最新更新日:2024/04/16
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

時間は見えない。しかし・・・・

 今日の集会では,時間は見えませんが,その長さを感じて欲しい,そして,その時間を過ごすことによって成長した自分を感じて欲しい,という話をしました。

 先週の水曜日,1・2年生の学年末テスト初日の午後,3年生が奉仕活動をやってくれました。教室の床を磨いたり,1年生の教室の窓に飛散防止フィルムを貼ってくれたりするなど,校内の環境整備に取り組んでくれました。ありがとうございました。
 私は山が好きで,よく登山に出かけます。登山には様々な形態がありますが,私は特に,縦走が好きです。これは,山の麓から山頂を目指して歩き,また麓まで戻ってくるだけではなく,2カ所以上の山頂を結ぶ稜線上のルートを歩くものです。稜線を歩くため,好天で見晴らしがいいときなどは,眼下の街並みや遙か彼方の山を,またときには遠くの海までを見渡すことができます。こんな景色を見ながら歩いていると,登山のすばらしさを実感したり,来てよかったと心から思ったりします。
 山頂をいくつも通過するわけですから,当然登りと下りを繰り返すことになります。これが結構体力的にきつい。一つの山頂にたどり着き,何時間もかけて歩いてきたルートを振り返り,眺めてみると,ここまでの道のりの長さを感じます。よくもこんなに歩いたものだという思いと充実感がこみ上げてきます。そして,次の山頂までのルートを眺めると,さあ頑張るぞ,と気力がわいてくるのです。
 時間は,それ自体を見ることはできません。しかし,山頂に立ち,歩いてきた道のりを見ると,充実感とともに,ここにたどり着くまでの時間を実感することができます。また,次に目指す山頂までの道のりを見ると,歩く時間を視覚的に捉えることができます。
 3年生の皆さん,あなたたちは,もうすぐこの品野中学校を卒業します。入学以来,3年の時を経て,もうすぐ卒業です。そこで,是非ともやって欲しいことがあります。2009年4月から2012年3月までのカレンダーを並べ,それを眺めて欲しいのです。そこには1000を超える日が並んでいます。この1000を超える日こそが,皆さんが品野中学校で過ごした日々なのです。そして,そこから皆さんが品野中学校で過ごした時間を感じて欲しいと思います。と同時に,日々何をし,どんなことを経験したのか,そして,何を感じ,学んだのか,品野中での3年間を振り返り,成長した自分を感じて欲しいと思います。
 1・2年生の皆さん,卒業まで,それぞれあと1年,あるいは2年です。卒業期を迎え,3年間を振り返ったとき,皆さんも,カレンダーの量で過ごした時間の長さを実感すると同時に,中味の濃さで長さを実感して欲しい。その実感が伴ったとき,大きな成長を感じることができると思います。

立春の卵

 今日の集会では,「思い込み」について話をしました。

 みなさんは,テーブルや床などの固くて平らな場所に卵を立てたことはありますか(集会で生徒に聞いたところ,誰もいませんでした)。生卵でもゆで卵でも構いませんが,コロンブスの卵のように,コツンと底の殻をつぶして立てるのではなく,そのまま立てるのです。
 中国の古い書物に,「立春の日には,卵が立つ」という話が載っているそうです。
 時は1947年。今から60年以上も前,終戦後すぐの頃,この話を知った人がマスコミに持ちかけ,東京,ニューヨーク,上海で公開実験をすることになりました。立春を迎える時刻に,新聞記者など多くの人たちが見守る中,卵を立てる実験が行われました。すると,なんと,どの3都市でも卵が立ったのです。この結果は当時,結構大きな騒ぎになったそうです。
 立春の日に卵が立つ。なぜでしょうか。立春で,春が立つのだから,卵ぐらい立つのは当たり前,といった非科学的な説明ではなく,誰もが納得できる説明を,いろいろな科学者に求めても,明確な説明ができる人はいなかったようです。
 しかし,当時,北海道大学教授だった物理学者の中谷宇吉郎(なかや うきちろう)は,この報道に疑問を感じ,すぐに解明に乗り出しました。彼は,世界で初めて人工雪の製作に成功した人です。また,雪の結晶を調べれば,高い空の気象の様子が分かる,ということを表す,「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残したことでも有名で,低温科学に大きな業績を残しました。
 中谷教授は,卵の表面を顕微鏡で観察したり,様々な部分を測定したりして,表面の細かな出っ張りをうまく接地させれば,卵は立つことを明らかにしたのです。つまり,卵は立春の日だけ立つのではなく,いつでも立つということです。立春の日に実験をし,卵が立ったから,立春の日には卵が立つ,となっただけです。仮に,毎週日曜日にこの実験を行い,卵が立てば,日曜には卵が立つ,となったことでしょう。
 要するに,卵は立たないものだ,と人々が思い込んでいただけの話です。このことを,中谷教授は「人類の盲点」と表現しています。
 科学の世界では,人々が思い込んでいる「当たり前」を当たり前ととらえず,大きな業績を残し,人類の進歩に貢献した人は多数います。
 例えば,地球の周りを太陽や星が回っている(天動説)と,誰もが信じていた15世紀頃,太陽の周りを地球が回っている(地動説)と唱えたコペルニクスもその一人です。
 「当たり前」「○○は△△だ」「そんなはずはない」といった思い込み。これらを覆すことで,人類は進歩してきたと言っても過言ではないでしょう。
 このことを,人間関係に当てはめてみるとどうでしょう。良い面としての思い込みならば,人間関係を円滑にするかも知れません。しかし,良くない面としての思い込みは,円滑な人間関係を作る妨げにしかなりません。間違った思い込みにより,本当は仲良くなれるはずの人と仲良くなれずに過ごしてしまう。こんな悲しくて残念なことはありませんね。

