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『メンデルの実験は本当か』(授業者:川口)

 9年生の理科では遺伝の勉強をしています。分離の法則によって遺伝子の組み合わせのしくみを知った9年生は、茶色のゴールデンハムスターと黒色のゴールデンハムスターの子どもが全て茶色でも、その茶色同士の子どもには黒色が生まれることを説明することができます。そこで、実際にその考え通りのことがおこるのかどうか、メンデルの実験を遺伝子カードで再現してみました。学級の全員が『Aa』の遺伝子をもっているとして、1人1人が『A』と『a』の遺伝子カードをもち、ペアを組んで50回の遺伝子の組み合わせをつくりました。その結果を学級全体で合計してみると、(のべ850回)優性の形質があらわれるAAとAaの組み合わせの合計と劣性の形質があらわれるaaの数の比は、ほぼ3:1になりました。あらためて、メンデルの発見に感銘を受けました。
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『あなたは、許せますか、許せませんか?』(授業者:望月)

 家族と出かける用事より優先して友達と遊ぶ約束をしていたのに、時間になってもいっこうに現れない。2時間たったところで、友達が現れた。急に家で留守番を頼まれたという友達の話を聞いて、友達を許せるか許せないかを話し合った。すると「失敗はだれにでもあるから許せる」「自分が許せないと言われたらいやだから」「出られたんじゃないか」「連絡をしてくれたら」等、両方の意見が出てきた。そこで授業者が「班になって、友達に何と声をかけるか、考えてください。また、どうしてその声をかけるのか、理由も教えてください」と言うと、「次回は遅れないと信用しているから」「留守番を頼まれてもせめて電話には出てほしいから」「理由を聞かずにはおこれないから」等の理由がでてきました。思いやりや心遣いを考える1時間になりました。
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『はしのうえのおおかみ』(授業者:橘川)

動物たちが使っている丸太の橋で、おおかみは、「どけどけ、じゃまだ。」とうさぎをどかします。そんなおおかみが、出会った大きなくまは、おおかみをかかえると反対側に渡してくれました。この話を読んで、生徒は、「くまの後ろ姿を見送っているとき、おおかみはどんなことを考えているか」を話し合いました。授業者が、おおかみがやさしい顔になった理由を問いかけると、「くまさんにやられたから」「だっこされた」「くまさんに教えてもらって」「くまさんみたいになろうとして」などの考えが出た。その後、授業者が、「おおかみさんのように親切にしてもらったり、親切にしたことはありますか」と、問いかけると、「ともだちが鉛筆拾ってくれた」「遊んでくれた」等の温かい内容の発言が続いた。
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『聞く地蔵、聞かぬ地蔵』(授業者:大久保)

 老僧の、「東のお地蔵様は願いをすぐ叶えてくれるが、西のお地蔵様はなかなか叶えてくれない。しかし、皆、西のお地蔵様に参った方がよい。」という話を聞いた村人が先を争って東のお地蔵様にお参りしたら、村中みんなお金持ちになり、病気の人はいなくなりました。7Aの道徳は、その話を聞いて、「自分はどちらの地蔵にどんな願いをかけるか」を話し合う授業でした。はじめは東の地蔵に願いたいという生徒が多かったが、西の地蔵に「バスケがうまくなりたい」等の願いをする生徒の意見を聞くうちに、「なりたいものがあるなら、自分の力でなりたい。やりたいことがあるなら自分の力でやりたい」等の考えが増えてきました。終盤には、自分で苦難を乗り越えることの大切さが議論の中心になっていました。
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