最新更新日:2024/04/24
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新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

○付け法への招待50 次への指示

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○付け法をしていくと、初期の段階では、解決できた子どもは退屈して思考が止まってしまうことがある。
教師が子どものところに行くまでに時間がかかってしまい手持ちぶたさになってしまうからである。

だからこそ、○付け法のスピードが要求されるのであるが、なかなかスピードは速くあがらないことがあるので、上の状態になってしまう。

対策としては、次への指示を考えておくことである。
たとえば、早く終わったら、
1 確かめをする。
2 ほかの解き方を考える。
3 解いた過程を言葉、図などで記述する。
4 問題の発展を考える。
5 □□の問題をしよう。
など、次への指示をすることである。

それらの指示は掲示しておき、子どもの学習態度として身につけておくことが望ましい。



DNAオン

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1/3 今日のひとこと
楽天的な遺伝子のスイッチを
オンにして、今年も明るくしよう。
ある時はお日様のごとく、
ある時はお月様のごとく、
明るく暮らしましょう。

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○付け法への招待49 なぜ遅いのか

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○付け法でスピードの遅い人を見ると、2つの特徴がある。

第1に、子どもの解答過程を見て読みとることが遅い。つまり、どのような思考をして解決しているのかを読みとるのに時間がかかってしまう。これは、子どもの解答予想をしていないためである。だから、その子どもに対するアドバイスもそのときに考えることになるから遅くなる。

第2に、完全に個別指導に陥ってしまっている。特に、題意の把握から見通しまで全てを再度説明している。これでは遅くなる。この様子をよく見ると、じっくり丁寧に説明しすぎている。○付け法はワンポイントアドバイスである。
その際、役に立つのが、5秒・15秒の法則である。正答には5秒で、誤答には15秒でアドバイスすることである。

スピードをあげるためにぜひとも教材研究してほしい。
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○付け法への招待48 スタートの指示

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自力解決にしても練習問題にしても机間指導に入るスタートの声かけはとても大切である。
子ども達全員に何をすべきかを指示して、問題解決のスタートを切らせることである。
L字型の面積の自力解決であれば、「直線を1本引いて長方形を見つけよう」とか「直線を引いて長方形の面積を求めよう」と指示したい。

たし算の筆算の練習問題のスタートであれば、「くり上がりに気を付けて計算しよう」と指示を出したい。
この指示のときにあれこれ言うのはよくない。
ワンポイントである。
この指示により、子どもは今何を行動すればよいかが分かる。
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辰年に動く

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辰とは、「振」のことであり、「動いて伸びる」、「整う」という意味を表す。
草木が盛んに生長し形が整った状態を表すと解釈されている。
(古語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/ta/tatsu_eto.html

私の年でもある。
動くと言っても外に出て動くと内で動くとある。
前半は主に内で動く。後半は外で動く年となるだろう。
どちらにしても魂の振動をどう表現するかが、今年の課題である。
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新年の挨拶

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1/1 今日のひとこと
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

23年の1/1の言葉は、
<今年は、諸々のことを再構築する年です。
この再構築を愉しんでやりたいと思います。
「愉」は今年の漢字一字。>
であった。
23年は、授業力アップわくわくクラブの開始:メールブック『悠愉』の開始、顧問指導のあり方を見直した。また、4月から毎月人生論を語る「談話会」を開催。これらのことを「愉しんで」やってきた。

これらを大事に育てることが今年24年の目標である。
漢字一字で言えば、「自」である。
みずから、おのずから、しぜんにという意味合いで生きていきたい。

四文字漢字で表現すると、「自育他育」の年としたい。
「自育」は、久しぶりの自分の単著を書くことが目標である。
「他育」は、他の人、学校、地域を育てることをモットーとしたい。

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23年あいうえお

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12/31 今日のひとこと
あけましておめでとうで始まった一年。
いろいろな人との出会いに感謝。
嬉しいことも悲しいことも、全てよい心の思い出となり感謝。
笑顔で年の瀬を迎えることができることに感謝。
お日様の恵みのもとで生きてこられたことに感謝。
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○付け法への招待47 声かけ「あり」と「なし」

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○付け法の様子を見ていると、「声かけ」の声がない人、小さい人、少し大きい人、適切な大きさの人、大きすぎる人と分かれる。
一番多いのが声がでていな人である。
これは、○つけだけ法である。
もちろんこれだけでも子どもは嬉しいのであるが、声かけをすると効果は2倍にも3倍にもなる。
あなたの一言で子どもはやる気がでる。
一言かけてやろう。
ハッピーになるから。
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○付け法への招待46 表現の外化を促す