立春

 まだまだ寒い日が続きますが,暦の上ではすでに春。今日の集会では,二十四節気の一つ,「立春」についての話をしました。

 先週は本当に寒かった。この寒さは記録的だそうです。品野中の下を通る国道沿いに設置されている温度計が,氷点下8度を示すこともありました。春が待ち遠しいところです。
 しかし,暦の上ではもう春です。今年は2月3日が節分で,翌日の4日が立春でした。立春とは,二十四節気の一つ。二十四節気とは,約2600年前,中国で作られた暦(カレンダー)です。1年を24等分し,それぞれの日に,昼夜の長さや気温,気象などをもとに季節に応じた名前が付けられています。生徒の皆さんもよく耳にするものとしては,「立春」「冬至」「夏至」「春分」「秋分」などでしょうか。24等分の仕方ですが,以前は1年365日を24等分し,約15日ごとに二十四節気を決めていました。しかし,今は太陽が空を通る道を24等分して決めています。もう少し分かりやすく言うと,太陽が最も低い位置を通る日が「冬至」で,最も高い位置を通る日が「夏至」です。そしてその間を24等分しています。ですから,「冬至」と「夏至」のちょうど真ん中が「春分」と「秋分」です。そして,「冬至」と「春分」の真ん中が「立春」,「春分」と「夏至」の真ん中が「立夏」,「夏至」と「秋分」の真ん中が「立秋」,「秋分」と「冬至」の真ん中が「立冬」となります。
 さて,「立春」ですが,この日を起点に様々なことが言われていますので,いくつか挙げてみます。
 「八十八夜」立春から88日目のことで,この日に摘んだお茶は上等なものとされ,この日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。「夏も近づく八十八夜〜」と『茶摘み』で歌われていますね。
 「二百十日」立春から210日目のこと。だいたい9月1日前後にあたり,台風が来やすい日とされています。防災の日は9月1日で,関東大震災の日でもありますが,「二百十日」とも一致するのは偶然でしょうか。
 「春一番」立春から春分までの間に,その年に初めて吹く南寄りの強い風のことです。
 「桜の開花時期」立春からの最高気温の合計が540度になると,桜が咲くと言われています。
 このように,立春一つとっても様々ないわれがあります。二十四節気の他の日についても,例えば「冬至にカボチャを食べると風邪を引かない。しもやけにならない」と言われています。
 人々は,二十四節気から,このようにして季節を感じ,生活に取り入れてきました。そこには,先人の,自然に対する畏敬の念(敬い,尊ぶ気持ち)と知恵を感じざるを得ません。

意欲があるから・・・

 今日の集会では,先週の土曜日に聴いた三浦雄一郎さんの講演から,「気持ちと行動」についての話をしました。

 三浦雄一郎という人を知っていますか?(集会で聞いたところ,生徒の中に知っている人はいませんでした)
 三浦さんは,現在,クラーク記念国際高等学校という学校の校長先生をやっています。また,プロのスキーヤーであり,登山家,冒険家でもあります。彼は,富士山の山頂やエベレストの8000m地点からスキーで滑降したことや,70歳,75歳でエベレスト登頂を果たしたことなどで有名です。そんな三浦さんの講演会が先週の土曜日にありましたので聴いてきました。
 講演会の中で彼のお父さんの話がありました。還暦を過ぎてから海外での滑降を始め,70歳を越えてからヒマラヤ,キリマンジャロを滑降し,80歳代後半には,ヨーロッパアルプスの縦走をしたそうです。また,101歳で亡くなる直前までスキーをしていたそうで,お父さんもすごい人です。
 そんなお父さんは,よく人から「元気だからスキーができるんですね」と言われました。しかし,「元気だからスキーができるわけではない。スキーをしているから元気なんだ」と言っていたそうです。
 ところで,私は喫茶店が好きで,暇を見つけてはよく行き,コーヒーを飲みながら文庫本を読みます。何件かお気に入りの店があり,その中の一つの店内に,次のような言葉が額に入れて飾ってあります。
 「楽しいから笑うんじゃないよ。笑うから楽しいんだよ」
 三浦さんのお父さんの言葉を聞き,この言葉を思い出しました。何か通じるものがあるような気がします。
 気持ちが向くから行動するのではなく,行動するから気持ちが向くのです。他にも,例えば,「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」といった言葉を耳にすることがあります。こういったことはまだまだあります。「怒るから腹が立つ」「許すからおおらかになる」など。
 あまり興味がなく,進んでやろうとは思わなかったことでも,少しやり始めると興味がわき,どんどんやってしまう。こういった経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。つまり,まずは行動することが大切。行動すれば,気持ちは後からついてきます。「行動」そのものがきっかけとなります。
 勉強や仕事でも同じことが言えます。「意欲があるから勉強する」のではなく,「勉強をするから,仕事をするから意欲が出る」ということです。
 なかなかやる気が起こらなくて,机に向かうことができず,困っている人は多いと思います。そんな人は,まずは机に向かって勉強してみましょう。そうすれば意欲は後からついてきます。行動することをきっかけにしてみましょう。

