最新更新日:2020/03/31 | |
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4年 社会科 「水を治める」今日の授業で子どもたちは、明治時代にオランダから来日して、砂防や治山工事の技術指導に尽力した土木技師のヨハネス・デ・レーケの業績をまとめていました。 明治時代に政府は、海外の学問や技術の国内導入制度によって、ヨーロッパなどから技術者を招聘しました。こうした技術者らは、河川をはじめ港湾の改修工事や水源山地における砂防や治山の工事を体系づけることに貢献しました。 デ・レーケは4等工師として招かれ、淀川の改修や三国港の改修などに関わったり、愛知県では木曽三川分流計画には10年にわたり心血を注ぎ、その工事を成功させたりしました。 わが瀬戸市では、砂防の世界的権威者で東京帝国大学で砂防講座を開設していたオーストリア人ホフマンが砂防工事(現在の深川小北側の山林)を実施しました。 こうした日本の近代化の過程で欧米から招聘され、産・官・学の様々な分野で後世に及ぶ影響を残した人たちのことを“おやとい外国人”と呼びました。 ちょうど校長室の書棚に、「おやとい外国人とよばれた人」という絵本があったので、子どもたちに紹介しました・・・ |
瀬戸市立深川小学校
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