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忘れるためには

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12/20 今日のひとこと
1日を振り返ると、楽しいこと嫌なこと ざまざまある。
楽しいことなら何度思い出してもよい。
嫌なことは直ちに忘れることである。

特に寝る前には嫌な思いをひきずらないことである。
嫌なことを忘れるといってもなかなか難しい。

だから、心をクリーンにするようにもっていく。
お風呂に入って楽しいことを考える。今日の楽しいこと、明日の楽しみなど楽しいことは探せば見つかる。
そして、寝る時間は安らかでいたい。
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○付け法への招待42 個に応じた

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○付け法は、子どもの一人一人に声かけをするから個に応じた指導法である。
さて、教師の方はどうか。
実は、教師の方も個に応じた指導法である。
それはどういう意味なのでしょうか?

○付け法をする教師のレベルに応じた指導法だということである。
レベル1〜5 練習問題の確認のために、問題の結果に対して即ち答えに対して○つけをする段階。
レベル10 練習問題で思考過程に応じたアドバイスができる段階。
レベル15 練習問題で部分肯定ができる段階
レベル20 練習問題で、素早く回ることができる段階
レベル25 練習問題で誰がどの問題でつまずいていたか、記憶に残る段階
レベル30 練習問題スピード、正確さ、実態把握、声かけができる段階

レベル50 自力解決の見通しの場面で、素早く実態把握できる段階
レベル60 自力解決で、スピード、正確さ、声かけ、実態把握できる段階
レベル70 自力解決で、実態把握に応じてその後の授業展開を変えることができる段階

レベルがあるからと言ってあきらめてはいけない。
○付け法の面白さは、レベルに応じて教師も楽しいということである。
アイスクリームは100円のも500円のもそれぞれに応じたおいしさがある。子どもも嬉しいのである。
若い教師でも中堅教師でも○付け法の魅力にはまることになる。

もちろん、それぞれの段階には壁があるから立ち止まる人もいる。
しかし、壁を乗り越えることはできる。
しっかり教材研究をして、技を磨くことである。壁を乗り越えた人をたくさん見てきた。志水は、志水塾という場を設けている。利用してほしい。
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関塾タイムス 2012年1月号にインタビュー記事掲載

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以前、お知らせしましたが、関塾タイムスからインタビューを受けました。その記事が、2012年1月号に掲載されました。

記事は、下記のアドレスで・・・
http://www.kanjuku-times.com/sp1.php


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人はなぜ分かり合えないのか

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12/16 今日のひとこと
人は分かり合えると思っている人が多い。
でも、現実はなかなか分かり合えない。
そのギャップに悩み、苦しむ。

実は、もともと人は分かり合えない脳の仕組みを持ち合わせている。
松本元の『愛は脳を活性化する』(岩波書店)によれば、
「それは、われわれが、それぞれに生まれ育った学習体験の中で、脳の情報処理の特性を獲得し、脳の内部世界を作り上げるためであり、脳にそういう仕組みがあるからである。」
これを解釈すると、それぞれが脳の情報処理システムが異なるから、Aさんの受け取り方とBさんの受け取り方が異なるのは当然のことである。
だからこそ、「人と人とのコミニュケーションは、「分かり合えない」ということがむしろ普通で、分かり合えることはきわめて希だと考えるところから出発すべきだろう。」
と松本は言う。

さらに、苦悩が始まる原因についても述べている。
それは、「人は互いに分かり合うことが難しくできているにもかかわらず、「関係欲求」というものがあるので、人にわかってもらわないと生きられない存在なのである。」と言う。
うーむ。深いなあ。
この人生の中で、この矛盾を埋めるべくして生きているのが人間だと言えよう。
あえて飛躍した結論だけを書くが、教室の中では、○付け法と意味付け復唱法がこの矛盾を解消していく一つの方策だと思う。
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○付け法への招待41 判断

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○付け法では、判断することが大切である。
2つの番目の判断がある。
自力解決のスタートで机間指導に入る瞬間と、机間指導をして行って10人くらい見たときである。この2つの局面で教師は、○付け法が可能かどうかの判断を下す必要がある。

1.机間指導に入る瞬間時の判断は、全体を見回すことである。このとき、全員の子どもの鉛筆の動きが止まっているときは、自力解決できないことを意味している。正しい
見通しがもつことができていないときである。5秒ほどでよい。教卓のところで全体を見ることである。無理ならば、一斉指導に戻すとよい。
この際、どこまで考えたかを質問して正しい見通しをもつようにしたい。

2.次に、自力解決がスターしていて、子どもは問題を解いている。しかし、勘違いしてて、解決の仕方が誤った方に行っているときである。この際は、多くの子どもを自力解決で沈没させてしまうことになる。10人見て3人が間違っていれば、40人だと12人が間違うことが予想されるので、机間指導をストップすることである。
ここでも一斉指導に戻すことである。