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○付け法の効果として、子どもに表現することのよさを認め伸ばすことがある。
昨日、現職教員の指導をしていた。研究科目は理科である。
その子どもたちは考えることが苦手、表現することが苦手であった。
それを克服するために○付け法を用いたという。

ともかく観察したことノートに書かせることから始めた。
それらを○付け法で励ましていった。
すると、だんだんとノートに表現していくようになったという。
色、形、におい、大きさなどについて変化の様子を書かせた。
科学的に物事を見ることを即時評価として○付け法を利用した。

この報告を聞きながら改めて、○付け法の効果を私も実感した。
ただし、何でもかんでも○を付けたわけではない。
理科の視点で○をつけて行った。
ここが大事なポイントである。
教科のねらいに即した○付け法でありたい。
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プロ教師「落合康子先生」の模擬授業

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プロ教師「落合康子先生」の授業の導入部分について紹介します。

http://www.youtube.com/user/mugendaihiro

実際の模擬授業と志水廣による解説は45分間あります。

今後、DVDとして作成予定です。

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365日の学習指導案 3ヶ月で増刊決定

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明治図書の木山麻衣子さんからメールが届いた。

「志水先生、お世話になっております。
365指導案集の重版が決まりました!
3冊とも重版になります。
年末に嬉しいお知らせができてよかったです!(^^)」

北九州市の算数部が総力をあげて作成した3巻である。
新教育課程に準拠して作られた指導案集となっている。
感謝しております。
http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu...
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○付け法への招待45 ○付け法のよさ

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○付け法のよさは、認めることにある。
子どもの問題解決の過程を認めることが、○付け法の原点である。
これまで、何割かの教師は黒板の前で説明ばかりしていて、子どもの思考過程をみなかった。この行動を変えたのが○付け法なのである。一時間に一回は生徒の活動を見ただろうか?
○付け法は、一回机間指導したときに全員のこどもに声をかけて認めることができるのである。
しかも、部分肯定でみていこうという意識で見回るのである。○か×かをみるのではない。どこまでできていて、どこからができていないかを見るのである。
「ここまでは、できているね。がんばったね。さて、ここからは違っていますよ。だから、こんなふうに考えてごらん」と声を掛けることなのだ。

これまでの机間指導は、だれを発表させるかと教師の都合を優先した指導であった。その前に、できていない子どもを救うべきなのだ。

全員の子どもを認めること、しかも解決の過程がさまざまあることに対して、応じた声かけをして、○をすることだ。
全員がわかる・できることの保障のためにすることである。これはなかなかできないことだ。示範授業のときは、必死にやっている。この必死さは子どもに伝わるものである。
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誰がやるのか

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12/29 今日のひとこと
与えられた仕事は誰がやるのか?
その人しかいない。

自分でやるという覚悟を決めれば、後は進むだけ。
この覚悟の度合いによって、その後のツキの大きさは決まってくる。

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前よりも

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12/26 今日のひとこと
前よりも 前進する。
これがツキを呼ぶコツ。

「前よりも」ということは、 前のことを知る必要あり。
前進するには 新しいアイデアを出す必要あり。

つまり、前と同じならば停滞である。
だから、前よりも良いアイデアを出さないと前進したとは言えない。
つまり、前だ前だの漫才師みたいではあるが、ダブル前で行こう。
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一旦、始まると

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12/22 今日のひとこと
仕組みは一度生まれると、仕組みに欠陥があっても、
欠陥を内包したまま成長を始める。
するともう手に負えない。

矛盾が露呈しても、欠陥が悪いのではなくて、周りが悪いと考え始める。
だから、事態はどんどん悪い方へと進む。
そして、なかなか思いきった改革案は登場しない

その仕組みは破綻をきたすまで続く。破綻して、
人が入れ代わったら、そこで初めて改革案が登場する。

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○付け法への招待44 ○付け法ができる人,できない人

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 ○付け法の難しい点は、声かけができないことである。とっさに声かけができない。
 フォーネクストの大西さんによれば,添削ができる人が○付け法ができる人だという。だから,ミニテストで,「ここがいいよ。ここが悪いよ」と指摘する習慣をするとよいという。そのとき,誤答に対して「このようにやればいいよ」までコメントできるようになると,○つけの声かけができるようになる。誤答の存在とそれらに対する助言を考えたこともない人は,声かけができようもない。
 単に形式的に○つけをするだけでは,いずれ限界がくる。だから,この誤答に対する絶え間ない研究を続けることが,結局は近道である。

