日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 なぜ、ほてっこ学習発表会をするの?

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いよいよ今週末には、ほてっこ学習発表会を開催します。

ほてっこ学習発表会の法的根拠 ついて説明します。

学校教育法 第4章に小学校について規定されており、
第三十三条に次のようにあります。

小学校の教育課程に関する事項は、(中略)文部科学大臣が定める。

その定めたものが学校教育法施行規則 です。

第二節に次のようにあります。
 
国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の各教科(以下この節において「各教科」という。)、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間並びに特別活動によつて編成するものとする。

ここに、「特別活動」 という言葉が出てくるのです。
これらの教科・領域を説明するのが「学習指導要領」 です。

その小学校学習指導要領「第6章 特別活動」の「第2 各活動・学校行事の目標及び内容」に次のようにあります。

[児童会活動]
[クラブ活動]
[学校行事]
[学級活動]


特別活動は、この4つから成り立っているのです。
ついに[学校行事] という言葉が出てきました。

その[学校行事]は、さらに5つに分かれています。

(1)儀式的行事
(2)文化的行事
(3)健康安全・体育的行事
(4)遠足・集団宿泊的行事
(5)勤労生産・奉仕的行事


ほてっこ学習発表会は、この(2)文化的行事に含まれます。

次のように説明されています。

平素の学習活動の成果を発表し,その向上の意欲を一層高めたり,文化や芸術に親しんだりするような活動を行うこと。

ほてっこ学習発表会は、あくまで「平素の学習活動の成果を発表」する会なのです。

これをさらに詳しく説明したものが「小学校学習指導要領解説 特別活動編」 です。

児童が学校生活を楽しく豊かなものにするため,互いに努力を認めながら協力して,美しいもの,よりよいものをつくり出し,互いに発表し合うことにより,自他のよさを見付け合う喜びを感得するとともに,自己の成長を振り返り,自己を伸ばそうとする意欲をもてるようにする。また,文化や芸術に親しみ,美しいものや優れたものに触れることによって豊かな情操を育てる。

文化的行事は、大きく二つに分かれ、それぞれ例示されています。


文化的行事には,児童が各教科などにおける日ごろの学習の成果を総合的に発展させ,発表し合い,互いに鑑賞する行事と,児童の手によらない作品や催し物を鑑賞する行事とがある。前者には,学芸会,学習発表会,作品展示会,音楽会,読書感想発表会,クラブ発表会などがあり,後者には,音楽鑑賞会,演劇鑑賞会,地域の伝統文化等の鑑賞会などが考えられる。


この中の、「学習発表会」にあたるものが「ほてっこ学習発表会」なのです。

かつて布袋小では、偶数学年が展覧会(作品展示会)、奇数学年が学習発表会をやっていました。(現在でも、そうした学校もあります。)

また、今の体育館が完成した翌年(昭和59年)には、全学年が体育館で学習発表会を行いました。
私は6年生担任でしたので、音楽好きな子が集まって、「オープニング」「白鳥の湖」「ジョン・ウィリアムス・メドレー」などの器楽合奏をしました。
当時はまだ珍しかったシンセサイザーを並べて、シンフォニックな演奏をしたことを覚えています。 

器楽の他には、合唱、ミュージカル、歴史劇、生活劇があり、学級を解体し、5つに分かれてそれぞれ練習し発表しました。メンバーの中には、今の保護者の方も何人かいます。懐かしいですね。

行事のもち方は、各学校に任されているのです。

今年は、名称も変更し、「学芸」から「学習」にシフトしました。

さて、今週末にはどんなドラマが生まれるのでしょうか・・・。

岐阜市立加納中学校中間研究報告会

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昨日は、岐阜市立加納中学校中間研究報告会 へ行ってきました。

テーマは「社会で生きる力の育成」です。

加納小・加納中は、道徳や特別活動にも力を入れている学校ですが、秋には教科指導の発表を行っています。

まず全校の教室や掲示物等を見て回りましたが、学級経営・学年経営、生徒会活動などへの力の入れ方が随所に感じました。

また、生徒による学び方チェックも充実しており、参観者に、学び方や授業への参加態度への感想尋ねてきます。
笑顔でのあいさつもできており、申し分ありません。

合唱もさすがに上手で、高音も下がりません。ハーモニーもしっかり響いています。

社会科の授業は、松平定信と田沼意次の比較、議院内閣制と大統領制の比較を検討する授業でした。
歴史を参観しましたが、話し合いにより深まっていく姿が見られました。

実際には、田沼政治=わいろ政治というのは、現在ではかなり否定されています。
その根拠が田沼政治を批判した松平定信の関係者によるものばかりだからです。
明治政府が田沼を見本にしているものが多く、田沼の先見性が再評価されています。