この2つの局面での判断により、時間を効率的に使うことができる。
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物語23 講演CD 「楽しく生きるコツ」 を作成

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12/16 購読者の声「クルマの中で聞いており、とても元気をもらっています。ありがとうございます。これをまた同僚などに広めていきたいです」

11/23 音声で聞く講演もダイレクトに声が伝わり、楽しいですよ。

10・28 車の中でこのCDを聞くと、笑います。不思議なことに元気がでます。声の力の働きですね。
10/14 講演CDを作成しました。

「夢現大5」の本のもとになった講演会の話をCDにまとめました。
77分間の話です。
定価 1000円+税

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問い合わせ先
購入については、下記にお問い合わせください。
愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−26−2704
生協の窓口 中村香奈子
メールアドレス  r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp
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講演CDを購入して聞かれた方の感想です。
・「購入したCDを母と一緒に聴きました。時々大笑いしながら、聞き入っていました。」
・「とにかく面白いです。志水先生のギャグに対する会場の笑い、ライブ感覚が伝わってきます。」
・「通勤時間の長い、私にとってとてもぴったりです。もう4回聴きました」

活字で読む「夢現大5」の本もいいですが、生の声で聴く「夢現大5」の話は実感が伝わってきますよ。
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一人の思いが「友」を呼び寄せる

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12/16 今日のひとこと
12月18日に算数・数学授業力アップセミナー東京学習会が開かれます。
幸いにも定員を超えた人数が全国から集まります。
ありがたいことです。感謝します。

お世話役の松田先生の思いが多くの「友」を呼び寄せました。
志水もはりきって講演をしたい。
「友」を意識した研究会にしたい。
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新刊本の紹介「365日の算数学習指導案」低・中・高 同時刊行

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12/15 チラシを作成しました。

12/15 チラシを作成しました。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

10/6 明治図書のランキングを見ましたら、第18位となっておりました。
好調のようです。

9/1 お待たせしました。
新教育課程の実施にふさわしい算数の学習指導案集ができあがりました。
北九州市の算数を研究されている方々による知恵を結集した指導案集です。

監修を志水廣が担当し、編集を前川公一先生が担当しました。

書名
(1)活用力・思考力・表現力を育てる! 365日の算数学習指導案 1・2年編
  http://www.meijitosho.co.jp/detail/?isbn=4-18-0...  8月30日
(2)活用力・思考力・表現力を育てる! 365日の算数学習指導案 3・4年編
  http://www.meijitosho.co.jp/detail/?isbn=4-18-0...  8月30日
(3)活用力・思考力・表現力を育てる! 365日の算数学習指導案 5・6年編
  http://www.meijitosho.co.jp/detail/?isbn=4-18-0...  8月30日

明治図書編集部からの紹介文
この1冊で、365日の算数授業づくりがバッチリできる!
各単元の冒頭で「育てたい数学的な思考力・表現力、活用力」を設定し、授業の展開では、問題、めあて、予想される児童の反応、適用・練習問題、学習のまとめといった基本的な1時間の流れを、略案形式でコンパクトに紹介した学年別算数授業づくりのパーフェクトガイド。

志水廣からの推薦文

目の前に3冊並び、中身を読むと、良いものができたと思う。時間と手間暇ひまをかけて作って良かったと思う。
北九州市の算数研究の先生方に厚く感謝している。

この本は、簡単にできたものではない。企画をしてから何度も北九州を訪問した。
本の構成、具体的な指導案として何を盛り込むのか、原稿の作成要領など、実にきめ細かく北九州市の先生方が議論された。私も企画をお願いした以上、何度も訪問して詰めて行った。
5・6年編の執筆担当者は50名に及ぶ。だから、全部でのべ約150名の総力をあげてできあがったものである。
これだけたくさんの人がかかわると、統一性をもちにくいものだが、編集担当の多くの校長先生方がきめ細かく原稿を見られて修正をかけている。これは見ていただければ分かることである。
これらの3冊の本は、北九州市の算数研究の財産であり、私の最近の言葉で言えば、「宇宙貯金」だと思う。なぜなら、「ありがとう」と言われるレベル100点に達しているし、しかも、もくもくと作成されたという意味では、「ありがとうといわれなくても作成された。つまり、ただただ良い学習指導案を作ろう」という意識と意志のもとでできあがってきたものである。この意味では、レベル200点のものである。
ぜひとも、皆様に、宇宙貯金のお裾分けをしたいと思う。
学習指導案集を利用されて、算数授業を「楽しく、分かる、できる」ことを実現して、子ども達に算数の楽しさをお裾分けしてほしい。

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○付け法への招待40 喜んで

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机間指導では、つまずきや良い考えを発見します。
その際の教師の顔はどうなっていますか?