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「数学教育」誌 1月号に記事掲載

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明治図書の「数学教育」誌2012年1月号に記事が載りました。

志水 廣と桂本真司さんが掲載されています。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/05651

特集 今日からできるワンポイント授業改善策
[1] 数学教師としての基礎体力を上げる授業準備の“プチ努力”
1.時間がない!を解消する効率的な教材研究の仕方/藤原 大樹
2.教材化のヒントをつかむ日常・社会事象の眺め方/上村 文隆
3.定番教材が俄然おもしろくなるアレンジの仕方/鈴木 明裕
4.教科書を基にした「ミニ指導案」のつくり方/志水 廣

[6] ワンランクアップを実現するトレーニングメニュー
1.ミスを撃退する計算トレーニングメニュー/楳木 敏之
2.白紙答案を脱却する記述式問題トレーニングメニュー/野田 典彦
3.空間認識を高めるものづくりトレーニングメニュー/小野田 啓子
4.意味理解を深める数学の語彙力アップトレーニングメニュー/桂本 真司
5.高校入試で差がつく“単元・領域複合型問題”トレーニングメニュー/加藤 好章

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つなげる

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12/21 今日のひとこと
関塾タイムスの新春1月号にインタビュー記事が掲載された。
このことは、先日報告した。
http://www.kanjuku-times.com/sp1.php

実は、この記事のインタビューを受ける前の依頼の時に、見本本が送られてきた。
それは、2011年9月号であった。
この9月号を読んでみると、旧友のインタビュー記事が掲載されていた。なんと、笹倉剛さんであった。現在は、神戸にある親和女子大学の文学部の教授である。ともに兵庫教育大学大学院自然系数学のコースで学んだ。当時、親切にしてもらった。

笹倉氏の記事はこちら 
http://www.kanjuku-times.com/201109/sp1.php

さて、ここからが「つなげる」という話題になる。
記者が志水研究室に来られたとき、笹倉氏の話をした。すると、今回、1月号が届いたメモ書きを見ると、psとして「笹倉氏にも1冊お送りいたします。」
とあった。

私が話したことを記者の方が覚えておいて、つなげてくださった。
早速、笹倉氏からレスポンスがあったという。
笹倉氏とは、20年以上も会っていない。でも、それを一瞬のうちにつなげてくださり、本当にありがたいことだと思った。
「つなげる」親切は心温まる。

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一人の思い

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12/19 今日のひとこと
一人の思いが大きなことを成し遂げることがある。

今年、1月の志水塾本大会の懇親会において、東京で志水塾を開催したいと松田真紀子先生は宣言した。
この宣言にそって、事態は進行した。
「東京から参加するのはいつも一人だから、東京で仲間を増やしたい」と思って宣言した。
それから、あれよあれよと進んだ。
志水もいろいろなアイデアを出し、協力した。
そして、松田さんらが開催に向けて着実に動いた。

一人の思いが世界を変えていく。すごいことです。

文書ファイル「志水メソッドの成果」はこちら
12/19 今日のひとこと
一人の思いが大きなことを成し遂げることがある。

今年、1月の志水塾本大会の懇親会において、東京で志水塾を開催したいと松田真紀子先生は宣言した。
この宣言にそって、事態は進行した。
「東京から参加するのはいつも一人だから、東京で仲間を増やしたい」と思って宣言した。
それから、あれよあれよと進んだ。
志水もいろいろなアイデアを出し、協力した。
そして、松田さんらが開催に向けて着実に動いた。

一人の思いが世界を変えていく。すごいことです。

文書ファイル「志水メソッドの成果」はこちら
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

松田真紀子先生 You Tube 動画

http://www.youtube.com/watch?v=hEcBjS0u89E&list...

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○付け法への招待43 声かけで促進させる

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○付け法では、つまずきに即時対応する。

写真の12−5のような繰り下がりのあるひき算において、この子は、12のさくらんぽ計算のときに、10と2に分けるのではなくて、12と2としていた。
そこで、教師は、「10といくつかな」とその問題の上の問題をさして声かけをしていた。すると、その子は意味が分かったらしく、10と4,10と1,10と2というようにさくらんぼ計算のところを先にすらすらと書いていった。その速さにはびっくりした。
ともかく、声かけは子どものつまずき訂正に必要であり、ワンポイントアドバイスで子どもは動き出すことを目の前で見た。
あなたも効果的な声かけで子どもたちを支援していこう。
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