最新更新日:2024/04/23
本日:count up20
昨日:33
総数:440273
新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

笑瀾万丈34 ダウン症との出会い

画像1 画像1
☆ダウン症との出会い

 はじめて一年生をもった子どもの中にダウン症のTさんがいた。心根は優しかった。ただし、知的には遅れていた。周りの子ども達も優しく接していた。
 一斉指導の中で個別指導することの難しさを感じた。数の観念がまだ遅れているので、ダウン症への指導という本を購入し、夏休みに特訓した。一対一対応から始め、たし算までいくことができた。
 一度だけ運動場から戻ってこない時があった。砂遊びに夢中になっていた。手をつないで教室に戻らせた。二学期からは、両親の合意も得られたので特別支援学級にも通級するようになった。

4月の教材研究 第4学年「一億をこえる数」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
新年度が始まり気持ちもリフレッシュされていることでしょう。
新年度から小学校の教科書が改訂されました。
志水先生の教材研究動画はわかりやすく丁寧に解説していますのでお役立てください。

4月の教材研究 第4学年「一億をこえる数」


  授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

4月の教材研究 第3学年「わり算」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
新年度が始まり気持ちもリフレッシュされていることでしょう。
新年度から小学校の教科書が改訂されました。
志水先生の教材研究動画はわかりやすく丁寧に解説していますのでお役立てください。

4月の教材研究 第3学年「わり算」


  授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

フレッシュ

画像1 画像1
4/9 今日のひとこと
学年初めはいつも新鮮である。

新鮮な気持と態度で さあはりきってやるぞ。

笑瀾万丈33 神戸市の研究会

画像1 画像1
☆神戸市の研究会
 五月になり、神戸市の算数研究部から声がかかり、市内の公開授業でやってみないかと言われた。飛び込み授業である。上田指導主事らの推薦ではないかと思っている。
 七月に一年生の授業で紙芝居で授業をした。たし算の作問の場面で、これは自分の学級でもやると、とてもうまくいき、長田区の学校まで行き、飛び込み授業をした。六学年全部の飛び込み授業で、そのうちの一年生担当でやった。算数部の幹部からは期待されていると感じた。この実践は、筑波大学附属小学校でも実践し、教材開発の本に実践を紹介している。

4月の教材研究 第2学年「算数のとびら」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
新年度が始まり気持ちもリフレッシュされていることでしょう。
新年度から小学校の教科書が改訂されました。
志水先生の教材研究動画はわかりやすく丁寧に解説していますのでお役立てください。

4月の教材研究 第2学年「算数のとびら」


  授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

第2回 4月第2週「授業で学級経営 」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
「ユニバーサルデザインに基づく学級経営」動画を配信します。

第2回 4月第2週「授業で学級経営 」
どうぞご覧ください。

    授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

どの子も「できる」10分間プリント についてのお知らせ

どの子も「できる」10分間プリント についてのお知らせ

過去において、教師用と児童用をわけて販売提供しておりまはたが、
現在は、2020年4月より、学習指導要領改訂ならびに教科書の改訂により、内容も一新して作成しました。その際、教師用と児童用にわけることをやめました。

コピーフリーとしておりますので、印刷してご使用ください。

笑瀾万丈32 一年生の担任として

画像1 画像1
☆一年生の担任として
 まず心掛けたのは、字を丁寧に書くことである。ひらがなから運筆を練習した。また、言葉使いも丁寧になった。一年生の特性を少しずつつかんでいった。私の上の子どもは幼稚園に行っていた。近い歳の子どもがいるので、幼さは分かっていた。学年で91人だったので、一学級は31人であった。
 一年生は、集団への指示がわからないようだ。個別の指示なら聞く。だから、「休み時間なので、トイレに行きましょう。」と指示しても、「先生、トイレに行っていいですか。」と、どの子どもも質問してくる。あれは、自分に先生が問いかけてくれていると思っていないからである。集団への指示に慣れるまで一ヶ月ほどかかった。それに、すぐにトイレに行きたがる。また、少しの時間でトイレから帰ってくる。緊張したら行きたくなるのである。
 一年生の子ども達は小学校が初めてのことだらけである。広い運動場があっても端のほうで遊んでいる。机をもつことも初めてである。幼稚園・保育所では、イスの生活である。だから、机に触りたくて仕方がない。
 本当に可愛い子ども達である。教師の一言は絶対である。だから、お手本としての一年生には一言話すのも気をつけて話した。
 集中力・持続力がない。つまり、すぐに飽きるのである。だから、体育の授業では、すぐに砂いじりを始める。長々と説明してはだめである。休み時間に一緒に遊んであげると大喜びであった。ある意味一年生を受けもったことは、初めての経験ではあったが、あの純粋さに触れたことは教師生活では大きなことだった。

