最新更新日:2020/03/31
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1・2年 「おこしものづくり」 (1)

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2月28日(火)の2〜3時間目、家庭科室では、1・2年生・おおぞら学級合同の「おこしもの作り」が行われていました。
「おこしもの」というお菓子、この地方独特のもので、他府県の人がこの名前を聞いても「?」といった感じのようです。名古屋市で生まれた私自身(校長)も、瀬戸で教員になるまで、この存在は知りませんでした。
 では、「おこしもの」についての解説を少し・・

「おこしもの」とは、愛知県で桃の節句(ひな祭り)に供えられる和菓子の一つです。地域によっては、“おこしもん“であったり、“おしもん“、“おしもち“など、呼び名は異なるようです。その語源については諸説あるようですが、“木型から起こすことから、おこしもん“とか、“木型に押しつけることから、おしもん・・“などといわれています。
 作り方は、まず米の粉にお湯をまぜて練り上げ、木の型に入れます。次に型から取りだした生地に、赤や緑、黄色などの食紅で色をつけて、蒸し器で加熱したらできあがりです。菱餅(ひしもち)のようにお雛さまにお供えし、その後に家族で食べます。
 食べ方は、蒸したてのものを熱いうちに食べたり、お餅のように焼いて、焦げ目のついたものを砂糖醤油などをつけていただいたりします。
 調べてみると、愛知県の「おこしもの」に外見も名前もよく似た郷土菓子が、佐渡(新潟県)にあるそうです。その名前も「おこし型」と呼ばれ、材料や作り方も愛知県とほぼ同じですが、愛知が米粉のみで作られているのに対して、新潟のものは生地の中にあんこが入るのがスタンダードなのだとか・・・

 身支度をととのえた子どもたちは、はじめに作り方の説明を聞きます・・・



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