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『よこはいり』(授業者:黒田)1/26

 わたしがブランコで遊んでいると、いつもいばっているおさむ君がよこはいりして1年生のブランコを取り上げました。1年生が「お兄ちゃん、ずるいよ。返してよ。」と言っても知らんぷり。わたしは注意しようと思うのですが、きのうもいじわるされたこともあって、なかなか言えません。とうとう1年生の子が泣き出しました。2Aの生徒は、おさむさんににらまれたときにわたしはどんなことを思ったのかを考えることを通して『勇気』について話し合いました。にらまれたときは、「いやな気持ちになった」「1年生の子に替わってあげて」「かわいそうじゃないか。どうしてそんな意地悪するの」「先生に言おうかな」等の意見が出ました。授業者が「おさむさんににらまれた後、わたしはどうするでしょう」と、問い直し、「帰っちゃう。黙って見ている。もう一度注意する」と3つの例をあげると、生徒の多くが『もう一度注意する』で手をあげました。そこで授業者は「じゃあ、みんなにやってもらおう」と、役割演技を行いました。わたし役の生徒は、「なんで降りないの。1年生の子、泣いているんだよ」「先生に言いつけちゃうぞ」「降りなさいよ、ひどいじゃないの。昨日も今日も意地悪して、どうしてそんなに意地悪なの」等とおさむ役の授業者を注意しました。授業者が「どの言い方がよさそうですか」と問いかけると、生徒は「降りなさいよ、ひどいじゃないの」と注意し続けた生徒の名前を口にしました。授業の感想を書いた後、授業者は「もしこんな場面に出くわしたら、どうするか考えてみてください」と生徒に伝えて授業を終えました。 
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『どんぐり』(授業者:八代)11/21

 友達から公園にどんぐりがたくさん落ちていることを聞いたようすけ君は、寄り道をしないきまりを破って公園に行き、どんぐりを拾ってしまいます。家に帰ったとき、心配していたお母さんに「先生がいいって言ったから学校で遊んでいた」と嘘をついてしまいます。しかし、ランドセルをいすに置いたときに、中からどんぐりが床の上に転がり出てしまい、とっさに「友達にもらった」と嘘を重ねてしまいます。2Bの生徒はこの話を聞いて、『正直』について考えました。ようすけ君が嘘をついたのは、「おこられたくない」「慌てていて言っちゃった」からではないかという意見が出ました。それに対して「嘘がばれるともっとおこられるよ」というつぶやきが出ました。授業者が「もっとむねがどきどきしたとき、ようすけ君はどんなことを思ったでしょう」と主要発問を問いかけると、「ばれるまで、ずっと嘘をついておこう」「正直に言おうかなあ、迷う」「怒られたくないけど、正直に言った方がよい」「正直に言おうか、嘘を言おうか‥」「もう嘘がつけない」等の発言が続きました。そこで、授業者が母親役となって動作化を行いました。生徒はお母さん(授業者)の前で「このどんぐりはもらったんだよ。」と嘘をつき続けるのですが、授業者にどんな気持ちだったのかを聞かれると、「きつかった」「あやまっちゃた。嘘はつき続けると大きくなるから」「正直に言った方がいいと思った」等の気持ちを答えました。最後に授業者が「正直って何」と問いかけると「本当のことを言うこと」「嘘を続けてもいいことはない」という意見がでました。正直に生活することの良さについて、しっかりと考えることができました。
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『星への手紙』(授業者:東)11/17

 筋ジストロフィー症になってしまった主人公の少年は、中学に入り入院します。だんだん体が自由に動かせなくなる事実を知り、死んでしまおうと考えます。そうすれば、両親が苦労して看病に来なくてもすむからです。そう決めた日から少年は一切ものを食べなくなります。心配したお母さんがスープをつくって口元に運ぶのですが少年は食べません。しかし、母の涙に気づいた少年が一口スープを飲むと、母はもちろん、看護師達も大喜びします。そんな話を聞いて、5Aの生徒は『お母さんや看護師さんたちの涙を見たとき、あなたならどんなことを思いますか』という問いかけについて考えました。「身内じゃ無いのに涙を流してくれた」「お父さん、お母さんのために1日でも長く元気に過ごしたい」「みんなが涙を流してくれたから死ねない」等の意見が出ました。さらに授業者が「少年は生きることへの考えが大きく変わりました。なぜこうなったのでしょう」と、問いかけると「最初は周りの気持ちが分からなかったけど、うれしいと思った」「迷惑をかけたくないと思っていたけど、生きようと思った」「生きる価値を知った」「生きることより死ぬことの方が迷惑をかける」等の意見が出ました。命の価値について、みんなで考える機会になりました。
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『輪投げはやめた』(授業者:溝口)11/13

