最新更新日:2018/10/19
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誰だって、「大切な人の最高のヒーロー」なのだ。一歩踏み出す勇気をもとう!

8/9 終戦直後の思い出

 下品野小学校の先生が思い出を綴った資料を見つけましたので記載します。
 昭和18年9月30日に新卒で赴任をし、途中で兵役でぬけていますが、30年3月31日まで奉職をしていました。その間、最も印象に残っているのは終戦直後のいろいろな出来ごとです。
 写真の子どもたちを見てください。履き物はわらぞうりかゲタで、靴を履いている子は学級へ配給になった靴が抽選で当たった幸運な子です。女子はみんなモンペですが、モンペもズボンもみなつぎはぎです。当時のお母さん方の苦労、暖かい愛情がにじみ出ています。
 この子どもたちとはだしでドッヂボールをしました。ドッヂボールといってもゴム製品がないので、お茶の実とサヤヌカ(籾殻)を中につめて、ボロつなぎをよせ集めて自分たちで縫い合わせたドッヂボールでした。
 また、こんな思い出もあります。午後、早引をさせてくださいと女の子が言ってきました。わけを聞いてもなかなか教えてくれませんでしたが、午後、山へヨーノメを採りに行かねばならぬとのことでした。何にするのか見当もつかなかったので問いただしたら、お米が足りないのでヨーノメ(食用になる若い木の芽)の雑炊を炊くのだと小さな声で答えてくれました。悪いことを聞いたなと今でもその子の顔をはっきり覚えております。
 学校にウシが飼ってあったのもこの頃です。各地でウシ泥棒が横行していたので、宿直を2人でして一晩中ウシの番をしたことも幾度かあります。寒い夜などは、手綱を宿直室まで引き込んで、布団の中から手綱の手ごたえでウシの存在を確認したものでした。これは当時の若い先生の大事な仕事でした。滑稽と言うか、時と共に流れた世の移り変わりを痛感いたします。
歴史ある下品野小学校です。

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瀬戸市立下品野小学校
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