最新更新日:2024/04/25
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「鍛錬」は水中の校訓の一つです

夏休みに入り運動部の1・2年生は新しいチーム作りの練習に入りました。卓球部女子は、校長先生が臨時コーチとして指導です。配布物でお知らせしましたが(「ご案内」にも掲載しました)、今年度はいろいろな事情により、去年までより少し活動時間の制約が増えました。限られた時間の中で、チームや個人それぞれの目標を見失わず、大事なことは何なのか、常に考えながら取り組んでいけば密度の濃い練習が短時間でもできると思います。

水中の校訓の一つ「鍛錬」について少し書きます。

鍛=「きた(える)」はもともと、高温で熱した金属を繰り返し打ったり水で冷やしたりして硬度・密度などを高め、良質のものにするという意味です。
錬=「ね(る)」は、熱を加えて、むらのないようにこねまぜて、粘りけが出るようにするという意味です。

日本刀などの強い金属を作る工程から生まれた言葉です。

宮本武蔵『五輪書』には、「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」という言葉があります。
「鍛」は基礎が定着するということ、「錬」は一つの道として揺るぎなく完成すること。
「鍛」には千日(約3年)を要し、「錬」には万日(約30年)を要する。
ということで、継続的な努力・精進の大切さを説いた言葉です。

つまり、練習・修練を繰り返し、技術や身体・精神をしっかりしたものにするという意味があります。



さらにもう一つそれにまつわる言葉を紹介します。
「鍛錬千日、勝負一瞬」かつて甲子園を湧かせた池田高校野球部監督蔦(つた)文也氏の言葉です。野球で言えば、「毎日千回の素振りを千日続けても、打てるか、打てないかは一瞬で決まる。」「一瞬の勝負のために千日の鍛錬がある。」ただ数をこなすだけの素振り千回を千日続けて「がんばった」と自己満足していても意味がないということです。

もう少し考えると、
「鍛錬する千日の、一日一日、一瞬一瞬のすべてが勝負」ということがいえます。


「今やっている練習の一瞬一瞬が勝負である。」
「練習」のところを「勉強」に置き換えても同じことが言えると思います。部活動でも学習でも共通することではないでしょうか。

「鍛錬(たんれん)」は水中の校訓の一つです。

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