怖い顔ですか、笑顔ですか。
怖い顔だと子どもはつまずきをおそれます。
笑顔だと安心してノートを見せることができます。助言を受けることができます。
だから、つまずきにしても良い考えにしても、笑顔で回りたいものです。
ある教師から、○つけすると、私は楽しい。見回るのが楽しいと言いました。

子どもが喜んでもらえるような声かけをして○つけしたいものです。
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落ちや重なりを指導するには

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福岡県今任小学校の山口先生の授業で面白い場面を見た。
6年生の「順序よく場合を整理して」の場面で、並び方(順列)の授業であった。

3つ項目についての並び方を指導した後で、上の写真にあるように5通りの場合を見せた。そして、足りない並び方はどこか(抜け落ちている)と質問した。
子どもたちは必死に探していた。
このとき、先頭に来るものから探していた。
発表させた後、答えの場合を見せていた。
順列の指導では、先頭から決めていくという意識化が大切である。
これが樹形図につながっていく。
指導した後にこの場面を仕掛けるという方法がうまいと思った。

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○付け法への招待39 形成的評価と○付け法

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形成的評価とは、コトバンクによれば、
「指導の途中でそこまでの成果を把握し、その後の学習を促すために行う評価のこと。学習者が現段階でどの程度教育目標を達成できているかを見る。 形成的評価を行うことにより、学習者は自分自身の習得度を知り、学習活動を調整したり、的確な復習を行うことができる。教える側は達成度の低い学習者への個別対応が可能になるほか、カリキュラムや指導方法、教材などを改善できるという利点がある。 なお、形成的評価のために行うテストのことを形成的テストとよぶ。 」
とあります。

○付け法は、どの程度できているかを机間指導の中で行う形成的評価です。しかも、評価のみならず、指導も行います。
これを即時評価・即時指導といいます。したがって、○付け法は、形成的評価という言葉を越えて、形成的評価&指導と言うのが正しいと言えます。

・机間指導の中で子どものノートを見ないとすればどうなりますか?
・机間指導の中でノートを見ても、指導しないとどうなりますか?
これらの問題を解決するのが志水式○付け法です。
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楽しい算数の授業 1月号配送

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授業力アップわくわくクラブの会員の皆様には、「楽しい算数の授業」1月号を配送しました。
今月の特集は、「表現力を高めるノート指導のあり方」です。
数日のうちに到着すると思います。

http://www.meijitosho.co.jp/detail/19330
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授業力アップわくわくクラブ 『悠愉』 12月号 を配信しました。

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授業力アップわくわくクラブ 『悠愉』 12月号 を配信しました。

授業力アップわくわくクラブ 『悠愉』 12月号 を配信しました。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

授業力アップわくわくクラブ発行のメールブック 『悠愉』 12月号を12月10日に配信しました。 表紙は配布物にアップしました。

A4サイズで、33ページの充実した内容です。
志水メソッドを支援して下さる方々が原稿を提供していただいております。感謝しております。
どの記事も満足できる内容です。
志水も3本の記事を毎月載せています。
12月号からわくわくクラブの団体会員の顧問学校の紹介記事を掲載しています。
今月は福岡県田川郡金田小学校と同県同郡今任小学校です。
ぜひ、ご覧ください。

比較するものがないと

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12/13 今日のひとこと
他人のことは分かっても、自分のことになると、
よく分からないものである。

自分の授業が良いのかどうかは、自分で判断できない。
自分で判断できる人はどんどん伸びていく。
伸びない人が多いというのは、自分で評価するものさしがないからである。

だからこそ、人からのアドバイスや評価を受けることが不可欠である。
例えば、校内研修や教育委員会の訪問は絶好の機会である。
このときに、少しでも良いアドバイスをもらえると次への飛躍となる。
真摯に受け止め改善していく人は、必ず伸びていく。

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福岡県田川郡大任町今任小学校訪問

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福岡県田川郡大任町今任小学校を訪問した。
授業診断、町の全体研修を指導した。

5校時の全体授業では、辻穂澄先生が授業をされた。
この授業は貫禄十分の授業であった。
本当にゆったりとした展開で発問は的確であり、無駄は一つもなかった。
だから、ノートをとらせる時間も余裕がある。
あれだけゆったりしていたら時間内に練習問題まで行かないのではないと思ったが、それが45分間で練習問題まで行った。
もちろん自力解決(○付け法)、話し合いを保証した上で練習問題まで進んだ。
とても不思議な感覚の授業であった。
子どももあせる必要もなくゆったりと考えていた。
間延びせずに適度な緊張のもとでの展開であった。
志水理論をこなしていると思った授業であった。
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福岡県田川郡福智町金田小学校訪問

