最新更新日:2020/03/31
本日:count up2
昨日:5
総数:237629
3月24日(火)1〜5年生臨時登校日(9:10下校)  4月7日(火)にじの丘学園小中学校入学式  4月8日(水)にじの丘学園小中学校始業式                                

きょうの給食(2月9日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・肉じゃが
・五色あえ
・ごはん
・牛乳

 今日の肉じゃがは牛肉、じゃがいもの他に、にんじん、玉ねぎ、こんにゃく、しいたけ、グリーンピースが入っています。牛肉は今月2回目の登場です。
 給食の肉じゃがでは“豚肉の日“や“牛肉の日“の二種類があります。肉じゃがの材料は地域によっても豚か牛か分かれますよね。この牛派、豚派は関東、関西でくっきりわかれるようで、関東は豚肉、関西は牛肉を使う家庭が多いそうです。(日本の真ん中に位置する愛知県はやや豚肉優勢だそうです。)
 また、馬肉が有名な熊本県では、肉じゃがに馬肉を使うときもあるそうです。
 みなさんのご家庭の肉じゃがはいかがでしょうか?

 五色和えはほうれんそう(緑)、にんじん(赤)、もやし(白)、揚げ(ベージュ)、ツナ(茶)の5色の食材が砂糖、醤油、ねりゴマ、すりゴマで和えてあります。

きょうの給食(2月8日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・鉄火みそ
・れんこんきんぴら
・麦ごはん
・牛乳

 「れんこんきんぴら」は今が旬のれんこんを使ったきんぴらです。
 れんこん(蓮根)は沼地など常に湿った場所で育ちます。愛知県では木曽川の低湿地に位置する愛西市での栽培が有名で、全国で4番目に多く収穫されます。
 れんこんのあの穴は通気孔といいます。泥の中で育つれんこんは空気に触れることができないためこの穴が空気の通り道として使われます。穴が多数あいているので「先を見通す」という意味があり、おせち料理やお祝いの食事に使われます。

 「鉄火みそ」は、”熱した鉄のように赤い”という意味で、赤い豆味噌を使うことから名付けられました。
 豚肉や大豆、大根、にんじん、ちくわ、いんげん、うずらの卵、こんにゃくなどを使っています。
 食材にちゃんと味がしみるよう、ぐつぐつと時間をかけて煮込みました。

きょうの給食(2月7日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・きしめんの汁
・ちくわの磯辺あげ
・ごまあえ
・きしめん
・牛乳

 今日は久しぶりの麺の日です。名古屋名物「きしめん」が登場しました。
 きしめんの名前の由来は、昔はキジの肉を使った「きじめん」がなまって「きしめん」になったといわれています。
 江戸時代、きじを使った料理はとても貴重だったので、徳川家だけが許された食べ物でした。そこで、きじの代わりに油揚げを入れることで、庶民も食べることができるようになりました。
 きしめんの材料は、うどんと同じなのですが、うどんよりも平たく延ばすため途中で切れたり折れたりします。きしめんを打つのは、職人の腕の見せどころだそうです。

 「ちくわの磯辺あげ」は青のりの入った衣をつけて揚げました。私はそのままいただきましたが、きしめんの上にのせてもおいしいですね。

 「ごまあえ」はほうれん草、にんじん、もやしを醤油、砂糖、すりごまで和えています。

きょうの給食(2月6日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・かきたま汁
・ぶり三河みりん焼き
・菜の花あえ
・ごはん
・牛乳
・ココア牛乳の素

 「ぶり三河みりん焼き」は、ぶりをしょうゆ、砂糖、しょうが、そして三河地方で作られたみりんで味をつけて焼きました。
 愛知県の三河地方は、醸造に適した水と温暖な気候に恵まれ、200年以上前から、みりんの醸造が盛んに行われています。 みりんを加えることで、料理に照り、つやを出し、コク、うまみを引き出す効果があります。
 ぶりは12月〜2月の寒い冬が旬の魚で、漢字で「鰤」と書きます。これは、師走(12月)ごろからおいしくなる魚というところから「師」の字がついた・・という説もあります。また、ぶりは大きさによって名前が変わる魚です。関東ではワカシ・ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではワカナ・ツバス→ハマチ→メジロ→ブリとなります。地方によってはさらに違い呼び名が100あるとも言われます。80cm以上の大きさになると、どの地域でも「ぶり」と呼ばれるようです。
 先週の土曜日は立春でした。今日の添え野菜では“なばな”を使った「菜の花あえ」が登場しました。

