最新更新日:2024/04/19
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○付け法への招待122 ノート指導と○付け

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福岡県金田小学校の3年生の授業でノート指導から笑顔が生まれたことの報告がありました。柳沢先生のレポートです。

「Xさんが自力解決の時にノートに何も書けなくて悩んでいることでした。Xさんに「どこで悩んでいるの」と聞くと、「繰り上がりがあって、どう計算すればよいかわからない。」ということでした。みんなにも悩みを聞くと、他の子ども達も同じところで悩んでいることがわかりました。
そこで上記の方法を全体指導で行うことにしました。この方法を全体指導でした後は、子ども達の中で見通しが立ったようで、スムーズに計算を行うことができるようになりました。自信をもつ子どもがだんだん増えていきました。特に普段は計算が苦手でやんちゃなYくんは○をたくさんもらったことで自信をもち、練習問題・プリントとどんどん解き進めました。
さらに、「先生、Zくんに教えます!」と、まだ苦手意識を持っている友達に計算の仕方を教え始めました。それをきっかけに、早く終わった子どもが苦手な子どもにアドバイスをするということが広がっていきました。「できる!」という喜びがクラス全体に広がっていきました。みんなで上昇気流にのっている感じさえうけました。最終的に、全員が練習問題を解き終わり、多い子どもで40問近くの問題を解くことができました。笑顔の花が満開になりました。子ども達のノートを見る事の大切さを実感しました。」


柳沢先生ありがとうございました。
子どもたちが助け合いにまで動くことができました。学び合いではなくて、教え合いです。本当に自信をもつと助け合うのです。上の写真は本時でたくさん問題が解けた証拠です。

さらに詳しいレポートは、授業力アップわくわくクラブのメールブック『悠愉』12月号で報告します。
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算数の研究授業の事前に

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静岡県伊豆市を訪問したさいに、前夜に仲間と教材研究の会を実施した。
そのとき福井孝子先生が持参した資料に用語・記号の本のコピーがあった。
聞けば、研究授業の際に、事前に授業者に見せるという。
研究主任としての資料の提供である。
教える内容についてこの本はコンパクトにまとまっているからである。
そういう配慮はとても大事だと思った。
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「心」と「知」の変容

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授業とは、教師と子どもとが教材を通して「知」と「心」が変容する過程である。

最近は、「知」の前に「心」があると考えている。
算数的活動は「知」を引き出すためにあるが実は、「心」の変容も引き出すのである。
だから、先に「心」を問うべきである。すると、子どもは思いを語る。
その思いが次への「知」的探究心をもたらす。

静岡県伊豆市立熊坂小学校を訪問した。
8本の授業診断のあと、講演会があり、「情意と認知の統合」を目指したいと述べた。
実は、示範授業にからめて話した。この示範授業については後日報告する。
講演会後、近藤優子先生がわざわざ授業診断室までこられて、この例が本日の授業でありましたという。
それは、2倍の拡大図を作図する場面であった。
拡大図をかくのに、ある中心となる点を四角形の外に出す高度な作図場面であった。
下の写真は、A君の変容結果の写真である。
この場面を200字にまとめてもらった。
紹介する。


「ジャンプアップの作図問題で、A君ならできると信じて負荷をかけた。
1回目、かけなかった。2回目、かけなかった。
その時、「くやしい、もう一度チャレンジしたい」と情意を示した。
再挑戦、どこまでわかっているのかを確認し、もう一つだけヒントを与えた。
かけた!
図と正答の赤い線がぴたりと重なった。
A君が大きなガッツポーズをした。
情意と認知がつながった瞬間に立ち会えた私も心の中で、ガッツポーズをした。」

このように、「くやしい」という心が知への探究を導きだしたのである。
近藤先生の素晴らしさは、個別指導に入ったとき、その子その子に応じた助言をしながら○付け法を実施している。
だから、1人1人の付加が異なる。
即時判断と即時対応能力がとびっきりよい。
子どもの実態を捕まえているから子どもとのやりとりも抜群である。

愛で育てるとは子どもに外化を促す授業だと志水は定義している。
その外化もそれぞれに応じてほしい。そこには、真剣に子どもの学びをとらえ対応する教師の姿がある。
これなら、生きる力はつくと心底思った。
もう少し詳しい報告は、授業力アップわくわくクラブのメールブックで紹介したい。
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教えることと学ぶこと

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11/17 今日のひとこと
教師は、教えることが得意。
では、学ぶことはどうかと言うと、それは人によって異なる。

