最新更新日:2024/03/22
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8月1日 食のスタディツアー お豆腐作り体験と味噌蔵の見学  1

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水野中、西陵小、水野小に在籍する生徒と児童の親子を対象に「食のスタディツアー」を開催しました。8月1日は、「大豆」をテーマに、伝統的な食文化について学ぶコースでした。
午前中は、高浜市にある「おとうふ工房いしかわ」で、ざる豆腐作り体験をしました。豆乳に「にがり」を入れて混ぜ、固まった豆腐をざるに盛ると完成です。豆腐をざるに大きく盛れば柔らかく、細かく盛れば固めに仕上がるとのことで、それぞれ自分好みの固さを目指し、懸命に作業をしていました。
まだじんわりと温かいできたての豆腐を味見してみた感想は、「なめらかでおいしい」「味が濃い」「甘くてびっくりした」とのこと。自分で作ったお豆腐の味は、格別でしたね。持ち帰ったざる豆腐を親子で食べ比べてみましたか。固さは思った通りにできていましたか。参加した方からは、「豆腐の作り方がよく分かった」「家でもやってみたいと思った」などの感想がありました。

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午後からは、豊田市にある「桝塚味噌」で味噌蔵見学を行いました。薄暗い蔵の中に入ると、現役の大きな味噌樽がいくつも立ち並んでいました。これほど大きな味噌樽は、国内でも、もうほとんど残っていないという貴重なもので、1つの樽に重さにして約10トン、5人家族が1000年は食べ続けられるほどの味噌が入っているそうです。もの静かな蔵の空気からは、脈々と受け継がれてきた味噌作りの長い歴史が伝わってくるようでした。
社長さんのお話を聞きながら蔵の中を歩き、樽を触ってみたり、蒸した大豆を丸めて麹をまぶした「味噌玉(これを樽に入れて発酵させると味噌になる)」を食べてみたりと、五感を使った体験づくしの時間となりました。

蔵を見学後の社長さんの話をまとめると、以下の通りです。
・今、社会で最も求められているものはコミュニケーション能力であり、これは、「共食」により育まれるもの
・味噌を育てることと、子どもを育てることは、ともに「待つ」ことが大切
・生きるとは、食べること。食育とは、大人を教育すること

今回、参加していただいた保護者の方からは、「大豆の奥深さを知る良い機会になった」「共食を意識してみんなとの食事、食事の際の会話をたくさんしていこうと改めて思いました」「親子で食について話をするよい機会になりました」「今後もいくつの年齢になってもみんなで会話しながら食事したいものです」との感想がありました。

日本は、家庭の食卓での「共食」を通して、世代を超えた食文化の引き継ぎを行ってきました。豆腐や味噌なども、こうして大切に伝えられてきたからこそ、今でも身近な食品として食べられ続けています。この先、同じように後世へとつないでいくためにも、ぜひ、家庭の食事の在り方について見直すきっかけとなればと思います。 (栄養教諭)

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