 なばなは若くてやわらかい花茎や葉、つぼみを食用にします。日本では奈良時代より前から食べられています。β−カロテン(体の中でビタミンAに変わります)が豊富で、骨の健康に必要なカルシウムやビタミンKも豊富です。

 「ココア牛乳の素」も登場したので、この季節牛乳がとても冷えていて飲み辛いのですがおいしく飲むことができましたね。


きょうの給食(2月3日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・野菜のポタージュスープ
・ひじきサラダ
・黒ロールパン
・牛乳
・節分豆

 2月3日は節分ということで「節分豆」が登場しました。
節分に豆をまくのはなぜでしょう?それは、昔から大豆の中には神様の力が宿っていると信じられてきたからのようです。鬼(災い)に豆を投げつけることにより退治できると考えられています。
給食に登場した豆は1年無事に過ごせるように、と願いながら食べてほしいですね!(投げてはいけませんよぉ〜)

「野菜のポタージュスープ」はかぼちゃのペースト、とうもろこしのペーストをベースに作られたポタージュスープです。かぼちゃペーストが入っているので鮮やかな黄色をしています。そのまま食べてもおいしいですが、スープを「黒ロールパン」につけていただきました。
通常のロールパンは砂糖を使用しますが、今日の給食では沖縄産黒糖を配合した生地が黒いロールパンです。黒糖の独特の風味があります。

「ひじきサラダ」は主役となるひじきを、オイルツナやほうれん草、にんじんなどの野菜といっしょに、ゴマドレッシングであえてあります。このサラダでカルシウムや鉄分などの栄養素をとることができます。

きょうの給食(2月2日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・五目みそ汁
・いわしのかば焼き
・小松菜のおひたし
・ごはん
・牛乳

 節分は明日(3日)ですが、給食には節分メニューとして「いわしのかば焼き」が登場しました。
 なぜ節分の日にいわしを食べるのかというと、いわしを焼くとたくさんの煙が出ます。昔から煙と独特のいわしの臭いが鬼(邪気)を追い払ってくれるといわれるからです。
 いわしは中性脂肪を低下させ、動脈疾患の予防などにも効果があるとされるDHAやEPAを多く含みます。また、丈夫な骨に欠かせないカルシウムやビタミンD、血液を作る鉄分、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB群などが豊富です。
 源氏物語の作者 紫式部もいわしが大好物でかくれてこっそり焼いて食べていたといわれています。平安時代ではいわしは下賤とされ平安貴族が食べるようなものではないとされていたので、こんなエピソードもあります。
 紫式部が夫の留守中にいわしをこっそり食べたところ、帰宅した夫に怒られました。紫式部はすぐさま
「日の本に はやらせ給(たま)ういわしみず まいらぬ人は あらじとぞ思ふ(日本で流行っている岩清水八幡宮に参らない人がいないように、いわしを食べない人なんていないと思うわ)」
という歌を詠んだのだとか・・・

 大根・にんじん・豆腐・あげ・わかめの入った「五目みそ汁」と、小松菜・にんじん、・もやしをしょうゆ、砂糖であえた「小松菜のおひたし」(いろどりがきれいでしたね)も登場し、今日の給食は“純和風メニュー“でした。

きょうの給食(2月1日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・ハヤシシチュー
・切干大根サラダ
・麦ごはん
・牛乳
・みかん

 2月最初の給食メニューは、大人気の「ハヤシシチュー」からスタートです。
「ハヤシシチュー」のブラウンルーは調理員さんの手作りです。熱した釜に小麦粉をふるって、きつね色になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めます。
 次に溶かしたバターの中にじっくり炒めた小麦粉をふるい入れ、牛乳とお湯を入れ丁寧に混ぜていくと、なめらかなブラウンルーになります。
 手作りルーにデミグラスソースや粉チーズ、生クリームも入っているのでコクのあるシチューになりました。
 今日のシチューのお肉は牛肉です!嬉しくなりますね。この他には、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、グリーンピースが入っています。

