最新更新日:2024/04/24
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算数のよさは

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12/9 今日のひとこと
算数のよさは、無理矢理言わせるものではない。
つくづくよいものだと感じたときに言うことである。

算数では、「わかる」→「できる」→「身に付く」が大切。身に付くの代わりに「使える」と置き換えることもある。

さて、「できる」とか「身に付く」の段階にもなっていないのにもかかわらず、「速く」「わかりやすい」「便利」と言わせる授業はどうかと思う。

自転車に乗る練習のときのことを考えてみよ。
自転車の乗り方を話し合っても、乗れるようになるのか。乗れるようになってこそ、とても便利と感じる。「わかる」から「できる」までは道は遠い。さらに習熟する段階の「身に付く」までとなると、はるかに遠い。
自転車の乗り方の授業を習ったとしてもなかなか乗りこなせない。むしろ転倒して怖いのである。自転車にのってふらついているときに、速くて便利ですと言わせるのか?

これと同じことが算数の授業でも言えるのである。本時で学習したことが「できる」ような状態になってもいないのに、性急によさを言わせてどうなるのか。うそつきを育てる芽ようなものである。
もしもその子が算数のよさが言えるということは、もうすでに身に付いている段階なのではないか。

わかる→できる→身に付く を保障した上で算数のよさに迫りたい。
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福岡県田川郡大任町大任小学校で示範授業

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12/7,福岡県田川郡大任町大任小学校で示範授業と講演をしました。
5年生の子どもたちと楽しく学びあいました。

会場にはも地元大任町の小学校・中学校はもちろんのことですが、近隣の町から参加され、140名のなかでやりました。
講堂はとても寒かったです。
しかし、授業は熱気を帯びていました。

子どもたちもよく頑張りました。
密度の濃い45分間(+5分間)だったと思います。
表現力・言語力にこだわった授業でした。

皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
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直感とツキ

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12/7 今日のひとこと
ついているときは、直感が働いている。

ふと思ったことを実行してみたら、新しい道が開けたということがよくある。

直感が働くからつくのか、つくから直感が働くのか。
特に、「感謝」をその間に入れると、さらに両方に効くことになる。

先日「ついている」ことがあったので、「ついている」を連発してみた。
すると、直感が働いてまたついてきた。

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行動を起こす

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12/7 今日のひとこと
今のように時代の流れが激しいときは、じっと立ち止まって何もしないのは一番危険である。
心配ばかりしていても始まらない。
次への未来へ向けて行動を起こすことである。
自分の強みを意識して強化することである。

そうやって、人はいつの時代も転換期を乗り越えてきた。
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一本釣りと 網漁

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12/6 今日のひとこと
算数の自力解決の場面で、
個別指導で一人一人に声かけするのは 大事。 でも、 限界がある。
9割の見通しをもっていることが不可欠である。

だから 9割までは事前に 網漁で引き上げることだ。

個別に一人一人を指導するのは一本釣り。
一斉指導は、大きな網で魚をとるしかた。

まずは、網漁。つぎに一本釣り。
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一緒にいて楽しい

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12/5 今日のひとこと
人はただ存在していればよいというものではない。

存在していて、よい「気」を出すことである。
一緒にいて楽しいなという「気」である。

反対に、悪い「気」を出す人もいる。
いつもため息ばかりをついている人。
顔にはださないが、顔がくらーい人。
こういう人に限って、本人は、自覚がないんだよね。

あなたは一緒にいて楽しい人ですか。

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Wに運のいい話

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12/5 今日のひとこと
昨日は、たまった仕事を午前中、久しぶりに自宅で仕事をした。
すると、研究室のKさんからメールがきて、本日の午後はお休みだという。
弱ったなあ。月曜日の示範授業の準備があるのにと思っていた。
でもいつもどおり、あの袋に入っているはずだからなんとかなると思っていた。

午後から出勤した。今度は、事務的な仕事の山である。
すると、ひょこっとKさんが来たのである。
1時間だけ仕事をするという。
運がよかったね。このおだんごをどうぞとおすそわけをした。
事務のMさんも同席していて、本といいタイミングだねと言った。


そのから、示範授業の袋を探し始めた。7月に授業をした教材で、あの場所にあったはず。ところが、ないのである。頭の記憶に袋の形まである。
そして、Kさんが見つけだした。
よかったよかった。
ワークシートや指導案は別のところにも保存してあるので大丈夫なのだが、提示する教材はないと作らないといけない。
あってよかった。

運がよかったのは、私の方だった。もし立ち寄らなかったら、見つけるのに冷や汗をかいたかもしれないからである。
このお知らせは、教訓帰納としたい。
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京都市立松陽小学校 研究紀要より

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京都市立松陽小学校は、11月18日に研究発表会をした。そのときの研究紀要の一部を公開します。右の配布文書のところをごらんください。


1.ミニ学習指導案

2.○つけ法・意味付け復唱法の教材研究ワークシート

です。
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三方の得々定理

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12/5 今日のひとこと

AさんとBさんとがお互いに得であること。一挙両得という。

では、AさんとBさんとCさんとが同時に特になることがあるだろうか。
これがあるんだなあ。
少し頭をひねるだけで、得になることがある。
つまり、Aさんは、BさんとCさんが一挙両得になることを企画するとよい。
そうすると、結果として、Aさんにも感謝が返ってくる。

