最新更新日:2024/04/19 | |
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平成26年度卒業式 校長式辞卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。 さきほど、みなさん一人一人に卒業証書をお渡ししました。卒業証書を受け取るみなさんの様子を見て、中学生になるための強い自覚を感じました。 この卒業証書は、みなさんが小学校生活を立派に終えたという証です。この証書の中には、みなさんが小学校生活の中で、学んだことや培ったことの全てが込められています。 さらに、これまでみなさんの成長を温かく見守り、支え、励ましてくださった家族をはじめ多くの方々の思いも込められている重みのあるものです。いつまでも大切にしてほしいと思います。 さて、卒業にあたり、卒業生のみなさんに、「二つの言葉」についてお話をします。 一つ目は、「ありがとう」です。「『ありがとう』の言葉の数だけ、人は優しくなる」と言われます。「ありがとう」と感謝の心を表すことで、相手の優しさを謙虚に受け止めることができるようになります。そして、人に優しく接してもらうことの心地よさを感じると共に、人に対して一層謙虚になり、感謝の気持ちを持ちながら優しく振る舞うことができるようになるのです。 「『ありがとう』の言葉の数だけ、人は優しくなる」 みなさん、「ありがとう」の言葉の意味を忘れないでください。 二つ目は「ごめんなさい」です。「『ごめんなさい』の言葉の数だけ、人は賢くなる」と言われます。 人は、時として、過ちや失敗をしてしまうものです。しかし、その時に、心から「ごめんなさい」と謝ることで、過ちや失敗が薄められ、人とのかかわりが元のようになめらかになることが多くあります。また、その度ごとに、過ちや失敗を繰り返さないための方法を学び、人とのよりよいかかわり方についての知恵や技を身に付けることができるのです。 「『ごめんなさい』の言葉の数だけ、人は賢くなる」 みなさん、「ごめんなさい」の言葉の意味を忘れないでください。 保護者のみなさま、お子様のご卒業おめでとうございます。保護者のみなさまには、六年間にわたり、本校の教育に対しまして、ご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。お子様が今日(きよう)の日を迎えられるまで、ご苦労も多かったことと思います。中学校時代は、心と体が大きく成長を遂げる楽しみな時期ですが、同時に、とても多感な時期でもあります。これまで以上に、お子様との対話を大切にされ、、常によき相談相手となり、成長を温かく見守り支えていただきたいと思います。 最後になりましたが、常滑市議会議長 加藤久豊 様をはじめご来賓のみなさま、地域のみなさま、PTA役員のみなさまには、大変ご多用の中ご臨席を賜り、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。これからも、地域の中で活躍できるよう、引き続き子どもたちを見守り、ご支援いただくことをお願い申し上げ、式辞といたします。 平成二十七年三月二十日 常滑市立西浦南小学校長 山本有治 |
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