 「切干大根サラダ」は切干大根、ハム、にんじん、きゅうり、ごまが入ったサラダです。調理員さん“お手製しょうゆドレッシング“で味付けされています。
切干大根は秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにして、天日干しします。

 「みかん」もデザートに登場しました。
 果肉を包む皮(内皮)は少し分厚かったですが甘くておいしいみかんでした。

きょうの給食(1月31日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・瀬戸市産さといもの白みそ汁
・鶏肉のてりかけ
・野菜のおかかあえ
・わかめごはん
・牛乳

 全国学校給食週間は昨日まででしたが、今日も地元の食材を使用したメニューが登場しました。
 「瀬戸市産さといもの白みそ汁」は瀬戸市の矢正農園さんのさといもを使っています。さといものぬめりは、ガラクタンやムチンといわれる成分です。この2つの成分は消化を助けたり、腸の調子を整えてくれたりする効果があります。さといもの他にも、にんじん、大根、ねぎ、こんにゃくが入っていました。

 「鶏肉のてりかけ」は、鶏肉に下味をつけて唐揚げにし、醤油、砂糖などで作った甘辛いたれにつけています。先月は登場しなかったので嬉しいですね(^ω^)
大人気のてりかけは最後にとっておく子が多い気がします。

 「野菜のおかかあえ」は細くスライスしたキャベツを茹でて冷まして、しょうゆ、さとう、かつおぶしで和えてあります。
 冬キャベツは葉が分厚く、葉の隙間が少なく詰まっているのが特徴です。

きょうの給食(1月30日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・ひきずり
・五色あえ
・ごはん(瀬戸市産あいちのかおり)
・牛乳
・お米のタルト

 「全国学校給食週間」最終日です。今日の給食のテーマは“愛知の郷土料理”ということで、「ひきずり」が登場しました。 
 愛知県ではすき焼きのことを「ひきずり」と言います。すき焼きなべの上で肉をひきずるようにして食べたことから、「ひきずり」と呼ばれるようになりました。大みそかにはひきずりを食べて、年の終わりまで引きずって、きたいらないものを、その年のうちに片づけてから新年をむかえるという習慣がありました。
 また、すき焼きには牛肉を使いますが、愛知県では名古屋コーチンなどニワトリの飼育がさかんなので、ひきずりにも鶏肉(とりにく)が使われます。

 「五色あえ」はチンゲンサイ(緑)、にんじん(赤)、もやし(白)、揚げ(ベージュ)、ツナ(茶)の5色の食材が砂糖、醤油、ねりゴマ、すりゴマで和えてあります。

 デザートには・・・みんな大好き!「お米のタルト」が久々に登場しました。タルト生地とミルクソースに米粉が使われていて、優しい甘さが口の中に広がります。

瀬戸市産「あいちのかおり」

 瀬戸市内の学校では「あいちのかおり」というブランドのお米が提供されています。
「あいちのかおり」とは愛知県農業総合試験場作物研究所において、希少米「ハツシモ」と「ミネアサヒ」を交配して誕生しました。
 「あいちのかおり」は「香るように芳醇な味」という意味が名前の由来です。冷めてもおいしく食べられるのが魅力です。

 校舎内の掲示された大きなポスターで告知されていたように、今日の給食では、瀬戸市産のお米「あいちのかおり」が登場しました! 瀬戸市産のお米が登場するのは11月16日の「ミネアサヒ」に次いで2回目となります。
 こうした地産地消の給食が実施できるのも、JAの方、農家の方などたくさんの人のご協力があってのものです。


画像1 画像1

きょうの給食(1月27日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・あかもく団子のすまし汁
・愛知の五目厚焼き卵
・ハリハリづけ
・瀬戸のごも
・牛乳

 「全国学校給食週間」の4日目です。
今日は“郷土料理を味わう学校給食の日”として「瀬戸のごも」と愛知県産の食材をたっぷり使った「愛知の五目厚焼き卵」、「あかもく団子のすまし汁」が登場しました。

 「瀬戸のごも」の“ごも“とは五目御飯のことで、せともの職人たちにこの名前で親しまれていました。焼き物づくりは佳境に入ると休むことなく窯に薪を入れ続けなければなりません。そのため職人たちはのんびり食事を取る暇がありませんでした。そこで、おかずとごはんが一緒になった五目御飯を食べていたそうです。