他の教室でも教科の「見方・考え方」が意識されていました。

高いレベルを維持し続けている,すばらしい学校でした。





第47回農業まつり 市民農産物秋の収穫祭

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すいとぴあ江南で、第47回農業まつり 市民農産物秋の収穫祭 が開かれています。

そこでは、678組が栽培した野菜も展示されています。

今日(11日)まで開かれますので、ぜひお出かけください。


江南マルシェ 藤の市

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江南マルシェ 藤の市 の様子です。
開始直後から、多くの人で賑わっていました。
多くのほてっこ親子にも会うことができました。
まちの元気のためにがんばるスタッフの皆さん、がんばってください!

江南マルシェ 藤の市で 前田屋が復活!

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今朝の中日新聞尾張版の記事を紹介します。

駄菓子屋の前田屋は、私(校長)が小学生の頃に通っていた駄菓子屋の一つです。
その前田屋が、明日復活します。

前田かねおさんもお店に立たれるとのこと。

すごいイベントです。

愛知県社会科教育研究大会

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昨日は、一宮市木曽川文化会館で開催された、愛知県社会科教育研究大会に参加しました。
主催の愛知県社会科教育研究会は、一昨年まで私が会長を務めていた会で、尾張と三河が交互に発表会を持っています。

今年は、一宮市の実践発表を聞きました。

最後に、昨年まで文部科学省初等中等教育局視学官の澤井陽介先生の講演がありました。
澤井先生の講演は何度も聞いていますが、毎回新鮮です。
今回も有益でした。

今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子です。

表彰状の紹介のあと、一昨日の自主防災訓練の様子を紹介しました。

「大地震の時は、消防車や救急車は来ることができません。道路が通れないからです。火は自分たちで消して、けが人は自分たちで応急処置をしなければなりません。そのために訓練をしているのです。」と説明しました。

次に、布袋ぶらりん日和の紹介をしました。
このようなイベントは、布袋にしかありません。
今日のお題は、なぜ布袋は元気なの?

戦国時代は、生駒屋敷のある小折は尾張北部の中心地の一つでした。

明治に入ると、丹羽郡役所が布袋に置かれたのです。布袋が、丹羽郡の政治・経済の中心地だったのです。その伝統が、今も残っているのです。と説明をしました。

「布袋小のみんなも、その伝統を支え、引き継ぐ人になってください。」とお願いをして朝礼を終えました。

最後は、仲良し委員会による週のめあての振り返りです。

岐阜市立長良西小学校・長良中学校を訪問しました

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昨日、岐阜市立長良西小学校・長良中学校を訪問しました。

長良中学校のほぼ全員が長良西小学校という、小中連携のしやすい学校です。
特長は、「息の長い語りができる」こと。
長良地区全体に言えるのですが、特にこの両校は自分の言葉で長く語る子供たちの姿を見ることができます。

長良西小学校 中間研究発表会
『社会を創造する子』を目指して
 〜既知で創り出す授業を通して〜


6年生の社会科の授業は直接見てはいませんが、板書や掲示資料、子供たちのノートを見る限り、とてもレベルの高い授業が行われたことがわかります。

算数の前には、各自がタブレットでドリル学習をしていました。

1年生の体育「風船バレーボール」は発達段階に合っているユニークな取組です。

教科の「見方」を「かぎ」で表示してあるところもありました。

その他、多くの参考になる情報をいただきました。


長良中学校 中間報告会
「生活をきり拓く子」を育てる学習指導
 〜子供が「見方・考え方」を働かせ、深い学びを通して「つけたい力」を身につける指導の在り方〜


廊下の掲示では、生徒が学びを作っていることがわかります。東長良中学校のように、目指す授業や輝く仲間が紹介されています。

学級経営とそれに伴う総合的な学習の紹介もよく錬られています。

社会科ではアフリカ州の授業を参観しました。
コートジボワールの一人の人の生き方を通して、アフリカが抱える問題を浮き彫りにしていきます。
教材研究の深さには驚かされます。
それにしても、一人一人の発言が長い!そして、みんながよく聞いています。

