卒業式・オマケ編のつづきです。

　「卒業式に満開の桜を飾ろう！」というかけ声で、２月から職員が屋内で温度管理をしながら桜の木の世話をしてきました。勝手に私が“桜プロジェクト”と名前をつけてしまいました。（こんなことなら、木を切り出すところから画像を記録しておけばよかったなぁ・・・(-_-;)
　小さな冬芽をつけていた桜の木ですが、はじめは３階の教室、ある時はファンヒーターで暖房した校長室、予想以上に早く冬芽から花芽にわかれると、さむ〜〜い北向きの物品室、さらに低温の体育器具庫へ移動・・・などを行って卒業式前に開花の時期をむかえました。

　画像は卒業式前日の式場準備のようすです。重量のある桜の木は試行錯誤をしながら固定しました。

　子どもたちは驚いてくれたかな・・・

　３月２３日（金）、「平成２９年度　修了式」が学習ひろば（３階）で行われました。
　先日の卒業式で６年生をお祝いした桜の花はまだまだ元気ですので、こちらの会場にも飾って、子どもたちのようすを見守ってもらいました。
　加藤教頭の開式の言葉につづき、太田教諭によるピアノ伴奏で、全校児童が元気よく深川小学校 校歌を歌いました。
　修了証書授与は、最上級生の５年生からスタートです・・・

　つづいて４年生から１年生まで、学級代表の児童に修了証書を渡しました。
　代表児童はみんな卒業式での６年生の証書授与のシーンが脳裏に焼き付いていることや、前日にリハーサルを行っているので、実にきりりと堂々たる態度で証書を受け取ってくれました。
　（みんな確実に一年上の学年に進級できるね！）

　校長式辞では、全校児童で参加した卒業式における子どもたちのりっぱな姿が心に残ったこと、この一年間で子どもたちが大きく成長したことを話しました。
　後半では、東公園のあたりに誕生する小中一貫校の校名が「にじの丘学園」に決まったことや、その名前を考えたのは深川小学校の５年生であることを紹介しました。

　修了式につづいて、生活指導を担当する佐藤教諭が登場。
佐藤教諭は「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の日数を紹介した後、春休みに心がけなければいけないことは何かについて、子どもたちに問いかけました。

（春休みは何のためにあるのか・・お子さまにたずねてみてください）

　修了式が終わり、学習ひろばから教室へもどってきた子どもたちは、今年度最後の学級活動の授業を受けました。
　まずは１年、２年、おおぞら組の授業風景から紹介させていただきます・・・

　１年１組と２年１組ではそれぞれの担任が廊下で子どもたちと対面して、「あゆみ」（通知表）を手渡しながら、がんばったことやこれからの課題について話していました。
　おおぞら組では、「今日の日課の記録」を行っているところでした。最後の日も飼育舎のウサギのお世話、ありがとうね！

（３年１組）

　私がおじゃました時はちょうど、加納教諭が友だちや家族を思いやる心の大切さについて話していました。

（４年１組）

　太田教諭は「あゆみ」を一人ずつに手渡しながら、前に出た子がこの一年間で成長したことや、りっぱだったことを子どもたちに紹介していました。

（５年１組）

　この学級は廊下に出て、担任と子どもが一対一で、一年間の活動をふりかえっていました。教室の子どもたちは、課題に取り組みながら、自分の順番を待っていました。

　３月２３日発行の「中日ホームニュース」で、「ボトルキャップ回収運動」に取り組んでいる６つの学校が紹介され、深川小学校の児童会メンバーの写真などが掲載されました。

　３月２３日付の中日新聞（朝刊）に、瀬戸市小中一貫校の校名が「にじの丘学園」に決定した記事が掲載されました。
　また、朝のニュース番組でもそのようすが報道されました・・・

　３月２２日（木）の午後３時より、瀬戸市役所４階にある大会議室において「瀬戸市小中一貫校 校名発表セレモニー」が行われました。
　小中一貫校の校名募集に応募し、本校の磯谷くん（５年）の考えた校名がみごと選ばれましたので、加藤教頭をはじめ担任教諭らといっしょにセレモニーに出席させていただきました。
　セレモニーでは、学校教育課の松崎課長より、小中一貫校の校名が「にじの丘学園（瀬戸市立にじの丘小学校・瀬戸市立にじの丘中学校）」に決まったことが発表されると、カメラのシャッター音が会場にひびきました。