 「あかもく団子のすまし汁」はあかもく団子、ほうれん草、白菜、にんじんが入ったすまし汁です。
 “あかもく“とは若布(わかめ)、昆布などと同じ海藻の仲間で、老成すると赤褐色になるためこの名前がつけられました。ほかの海藻と同じように加熱するときれいな緑色になります。また細かく刻むと、もずくのように粘り気もでます。秋田県では、「ギバサ」、 山形県では、「ギンバソウ」、 新潟県では、「ナガモ」、とも呼ばれています。
 東北地方ではよく食べられているあかもくですが、漁師さんの間では、スクリューや網にからむので邪魔者扱いされていた海藻で「邪魔モク」と呼ばれていたそうです。
 愛知県でも邪魔者扱いされていたあかもくですが、近年になりミネラルや食物繊維、ポリフェノール、ビタミンKなどを豊富に含む点が注目され、2010年から中部国際空港で販売されたり、給食でも食べられたりするようになりました。(瀬戸市の給食では初登場ではないでしょうか)

 「愛知の五目厚焼き卵」は、東三河で育った「鶏の卵」、愛西市で育った「れんこん」と「にんじん」、あま市で育った「小松菜」、春日井市で育った「しいたけ」、豊橋市で育った「大葉」など、すべての食材が愛知県産です。
 厚焼き卵に添えられているのは「ハリハリづけ」です。これまでの「ハリハリづけ」は「きゅうり」と「たくわん」を細かく刻んで“ピリ辛味“に仕上げていましたが、今日の食材はシンプルにキャベツのみで、唐辛子でまぜてありながらも、ほんのり甘みも感じました。

きょうの給食(1月26日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・瀬戸焼きそば
・エビシューマイ
・ナムル
・小型ロールパン
・牛乳

 「全国学校給食週間」の3日目です。今日の給食のテーマは“ご当地グルメ”、瀬戸市民のソウルフードである「瀬戸焼きそば」の登場です!
 「瀬戸焼そば」は、豚の煮汁としょうゆベースのタレ、もっちりした麺が特色です。
 「瀬戸焼きそば」と聞いて、まっさきに思い浮かぶのはやっぱり、わが深川校区の宮前地下街ではないでしょうか・・・(地下街といっても、地上にあるんですけれどね・・・(^_^;)
 最近は“B級グルメブーム”にのって、「道の駅 瀬戸しなの」やスーパーマーケットなどで、瀬戸焼きそば用の麺(めん)やソースが販売されるようになりました。また、市民グループ「瀬戸焼そばアカデミー」の活動が評価され、2015年10月に青森県十和田市で開催された「B−1グランプリ本大会」へ出場したニュースは記憶に新しいところです。
 給食では「小型ロールパン」がついていたので、パンに切り込みをいれて“焼きそばパン”にして食べている子もいました。

 焼きそばのほかには、小エビがたっぷり入ったジューシーな「エビシューマイ」にナムルが添えられています。

 「ナムル」とは韓国総菜で、野菜を塩ゆでして、調味料やごま油で和えたものです。今日の給食では、小松菜、もやし、にんじんを甘酢で味付けしてあり、食感がよく口当たりも爽やかで美味しくいただきました。

きょうの給食(1月25日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・かきたま汁
・メヒカリのフライ
・白菜のおひたし
・麦ごはん
・牛乳

 「全国学校給食週間」の2日目です。今日のメニューには愛知県蒲郡市で水揚げされたメヒカリがフライとして登場しました。
 メヒカリは水深200〜300mにいる魚で、青く大きな目が光るように見えるのでこうした呼び名になったようですが、青目鱛(あおめえそ)とも呼ばれます。体長は15センチから20cmで、冬と春が旬の魚です。
 蒲郡のメヒカリ水揚量は県下の95%を占めており、重要な特産物となっています。蒲郡市ではこのメヒカリを「蒲郡みかん」や「三河木綿」に並ぶ新たな蒲郡のブランドとしてアピールするため、マスコットキャラクター「ぴか丸君」を誕生させました。

 「かきたま汁」は豆腐、かまぼこ、卵、しいたけ、にんじん、ねぎが入っています。
 今日は“しあわせにんじん”の日です。1月なので、1=one(わん)ということで犬の形です・・・星の形もありました。星の数は少ないので入っていた子はラッキーです☆彡