お金

 今日の集会では,お金についての話をしました。

 先日,コインロッカーを使う機会がありました。100円を入れて鍵を掛け,開けるときにはその100円が戻ってくるタイプのロッカーです。
 用を済ませてロッカーの鍵を開け,中の荷物を取り出すときに,おそらくその荷物が引っかかってどこかに落ちてしまったのでしょう,返却口にあった100円が見あたりません。一生懸命探しましたが,見つけることができませんでした。あきらめるしかありません。このとき,ふと思いました。100円を得るために,人はどれぐらいの時間働くのだろう。
 アルバイトやパートタイムで働いている人の時給は,職種や労働の時間帯,あるいは職場が都会なのか田舎なのか,などによって違うと思いますが,平均すると,だいたい900円ぐらいでしょうか。仮に時給を900円として計算してみると,100円を得るためには,およそ7分間働く必要があります。この7分間という時間が長いのか短いのかは,やはり働く内容によって感じ方が違ってくると思います。しかし,確実に言えることは,7分間働かなければ,100円を得ることはできないということです。7分という時間ですが,働かないで遊んでいたり,家でじっとしていたりするだけでは,100円を得ることができないのです。
 このように考えたとき,自分の不注意で失ってしまった100円が,単なる100円ではなく,7分の労働という,とても貴重なもののよう思えてきました。
 皆さんも含め,誰もがこれからも毎日のようにお金を使う機会があると思います。そんなときは,そのお金の背景にある労働を,ほんの少しでいいので,意識してみてください。そうすることによって,お金に対してはもちろん,お金を使って得た物に対しても,これまでとは違った見方ができるのではないでしょうか。

3学期始業式 式辞

 本日,3学期の始業式を行いました。式辞では,有終の美を飾ろう,と呼びかけました。

 皆さん,明けましておめでとうございます。
 2週間の冬休みをどのように過ごしたでしょうか。この間,皆さんが大きな事件に巻き込まれたり,大きな病気やけがにあったりということは聞いていません。まずはそのことが何よりだと思っています。
 2学期終業式では,お正月に関わる様々な行事についての話をしました。そういった行事に積極的に参加するなどして,家族の一員としての意識を高めることはできたでしょうか。充実した冬休みを送ることはできたでしょうか。一度振り返ってみてください。
 さて,今日から3学期が始まりました。3年生は卒業を控え,義務教育最後の学期です。希望する進路が実現するように,全力で取り組んでください。1・2年生は,来年度,それぞれ進級します。新しい学年に向けて,心構えを作ってください。
 「有終の美」という言葉があります。「有終の美を飾る」といった言い方もします。「有終」とは,終わりがあること,終わりをしっかりと締めくくるということで,「詩経」(中国最古の詩集)に出てくるそうです。このことから,「有終の美を飾る」とは,やるべきことをきちんとやり通し,最後を立派に仕上げ,結果を残す,といった意味で使われます。皆さんには,是非とも「有終の美」を飾って欲しいと思っています。
 では,やるべきこととはいったい何か。
 一つは勉強です。それぞれの学年までに身につけておくべき学習内容の理解や技能の習熟です。そしてもう一つは,普段のきちんとした生活です。時と場に応じた正しい言葉遣いや行動,態度を身につけることです。
 3学期はあっという間に終わります。また,人にはそれぞれ個人差があります。ですから,皆さん全員が,やるべきことを全てやり終え,完璧な状態になることは難しいかも知れません。しかし,完璧な状態になるように意欲を持ち続け,行動し続けることが大切です。そうすることによって,3年生は希望する進路の実現に近づき,1・2年生は新しい学年に向けての心構えを作ることになります。
 是非とも,「有終の美」を飾るべく努力してください。そして,来年度,3年生は卒業後の進路先で,2年生は品中の最高学年として,1年生は品中の中堅として,新たな場で通用する自分を作り上げてください。期待しています。