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広島県三次市川地中学校訪問

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11月30日、広島県三次市の川地中学校を訪問した。
三次市の中学校の数学科の教員が集合して研修会を行った。

志水は、三次市のスーパーアドバイザーとして5年たつ、その間小学校の算数と中学校の数学科を指導した。
とりわけ、中学校の指導にしていは成功モデルと言える。
ここ数年間の積み上げは大きい。このことは、中学校の数学科の教員の意識の変化はもちろんのこと、それが学力テストの結果にも現れている。
普通、中学校の教員に講話してもまず受け入れてくれない。だから、なかなか指導法を転換してくれない。
ところが、5年間、かかわってみて毎回の研修が指導法の改善にとても役立っているのである。音声計算トレーニングにしても現在は、12校で当たり前になっている。
だから、どんどん伸びる。この日の研修会も授業公開とそれに引き続く、KJ方による授業改善の討議などを見ていると、本当に充実していると思う。
三次市はとても広く、学校間で車で1時間はかかるところがある。それでも都合をつけて研修に取り組んでいる。

この成功事例は、ぜひともみなさんに知っていただきたい。三次市の教育委員会の池田指導主事たずねてみてほしい。

川地中学校での公開授業も教師と生徒の頑張りぶりがよく見えた授業であった。
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鳥取県伯耆町八郷小学校訪問

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12月3日、鳥取県伯耆町八郷小学校を訪問指導した。

前回は7月であった。5ケ月ぶりに授業を見た。かなり引き締まった授業が展開されていた。
前回のアドバイスは、教材研究の方法である。また、最低限配置すべき教育書も紹介した。

今回行くと、全ての学年でミニ学習指導案が印刷されていた。
4校時のはじめに学校に着いたので、ざっと全学年を見回った。

集中授業は5校時であった。第5学年の授業、森谷、由良先生のTTの授業であった。
導入から森谷先生のきめの細かい配慮と優しさが見られた。
○つけ法も2人でやりきった。
一番強く思ったことは、Aさんを発表の場面で引き立てたことである。
ここにに教師の優しさと厳しさがあった。
これが、志水の言う「愛」で育てる算数の授業である。

全体の協議の場でも私の講話がすうっと入っていくことを感じた。
ビデオカウンセリングと自力解決の○つけ法について指導した。

校長先生とはずうっと改善について議論した。職員への思いが伝わってきた。
また、教頭先生は、最後の挨拶で私の一面を見抜いておられた。
この学校は前進していくことは間違いない。
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きっかけ

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12/4 今日のひとこと
人は一度、信念をもつとなかなか変わらない。
人を変えようなんて思わないことだ。

でも、変わるきっかけがある。
その人自身が、この方がよかったなあと体験すれば変わるきっかけとなる。
あるとき、「私にとってこの指導法が足りなかったんだあー」とおもわずつぶやいた。

だから、上に立つ者ができることは、変わるようなきっかけづくりしかない。

志水塾、公開講座、授業診断及び大学院での授業もそのきっかけである。
最近も志水塾から帰ってきて変わったという声も聞いたし、実際にその教師の変化も見た。嬉しいことである。
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宮崎教師力セミナー受講者より

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昨日、28日、宮崎で教師力セミナーに呼ばれて講演をした。そのなかで、模擬授業をした。○つけ法の場面があり、実際に見せた。その反応である。

<突然のメール、失礼いたします。
日向教育サークルのNと申します。
昨日の教師力アップセミナーでの講座、本当にありがとうございました。
実践的で分かりやすい講座でとても勉強になりました。
特に今まで「もやもやしたもの」がすっきりしたことが大きな収穫でした。

それは丸つけ法に関することです。
はっきり言って、「丸つけ法」はとても高度な技であると思います。
部分肯定や丸つけをするスピード等の技術は、志水先生がおっしゃるように、練習の繰り返しによって、身に付けることができるようになるだろうと思います。
しかし、丸つけ法の難しいところは、個に応じた「言葉がけ」だと考えます。
 以前より、誰でも通用する言葉をかけて丸つけをするだけでは、自己存在感もそんなに高まらないであろうと考えていました。特に「丸つけ法」の裏にある「哲学」を考えずに、表面の技術のみをとらえて、実践している授業やビデオを見ると、子どもによっては、あまりうれしくないのではと感じることも多々ありました。

 今日の講座で一番知りたかったのは、志水先生の丸つけ時の「言葉がけ」でした。
模擬授業で丸つけをされる志水先生の言葉がけは圧巻でした。

「いいね。よくみつけたね。」、「ほほう、いいんじゃない?」、「いい発想だね。びっくりしたなあ。」など、そこに本当に子どもがいるかのような自然で温かい、そして的確な言葉がけでした。「もっとがんばろうと思う気持ち」にさせる言葉がけでした。これは技術だけでできることではないと思います。志水流にいうと「子どもへの愛」があるからだと感じました。

