最新更新日:2024/03/22
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瀬戸のすべての子どもたちが「瀬戸で学んでよかった」 瀬戸のすべての親たちが「我が子を瀬戸で育ててよかった」 瀬戸のすべての市民が「瀬戸で生きてよかった」

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午後からは、豊田市にある「桝塚味噌」で味噌蔵見学を行いました。薄暗い蔵の中に入ると、現役の大きな味噌樽がいくつも立ち並んでいました。これほど大きな味噌樽は、国内でも、もうほとんど残っていないという貴重なもので、1つの樽に重さにして約10トン、5人家族が1000年は食べ続けられるほどの味噌が入っているそうです。もの静かな蔵の空気からは、脈々と受け継がれてきた味噌作りの長い歴史が伝わってくるようでした。
社長さんのお話を聞きながら蔵の中を歩き、樽を触ってみたり、蒸した大豆を丸めて麹をまぶした「味噌玉(これを樽に入れて発酵させると味噌になる)」を食べてみたりと、五感を使った体験づくしの時間となりました。

蔵を見学後の社長さんの話をまとめると、以下の通りです。
・今、社会で最も求められているものはコミュニケーション能力であり、これは、「共食」により育まれるもの
・味噌を育てることと、子どもを育てることは、ともに「待つ」ことが大切
・生きるとは、食べること。食育とは、大人を教育すること

今回、参加していただいた保護者の方からは、「大豆の奥深さを知る良い機会になった」「共食を意識してみんなとの食事、食事の際の会話をたくさんしていこうと改めて思いました」「親子で食について話をするよい機会になりました」「今後もいくつの年齢になってもみんなで会話しながら食事したいものです」との感想がありました。

日本は、家庭の食卓での「共食」を通して、世代を超えた食文化の引き継ぎを行ってきました。豆腐や味噌なども、こうして大切に伝えられてきたからこそ、今でも身近な食品として食べられ続けています。この先、同じように後世へとつないでいくためにも、ぜひ、家庭の食事の在り方について見直すきっかけとなればと思います。 (栄養教諭)

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