教訓:小学校教師ならば一年生は持つべし。 

笑瀾万丈31  あまりの落差

画像1 画像1
☆あまりの落差
 ショックだったのは、大学院で研究をしっかりやってきたのに、小学校は研究とはほど遠い学校であった。どこで私の経験が役立つのかと思った。二年間学ばせていただいた恩返しはすべきだと思っていたのに活動する場がなかった。
 反面、すごく良かったのは教職員の雰囲気である。とてもアットホームである。学年二、三学級なので、まとまりもよかった。前任校が一学年に五学級だったのと比較して、一学年二学級では職員室全体の雰囲気がよく分かった。現場に戻ると、仲間はずれされないかと心配はあったが、全くそのようなことはなかった。もちろん、皆さんは、私が大学院を出たことは転勤以前から知っていたはずだが、そのことには誰も触れなかった。これは、私にとって、とても心地良かった。仕事も任せてくれた。人間不信からの脱却ができた。
教訓:期待されていない職場に転勤したとしても、それは意味のあることである。

愛で育てる

画像1 画像1
4/5 今日のひとこと

最近、連続で面談した人達から「愛で育てる」のが志水メソッドの根本でしょ。と言われました。
そうなんです。
この理念に基づいて事例を述べたのが上の本です。

現在、絶版です。
しかし、アマゾンでは中古本のコーナーにありました。
よろしかったらどうぞ。

4月の教材研究 第5学年「体積」

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
新年度が始まり気持ちもリフレッシュされていることでしょう。
新年度から小学校の教科書が改訂されました。
志水先生の教材研究動画はわかりやすく丁寧に解説していますのでお役立てください。

4月の教材研究 第5学年「体積」


  授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

笑瀾万丈30 音楽会当日

画像1 画像1
☆音楽会当日
 一年生の一組、二組の子ども達全員が講堂の壇に入場した。指揮者が登場した。上月先生である。そして、ピアノの前にヒロシが座った。
会場からどよめきが起きた。きっと、ピアノの点検に来た人だと思ったのだろう。ところが、ヒロシはピアノから離れる様子はない。
 心配そうな空気が流れてきた。
 一年生の児童は、準備練習をヒロシと共にしてきたのでにこにこしている。会場の300名が、かたずを飲んで見守っていた。
 上月先生の指揮棒が振り落とされた。ヒロシの指がピアノの鍵盤の上で踊っている。弾きながらうっとりするヒロシであった。三拍子のワルツ調の曲をヒロシは三分間見事に弾いたのであった。
 終わった瞬間、安堵の空気が漂った。

4月の教材研究 第6学年「対称な図形」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
新年度が始まり気持ちもリフレッシュされていることでしょう。
新年度から小学校の教科書が改訂されました。
志水先生の教材研究動画はわかりやすく丁寧に解説していますのでお役立てください。

4月の教材研究 第6学年「対称な図形」


  授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

笑瀾万丈29 ☆さて、一年と三ヶ月後

画像1 画像1
☆さて、一年と三ヶ月後
 ヒロシはまた、一年生の担任をしていた。つまり、落第したのであった。再度一年生をせよという指示であった。嘘ですよ。本当は、一年生の魅力に二学期に目覚め、学年希望に対して再度一年生を担任したいと書いた。すると、希望を叶えてくださった。内田校長先生ありがとうございました。 九月のはじめだったと思う。
 出張から帰り、職員室のイスに座った。ヒロシはデスクと上ガラスに挟まれた文書を見た。すると職務令書があった。
 なんだ、これは何のいたずらか。
 文面を見た。
「あなたに、今度の音楽会のピアノ伴奏を命じる」(上月幸子学年主任)
 見回すとまだ主任は出勤していない。
 有無を言わせない手法である。
 ええっ!!
 ヒロシの細い細いたれ眼の眼がまん丸と最大限に開いた。瞳孔まで開いたかもしれない。
 どうこう言っても「しゃあないなあ」。
 また、驚愕の世界に引き込まれた。
 ヒロシが保護者の前で指揮者ではなくて、音楽の器楽伴奏でピアノを弾けということだと。
 上月主任が出勤してきた。にんまりしている。
「はい、分かりました」というしかなかった。
 またまた、大変な自体になった。
 それから毎日夕方になると、講堂のピアノとにらめっこである。
 にらめっこしていても上手になるわけないが。
「あーあ、引き受けなければよかった」
 男としての見栄が練習に駆り立てた。
 ところが、ピアノのタッチが違う。教室の電子ピアノはエレクトーンのタッチで非常に柔らかい。今度は、ピアノは堅い。重い。ヒロシの太いきゃしゃな指先では鍵盤はなかなか良い音をだせなかった。それからというものの、まずは指に力を入れることを訓練した。箸をもつとき、ハンドルを握るとき、握手するとき、すべて指の筋肉トレーニングにいそしんだ。
だから、指が痛くなった。
 ♪あなたが噛んだ小指がー痛い。昨日の夜の指の練習でいたい。
 練習すること3週間。