雪景色1

昨日から降り続いた雪が,品中を銀世界に変えてくれました。
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雪景色2

運動場も真っ白です。
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2学期終業式 式辞

 本日,2学期の終業式を行いました。式辞では,2学期を振り返るとともに,お正月に関わる行事や風習,新年を迎えるにあたって心がけて欲しいことを中心に話をしました。

 3,10,26,33,これらの数は,何を表しているのか分かるでしょうか。これらは,昨日21日の名古屋地方の最低気温と最高気温。そして,同じく名古屋地方の9月1日の最低気温と最高気温です。2学期始業式から約4ヶ月が過ぎました。皆さんも気温の変化は肌で感じていると思いますが,このように数値を見てみると,その変化が非常に大きいことが分かります。季節は夏から冬へと確実に移り変わっています。
 この2学期の間,いろいろなことがありました。是非とも振り返ってみてください。
 2学期と言えば,体育祭と文化祭。これらについての私の感想は,以前お話ししましたのでここでは述べませんが,品中生の素晴らしさを感じたことだけは,ここで改めて触れておきたいと思います。
 私は時々ふらっと授業の様子をのぞきに行きますが,皆さんが黙々と学習に取り組む姿や,活発な話し合いがなされている場面を随所で見ることができました。また,給食の配膳や清掃活動でも一生懸命な姿を見ることができました。大きな行事はもちろん大切ですが,日々繰り返される様々な活動が,皆さんの成長にとって,何よりも大きな力となります。今日,この後担任の先生から皆さん一人一人に通知表が渡されます。そこに書かれている内容をきちんと受け止め,今後の成長に生かしていって欲しいと思います。
 さて,明日から2週間,長い休みに入りますが,この休みにはお正月もあります。ところでお正月とはどういうものなのでしょうか。1月1日から数日間を,「正月三が日」「松の内」といった言い方をします。昔から,元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が,1年の幸福をもたらすために各家庭に降臨すると言われています。そして,その年神様を迎え入れてお祝いし,たくさんの幸せを授けてもらうために,様々なお正月の行事や風習が生まれました。ちなみに,「元旦」とは,1月1日の朝のことです。「旦」の文字は,水平線の上に日(太陽)が浮かんでいるイメージです。
 新しい年を「迎える」と表現するのも,年神様を元旦にお迎えするからで,お正月に関わる多くの行事や風習には,年神様をおもてなしする意味が込められているのです。
 例えば,「大掃除」は,年神様をお迎えする前に,神棚や仏壇,家をきれいに掃除し,清めるといった意味があります。「門松」は,年神様が迷わず来られるようにするための目印です。「しめ縄」は,年神様をお迎えする神聖な場所ということを表しています。「初日の出」を拝みに行くのは,年神様が日の出とともにやって来られるからです。「おせち料理」は,年神様へのお供え物で,これを食べるのは,年神様とともに新年を祝う意味があります。「鏡餅」は年神様が宿る場所で,「鏡開き」は,「鏡餅」を開く(割る)ことによって年神様をお送りし,お正月に一区切りをつけ,食べることによって年神様の力を授けてもらうといった意味があります。
 このようなお正月に関わる多くの行事や風習は,日本で古くから行われているもので,大切な日本の文化です。皆さんの家でも「大掃除」をしたり「鏡餅」を供えたりするなど,いろいろなことをすると思いますが,その意味を意識するとともに,日本の文化を感じて欲しいと思います。そして,こういった行事は,家族に任せっきりにするのではなく,皆さんも一緒に参加し,家族の一人としての意識も高めてください。
 「一年の計は元旦にあり」と言います。何事も初めに目標や計画を立てることが大切という意味です。2012年をどのような年にするのか,それは皆さん次第。新しい年を迎え,新たな気持ちで目標を立て,「さあ頑張ろう」と気持ちを奮い立たせてください。年神様は,頑張ろうとする人に幸運を運んでくるのではないでしょうか。
 次に皆さんと会えるのは,1月6日の3学期始業式。全員が元気にこの日を迎えられることを願っています。
 では,よいお年を・・・・。