マット運動では、人形を使って互いにアドバイスをし合っています。

教科毎に「見方」が掲示してあります。

こうした先進校を見ると、視野が広がります。

今日は文化の日

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きょうは「文化の日」 です。
実際に、江南市でも美術展が開かれています。

昭和23年施行の国民の祝日に関する法律 では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」としています。
国民の祝日に関する法律も、施行以来70年たちました。

明治21年11月3日に、現在の憲法が公布されたことを踏まえたものですが、憲法記念日は施行日に当たる5月3日が選ばれました。

それでは11月3日はどうして祝日に?

文化の日となる前には、11月3日は「明治節」、すなわち明治天皇の誕生日だったのです。

今、明治維新が注目されています。

明日の西郷どん も楽しみです。

道徳 研究協議

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昨日は河合宣昌先生をお招きして、2年5組で道徳の研究授業を行いました。
授業後には、その授業についての研究協議を行いました。

こうした取組を「現職教育」といいます。

実は、世界の学校でこうした取組が行われているのは日本だけだそうです。
そして、世界の各国が、この方法を散り入れようとしているとも聞きました。

いかにして授業をわかりやすく、楽しくしていくか。
私たちは、これからも学び合っていきます。

第500回 社楽の会

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昨日は、私(校長)が世話係をしている社会科教師の集まりである社楽の会500回の節目を迎えました。
平成6年6月3日の第1回から24年です。
今では全国で普通に行われている「職業体験」や東京での事業所訪問は、この会からの発信で広がっていきました。

今後も、「情報は足で稼げ」「face to face」を合い言葉に、アンテナを高くして、楽しい社会科の授業づくりに努めていきたいと思います。

教師力アップセミナー 横山浩之先生

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昨日は教師力アップセミナーを開催しました。
講師は、今回で4回目の横山浩之先生です。
福島県立医科大学 医学部 小児科学の教授です。
簡単に言えば、発達障害が専門の小児科のお医者さんです。

テーマは自立を目指す特別支援教育とは?
   就労を目指した特別支援教育の在り方について

いつも、短い言葉でずばっと教えてくださる横山節は今回も健在。

ADHDや自閉スペクトラム症、知的障害の子ども達の特徴、コンサータ・ストラテラ・インチュ二ブの違い、そして今回のメイン「通常学級における特別支援教育」についてお話をしていただきました。

一人の発達障害の児童から学級崩壊状態になった事例から、その対処法を教えていただきました。
そのコツは、「学級経営を個別指導に優先させる」ことです。

横山先生が小学校1年生に行った授業の動画を見ながら、そのノウハウを学びました。
といっても基本は同じ。
昔から行われてきたこととかわりません。
若い人に伝えていきたいと思いました。

平成30年度 第3回学級力向上研究会(中部部会)

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昨日は、平成30年度 第3回学級力向上研究会(中部部会) に参加しました。

この夏、本校の現職教育の講師としてお招きした、愛知教育大学の 磯部 征尊 先生 が主宰する研究会です。

「学級力」を高めるために取り組んだ実践について、一宮、関、名古屋、西宮、広島の先生による発表を聞きました。
それぞれ、学校規模や環境、発達段階(小2から中3まで)も異なるので、興味深く聞くことができました。

特に、荒れた学校を「学級力」で立て直した広島の先生の実践はすばらしく、これから取り組んでいく学校には貴重な先例になることでしょう。

その後は、多くの参加者と懇親を深めました。

岐阜市立長良小学校研究発表会

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岐阜市立長良小学校研究発表会に参加しました。

現在、校舎の建て替え中で、3階建てのプレハブ校舎で学んでいます。

毎年来ていますが、今年の実践も素晴らしいものでした。

また職員に紹介して、布袋小にもよいところを取り入れていきたいと考えています。

横田喜三郎さん

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日本で一番給料が高い公務員は?

誰でしょうか?じつは、2人います。
1人は、内閣総理大臣。
そしてもう1人は、最高裁判所長官です。内閣総理大臣と同格なのです。
ちなみに、次には衆議院議長・参議院議長が続きます。

それでは、江南市出身の最高裁判所長官は?