視点を持って丸つけをして、正確で的確な言葉がけをする。その言葉は自然であたたかさに満ち溢れている。これが志水流の丸つけ法であると実感しました。このような言葉がけができるように、技術+人間性を磨いていきたいと強く思っています。

本当にありがとうございました。>


小さくても

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12/1 今日のひとこと
昨日の朝、鹿児島空港から広島西空港へ向かった。西空港というのがローカルである。
20年前に東京から一度、この空港を利用したことを思い出す。

36人乗りの飛行機であった。(SAAB340B)
機内は狭く、2列シートと1列シートであった。

タラップをあがるとき不安であったが、安定して飛んだ。
プロペラの音はうるさい。
広島西空港の近くまでくると、宮島が大きく見えた。
50分間の移動であった。

小さくても元気よく安定して飛ぶ。
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http://www.jal.co.jp/aircraft/conf/sf3.html



宮崎教師力セミナー

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11月29日、宮崎大学で宮崎教師力セミナーがあり、午後の半日、講演をした。

朝、八時にセントレア空港を飛びたち、宮崎空港に9時30分についた。同行したのは、豊田市の杉山孝行先生である。
鈴木健二校長先生がお迎えにこられた。それから大学に直行し、午前中は、志水塾のミニ学習会を開いた。

午後は、講演会である。約60名の参加であった。
なんと、模擬授業をしたのである。90分にわたって、教材の解説のあと、模擬授業とその解説をしていった。私の模擬授業は、県外では、2度目である。二年前に京都でやった。
今回は、突然のメニュー変更で、模擬授業をやった。朝、決めて、午後には実施であった。杉山先生に教材づくりをお願いした。
おかげで、みなさんライブのショーを見ていただき喜んでおられた。
私の模擬授業は、その場の子ども役の考えに合わせて切り返していく。
ある参観者は、○つけ法から意味付け復唱法へのスムーズな展開に驚かれていた。

私にとっても新しい教材での模擬授業だったので、挑戦ではあったが、よい経験となった。
ありがとうございました。
この会を主催しているのは、日向教育サークルである。
元気のある研究サークルである。
感謝しています。

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やりたいこと

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11/28 今日のひとこと
やりたいことを見つけてから、実行するとよいという。
ところが、なかなかやりたいことって見つからない。
だから、やっていくうちにやりたいことが見つかる。
これが本当のところである。
やりたいことがないからやらないというのは、単なるわがままなだけ。

何でもやってみないと、向き不向きはわからない。
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いくつになっても

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11/27 今日のひとこと
いくつになっても学べる場があることは楽しい。
わくわくする。

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長野県教育総合センター研修講座

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11月26日、長野県の教育総合センター(塩尻市)の研修講座で、一日講話をしてきた。
17名の方に教えてきた。
前日の講座では、高森南小学校の林初美先生が志水メソッドの実践を発表してくださった。○つけ法についての講義と実技をしてくださった。
よって、私は、今回は教材研究を中心に話してきた。
振り返ってみて、「否定しない教育」を常にうったえた。

みなさんとても熱心で、いろいろと議論をしながら進めることができた。
みなさんマスク着用なので、異様な雰囲気ではあった。でも、参加者の目だけの動きをもとに、反応をつかんで話すことができた。

一日を終わって、センターに10年近くかよっているなあ、とてもありがたいことだなあとつくづく思った。同じ話をしたことはない。
長野県はとても広いので、遠くからわざわざ来ていただいていることに感謝、また、新鮮な話題を提供できている自分にも感謝。
段取りをつけてくださった指導主事の濱野先生にも感謝。
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診断と治療

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11/25 今日のひとこと
医者の仕事は、患者の病気を診断し、治療すること。

では、算数教師の役目は何か。
子どものつまずきを診断し、治療すること。

しかも、教えてから一日たってからでは遅い。
まして、月末のテストで診断するとか、学期末のテストで診断するようでは遅い。
その間に病気は進行していく。
一番よい診断日時は、授業しているその時間である。
だから、机間指導を提案する。しかも、○つけ法を提案する。

机間指導をしていない人は、診断も治療もしていない人かもね。
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1時間じっくりと

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11/23 今日のひとこと
ある研究会で、「1時間じっくりと算数・数学の問題を考えることは大事だと考えますがどうですか」と質問された。

私は、やんわりと、「算数・数学の授業ではどの子もできることが大事なんだよ、また、年間150時間近くのカリキュラムがあってバランスよくやらないといけませんよと答えた。」
この話を同僚のI教授に話してみた。

「それが理想なんだけれど、でも1時間じっくりと全ての子どもが考える良い問題があるかというとそうではない。」
教師の手助けなしにじっくりかけることができるかどうかとなるとなかなか良い問題がないんだよね。」

これに対して、私は、「そうなんだよね。進んだ子どもが1時間じっくり考える問題だと、遅れがちな子どもはすぐに投げ出してしまう。反対に遅れがちな子どもがじっくり考える問題だと、進んだ子どもは早く終わってしまう。」

授業の構成要素が、「教材」と「子ども」、しかも「全ての子ども」となれば、なかなか良い問題がないのは確かである。
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