感性・想像力・行動力

 今日の集会では,本校のある先生が,ゴミを拾いながら出勤された姿から,「感性・想像力・行動力」についての話をしました。

 国道から校門までの坂道。西側の木々の紅葉は,ずいぶん以前から進んでいましたが,東側の紅葉は先週辺りから始まりました。今ではずいぶん色付き,鮮やかな赤が目に染みます。また,11月の半ばぐらいまで,この坂道の両側の木々には,至る所に蜘蛛の巣がありました。しかし,今日見てみると,蜘蛛の巣は3つ残っているだけでした。木だけではなく,虫も冬の訪れを感じているようです。
 さて,先週の初め,ある先生が歩いて出勤してみえました。左手に何かを持ってみえます。よく見ると,それは瀬戸市指定の黄色のゴミ袋でした。中には結構な量のゴミが入っています。「ゴミを拾いながら来ました」とのこと。私の自宅の近所でも,ゴミ袋を片手に道端のゴミを拾ってみえる方を時々見かけます。そんなときは,本当に頭の下がる思いがします。
 このような素晴らしい行いができるのはなぜでしょう。おそらく,道端のゴミを見て「汚いなあ,何とかしなくては」と思われたのではないでしょうか。「花がきれいなのは,花がきれいということではなく,花をきれいと思う,その心がきれいなのだ」と言われます。これと同じように考えると「ゴミが汚いのは,ゴミが汚いということではなく,ゴミを汚く思う,その心が汚いのだ」ということになりますが,決してそうではありません。逆に,ゴミを見ても,汚いとも何とも思わない心の方が汚いと言えます。ゴミを見て汚いと思う心こそがきれいだと思います。
 いろいろな物事や現象を見て感じる感性。あるいは,見えてはいない部分や先を予想する想像力。こういったものは,人が行動するときの基になるものです。ただし,感じたり予想したりするまでは,誰もが比較的容易にできますが,実際に行動に移すとなると,なかなかできない場合が多いのではないでしょうか。
 道端のゴミを見て「汚いなあ」と思うことは容易です。しかし,それを拾って歩くことはなかなか難しいものです。だからこそ,実際に行動されている人には頭が下がる思いがするのです。また「こんなことをしたら良くないことになるかも知れない」と予想ができても,踏みとどまる,という行動がとれず,誘惑に負けてやってしまう。そして,その結果,物事がうまく進まなかったり,あるいは周りに迷惑をかけたりいやな思いをさせたりしてしまう。私ももちろんですが,多くの人がそういった経験を持っているのではないでしょうか。
 感性と想像力を磨き,そして,正しく行動する力,行動力を身につけたいものです。

岩谷堂ライトアップ

紅葉を見ていると,日本には四季があって本当によかったと実感します。
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岩谷堂ライトアップ

岩谷堂では,11月12日(日)〜20日(日)の期間,ライトアップされています。
今後紅葉が進むと,さらに美しさを増してくると思います。楽しみです。
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岩谷堂ライトアップ

岩谷堂ライトアップでは,品中PTAの方や生徒が作成したランプシェードが展示されています。昼間見る作品とはまた違った趣があり,いつまでも鑑賞していたい気分になります。

プールでは,水面に紅葉が映え,幻想的な雰囲気を醸し出しています。

みどころはまだまだたくさんあります。是非一度出かけてみてはいかがでしょう。
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準備は大切

 今日の集会では,「まるっと瀬戸っ子フェスタ2011」を見て,改めて感じた,準備の大切さ,について話をしました。

 先週の木曜から昨日の日曜までの4日間,文化センターと瀬戸蔵を会場に,「まるっと瀬戸っ子フェスタ2011」が行われました。
 木曜は,瀬戸蔵で英語スピーチコンテスト。品中からも代表者が出場したため,応援の生徒と一緒に私も参加してきました。文化祭のときにもスピーチを披露してくれましたが,そのときよりも流ちょうな発音で,表現も豊かになり,努力の跡が伺われました。また,審査の時間に,この夏,品中生がニュージーランドを訪問したときの様子を,訪問した生徒たちが,写真や動画を使って説明しました。これも文化祭で行いましたが,やはりそのときよりも上手に説明することができました。
 金曜と土曜は,文化センターで音楽会。瀬戸市内の小中学生が集まり,これまでの練習の成果を発表し合いました。品中からは,金曜に,3年生全員が「手紙」と「走る川」の合唱を披露しましたが,それはそれは見事なできばえで,聴いているときには,感動で涙があふれました。いろいろな学校の代表が合唱を披露してくれましたが,それぞれによさがあり,参加した3年生にとって,とてもよい刺激になったのではないでしょうか。
 日曜は,文化センターで講演会。講師は,「はやぶさ」のエンジンの開発を手がけられた,國中均(くになか ひとし)氏です。専門的な言葉が出てきて,小中学生には難しかったかなと思いましたが,夢のある話をたくさん聞かせてもらいました。中でも,太陽系の星を自由に行き来できるような,「大航海時代」の実現を目指しているという話が印象に残りました。将来,瀬戸っ子の中から,その実現に関わるような人が現れることを願っています。
 4日間を通して,特別支援教育展や科学展など,生徒作品の展示会も行われました。品中生の作品も数多く展示され,私も見てきましたが,力作揃いで,完成までの頑張りを感じることができました。
 「まるっと瀬戸っ子フェスタ2011」をみて思ったことは,準備の大切さ,です。英語スピーチや音楽の発表,展示作品など,この「フェスタ」のどの内容をみても,しっかりと準備をしてきたことが感じられました。準備をしてきたからこそ,見る者,聴く者に感動を与えられます。國中氏の講演も,様々な映像を使って行われましたが,そこにも準備のために多くの時間がかけられたことが伝わってきました。また,このイベントを開くにあたっては,関係者が長い時間をかけて準備し,当日を迎えたこともよく分かりました。
 体育祭や文化祭のときにも思いましたが,やはり,どんなことでも,物事を行うためには準備が必要です。しっかりと準備をすることによって,人に感動を与えることができるし,準備の過程を通して,何かを学び,何かを得ることができると思うのです。
 さて,来週には期末テストが控えています。何かを学び,何かを得るために,しっかりとした準備をして当日を迎えたいものです。がんばってください。