 サッカーボールを買うお金をためてきた主人公が、友達と出かけたお祭りで輪投げをやります。景品のゲームソフト獲得まであとちょっとというところでした。友達からは、「あとちょっとだ。もう一回やろう」と声をかけられます。しかし、サッカーボール代に手をつけないでおこうと自分で決めて出かけてきたので主人公は迷います。そんな話を聞いて4Aの生徒は『自分なら、輪投げをやるか、やらないか』を考えました。『やる』という考えの生徒は「祭りの輪投げは今しかできない」「また貯めれば良い」などの理由を発表しました。『やらない』考えの生徒は「せっかく貯めてきたのに」「本当に欲しいものなのか」「(輪投げを)失敗したらまたやってしまうから」などの理由を挙げました。お互いの意見を聞き合った後、授業者が「友達の意見を聞いて、どう思いましたか」と問いかけると、「〇〇君の意見を聞いて、今必要なものではないからいらないと考えが変わった」などの発言がいくつか続きました。人に影響されず、自分で決めたことをやり通すことの価値についてじっくり話し合う授業になりました。
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生徒総会

 14日の火曜日の1時間目に、5年生から9年生の生徒がアリーナに集まって生徒総会をもちました。総会の中心は、各委員会の活動方針案の検討です。事前に質問を受けていた委員長は、その回答も活動計画案に加えて説明していました。アリーナに通る声で堂々と話している委員長の姿にはたくましさを感じました。
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『一次関数』(授業者:伊藤睦)

 8年生の数学は、一次関数の勉強をしています。この日は、今まで勉強したことをいかして携帯電話の料金プランの中から目的に合ったプランを見つける学習でした。式、表、グラフを活用して、特定の使い方のときに一番得をするプランをグループで考えました。各プランをグラフにして比べてみると、使用時間と料金の関係がずいぶん分かりやすくなりました。
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『新聞の社説を比較して読もう』(授業者:柴田)

 9年生の国語では、説明文を読んで、表現の工夫や論の展開方法について考える学習を行っています。この日は、2つの社説を比較して、いくつかの観点で評価する学習でした。社説を読んで、気づいたことをワークシートに書き込んでから、2つの社説の特徴について話し合いました。お互いの考えを聞く中で、文章の表現力とその効果について学ぶことができました。
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『日本の諸地域』(授業者:赤岩宏彦)

 8年生の社会科では日本の諸地域について勉強しています。この日は、自分が暮らしてみたい地域の理由を説明することで、日本の諸地域の特徴をとらえる学習でした。グループごとに暮らしたい地域と理由を絞って、それをタブレットでモニターに映し出しました。それによって、瞬時に他の班の考えが分かるので、他の班の考えの良いところを取り入れることが簡単にできました。社会科では、時折このようにタブレットを活用した授業を行っています。
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『ハンドボール』(授業者:大久保、鬼頭)

 7年生は保健体育でハンドボールを練習しています。男女いっしょにやっています。ボールキャッチのポイントを、1つ1つ言葉で確認し合いながらキャッチボールの練習をした後、ジャンプシュートの練習をしました。どこにシュートを打ったらよいかを考え、仲間と話し合いました。まとまった考えをもとにシュート練習をしました。話し合い、教え合うことが技術の上達につながることを実感しました。
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『国の政治のしくみ』(授業者:伊藤真生)

 9Aの社会科では、政治の勉強をしています。この時間は、なぜ衆議院が優越されるのかを考えました。考える材料として、まず、ねじれ国会の問題点について考えました。話し合いの中で話題にあがったのは両院で議決が異なった場合の問題点です。それを考えると、衆議院が優越される意味が見えてきました。選挙が近いこともあってか、熱心なグループ討議が行われました。
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『初恋物語』(授業者:伊藤真)