全国学校給食週間

画像1 画像1
 1月24日(火)から30日(月)までの1週間は、「全国学校給食週間」です。
 瀬戸市では,「学校給食週間」にちなんで、郷土料理や愛知県産の食材を使用した“ 期間限定の給食メニュー ”が登場します!
 ここでは「全国学校給食週間」のはじまりについて少しふれてみたいと思います・・・

 明治22年,山形県鶴岡市の小学校でお弁当を持って来ることのできない貧しい子どもたちに学校を建てたお坊さんが昼食を出したのが,日本での「学校給食のはじまり」と言われています。
 そのときのメニューが,おにぎり,焼き魚,漬け物だったそうです。その当時の子どもたちはみんな喜んで食べたそうです。(写真 下)  

 明治22年にはじめて実施されて以来、全国各地に広がってきた学校給食は、昭和に入って太平洋戦争の始まりとともに中断されてしまいました。
 戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に、学校給食実施の必要性が叫ばれるようになり、昭和21年にララ(LARA:Licensed Agencies for Relief in Asia)より、給食用物資寄贈を受けて学校給食を再開することになりました。
 まず試験的に、東京、神奈川、千葉で、児童約25万人に対して学校給食を実施することになりました。
 それ以来、給食物資の贈呈式が行われた日の12月24日を「学校給食記念日」と定めました。
 その後,昭和25年に、ララ(LARA)、ユニセフ等による給食用物資の寄贈に対する感謝の意を表するとともに、学校給食が戦後に再開できた意義を考え、新たに「学校給食週間」が定められました。
 でも、“記念日”の12月24日はまさにクリスマス、それから1週間を「学校給食週間」に設定しても、学校は冬休みに入ってしまうため、実施する期間を一ヶ月後にずらして、1月24日から1月30日までの1週間となりました。(給食週間を変更したのは、こうした理由があったんですね)

 ちなみに、瀬戸市で給食が再開されたのは昭和22年。その時のメニューは、「蒸したさつま芋」と「子どもたちが校庭で育てた小麦を使用して打たれたうどん」だったそうです。 
画像2 画像2

きょうの給食(1月24日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]

・おちょんぼり
・鮭の塩焼き
・けんちゃん
・ごはん
・牛乳

 本日(24日)から「全国学校給食週間」がはじまりました。この期間には愛知県や瀬戸市に伝わる郷土料理や地元の食材を使用した特別メニューが登場します。校舎東階段には、栄養職員の岡野さんが作成した「学校給食の歴史」と題した資料が掲示されています。これを見れば給食メニューの変遷がよくわかります。
 第1日目のメニュー「おちょんぼり」と「けんちゃん」は瀬戸に伝わる郷土料理です。
 現代の瀬戸に住む人でも「おちょんぼり」という名前を聞いてもピンとこない人が多いようですが、戦争中の代用食というイメージが強い“すいとん汁“が、瀬戸では、この名前で通じる時代があったそうです。
 太平洋戦争が激化して食糧事情の悪い時期、主食の米に変わる代用食として「すいとん」という料理が登場しました。物資に乏しい時代ですから、小麦粉も不足して、大豆やトウモロコシの粉、あるいは糠(ヌカ)などを混ぜて材料としていたそうです。出汁(ダシ)をとるための昆布、煮干(にぼし)や鰹節(かつおぶし)すら入手できないので、当時の人たちは粉を固めた団子をただのお湯に入れて加熱しました。汁に入れる具材には、サツマイモの葉っぱや蔓(つる)など、もともとは食用にせず捨てていた部位が使われました。さらに醤油や塩も不足していたので、仕上げの味付けもできず、戦争を体験した人たちにとって、すいとんのイメージは“味気ない食べ物”だったようです。
 さて、瀬戸の郷土料理である「おちょんぼり」には、小麦粉の生地を手でまるめた“すいとん”をはじめ、鶏肉、白菜、人参、しいたけなどを入れました。しょうゆ味の少しとろっとした汁物で、戦時中のものにくらべて、ずいぶん豪華な料理となりました。
 「おちょんぼり」は、汁の中に、ぽちょん、ぽちょんと“すいとん”を入れていく様子から、この名前がついた・・と言われています。
 「けんちゃん」は、大根や人参を炒めた「炒めなます」です。瀬戸市では、お正月におせち料理としても食べられています。給食では、大根、人参、油揚げを炒め、醤油、砂糖、酢で味付けをしています。
 鮭の塩焼きとけんちゃん、おちょんぼりをごはんのおかずに、今日もおいしくいただきました!