今日は「霜降」

 今日の集会では,二十四節気の一つ,「霜降」についての話をしました。

 生徒会役員の認証をしました。役員になった人たちは,選ばれ,そして認証されたのですから,その責任があります。是非ともその責任を果たして欲しい。選んだ人たちにも選んだ責任があります。協力することはもちろんですが,どんどん前向きな意見を言って,生徒会を盛り上げて欲しいと思っています。
 今,合唱コンクールに向けて一生懸命練習をしていると思います。校内のいろいろなところから,美しく,力強い合唱が聞こえてきます。体育祭のときに,行事はその準備や練習によってほぼ決まると言いました。ですから,合唱コンクールを大いに楽しみにしています。
 さて,今日は何の日か,どういう日か知っていますか。この質問は,よく考えると曖昧です。誕生日,天気,いろいろな答えが出てきそうです。だから正解はありません。世の中にはそういった質問はよくあります。また,授業でもあると思います。そんなときはいろいろな角度から考え,様々な答えを考えて欲しい。そのことが素晴らしいアイディアに繋がったり問題解決に繋がったりします。
 それはさておき,今日は二十四節気の中の「霜降」という日です。二十四節気とは,1年を24等分し,季節を表す言葉を付けたもので,春夏秋冬,それぞれに6日ずつあります。例えば,春は春分,立春など,夏は夏至,立夏など。「霜降」とは,霜が降りる,と書きます。暖かい日なら,朝,露が降りますが,寒くなってくると,露ではなく霜が降ります。瀬戸では霜が降りるような寒い日はまだありませんが,北の方や標高の高いところでは霜が降り始めています。これからだんだんと秋が深まり,冬に向かっていく,ということです。皆さんは,秋の深まりは,どんなところから感じるでしょうか。(集会の場で3名の生徒に聞いてみたところ,「さんま」「落ち葉」「栗」と答えてくれました)。身のまわりの自然や物に目を向けると,秋の深まりを感じることができます。
 以前,紅葉や落葉はどうして起こるのだろうと疑問に思い,調べたことがあります。気温が低くなったり日照時間が短くなったりすると,木は冬が近づいていることを感じます。すると,葉の根元に堅い物質ができ,水分や養分の行き来ができなくなり,ある種の化学反応が起きて色が緑から赤や黄色に変わります。これが紅葉です。そして,ちょっとした風や震動で葉が落ちやすくなります。
 空気が乾燥する冬に葉が付いていると,表面積の大きい葉から,水分がどんどん蒸発し,木が枯れてしまいます。ですから,木は冬を乗り切るために,自ら葉を落とすのです。紅葉は,その準備なのです。
 何気なく立っている木ですが,自分の命を守るために,木はこんな営みをしています。そこに生命力を感じます。
 皆さんも,身のまわりの自然に目を向け,ふと思った疑問を大切にし,いろいろ調べてみてください。自然の偉大さや生命力を感じることができると思います。