授業が上達するためには、うまい授業から学ぶことが大切である。
これができる人とできない人がいる。
現職教育で研究授業がある。
うまい人が授業している。
教師の動きと子どもの動きをじっくり観察して見逃さないようにしっかりメモをとっている人がいる。
一方、批判的に見ている人がいる。あの人だからできるんだ。あの子ども達だからできるんだとか言って、批判的に見ている人がいる。
これはまだいい方で、ぼうっと見ている人がいる。まさにぼうー観者である。
この人たちを見ると、学ぶ力がないんだなあと思ってしまう。
授業というドラマを面白く見る見方、また自分にとってためになる見方を知らないんだなあと思ってしまう。

(私が研究会の講師ならば、後者の人たちにも気付きの場をどうやってあげたいなあと考えてしまう。)

つまり、授業から学ぶことはなかなか難しい。
授業者はどんなシナリオでどんな結末を迎えるのか。この後、どんな仕掛けがあるのか。
知の発見と心の発見の葛藤の中で、このドラマを読み解いていく。
この面白さが分かっていない。
本当は面白いんだよ。
韓国ドラマよりも面白い。

授業から「学ぶ」こと、これが「教える」ことの技量を磨く早道である。
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一つの記事が

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11/16 今日のひとこと
15日に、静岡県伊豆市の熊坂小学校に訪問指導した。
5年ほど前から伊豆市の小学校にはご縁があった。それが、今年は、伊豆市全体の学校教育のコンサルティングをしている。
今年は研究主任クラスに指導している。
熊坂小学校は昨年から数えて3度目の訪問である。
今回は、かなり進歩が見られた。
この報告は明日書く。

もともと伊豆には八岳(やつおか)小学校とご縁があった。
初めの校長先生は小長谷悟先生である。
小長谷先生は、ある雑誌で志水が授業診断していることを知って依頼してこられた。
たった一つの記事である。それは、全国PTAの雑誌か文部時報だったと思う。
そこには、和歌山県のある小学校での志水の指導が書かれてあった。

たった一つの記事で、これまでご縁が続いている。
まさか、伊豆市のコンサルティングまでするとは思わなかった。
小長谷先生の情報収集力とともに、義理の固さが今日続いている理由である。

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自分の立場と相手の立場

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11/15 今日のひとこと
研究授業のときの同僚の教員へのアドバイス。
まずは、事前に相談にのり、成功させること。
相談にものらないで、結果論ばかり言っても、あとの祭り。

その際に、自分ならこうするという意見をいうのは、普通レベル。
意見のない人は、普通以下。

では、普通より高い人は、どうするか。
授業者の特性を考えて、こうすればよいのではないかと意見を言うレベル。
若手教員ならば不安でしょうがない。この不安を解消させる一手を考えてあげる。
ベテラン教員ならば、教材の面白さや少し高いテクニックを織り交ぜたアイデアをあげる。

自分ならこうするというのはなぜ、普通レベルかというと、それは自分のことであって相手の立場を考えていないからである。
授業診断では必ずその人が成功するためのアドバイスを考えて話している。
学校診断も同様である。その学校の特性をふまえて、考えて提案している。

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ps 上の写真は福岡県今任小学校の先生、とてもわかりやすい授業であった。下の写真は、授業後の授業診断の様子。

マクロとミクロ

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11/14 今日のひとこと

マクロの変化とミクロの変化。

ミクロの変化はあっても、大きなマクロの変化が正しい方向ならば、良しとしよう。


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福岡県大任小学校訪問

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福岡県田川郡大任小学校の冨塚由紀先生の授業から。
4年生の垂直・平行の作図の場面である。

冨塚先生の特長は、徹底した教材研究にある。非常にきめ細かい。したがって、子どもにとって分かりやすい授業を展開されている。机間指導の説明力はもちろんのことであるが、子どもに考えさせる、また行動させることについては妥協はない。だから、子どももよくついてくる。

作図の手順をしっかり押さえられていた。そして、作図させて、○付け法を実施していた。かなりの精度の作図を求め、「プロになろう」という声かけで子ども達は頑張っていた。
一番下の写真は、作図の○付け法をするとき、すぐに確かめるためにラミネートコートを用意して、重ね合わせていた。
これは、机間指導にとっても子どもにとっても垂直な図になっているかどうかすぐに分かった。しかも、ラミネートコートをはずせば、再度挑戦させることができる。
クリアファイルの片面を使ってもできる。
とてもよいアイデアである。
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福岡県田川郡今任小学校訪問