きょうの給食(1月23日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・関東煮
・ごぼう入りつくね
・ゆかりあえ
・ごはん
・牛乳

 今日は午前中に雪がちらつく天気でしたね。
 今日の給食には雪が降るような時期にピッタリな「関東煮」が登場しました。
 「関東煮」は豚肉、玉はんぺん、うずら卵、板こんにゃく、大根、にんじん、生揚げ、こんぶをかつおでとったダシでじっくり煮込み、醤油と砂糖で味付けしてあります。
 おでんとなんだか似ていますよね。「関東煮」の起源は諸説あるそうですが、文字通り、関東地方から伝わったという説があります。
 一方、煮たり焼いたりした具にみそを塗る「みそ田楽」がおでんの始まりだと言われています。今のようなしょうゆで煮込むおでんになったのは、関東近郊で醤油作りが盛んになった江戸末期からです。
 手のかかるみそ田楽に比べ、おでんは煮込むだけで済みます。屋台で手軽に食べられる軽食としてまず関東で広まり、関西にも伝わりました。その時にみそ田楽と区別するために「関東煮」と名付けた・・と言われています。

 「ごぼう入りつくね」は2回目の登場です。鶏肉、ごぼう、大豆、たまねぎなどの食材を団子状に丸めてあります。
 ごぼうは晩秋から冬にかけてが旬のものですが、初夏が旬のものもあります。同じごぼうでも、冬と初夏とでは香りが違うと言われます。またごぼうは皮付近に栄養が多いことから皮ごと調理するので、しっかり洗ってから使いましょう。
 「つくね」は“捏ねる(つくねる)“という言葉が由来しています。これにはこめて丸めるという意味があります。よく似たもので「つみれ」があります。「つみれ」は“摘み入れる“という言葉からきており、手やスプーンで形を作った後、お湯や汁物に入れて茹で上げて作っていきます。
 ひき肉で作ったものはつくね、魚のすり身で作ったものはつみれというイメージがありますが、これは調理法でわけているようです。

きょうの給食(1月20日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・豆乳スープ
・ロールキャベツ
・添えブロッコリー
・スライスパン
・大豆チョコ

 「ロールキャベツ」が初登場しました!(*^ω^*)
 ロールキャベツは、ひき肉にみじん切りした野菜を混ぜて作った具をキャベツの葉でくるくると巻いて俵の形にして煮込んだ西洋料理です。今日の給食ではトマト味のスープで煮こんでありますが、コンソメ味、ホワイトソース、おでんのつゆで煮込んだものもありますね。おでんのロールキャベツはかんぴょうを使って、くずれないように結んでありますが、これは日本だけだそうです。

 「豆乳スープ」はベーコン、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、コーン、パセリが入ったスープです。牛乳の代わりに豆乳がたっぷり入っています。
 豆乳は水に浸した大豆を細かく粉砕し水を加え煮つめ、濾したものです。牛乳にくらべて高タンパク、低カロリーなので、「豆乳鍋」や「豆乳グラタン」、「ソイラテ」など牛乳の代わりに豆乳を用いたメニューの人気が高まっていますね。
 「豆乳スープ」をパンにつけていただこうと思いましたが、「大豆チョコ」がついてきたのでチョコをつけて食べました。
 チョコやジャムがつくとついつい何か描きたくなります。チョコは寒さで固まっていたので手で温めてから描きます。校長先生は文字を食パンに、私(岡野)はおおぞら組の教室で給食を食べたので、彼の好きな動物の猫と、毎日お世話しているうさぎを書きました。前回(10月21日イチゴジャムがついた日)はかわいらしくかけたのに(・_・;)
 校長先生と私のお絵かき勝負(?!)は1勝1敗となりました・・・

きょうの給食(1月19日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・マーボー豆腐
・白菜の中華風サラダ
・ごはん
・牛乳