　セレモニーでは、「応募者あいさつ」や「賞状及び記念品贈呈」が行われました・・

　会場には、小中一貫校の模型が展示され、その横に決定した「にじの丘学園」などのプレートが置かれました。
　磯谷くんは、「応募者あいさつ」の中で、この校名を考えたときの理由やこれからの抱負について述べました。
　その後、伊藤瀬戸市長や深見教育長に囲まれて記念ショットを撮影してもらい、校名発表セレモニーは終了となりました。

　閉会後に磯谷くんは、テレビ局や新聞社よりインタビューを受けてました。（報道陣に囲まれて取材を受ける藤井六段や芸能人の気持ちがちょっとわかったかな・・・）

　３月２２日（木）、朝の登校風景です。
　６年生は卒業してしまったので、今日から通学班の新しいリーダーのもとで登校です。

　あいにくの雨降りでしたが、低学年の歩くようすを時々ふり返りながら進む高学年のようすが微笑ましかったです。

[今日のメニュー]

・ハヤシシチュー
・イタリアンサラダ
・ごはん
・牛乳

　今年度最後の給食は、人気メニューが登場しました。
　
　「ハヤシシチュー」のブラウンルーは調理員さんの手作りです。熱した釜に小麦粉をふるって、きつね色になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めます。
　その後バター、マーガリンをとかした中に、きつね色になった小麦粉をふるい入れて、牛乳とお湯でなめらかなルーを作っていきます。今日はブラウンルーの香りが３階まで漂ってきたそうです。

　「イタリアンサラダ」はキャベツ、にんじん、きゅうり、とうもろこしといった野菜のほかに、ベーコン、チーズ、アーモンドが入ったサラダです。ベーコン、チーズにしっかり塩味があるのでシンプルなフレンチドレッシングであえます。

　「発酵乳」は３月ということで桃の節句パッケージで登場です。「Aちゃん」がひしもちの上に乗っていました。

　２３日（金）は、一年間の締めくくりとなる「修了式」が行われます。
当日の日程は下記のとおりです。



　８：３５　〜　　８：４０　　健康観察・移動

　８：４０　〜　　９：００　　修了式　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　 ・校歌斉唱
　　　　　　　　 ・修了証書授与（各学年代表児童）
　　　　　　　　 ・校長式辞
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　 　・春休みの生活について　　　　　　　　　　　　　　　　

　９：１０　〜 　 ９：５５　　学級活動

１０：０５　〜　１０：２０　 教室移動


１０：３０　〜　　　　　 　　一斉下校

　まだまだ未公開シーンがありますので、「オマケ編」として紹介いたします。

　証書授与、在校生による「お祝いの言葉」、卒業生による「旅立ちの言葉」それぞれの学年の成長のちがいが見られて、興味深かったです。

　6年生による「旅立ちの言葉」と合唱シーンです。５年生は一年後の自分の姿をちらりと想像したのかな・・・

　学級活動が終わり、在校生・職員による最後の見送りです。卒業式に出席した英語担当のジェニー先生や学校サポーターの松原さんもアーチをもってくださいました。
　卒業生の登場を待つ保護者のみなさまのカメラ、スマートフォンの並ぶ光景がすごかった・・・

　卒業式当日のようすは、朝の登校風景から児童の下校まで、数名の職員のカメラに記録されていました。
　ここでおなじみの“オマケ編”として、卒業式の朝のようすを紹介させていただきます。

　６年生の教室の廊下には、色画用紙で作られた１２体の人形が並んでいます。その上には「大きくなったね」とタイトルがつけられています。
　それぞれの人形には、「卒業生の名前」と「小学校入学当時の身長（cm）」が記入されたカードがついています。
　一体ずつの顔や髪型、ポーズを見れば、ネームプレートをチラ見しなくても、だれか当てられそうです。

　どうやら人形のサイズは等身大（６年前）のようです・・・
　
　

　

　在校生より少し遅い時間帯に登校してきた卒業生が、６年前の自分と対面です。ちょっと恥ずかしそうな表情に見えます。（みんな、ずいぶん大きくなったね。現在の自分とツーショットの画像もありだったかな・・・）

　教室にやってきた卒業生は、４、５年生から胸にお祝いの花飾りをつけてもらいます・・・

　男子もすこしテレながら胸に花を飾ってもらいます。
　窓の外は雨。教室からながめる見なれた景色もこれで見おさめとなります・・・