それが、横田喜三郎 さんなのです。赤童子の岩田家に生まれました。

日曜日に行われた「横田文化事業弁論大会」の「横田」とは、横田喜三郎さんのことなのです。
国際法の権威で、「世界と共に歩む」という言葉は有名です。

上の写真には、アメリカのケネディ大統領やローマ法王と会見している場面もあります。

ぜひ名前を覚えておいてくださいね。

長谷川 心那 さんのスピーチ

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昨日の平成30年度 江南市横田教育文化事業弁論大会では、ゲストとして、昨年、第11回全国高等学校英語スピーチコンテスト 全国大会 第2位 の、国際教養科 長谷川 心那 さん (現在3年生)が、その時のスピーチを英語でしてくれました。

その内容は、ここから見ることができます。
 http://www.bihoku-h.aichi-c.ed.jp/school-future.html#genkou

スピーチコンテスト日本語要旨
 日本は多重国籍を認めていないために、イラン人を父親に持つ自分は、成人後に父親か母親か、どちらかの国籍を、選択しなければならない。多重国籍を認めることは、日本にとっても有益である理由を、文化、経済、平和維持の3点から主張する。

このスピーチは、国家を動かすかもしれません。
そんな気がします。
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八剱神社祭礼

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今日は校区の各地で秋の祭礼が開かれる日でした。

横田教育文化事業弁論大会を中抜けして、代表して八剱神社祭礼を訪問しました。

私が毎年参加する古知野神社祭礼は、厄年や奉賛会の献馬以外は、子ども神輿を奉納します。

しかし、布袋は、町事に大人が神輿を担いでいるのに感心しました。

祭の形は、ところが変わればずいぶん違います。

江南市内だけでもいろいろあります。
ぜひ他の地区の祭礼も訪ねてみてください。

平成30年度 江南市横田教育文化事業弁論大会

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今日は 平成30年度 江南市横田教育文化事業弁論大会が開かれました。

その由来となった横田 喜三郎 については、後ほど紹介します。

応募総数約2千人の中から各学校で選ばれた、中学校12人、高校生8人が、「将来の夢」について語りました。
レベルの高さに驚きました。

また、昨年、第11回全国高等学校英語スピーチコンテスト 全国大会 第2位 の、国際教養科 長谷川 心那 さん (現在3年生)が、その時のスピーチを英語でしてくれました。
実は、事前に原稿を見たときに、背中に電気が走ったほどのショックを受けました。
今日初めて実際に聴いて、すばらしいスピーチでした。

後ほど紹介します。

学習の秋 本番!

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先週金曜日の授業の様子です。
各クラスとも、充実した授業が展開されていました。

今年から、「ほてっこ発表会」から「ほてっこ学習発表会」に変更します。
これは「学芸」から「学習」への転換であり、目指すものの明確化です。
あくまでも「学校は学ぶところ」なのです。

授業は、個々が向上的に変容する場です。
明日からの授業でも、学習の秋 本番が続きます!

岐阜市立長良東小学校 校内拡大研究会

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昨日は、岐阜市立長良東小学校 校内拡大研究会に参加しました。
17年ほど毎年訪問していますが、その間、公立小学校としては全国でもトップレベルの授業を維持している学校です。
教師は数年で異動していきますが、学校の良さがずっと引き継がれているところが最大の魅力です。

学校全体で共有している「話す、聞く約束」などは、当時とほとんど変わっていません。変わったのはタブレットなどの道具ですが、あくまでも道具です。

子どもたちの話し合いにより問題解決していく姿勢や、練りに練られた教材研究、温かい人間関係に基づいた全員参加型の授業は当時のままです。

理論は個人研究が基本です。
しかし社会科の視点で見ると、他の市内の小中学校と大枠で共有されているのが、岐阜県の組織の素晴らしさです。

丹葉地区からも、多くの参観者がありました。

身近にこうしたモデルがあることをありがたく思います。
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学校行事
11/13 ALT
11/16 ALT
11/17 ほてっこ学習発表会
11/19 クラブ7

学校通信「夢ひろば」

PTA

その他

ほけんだより

道徳教育の歩み

江南市立布袋小学校
〒483-8148
江南市布袋下山町南167
TEL:0587-56-3200
FAX:0587-56-3421