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田川郡大任町を訪問指導した。午前は今任小学校、午後は大任小学校であった。全員の授業を参観した。四年前ぐらい前から大任町とはかかわりがあるが、授業の内容はかなりの進歩である。45分間でやりきることがほとんどの学級できている。
その理由は、前向きな職員集団だということである。多くの先生は、志水塾九州大会やわくわくクラブの研修会をしても参加されている。
講演していても先生方の一体感を感じる。

さて、写真は今任小学校の1年生の辻穂澄先生の授業である。
導入から、1年生の子どもをやる気にさせている。色板1まい、2枚、4まいと並べて基本の形をつくり、その後、船や風車に挑戦させていた。
温かいまなざしの中に、できてほしいという願いがある。
こういう空気の場で育つ子どもは幸せだなあと思った。

下の写真は、ワークシートである。ここにも作りやすい配慮があった。

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○付け法への招待121 部分肯定の○

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福岡県金田小学校での宮本真由美先生の授業から。

上の写真は、三角形の面積を求めさせたときのことである。
写真の子は、三角形を二つに分割して求めた。左側の面積を求めた。
机間指導で、この子のノートを見て、図の左側と式に○をつけた。この事実を机間指導で覚えていて、教師は取り上げて、授業の中に生かした。
この考えを確認した後、残りの面積を求めるという展開となった。
とても愛のある行為であった。
その子はとても嬉しそうだった。

1人1人を生かすと口では言うが、一体どういうことをさすのか。
○付け法は、1人1人を生かす教師の行為の現れである。
○付け法からスタートしよう。
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福岡県田川郡金田小学校訪問 悩みは何?

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金田小学校を訪問した。7学級を参観した。
落ち着いた授業が展開されていた。

その中で、柳沢先生の授業は見所があった。
かけ算の筆算の授業であった。
24×3を筆算でやらせたところ、困っている子どもが多くいた。
これを先生は見逃さず、質問してみた。
「悩んでいるのはどこですか?」
すると、「繰り上がりのある数字をどこに書いたらいいか分からない」と子どもは答えた。ここから子どもたちの悩みを共感して、授業を進められた。
子どもに寄り添った授業とはまさにこのことをいう。
その後も子どもたちははりきって、繰り上がりのある筆算をがんばり抜いた。
子どもの鉛筆の手が止まっているときは、
「困っているところはどこですか」「悩んでいるところはどこですか」
と「心」を受けとめる質問をしてほしい。
すると、授業は打開できることが多い。
困っているところは、実は宝物へと変換する一歩手前の財産である。

一番下の写真は、授業診断の様子である。
このときの柳沢先生の話もドラマであった。これは後日報告したい。

成功に学ぶ

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11/7 今日のひとこと
成功に学ぶことは多い。
失敗に学ぶことは少ない。

この原則はとても大事である。

たとえば、ジァイアンツが優勝した。だから、なぜ、優勝したかを学ぶべきである。
最下位のチームにどこのチームが学ぶものか。

優勝したら優勝したわけがあるはずである。
運が良かったからというかもしれないが、本当はわけがあるはずである。
このわけを尋ねることである。

全国学力テストでいえば、秋田県や福井県に学ぼうとする。
これが常識である。

研究授業でいえば、まずは成功したならば成功に学ぶべきである。
「とてもすばらしい授業でした」と感想だけに終わっていたら、学ぶことはできない。
学んで、真似てみるのである。
同じ教材で同じ展開で流してみるとよい。すると、いかに真似ができないかが分かる。

話を戻す。
実は、失敗から学ぶことはある。失敗の原因の究明は必要である。
けれども、その原因の対策となると、この答えはなかなか見つからない。
だったら、成功に学んだ方が成功に近づくこつである。


新刊本の紹介

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11/7 この本の第一章は、志水が書きました。私の数々のコンサルティングから現職教育の改善事例を述べました。どうすれば教員は変わることがあるのか。この見方と手法の公開です。幸いにも4000人近くの授業を参観し、アドバイスしてきました。このとき、志水はどういう考えでアドバイスしたかです。現在も多くの学校から顧問指導の依頼があり、物理的に困難な状況で断っています。リーダーの方の参考になれば思い出版しました。皆様のお役に立てば幸いです。

11/6 在庫状況をお知らせします。
この本は、校長、教頭、教務、研究主任などのリーダーの方のために書いた本です。ですから、発行部数を抑えました。その関係で、在庫は300部程度となりました。重版する予定はありませんので、お早めにどうぞご購入ください。