 昨日の「ハヤシシチュー」に続き人気メニューの「マーボー豆腐」が登場です。
 「マーボー豆腐」は中華料理(四川料理)の1つで、ひき肉と唐辛子・山椒・豆板醤、トウチ(黒豆に塩を加えて、発酵させて、水分を減らした食品)などを炒め、鶏がらスープを入れて豆腐を煮た料理です。
 給食では食べやすいようにトウチの代わりに赤みそを使い、砂糖、酒などで味を調えていきます。

 「マーボー豆腐」との組み合わせには「中華あえ」や「バンバンジー」が多いのですが今回は「白菜の中華風サラダ」が登場しました。
 サラダの食材には白菜をはじめ小松菜、にんじん、もやし、コーン、ハムがつかわれ、甘めの手作り中華ドレッシングとごまで和えてあります。メインの白菜は鍋がおいしい冬が旬の野菜です。日本食には欠かせない白菜ですが品種改良をして今の形になったのは20世紀に入ってからといわれています。品種改良してから歴史が浅い白菜でありますが出荷量は大根、キャベツの次に多いのです。
 日本では鍋の具材や浅漬けに使われることの多い白菜ですが、アメリカではサラダとして加熱しないで食べるそうです。


きょうの給食(1月18日)

画像1 画像1
画像2 画像2
[今日のメニュー]
・ハヤシシチュー
・ごぼうサラダ
・麦ごはん
・牛乳

 好きな給食ランキング第2位に輝いた「ハヤシシチュー」の登場です!
 「ハヤシシチュー」のブラウンルーは調理員さんの手作りです。熱した釜に小麦粉をふるって、きつね色になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めて作っていきます。
 「ハヤシシチュー」の“ハヤシ”の由来はいくつかあります。
 1.ハッシュドがなまってハヤシになった説
 ハッシュドビーフ(薄切りの牛肉をドミグラスソースで煮込んだ洋食)がなまり、ハッシュ→ハイシ→ハヤシとなったそうです。
 2.はやしさんが作ったから説
 丸善創始者の早矢仕(はやし)さんが働いている人の夜食として作った説、病院の先生の早矢仕先生が滋養の強い入院食として考えた説、さらには明治時代に日本や外国の貴族の人たちが食べにきた上野精養軒という西洋料理店のコックの林さんがまかないで作った説などがあります。

 「ごぼうサラダ」はごぼう、きゅうり、にんじん、ツナをマヨネーズとしょうゆをベースに作ったドレッシングであえてあります。
 ごぼうも昨日登場したわかめと同じように海外ではあまり食べられてはいません。日本向けにごぼうを輸出している中国でも漢方薬として使われはしますが、食べる習慣はあまりなく、欧米ではハーブとして使われているそうです。
 ごぼうには食物繊維がたっぷりなので、食用としてもっと広まるといいですね!

 (1枚目の写真は祖母懐小学校からお借りしました。ありがとうございました!)

きょうの給食(1月17日)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
[今日のメニュー]
・わかめスープ
・野菜豚丼
・ごはん
・発酵乳

 「わかめスープ」はわかめ、チンゲンサイ、にんじん、もやし、たけのこが入ったスープです。鶏豚湯(けいとんたん)というガラスープとしょうゆ、塩、酒で味つけされています。
 わかめの“旬“は春といわれます。成長したわかめは2月〜4月に刈り取りを行います。わかめは寒中に生えてくる新芽を生で食べるのがもっともおいしく、成長しすぎたものは食感がゴリゴリしてあまりおいしくないそうです。「わかめ」を漢字で「若布」と書く理由はこんなところにあるのかもしれません。
 わかめは寒流の流れる北海道東部と黒潮の影響が強い地域を除き日本各地に分布しています。日本以外の国では朝鮮半島に分布しています。そのため海外ではあまり食べられていません。最近では海外でも和食が人気となり、わかめなどの海藻類も食べられているそうです。
 「野菜豚丼」は豚肉、にんじん、たまねぎ、しめじ、ねぎを給食室の大きな釜で炒めて、しょうゆ、砂糖、しょうがなどで味付けします。そのまま食べても、ごはんの上に乗せてもおいしかったですよ。
 牛乳のかわりに「発酵乳」が登場しました。12月に登場した時は季節の行事(クリスマス)が描かれたパッケージでしたが、今回はまわりに給食の絵が描かれていました。


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
瀬戸市立深川小学校
〒489-0074
愛知県瀬戸市宮脇町53
TEL:0561-82-2272
FAX:0561-82-2362