師匠からの脱却

画像1 画像1
4/3 今日のひとこと

まずは、師匠を持つことだ。
そして、徹底的に習え。

そのうち、自分でもできるようになることだ。
その後、師匠からの脱却をはかりたい。

笑瀾万丈28  電話で相談

画像1 画像1
☆電話で相談 
「あのう、後藤先生、今度一年生をもつことになりました。一体どうすればいいのですか。」
 ヒロシは思いあまって、前任校の学年主任に電話をしていた。
「それはね。楽しくやればいいのよ。一年生は学校に入るのが初めてだから学校って楽しい所と教えればいいのよ」
とアドバイスいただいた。
 一年生と言われたときは、「ええっ!!」びくりマーク!!!!…の連続で眼が点になった。天にもすがる気持ちで後藤先生に電話をかけたのであった。
「ぼくに勤まるのであろうか。これまで三年生以上は受け持ったことがあるが、突然の一年生担任である。二年間の大学院生活でブランクがある。現場感覚が戻るのに時間がかかると思っていたが、大学院二年生から小学校一年生とは、ジェットコースターですべり落ちるような気持ちであった。
何事も初めての体験というもはハラハラ、ヒヤヒヤ、ドキドキするものである。
 何がこの先起こるのだろうか。不安の二乗になっていた。
 というのは、ヒロシは、これまで音楽と図画工作を教えたことはなかった。幸いにも前任校の二つの学校は音楽専科、図工専科が教えてくれたのであった。だが、今度はそうはいかない。専科はいるのだが低学年には配置されていない。
どうしよう。音楽の時間をどうしよう。
緊急対応が不可欠だ。
そうだ!!あれだ。
実家にオルガンがあった。大学生の頃に使ったオルガンである。
あれを我が家にもってこよう。早速、軽自動車のクオーレで実家に帰り、オルガンを積んで我が家に持ち帰った。右手だけでなく左手も添えての練習開始であった。
毎日一時間オルガンの練習に励むヒロシであった。これが名人級で左手はドソミソ、ドラファラ、シソレソの3和音で全ての曲をこなしていた。大学時代に勉強したピアノのタッチはこのとき役立っていた。
一年生の授業で音楽の時間に初めて子どもの前で弾いた局が、なんと、ちょうちょうであった。
♪ソミミーファレレー、ドレミファソソソ…。
無事に音楽の授業を開始したのであった。


バンドエイドがはがれない

画像1 画像1
4/2 今日のひとこと
傷口にバンドエイドをぴったりはった。

今度は、はがそうと思ったら痛い痛い。はがれない。

これこそ、愛着障害だあ。

「ユニバーサルデザインに基づく学級経営」動画を配信します。 第1回 4月第1週「信頼関係づくり」限定配信

画像1 画像1
授業力アップわくわくクラブサロン会員のみなさま

こんにちは。
「ユニバーサルデザインに基づく学級経営」動画を配信します。

第1回 4月第1週「信頼関係づくり 」

どうぞご覧ください。


    授業力アップわくわくクラブ 近藤雅子

笑瀾万丈27 ☆無事大学院を修了して現場復帰

画像1 画像1
☆無事大学院を修了して現場復帰

 無事ヒロシは、修士論文も通過して、めでたく兵庫教育大学大学院を修了したのであった。修了式は大学体育館で行われた。外には機動隊と組合がにら目っこしていた。かすかな、「反対」という声が聞こえている中、式は終わった。二年間はとても充実していて、とても楽しい空間であった。
 いよいよ現場に戻って、実践あるのみである。
 ♪さらば大学院よ、旅立つヒロシは宇宙戦艦ヤ・マ・トに乗って。
 ♪現場の彼方、神戸市へ。運命背負い。今、旅立つ。…
 まだまだ現場のきびしさ、冷たさを予感しながら現任校の五位ノ池小学校に赴き、転任先を告げられた。それがルールだったからだ。垂水区の多聞台小学校だという。「近くなった。」というのがはじめの印象である。車で八分もあればいける学校である。たしか、あの地区には親戚が住んでいたはずだが。
 三月の終わりに多聞台小学校に行き、内田校長先生から「あなたには一年生をもってもらいます」と言われた。
「ええっ?!」
と心で叫びながら、思わずたじろぐヒロシであった。
しかし、「はい、分かりました」と素直に言うヒロシであった。
 学校が始まった。
 おかしい。職場の皆さんは、私のことを大学院卒だというのにそのことには何も触れない。一切触れなかった。気遣ったのか、それとも関係ないと思ったのか、素の私と共に行動してくださった。とてもありがたいと思った。
 さてさて、一年生担任の宣告後、ヒロシはどのような行動をとったのか。


  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30