最新更新日:2024/04/18
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

言われて気づくこと

 今日の集会では,先週行った文化祭に関わる内容の話をしました。

 2週続けて台風がこの地方に来ました。今回は暴風警報が発令されることもなく,無事に学校が始まりました。当たり前のように朝が来て,当たり前のように学校が始まる。このことを改めて感謝したいと思います。
 先週の金曜日に文化祭を行いました。2学期に入り,体育祭,文化祭と大きな行事が二つ終わりました。あとはマラソン大会を残すぐらいでしょうか。このような大きな行事があると,私は学年の先生,特に担任の先生をとてもうらやましく思います。生徒の皆さんは,行事に向けて本当に一生懸命取り組みます。そんな皆さんに対して,先生たちは強い思いを持って関わっています。いいものを創り上げて欲しい,準備や練習を通して学年や学級の絆を強め,深めて欲しい,人として大きく成長して欲しい,そんな思いです。もちろん,私も皆さんに対する思いは強く持っています。しかし,皆さんと直接関わることができ,喜びや苦しみを共有できる学年の先生をうらやましく思うのです。
 文化祭が終わり,品中生が退場した後,ホールの掃除をされた方から「こんな学校は見たことがない」という話がありました。全くゴミが落ちていない,椅子はきちんと折りたたんであったということで,このことを指しての言葉でした。この話を聞いたとき,品中生なら当たり前であり,「そうなんだ」ぐらいにしか思いませんでした。しかし,市内の中学校や近隣の高校など,多くの学校が文化センターを利用し,その後の掃除をしてみえる方からの言葉として考えてみると,これは決して当たり前のことではないと思いました。当たり前と思っていることは,人から言われて初めてその素晴らしさに気づくもので,改めて伝えることの大切さを思いました。当たり前のことは,良いことばかりではなく,悪いことの場合もあります。その場合,その人が当たり前にやっていることだとすると,本人は気づきません。そんなときにはやはりそっと伝え,本人に気づいてもらうべきです。ここで大事なことは,本人に伝えるということ。本人に言えば,それはアドバイスとなります。しかし,本人には言わず他の人に言ったとすると,これは陰口となり,決して良い結果にはなりません。悪い点を本人に伝えるのは勇気のいることです。なかなか面と向かっては言いにくいものです。でも,本人が気づいていないとすれば,伝えることは本人のためになることです。
 良い悪いにかかわらず,気づいたら本人に伝えたいですね。本人にとっては当たり前のことかも知れませんから。
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