最新更新日:2024/03/28
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活動の後、問うべきことは思いを述べさせること

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昨日、福岡県みやこ町立豊津小学校を訪問した。
授業診断、示範授業、講演の三部作であった。

示範授業は子どもののりがとてもよく、どんどん進んだ。カレンダーの数表現のきまりを見つける授業であった。
「横に3つの和は、真ん中の3倍である」この3倍に気づいたとき、子ども達の素敵な笑顔が見られた。また、3つの和ならば、4つならどうなるのか、5つならばどうなるのかという問いの発展が見られた。だから、確かめてみた。
子ども達が算数を作る瞬間であった。

さて、授業参観された齋藤先生からメールが早速きたので紹介する。この文章に最近の私の授業のこだわりがある。

「今日は、志水先生の授業を拝見できて幸せでした。今週は個人懇談会という大きな行事がありましたが、金曜日は志水先生の授業を見ることができるという一点でがんばりました。志水先生がよく言われていました「我を捨てる」ということの難しさを感じました。ややもすればカレンダーの面白さを話してしまいそうになるところを、ぐっと押さえて子どものペース合わせて授業を作っていかれたことを傍で見ていて感じました。学ぶことの面白さを子どもから奪ってはなりませんもの。子どもたちに感想を聞かれた授業を身近で拝見できて嬉しかったです。
私も近頃は、その点に力が入ります。「比とその利用」で「等しい比」を授業公開しましたが、2つだけでなくいくつか例を置いていくと、子どもたちはその棒と影の変化を「きれい」といいました。今日の学習の拡大、縮小の導入の場面では、大きさが違って見える大小の三角形の角が同じであることを「すごい」と言っていました。子どもたちと共に算数を楽しむ毎日です。志水先生のおかげです。ありがとうございました。
                   宮田南小学校 齋藤 美智代」

子どもちに活動したとき、すぐに分かったことはとか、きまりは何かと質問する。
最近の私は、活動した後は、「やってみてどう思った?」である。
すると、子どもは、「簡単やった」「工夫した」「電卓を使ったから簡単だった」と答えた。
そこで、「確かに工夫があるだろうね。」また、「電卓だから計算は簡単だよね。」と共感した。
そこから、「電卓を使わなくても簡単な求め方があるんだよ」と伝えることができた。「工夫なんだよ」工夫を見つけようとめあてに置き換えた。

思いは「心」の部分、「わかったこと」は「知」の部分、どちらが゜先かというと、「心」を先に大事にすると、「知」へ向いていく。
それは、授業の中で学級経営をすることにほかならない。
授業とは、教材を通して、子どもの思いを聴くことである。それが知の発見をもたらす。
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一石二鳥

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6/29 今日のひとこと
一石二鳥は当たり前。
できれば、一石三鳥、四鳥を目指したい。

一石二鳥は、一挙両得とも、一粒で二度おいしいともいう。
そうやって時間を生み出すことである。自分が本当にかけたい時間を生み出したい。
すると、人生を二倍、三倍の密度で生きることができる。

大阪への出張の際、片道2時間。名鉄、新幹線、環状線のわずかな時間でもパソコンをたたいた。
すると、「悠愉」の原稿の原案ができた。一石二鳥となった。

一石一鳥の人は、よほど時間のある人か、仕事が遅い人である。
仕事は速いほうがいい。

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○つけ法への招待105 ストップウォッチ

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普段から○付け法を意識している人は、机間指導の時間を考えている。
どのくらいの時間ならば、回ることかできるか。
また、子どもの集中力はどのくらいの時間までならばもつのか。

一周を3分間で回りたい。

上の写真は木曽川西小学校の授業から取材している。
担任は、ストップウォッチを常に押して回っていた。
一周2分間を目標としていた。35人くらいいたが、どれも2分過ぎには終わっていた。

普段からスピードを意識したらストップウォッチを使っているかどうかである。
慣れれば、使う必要はないが、慣れるまでは、ストップウォッチやキッチンタイマーを使いたい。
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敵は私

