最新更新日:2020/03/31
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粘土作品の焼成(7月28日)

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 9月になると、せともの祭にあわせて「子ども陶芸展」が開催されます。
 夏休みに入って深川小学校では、図工担当教員が陶芸展にむけて、子どもたちが制作した粘土作品を焼成しています。
 7月28日(金)、この夏では二度目の焼成が行われました。
 粘土作品は、図工準備室にある「電気焼成窯」で焼かれます。焼成窯に作品を燃焼効率が良好になるように、作品を並べる作業を“窯入れ”と呼びます。
 窯入れでは、作品の高さに応じて、窯の中を三段または四段にわけて(三〜四階建てにして)、作品を入れていきます。
 一段目と二段目などをわけるのは、高温の焼成でも割れない耐火性のある四角い板です。また、それをささえる支柱も耐火性のあるじょうぶな材質でできています。「窯入れ」では、できるだけたくさんの作品が入るように高さをそろえて入れる工夫が必要です。
 また、粘土作品が割れずに焼成するためには、焼成の前に作品を十分乾燥させて水分を除くことが重要です。
 室内で乾燥させた作品は白っぽくなって表面的には乾いているように見えます。ところが、実はいろいろな水分が内部に残っている場合が多いものです。
 これらの水分は、粘土の化学構造の中にできる「すきま」に分子レベルで入り込んでいる場合が多いので、室温で乾燥したくらいでは簡単には抜けません。そのため、ガスによる炎や電気の熱などで強制的に水を追い出すための“あぶり”という工程が必要です。
 窯入れが終わると、電気焼成窯のスイッチがONになり、“あぶり”が始まりました。

 準備室のとなりの図工室には、まだまだ多くの作品が焼成されるのを待っています・・・
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