした。 どちらも、5年生自身が「おいしい!」と言いながらいただいたのでは? とてもおいしかったですよ!ごちそうさまでした! (^o^)b 卒業を改めて実感改めて、卒業したことを実感させられます。 6年生の卒業後は…これまで、新班長・新副班長を温かく見守ってくれていた6年生がいなくなって、初めての登校となりました。 江森・山尻方面の、少しこぢんまりとしたであろう、6年生がいなくなった通学班の登校の様子を見に行くと、そんなことを感じさせない、元気なあいさつと、整然とした登校の様子を見ることができました。 横断歩道を渡り終えた後に、きちんと一礼をすると、それに応えるように、ドライバーの方も頭を下げていただけた方がみえました。ありがたいことです。 |
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