10/6 志水メソッドと共に歩む学力向上作戦〜現職教育の改革〜
 チラシ 11/7 この本の第一章は、志水が書きました。私の数々のコンサルティングから現職教育の改善事例を述べました。どうすれば教員は変わることがあるのか。この見方と手法の公開です。幸いにも4000人近くの授業を参観し、アドバイスしてきました。このとき、志水はどういう考えでアドバイスしたかです。現在も多くの学校から顧問指導の依頼があり、物理的に困難な状況で断っています。リーダーの方の参考になれば思い出版しました。皆様のお役に立てば幸いです。

11/6 在庫状況をお知らせします。
この本は、校長、教頭、教務、研究主任などのリーダーの方のために書いた本です。ですから、発行部数を抑えました。その関係で、在庫は300部程度となりました。重版する予定はありませんので、お早めにどうぞご購入ください。

10/6 志水メソッドと共に歩む学力向上作戦〜現職教育の改革〜
 チラシ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...
 目 次 
 目 次 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...
 
目次を見てください。国語力向上のための秘策が具体的に書かれています。


10/4 愛知県I市教委より15部の注文がありました。そうです。まずは、指導主事・教務主任、研究主任などリーダーに読んでいただきたいのです。校内研修会を活性化するために志水が取り組んできたこと、源関校長が取り組んできたことが明確に書かれています。成果のある校内研修会にしたい方へお薦めの本です。

10/1 福岡県金田小学校より50部の注文がありました。きっと、現職教育に役立てることでしょう。ありがとうございました。

9/16 9月15日に新刊本を発刊しました。
ある大手のM出版ならば、2500円はする内容と分量です。今回、自主出版という形を取りましたので、1600円という低価格で提供できております。販売の窓口は、愛知教育大学生協という限定されたものとなっておりますが、ご理解いただきたいと思います。

表紙の通りです。

授業力アップわくわくクラブより発刊しました。
内容は、主な内容は、現職教育の改革です。志水メソッドの根幹を知ることができます。
書名 「志水メソッドと共に歩む学力向上作戦−現職教育の改革」

第1章 校内研修会の活性化のためのコンサルティングのあり方」・・・志水 廣 90ページ

第2章 志水メソッドと学校研修の活性化・・・源関 昭 45ページ

第3章 国語力向上マネジメント−子どもの笑顔を見るために・・・桑野徳隆 42ページ


今回のイラストは、「夢現大5」の表紙イラストの松本美奈子さんにお願いしました。
素敵な絵に仕上がってきました。


著者 愛知教育大学教授 志水 廣
   元長野県千曲市立埴生小学校長  源関 昭
   福岡県田川郡福智町金田小学校長 桑野徳隆

サイズ A5
ページ数 185ページ
定価 1600円+税
発行所 fornext社

fornext社の書籍の問い合わせは愛教大生協eMまで。 一般の書店では扱っておりません。生協に電話しますと、すぐに対応してくれます。
TEL:0566-36-5184  FAX:0566-36-5465 
Eメール r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp

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一宮市教務主任会

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愛知県一宮市教育委員会主催の教務主任会で現職教育の方法について話した。
研究授業後の研究協議会の持ち方について、理論と実践を学ぶ会であった。
この企画はとても面白い。

一部…はじめに春日井指導主事の挨拶から始まり、この会のねらいを話された。
次に、志水が30分間の講演をした。
ここで、休憩。
二部…K小学校の若手教員の授業の導入10分間を見て、教務主任がどのような研究協議会をもてばよいか。筆記してもらった。
三部…この筆記メモをもとにグループ別討論。そして、発表。

四部…この後、志水との小学校の教務主任との事前インタビューを動画で流した。
この後、実際の研究協議の様子を動画で流した。このとき、春日井主事の解説が入った。
さらに、志水と教務主任の事後インタビューを動画で流した。

五部…総括として、志水が講演した。

とても密度の濃いものだった。
たぷん、全国初の試みだと思う。
私としては、かなり刺激的な会であった。
この試みは、奇跡的なことである。どの場面とっても、取材がうまく行った。
この主任会について言えば、反省点はあるが、それは実施したからこそ分かることである。

一宮の教務主任にエールを送りたい。
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生徒の気付きは

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愛知県一宮市中部中学校を訪問指導した。
中堅、若手教員の健闘ぶりを感じた。
上の写真は、寺沢先生の数学科の授業である。