体育祭を終えて

 9月25日(日曜),大きな感動と共に,体育祭を終えました。
 当日は,「午前中ところにより雨」といった予報があり,天候を少し心配しましたが,さわやかな青空に,適度な量の雲が混じる,絶好の体育祭日和となりました。
 本校の体育祭では,学年種目と縦割り種目を行います。学年種目は,各学年で学級ごとの得点を競います。A組は1年1組(11組)と合同チームを組みます。「大縄跳び」「学年競争遊技」「全員全脚」「学級対抗リレー」などの種目があります。縦割り種目は,各学年で学級ごとにクラスカラーを決め,同じ色のクラスが縦割りでチームを組み,得点を競います。赤組は33,22,13組。青組は32,21,11・A組。黄組は31,23,12組です。種目は「大綱引き」「玉入れ(女子)」「騎馬戦(男子)」「応援合戦」。また,縦割り種目の得点に,学年種目の得点も加算されます。
 体育祭や文化祭などの行事では,本番を迎えるまでの準備や練習が大切で,どれだけ一生懸命しっかりと思いを込めて取り組めたかが,本番での充実感につながります。私は今年品野中に来ましたので,本校の体育祭は見たことがありません。しかし,いろいろな人から「品中の体育祭は素晴らしい」といった声をよく聞きました。準備や練習に取り組む生徒の姿勢は,本番に期待させるに十分なもので,体育祭が楽しみで仕方がありませんでした。
 私が感心したのは,準備や練習が,先生たちの援助をもらいながら生徒が中心となって進められてきたという点です。予行練習は生徒会のリーダーが中心となって進められましたし,各種目の練習では,学級や縦割りのリーダーが中心となりました。そこに大きな価値を見いだします。
 特に,応援合戦では,3年生のリーダーを中心に,夏休みから準備が進められてきました。振り付け,太鼓のたたき方,隊形移動,せりふなどを考え,試行錯誤を繰り返しながら決定し,それらを1・2年生に伝え,約90名みんなで動きや声を合わせてきました。限られた時間の中,しかも,大雨や台風で予定の練習時間が大幅に削られてしまい,仕上げまでに多くの苦労があったことでしょう。
 応援合戦本番。「始め」の合図と共に声を上げ,演技場所に集結します。「ドンドンドンドン,カッカッカッカッ」リズミカルな太鼓の音に合わせ,演技の開始です。腕を振り,足を上げ,身体をひねり,複雑な動きにチーム全体が躍動します。隊形が大きく広がったかと思うと,また集結。ウェーブも交え,その動きが絶妙です。観客に向かって,自分たちの思いを込めたせりふを大声でぶつけ,演技はラストを迎えます。最後の力を振り絞って,決めのかけ声とポーズ。圧倒的な迫力と思いがグランドを支配します。お見事!観客の誰もが心からの拍手を惜しみません。
 体育祭の種目には,「大縄跳び」や「全員全脚」などのように,本番で勝つためには,十分な工夫と練習が必要なものが非常に多く,それらの練習にも生徒たちは力を注いできました。だからこそ,本番で力を発揮し,ねらい通りの結果になったときの喜びは大きかったのではないでしょうか。
 応援合戦を含め,すべての種目には勝ち負けがつきます。勝つ者がいれば,当然負ける者もいます。よい成績を収めることのできた人たちには,「おめでとう」と拍手を送りたいと思います。しかし,残念ながら練習で蓄えた力を十分発揮できず,負けてしまった人たちも,決して恥じることはありません。一生懸命に練習に取り組んできたことは,自分たちが一番よく知っているはずですし,多くの人が取り組みの一生懸命さを認めています。勝って学ぶことも多いですが,負けて学ぶことも多いと思っています。
 体育祭が終わり,後かたづけも順調に進み,各学級で帰りの会を行っているとき,3年生が,縦割りの1・2年生の学級に来て,感謝の言葉を述べました。
「今まで一生懸命練習についてきてくれてありがとう」
「協力してくれてありがとう」
 それに対して1・2年生からも感謝の言葉が述べられました。この姿を見て,また感動してしまいました。やはり品中の体育祭は,生徒の思いがしっかりと込められており,素晴らしいと,改めて思いました。
 体育祭を終え,これまでに築き上げてきた品中の伝統の力強さを感じました。そして,今年の体育祭で,新たな伝統が作られたことと思います。
 体育祭を通して強まった絆や団結,経験し感じたこと,学んだことなど,これらを次の行事に活かして欲しい。また,普段の学校生活に活かして欲しい。そんなことを強く思います。

※ 中日新聞 9月27日 16ページ なごや東版「学び舎リポート」に品中体育祭応援合戦の記事が載りました。

教科の学習は,なぜするの?

 今日の集会では,教科の学習をする理由について,私の思いを話しました。

 学校では,様々な教育活動を行います。STや読書,部活動や授業,給食,清掃,生徒会活動や係活動など。また,各種行事。こういった多くの活動の中で,最も大切なものは何でしょう。どれも大切で,順位をつけることにあまり意味はないかも知れませんが,私は授業が何よりも大切だと思っています。
 そして,授業では,教科の学習を行っていますが,教科の学習はなぜするのでしょうか。私の専門教科は数学ですので,以前,ある学校の生徒から「どうして数学を勉強するのですか」と,質問されたことがあります。将来,数学の教員や研究者,数学を使って仕事を進める職業にでも就かない限り,数学的な知識が役に立つことはほとんどないでしょう。しかし,皆さんは,全員が数学を学習しています。では,皆さんが数学を学習する理由は何でしょう。
 数学の学習は,問題を解くことを通して進められる場合が多いです。そのとき,これまでに身につけた知識や経験を使ったり,周りの人たちと相談したり,先生からアドバイスをもらったり,いろいろなことを基にします。皆さんが将来社会人になったとき,様々な問題を解決しなければならない場面に,きっと出合うと思います。そのようなとき,どうやって解決していくのか。それは,数学の問題を解決するときと同じように,これまでの知識や経験,周りの人たちとの相談,先輩などからのアドバイス,こういったものを基にすると思います。つまり,数学の学習をする理由の一つは,将来,問題を解決する必要に迫られたときの訓練だと思うのです。
 もちろん,数学以外の教科にも学習する目的があります。例えば音楽や美術なら,芸術に親しみ,その味わい方を学び,人生をより豊かにすることができるでしょう。技術や家庭では,将来,快適な生活を送るための基礎を学びます。体育では,運動に親しみ,より健康的に生活すること,ルールを守ることや仲間と協力することの大切さを学びます。
 このように,どの教科も,皆さんの将来を見据えた目的があるのです。中学生の皆さんが教科の学習をする理由は,良い成績を収めたい,高校入試にあるから,といった,身近なところの理由を挙げる人も多いと思います。もちろんそれもOKです。学習する理由は何でもいいのです。しかし,将来を見据えたところにも大きな目的があることを,頭のどこかに置いておいてください。
 秋は学習するにも運動するにもとても良い時期です。実りの秋です。教科の学習をするときに,将来の大きな目的を意識し,より大きな実りとなるように期待しています。