 9Aの道徳では、相互理解と健全な異性観について考えました。資料の主人公には、気になる異性がいます。同じクラスのY子です。いつもバスから降りる姿を目で追ってしまうのです。そんなY子から、主人公はバレンタインデーの日に手紙をもらいます。体がふわっと浮くように感じたのも束の間、間髪を入れずに後輩の女の子がチョコレートとマフラーを持ってきました。ぼくは一瞬うれしかったのですが、どう答えようか迷うところで資料は切れていました。授業者が「あなたなら、どんな返答をしますか」と発問すると、生徒の考えは、圧倒的に『受け取る』側に傾きました。「相手に申し訳ない」「せっかく作ってくれたので断れない」「受け取って付き合うことにならないならよい」「チョコが食べたい」等、理由は様々でした。授業者は、「Y子が見ているかもしれないよ。それでも受け取るの」と揺さぶりをかけると、近隣同士での話し合いが始まりました。「訳を言えば大丈夫じゃない」「今つきあっているわけじゃない」等のつぶやきが聞こえてきました。授業者が「もう一度考えて、相手に何と言うかを短冊に書いてください」と指示して短冊を黒板に貼りました。短冊にそう書いた理由を聞くと、「Y子が好きだから、後輩に変な気をもたせたくない」「もし受け取るとしても付き合わないと言うことで相手のことを考えている」等の意見が出ました。相手を思いやる行為について、いろいろな面から考えた1時間でした。

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『裏庭での出来事』(授業者:柴田)

 9Aの道徳では、自律と責任について考えました。主人公の健二が友達2人とともに学校の裏庭にサッカーをしに行ったとき、ネコに狙われていた雛を守ろうとして雄一がガラスを割ってしまいます。先生を呼びに行っている間に、健二も大輔にひっぱられてサッカーボールで遊んでいてガラスを割ってしまいます。先生が来たときにそれを言い出せずにいた健二は、雄一と気まずくなり、先生に本当のことを言う決心をするという資料でした。「あなただったら、先生に話しに行きますか」という問いかけに、生徒達がワークシートに書いた考えの多くは『行く』でした。具体的な考えを聞いてみると、「嘘をついたら毎日が罪悪感でいっぱいになる」「後でばれたら‥‥」「怒られるのがこわい」「過去に似たことがあって行けなかった」「行くと大輔におこられる」等の発表がありました。大輔との人間関係と先生のところへ行くことを天秤にかけてグループでじっくり考えた後、再度考えを発表したら「大輔と気まずくなっても行った方がよい」等の考えが多く出ました。責任について、じっくりと考えた1時間でした。
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『美しい母の顔』(授業者:伊藤睦)

 8Aの道徳では、家族愛・家庭生活の充実について考えました。主人公の母の顔の半分はやけどでただれています。主人公は、友達にこのことが知れ渡ることが怖くて母に絶対に学校に来るなと言っています。ある日、忘れた宿題を届けた母に主人公はひどいことを言ってしまいます。しかしその晩、母のやけどは幼い自分を火事から助けたためだと知り泣きじゃくります。主人公のそのときの気持ちをみんなで考え、話し合ってみました。「守ってくれてありがとう」「助けてくれたのにひどいことを言っちゃった」「自分がやけどをしなかったのはお母さんのおかげ」等の意見が出ました。話し合いを通して、「改めて、家族は居てくれないと困る存在」であることにみなが気づきました。
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『月の形が日によって変わるひみつ』(授業者:望月・堀川・川口)

 強い光の出る懐中電灯を太陽に見立て、白いボールを月に見立てた実験で、日によって月の形が変わって見える理由を考えてみました。月に見立てたボールを少しずつ移動させると、光が当たって輝いて見える部分の形が変わりました。どのように変化するかを確認した後で図にまとめ、太陽と月、観測者の位置と月の形の関係について話し合いました。話し合いを通して、月の位置の変化によって明るく光って見える部分の形が変わることと、その変化の様子がよく分かりました。
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『メンデルの実験は本当か』(授業者:川口)