授業の途中で、ある生徒が「正比例のときは、xが1増えるとyはきまった数だけ増えているが、反比例は、xが1増えるとyは同じよような割合では減っていかない。」と述べた。
これは素晴らしい気付きである。
この気付きが生まれた背景は何かというと、下の写真の左端にある比例の特長をかいた掲示物である。
子どもの気付きに賛辞を送りたいし、それを引き出すきっかけを作った寺沢先生にも賛辞を送りたい。
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○付け法への招待120 分からせてこそ

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分からせることができてこそ、○付け法が生きる。

○付け法は、一斉指導で分からせるための指導があって、その後に確認と見届けのための技法である。
一斉指導が不十分であるのに、○付け法の個別指導で乗り切ろうというのではとてもできない。
一斉指導を十分にしても、それでも個別対応しなければならない子どもがいる。その子どもには○付け法はとても有効である。
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第3回 基礎講座報告3

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基礎講座の支援をしてくれた院生です。
ありがとうございました。

第3回 基礎講座 算数好きにする授業力 報告2

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算数・数学科の授業で、子どもの発表について初級編について語った。
これまでの私の本にはどこにも書いていないことである。

20代の教師にとって、授業をしながら学級づくりをしていくことのために語った。
ベテランの教師にとっては当然のことと思ったがあえて話した。

講演後、ベテランの教師にそのことを伝えたら、私たちも初歩を学ぶことができてよかったという。
つまり、どのように若手に授業の初歩を教えて行くかが現在の緊急の課題であるので、それが良かったという。立場によって学びが異なるということである。
現在の顧問学校の指導や教職大学院の直進学生の実習を見ていて、本当の初歩とは何かを最近考えている。一方で、ベテランの本当に上手い教師の授業も参観する。
このギャップはなかなか埋まらない。
でも、若手教員に希望をともしてほしいので語っている。
基礎講座は私にとって、授業づくりを振り返る場ともなっている。
だから、今回は結構、力(リキ)を入れてパワポをつくり、講演も新ネタで作った。
プレゼンを公開しているので利用してほしい。


ところで、講演の中に長野県の横田茂樹先生がかけつけた。聞けば、飯田市で部活の大会があり、そこから足を伸ばしたという。横田先生は、中学校の音声計算トレーニングの開発者である。びっくりしたけれど、顔を見せてくれて嬉しかった。
一宮の牧野教頭先生も同僚をつれて来られて感心した。公開講座のときもつれてきてくださった。すごいリーダーシップだと思う。

万物は常に生成発展

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11/4 今日のひとこと
全ての物には、命がある。
種をまき、芽がでて、茎が伸び、やがて花が咲く。そして、種ができて終わる。
しかし、種は、次の命の始まりでもある。
志水メソッドの精神は、輪廻転生を繰り返しながら生成発展していく。
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「算数好きにする授業力」第3回基礎講座

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本日、「算数好きにする授業力」第3回基礎講座を愛知教育大学412教室で開催しました。
受講者はお陰様で地元愛知はもとより、全国(東京、滋賀、長野、岐阜)から32名の先生が集まり、学習された。
受講者の方々はもちろんのこと、送り出してくれた学校にも厚く感謝致します。

講座の内容は、一部と二部に分けて行われた。一部は、志水が、「算数・数学科の授業において、子どもの発言の取り上げ方」についてであった。ごくごく基本的なことから少し高い技まで講話と演習を交えて話した。子どもの気づきで盛り上がることについて話した。
二部は、落合康子先生に急遽お願いした。「ヒント包含導入法」についてお話された。
1点に特化した話だったので分かりやすかったと思う。ありがとうございました。

どの子も分かる・できる授業を目指した子どもの発表のさせ方を話した。
「間」の取り方についても話した。

次回の基礎講座は、来年の3月を予定しています。

パワーポイント
本日、「算数好きにする授業力」第3回基礎講座を愛知教育大学412教室で開催しました。
受講者はお陰様で地元愛知はもとより、全国(東京、滋賀、長野、岐阜)から32名の先生が集まり、学習された。
受講者の方々はもちろんのこと、送り出してくれた学校にも厚く感謝致します。

講座の内容は、一部と二部に分けて行われた。一部は、志水が、「算数・数学科の授業において、子どもの発言の取り上げ方」についてであった。ごくごく基本的なことから少し高い技まで講話と演習を交えて話した。子どもの気づきで盛り上がることについて話した。
二部は、落合康子先生に急遽お願いした。「ヒント包含導入法」についてお話された。
1点に特化した話だったので分かりやすかったと思う。ありがとうございました。

どの子も分かる・できる授業を目指した子どもの発表のさせ方を話した。
「間」の取り方についても話した。

次回の基礎講座は、来年の3月を予定しています。

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