2学期始業式 式辞

 長い夏休みが終わり,いよいよ今日から2学期が始まりました。始業式の式辞では,2学期のはじめにあたり,次のような話をしました。

 出校日以来,1週間ぶりの学校ですが,ずいぶん学校がきれいになりました。トイレもとてもきれいになりました。この工事のことで皆さんはどんなことを感じたでしょうか。私が感じたのは,技術の素晴らしさです。校舎の高いところにまできれいに塗装がなされたり,耐震の補強がきちんと施されたり,ズレがほとんどないぐらいにしっかりと工事されています。プロの技にはただただ感心してしまいます。
 さて,皆さんは「サザエさん症候群」とは何か,知っていますか?(知っている生徒に手を挙げてもらいましたが,ほんのわずかが知っているだけでした)
 「サザエさん」は毎週日曜の午後6時30分から始まるテレビのアニメ番組です。また,「症候群」とは,ある原因で起こる共通の症状のことです。この「サザエさん症候群」とは,サザエさんを観ると,今日で休日が終わり,明日から学校や仕事に行かなければならない,という気持ちになり,憂鬱な気分になることです。
 昨日は夏休み最後の日でした。明日からまた学校が始まると思うと憂鬱な気分になった人もいるのではないでしょうか。実は私も中学生時代には,8月31日になると憂鬱になったものです。
 しかし,今日から2学期は始まりました。憂鬱になっていても仕方がありません。始まった以上,気持ちを切り替えて頑張ってやっていって欲しいと思います。
 3年生は,いよいよ進路に向けて具体的に希望を決めるとき。12月には具体的な希望先を決めなければなりません。
 2年生は,3年生が部活動を引退した今,部活動の中心です。部活動以外にも,3年生からいろいろなことを引き継ぎ,伝えていかなければなりません。このような意識で取り組むことによって,一人一人が成長できるはずです。
 1年生は学校にも慣れ,長い夏休みも経験しました。これからが中学生として力を発揮するときです。
 どの学年の人も,「今」を大切にしてください。過去の自分があるから今の自分があります。今を積み重ねることによって将来の自分が決まってきます。過去は取り戻せませんが,将来の自分なら,「今」を精一杯頑張ることによってよりよい自分にすることができます。頑張るためには目標をたてることが大切。目標を立てることによって,「今」何をすべきかが分かってきます。
 2学期は多くの行事があります。実りの秋とも言います。皆さんの素晴らしい姿を期待しています。

市長表敬訪問

 明後日20日から,ニュージーランドに,本校生徒14名がホームステイに出かけます。これに先だち,本日,瀬戸市長さんのところに表敬訪問してきました。
 生徒一人一人が抱負を述べ,その後,市長さんと教育長さんから,激励のお言葉をいただきました。
 いよいよ明後日出発です。いろいろな体験をし,多くのことを学び,感じて欲しいと思っています。
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まるっと せとっ子議会

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 本日,「まるっと せとっ子議会2011」が市役所の議場で行われました。
 これは,小中学生に瀬戸市議会を体験させたり行政のしくみにふれされたりすることを通して,まちづくりや将来の瀬戸市のあり方などについて関心を持つ瀬戸市民を育てることをねらいとしています。
 瀬戸市内の全ての小中学校から代表者が参加しました。小学生は午前,中学生は午後の参加でした。品中からも2名が参加し,少し緊張していたようですが,瀬戸の議場で堂々と自分の意見を述べたり質問したりしました。それぞれの発言に対して,市の担当者から答弁があり,とてもよい経験になりました。
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学校行事
3/6 卒業生を送る会
瀬戸市立品野中学校
〒480-1203
愛知県瀬戸市広之田町2-5
TEL:0561-41-0019
(番号表示でおかけください)
FAX:0561-41-3116
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