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金田(かなだ)小学校を訪問した。
昨年から含めて3回目の訪問となる。
授業力は確実に向上している。
教師と子どもは落ち着いた学習が展開されている。
○付け法はどの教師も実行している。

1年生の先生は、どんなときにも明るさを持ち続けている。
普段はもちろんであるが、子どもが困ってつまずいているときにも明るく支援・指導している。
午前は授業診断、午後はシミュレーション授業であった。題材が23年度の全国学力テストであった。この問題を算数の授業で取り上げるとどうなるのかというかなりハードルの高いものであった。夕田先生が挑戦してくださった。
シミュレーションによってかなり深く教材研究する場となった。
その後、ノート指導について志水が講話した。
初めてノート指導について語った。
この話は、授業力アップわくわくクラブ1月号の「悠愉」の記事としてまとめて発表したい。楽しみにしておいてほしい。

金田小学校長の桑野先生の壮大な展望が見える研修会であった。

校内研修会のよさは、一人ではないということである。
志水メソッドを学ぶにしても一人で毎日続けるということは並大抵ではない。時にはくじけそうになる。でも、学校の取り組みとしてであれば、お互いに学び合い、励まし合うことができる。この場があるということだけでもありがたいことである。
愛で育てることを基本として学校改善に取り組んでほしい。
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結果を出す

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12/11 今日のひとこと
努力したとき、結果が出ると、これが次への行動意欲となる。
言い換えると、結果が出ないとやる気が起こらない。

大事なことは、結果がでるような努力をさせることである。
校長は職員に対して、教師は子どもに対して結果がでるような努力をさせたい。
そのためには、形成的な評価と指導・支援があってこそ、結果をたたきたすことができる。
昨日まで、福岡県の田川郡金田小学校と今任小学校を訪問してきた。どちらもコンサルティングを始めて1−2年である。
それでも学力テストでは結果を出してきている。
向上してきている。
どちらも共通して言えることは、職員の気持ちが学力向上に向かっていること、また具体的な方策として志水メソッドをはじめいろいろな取り組みをしていることである。
ベクトルだけではだめで、具体的な手だてが明確でないと結果は出てこない。
結果を出すことを心がけてほしい。

問題外の論議としては、学力テストだけが教育ではないという発言である。
この発言は、はっきりの言って負け犬の発言である。
親の前で、学力の低い子どもたちに対して手だても打たないで、「学力テストだけが教育ではない」と本当に言い切ることができるのか。
結果を出すということは、子どもの自信をもたせることにつながる。
知と心は両輪である。
知が心を励まし、心が知を励ます。

結果を出していこう。
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飽きることの克服こそ

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12/8 今日のひとこと
教育は子どもに知識なり技能を習得させる必要がある。
同じことをどれだけ繰り返して覚えさせることができるか、そこにかかっている。
飽きるのは教師である。

それでも、子どもが身につくまで繰り返し繰り返し教えることである。

例えば、音楽の鈴木メソッドは、きらきら星から毎回練習させる。これでだんだんと覚えていく。
国語の本読みではどうだろうか。とにかく読ませることである。
すらすらと読むことができるまで読ませることである。
このすらすら読めるというのは、子どもは自覚できる。
だから、すらすら読めるまでひたすら練習させるような場面があってもよい。
計算では、音読計算も同様である。
たどたどしく答えを唱えている段階から、すらすら読めるまでやらせることである。
すると、脳は慣れてくる。

教師の執念こそが学力を上げていく。
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教えたことから「できるようになる」ことへ

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教師は教えたつもりでも、子どもは分かったかどうか、できるようになったかどうかは別のことである。
教科書の展開でも気を付けることがある。
上の教科書では、7番は「ちがい」をもとめる文章題である。
7番は、
(1)ちがいはひき算であること
(2)はじめにひかれる数が大きくならないこと
(3)どちらがなんこ多いという表現をつかえること
以上、3つのねらいがある。
この3つは思考力・判断力・表現力を保証している。

8番、9番は、減加法の練習問題である。
7番の次に8番を指導するのが普通ではあるが、これでは、
7番の問題が本当にわかったかどうかはあやしい。
やはり、評価することが必要である。
そのためには、類題をすることである。
試しの一問をしてみるとよい。
そうすると、なんとはなしに分かっている段階から、はっきりとわかり、できるようになる。
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○付け法への招待38 確認の大切さ

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教師は教えたつもりでも、子どもがわかったかどうかは別のことである。

上の写真は、垂直を指導したとき、ある子どもの反応例である。
この授業では、9割の子どもはよくできていた。
それでも、上のように、全ての直線の交わり方に丸をつけてしまう子どもがいた。2番の図は垂直ではない。
直線さえまじわっていれば垂直と思っていたのか、それとも問題文の意味が分からなかったのか、どちらかである。

子ども一人一人への確認を授業の途中、途中で行いたい。

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