 9年生の理科では遺伝の勉強をしています。分離の法則によって遺伝子の組み合わせのしくみを知った9年生は、茶色のゴールデンハムスターと黒色のゴールデンハムスターの子どもが全て茶色でも、その茶色同士の子どもには黒色が生まれることを説明することができます。そこで、実際にその考え通りのことがおこるのかどうか、メンデルの実験を遺伝子カードで再現してみました。学級の全員が『Aa』の遺伝子をもっているとして、1人1人が『A』と『a』の遺伝子カードをもち、ペアを組んで50回の遺伝子の組み合わせをつくりました。その結果を学級全体で合計してみると、(のべ850回)優性の形質があらわれるAAとAaの組み合わせの合計と劣性の形質があらわれるaaの数の比は、ほぼ3:1になりました。あらためて、メンデルの発見に感銘を受けました。
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『あなたは、許せますか、許せませんか?』(授業者:望月)

 家族と出かける用事より優先して友達と遊ぶ約束をしていたのに、時間になってもいっこうに現れない。2時間たったところで、友達が現れた。急に家で留守番を頼まれたという友達の話を聞いて、友達を許せるか許せないかを話し合った。すると「失敗はだれにでもあるから許せる」「自分が許せないと言われたらいやだから」「出られたんじゃないか」「連絡をしてくれたら」等、両方の意見が出てきた。そこで授業者が「班になって、友達に何と声をかけるか、考えてください。また、どうしてその声をかけるのか、理由も教えてください」と言うと、「次回は遅れないと信用しているから」「留守番を頼まれてもせめて電話には出てほしいから」「理由を聞かずにはおこれないから」等の理由がでてきました。思いやりや心遣いを考える1時間になりました。
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『はしのうえのおおかみ』(授業者:橘川)

動物たちが使っている丸太の橋で、おおかみは、「どけどけ、じゃまだ。」とうさぎをどかします。そんなおおかみが、出会った大きなくまは、おおかみをかかえると反対側に渡してくれました。この話を読んで、生徒は、「くまの後ろ姿を見送っているとき、おおかみはどんなことを考えているか」を話し合いました。授業者が、おおかみがやさしい顔になった理由を問いかけると、「くまさんにやられたから」「だっこされた」「くまさんに教えてもらって」「くまさんみたいになろうとして」などの考えが出た。その後、授業者が、「おおかみさんのように親切にしてもらったり、親切にしたことはありますか」と、問いかけると、「ともだちが鉛筆拾ってくれた」「遊んでくれた」等の温かい内容の発言が続いた。
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『聞く地蔵、聞かぬ地蔵』(授業者:大久保)

 老僧の、「東のお地蔵様は願いをすぐ叶えてくれるが、西のお地蔵様はなかなか叶えてくれない。しかし、皆、西のお地蔵様に参った方がよい。」という話を聞いた村人が先を争って東のお地蔵様にお参りしたら、村中みんなお金持ちになり、病気の人はいなくなりました。7Aの道徳は、その話を聞いて、「自分はどちらの地蔵にどんな願いをかけるか」を話し合う授業でした。はじめは東の地蔵に願いたいという生徒が多かったが、西の地蔵に「バスケがうまくなりたい」等の願いをする生徒の意見を聞くうちに、「なりたいものがあるなら、自分の力でなりたい。やりたいことがあるなら自分の力でやりたい」等の考えが増えてきました。終盤には、自分で苦難を乗り越えることの大切さが議論の中心になっていました。
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学園祭ブロックカラー組み合わせ抽選会

6月20日の給食時、学園祭のブロックカラー組み合わせ抽選会がありました。9年生と6年生のブロック長がそれぞれくじを引いて、2学期に行われる学園祭に向けて、レッド・イエロー・ブルーの3つのブロックカラー、組み合わせが決まりました。
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『物が燃え続けるには2』(授業者:望月・川口)

 集気びんの中でろうそくを燃やして口(上部)だけを空けたら、燃え続けるのかを考えたとき、「扉から入ろうとする人と出ようとする人が同時にいると、出入りがしにくいように、空気も出入りをお互いにじゃまし合うと思う。」という発言が、クラスメイトの関心を引きました。すると、この考えをもとに「すき間を扉に例えるなら、大きく広い出入り口ならスムーズに出入りができるはず。すき間の大きさをいろいろ変えて実験してみよう。」と考えた生徒がいました。その生徒たちはその後の実験で、集気びんの口(上部)だけを空けるときは、すき間がせまいと空気の出入りがしにくく消えるが、すき間を広くすると燃え続けるということを見つけました。よい考えどうしがつながって、実験方法を工夫することにつながり、奥の深い学習をすることができました。
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