最新更新日:2024/04/24
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

研究発表会で

 今日の集会では,先日行った本校研究発表会でいただいた,生徒へ声を中心に話をしました。

 先日,非常に多くのお客様が本校に来校され,生徒の皆さんの様子を,授業を中心に見ていかれました。参加されたのは332名。品野中の生徒と職員を合わせた数よりも多数の方が来校されました。
 来校された方の中で,次のようなお話をされていた方がみえました。
 先日,福井県の永平寺中学校に,掃除の様子を見に行ってきた。ここの掃除はテレビでも紹介されるぐらい素晴らしいということだったが,本当に素晴らしかった。しかし,今日,品野中の掃除を見たが,永平寺中に勝るとも劣らないほど素晴らしい掃除だった。

 そして,その後,お手紙までいただきました。簡単にその内容を紹介します。
 私が一番感心したのは,清掃活動とあいさつ。生徒一人一人が笑顔で礼儀正しくあいさつをしてくれた。また,清掃活動では,キビキビとした動作で掃除に取り組む姿に目を奪われた。「美しい環境には美しい心が育つ」「当たり前のことをひたむきに実行する」姿に感動した。素晴らしい。今後も自信と誇りを持って「心磨き」に取り組んでいただきたい。
 また,お手紙の中に,心にとめておくべきこんな言葉も添えてありました。

「掃除を徹底すると」・・・・
自分づくりができる 気づく人になる 謙虚な気持ちになれる 周りに感謝できる 礼儀正しくなる 美意識が高くなる 校風が良くなる 信頼が得られる

 いかがですか。お手紙をいただいたこと,また,その内容に,感謝せずにはいられません。
 この方以外にも,多くの方から,生徒の皆さんに対しておほめの言葉をいただ
きました。研究発表会のアンケートから,その一部を紹介します。

・ どの子も授業に参加しようと意欲的だった。
・ 生徒たちが輝いていた。多くの先生方に参観していただき,誇りを持って授業に臨んでいた。
・ 授業中,ある生徒に日差しが当たっていたので,カーテンを閉じてあげたら,こちらを向いてニコッとした。そして頭を下げた。感謝の思いを伝えることを忘れない素敵な子が育っていると思う。
・ 子どもたちが学級や学校を好きと思える様子が表情から伝わってきた。
・ 学び合いによって,生徒が生き生きしていた。
・ 男女関係なく教え合ったり活動し合ったり雰囲気がとても良い。
・ 子ども同士の意見がつながり合い,まさに学び合いができていた。
・ 生徒が活発に動き,頭を働かせていた。生徒の「知りたい」「説明したい」という思いがあふれていた。

 生徒の皆さんの様子を見られ,こんなにもおほめの言葉をいただき,高く評価してくださいました。皆さんにとっては当たり前のことを当たり前にやっていただけかも知れません。しかし,何も特別なことではなく,普段行っていることを,当たり前にやっているからこその高い評価なのだと思います。今後も,品中生として誇りを持ち,当たり前のことをひたむきに取り組んで欲しいと思います。

ブルブル

 27日(金)、今朝は冷えました。国道の温度計は2度です。品野に冬がやってきました。雪雲がかかり、寒々としています。ストーブも準備完了しました。3月まで活躍します。給食と清掃が終わり、昼の放課になりました。運動場では、自主的にランニングをしている生徒がいっぱいいます。部活動を引退した3年生もいます。12月15日(水)に行われるマラソン大会に備えているのでしょう。夕方、町内を走っている子も見かけます。週が明けると、もう12月。早いものです。
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研究発表会

19日(木)、雨が上がりました。いよいよ研究発表会の朝を迎えました。まずは、消えてしまった駐車場のライン引きです。正午前から、たくさんの来賓や参会者の方が到着され、全体会1が始まりました。そして公開授業です。品野中が進めてきた「学び合い」を参観していただきました。10学級の小規模校なので、全学級の授業を公開しました。「話し合い活動」から始めて「学び合い」へ4年間。めざす生徒像にせまれたか、どんな学力がついたか、研究協議会で話し合いました。最後の全体会2では温かいご指導をいただくことができました。連休が明けると、期末テストが始まります。成果が楽しみです。
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あーあ

18日(水)、昨夕から降り始めた雨がまだやみません。明日の研究発表会に向けて、駐車場になる運動場に引いたラインが消えそうです。あーあ、残念!しかし、教室では「学び合い」が落ち着いた雰囲気の中、進んでいました。研究発表会では、品野中の授業の様子を多くの来会者の方々にご参観いただき、品野中の進めてきた「学び合い」についてご指導いただきます。
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品野中の文化

 今日の集会では,品野中の文化についての話をしました。

 先日,文化祭が行われました。生徒の皆さんが書いた感想を読むと,準備や練習から本番を通して,様々なことを経験し,多くのことを感じ,学んだことがよく伝わってきました。今年も大きな成果を残して終えることができたと思っています。
 さて,「文化」とは何でしょう。何となくは分かりますが,言葉にして表現するのは難しいですね。辞書を引いてみると,「人類が自らの手で築き上げてきた有形・無形の成果の総体で,それぞれの民族や地域,社会に固有の文化がある」というような意味のことが書かれていました。なるほど,ですね。
 では,品野中の文化とは何でしょう。つまり,品中生が,自らの手で築き上げてきた成果とは何か,ということです。どのようなことが思い浮かぶでしょうか。例えば,学校の中だけではなく,地域でも交わされる明るく元気なあいさつ。全員が一生懸命で,隅々まできれいにする掃除。上級生から下級生に伝え,高め合う,体育祭での応援など。もちろん,先日の文化祭で発表した合唱も,品野中の文化と言っていいのではないでしょうか。
 ここ数年,授業で行っている「学び合い」はどうでしょうか。品野中の文化と言っていいのでしょうか。先に挙げた,あいさつや掃除,応援や合唱などは,随分以前から品野中の伝統として受け継がれ,当たり前のように行われています。ですから,これらは皆さんの中にしっかりと根付いており,品野中の文化と言ってもいいと思います。しかし,品野中の「学び合い」はまだ歴史が浅く,根付いているとは言えないような気がします。ただ,普段の授業では,仲間と相談したり,分からないことを気軽に聞き合いながら課題を解決する姿が随所に見られます。また,先回の集会で表彰した,「数学コンクール」で獲得した4名の生徒の奨励賞ですが,これは,普段から仲間と共に課題を解決しようとしているからこその受賞のような気がします。ですから,しっかりと根付いてはいないかも知れませんが,根付きつつあるようには思っています。
 「これよく分からない」「ねえ,教えて」「どこが分からない?」「どう思う?」「自分はこう思うけど」 こういった会話が,今以上に当たり前に交わされるようになったとき,皆さんの中に「学び合い」がしっかりと根付き,品野中の文化と言えると思います。
 品野中の文化。まだまだ他にもありそうです。品中生みんなが,品野中の文化を理解し,守り,広げ,継承していって欲しいと願っています。

かかわり体験

11日(水)、いよいよ朝の国道の温度計が8度を示す季節になりました。岩屋堂のライトアップは明後日13日からです。この冷え込みで紅葉も一気に深まったようです。PTA窯業委員会「つくろう会」のランプシェード作品も点灯されるので、楽しみです。
給食の時間、A組から楽しそうな声が聞こえてきました。見に行くと、「かかわり体験」ということで、養護教諭を目指している実習生が、A組生徒と仲よく会食をしていました。3年生の2名は、明日の「まるっと音楽会」で合唱を発表します。食欲・芸術の秋、本番です。
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「まるっと」が始まります

「まるっとせとっ子フェスタ2015」が、いよいよ12日(木)から始まります。12日(木)は品野中の3年生が、文化センター「せとっ子音楽会」で合唱を披露します。13日(金)〜15日(日)は、文化センターで「技術・家庭科展」「せとっ子科学展」「特別支援教育展」が、瀬戸蔵で「せと子ども図工・美術展」「せとっ子書写展」が開かれます。出展された生徒のみなさんには案内を渡しました。他校の生徒の作品を鑑賞して、参考にしてほしいものです。そして,15日(日)には「英語スピーチコンテスト」が文化センターで行われます。品野中からはTさんが参加します。楽しみです。
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新しい教材備品

 5日(木)、秋晴れです。風もない、穏やかな日になりました。運動場では、体育でベースボール型スポーツということで、2年生はティーボール、3年生はソフトボールをしています。カキーン、とてもよい音がしています。2年生です。ティーボールでも、ソフトボールでもない打音です。どんなボールを打っているのでしょう。近づいて見てみると、おもちゃのようなゴムボールです。しかし、手にとってみてビックリ。とても、重みがあります。おやっ、中に砂が入っているようです。バットの中心でボールの中心を打たないと前に飛びません。なるほど、力任せに打つのではなく、ジャストミートが大切ということに気づかせるための新しい教材備品のようです。
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どうぞのいす

 今日の集会では,絵本についての話をしました。

 今年は,柿本幸造氏(絵本画家)の生誕100年です。それを記念して,安曇野市にある絵本美術館で,彼の原画展が開かれていたので行ってきました。
 様々な展示がありましたが,「どうぞのいす」(作・香山美子 絵・柿本幸造)の原画も,物語と共に展示してありました。ほんわかとしたいいお話でしたので,あらすじを紹介します。

 うさぎさんが,小さないすを作りました。そして,「どうぞのいす」と書いた立て札も作り,原っぱの大木の近くに,いすと立て札を置きました。
 初めにロバさんが来て,たくさん拾い集めたドングリの入ったカゴをいすに置き,自分は木にもたれて昼寝を始めました。そこにクマさんがやってきて,「どうぞなら遠慮なくいただきましょう」と,ドングリを全部食べてしまいました。「でも,空っぽにしてしまっては,あとの人にお気の毒」と,代わりに蜂蜜の瓶をカゴに入れていきました。ロバさんはまだ昼寝をしています。次にキツネさんがやってきて,蜂蜜を全部なめてしまい,代わりに持っていたパンをカゴに入れていきました。次は10匹のリスさんがやってきました。そしてパンを全部食べてしまい,代わりに持っていたたくさんのクリをカゴに入れていきました。
 ロバさんが目を覚ましました。カゴを見て,「あれれ,ドングリってクリの赤ちゃんだったのかしら」 まさか! ロバさんのお昼寝が少し長すぎたんですよね。

 私の家にもこの絵本があったので,本日の集会では,生徒に読んで聴かせました。このお話は,何を伝えたいのでしょうか,テーマは何でしょうか。私が感じたのは,「思いやり」です。しかも,見える相手ではなく,分からない誰かへの思いやりです。
 この「どうぞのいす」は,1981年に出版され,今でもよく買われる,30年以上ものロングセラーの絵本です。絵本は,両親や祖父母の方が,自分の子どもや孫に読んで聴かせたい,読ませたい,という想いで買われると思います。「どうぞのいす」がこれだけロングセラーだと言うことは,「思いやり」のある人になって欲しいと願う大人が,いかに多いかの現れなのかも知れません。
 絵本は小さな子どもの物,と思いがちですが,皆さんのような中学生が読んでも,何か感じることや学べることがきっとあると思います。一度手に取って見てみてはいかがでしょうか。
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