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北九州市立門司中央小学校を訪問した。


とても落ち着いた学校期である。
前川公一元校長先生によれば、9年目の指導になるという。
みなさん熱心に取り組んでおられた。

なかでも、二年生の石松先生の授業は子どもに躍動感があった。
かくれた数はいくつという問題を授業されたが、逆思考の難しいところである。
子どもたちが問題に引っかからないぞという意気込みで向かっていた。

石松先生にその秘訣を聞いたところ、「敵は私」というキーワードであった。
先生はしっかり教えるけれど、時にはわざとだますこともあるよ。これを見破ろうということだという。

二枚の写真を見れば、授業でのこだわりが見えてくる。

安心感のある授業の中で、躍動的というのはとても勉強になった。
ありがとうございました。
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計算力アップ道場

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福岡県岡垣町吉木小学校では、給食の準備中に、計算練習をしている。
希望者がある部屋に集まり、電卓による計算練習問題を解いて、答え合わせてをして取り組んでいる。特別な電卓で、問題がでて答えを打ち込むと、正解がどうかが表示される。

子ども達は自主的に集まり、頑張っていた。

計算練習の程度はそれぞれの子どもの要求にそって提示される。だから、無理なく練習できていた。
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すっきりした板書

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6/27 今日のひとこと
180°を越える角の大きさの授業の板書である。福岡県金田小学校の授業から紹介する。

とてもわかりやすい板書である。
半回転、一回転が左端に明示されていて、これが180°を越える角を求めるヒントとなっている。また、扇形を黒板にのせているのもとてもよい。

さらに、2つの解決の方法について、足す方法、引く方法というキーワードでしめしているところがよい。また、線を引く、全体から引くという黄色のチョークによる着眼点もとてもよい。
最後に、問題文が板書されている。当然のことではあるが、板書に問題文がないことをみかける。算数・数学科の授業の原点は問題文にある。これがなければ、基盤はつくれない。
議論しいたとき、どこに根拠があるかというと、問題文だからである。したがって、板書に問題文は提示したいし、また、ノートにも残したい事柄である。

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愛知教育大学公開講座は、募集を開始しました。
詳しくは、こちら。
6/27 今日のひとこと
180°を越える角の大きさの授業の板書である。福岡県金田小学校の授業から紹介する。

とてもわかりやすい板書である。
半回転、一回転が左端に明示されていて、これが180°を越える角を求めるヒントとなっている。また、扇形を黒板にのせているのもとてもよい。

さらに、2つの解決の方法について、足す方法、引く方法というキーワードでしめしているところがよい。また、線を引く、全体から引くという黄色のチョークによる着眼点もとてもよい。
最後に、問題文が板書されている。当然のことではあるが、板書に問題文がないことをみかける。算数・数学科の授業の原点は問題文にある。これがなければ、基盤はつくれない。
議論しいたとき、どこに根拠があるかというと、問題文だからである。したがって、板書に問題文は提示したいし、また、ノートにも残したい事柄である。

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当たり前

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6/26 今日のひとこと
面倒な仕事を自分が大変だ大変だと言わずに、当たり前のようにこなすとカッコいい。

また、他の人が大きな仕事をこなしたときは、当たり前というのではなくて、ありがとうと感謝の気持ちを表すとカッコいい。
やるのが当たり前だ、できて当たり前だというと、とげがたつ。

同じ当たり前ではあるが、意味合いが異なる。
どうせやるなら、(  )いいのが素敵な生き方。
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問題の順序を変えて成功

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木曽川西小学校の授業より解説する。
上と下の写真を見てほしい。

上は、比の値の授業の板書、下は、教科書のページ。どこが違うか分かるだろうか。

三島先生と相談して、練習問題を分割して入れたことである。
つまり、□1番の次に、○3番の問題の、ア、イ、ウを先に練習した。このことによって、子どもたちは自信がついた。
△2番の後に、○3番の残りの3問をした。

整数どうしの比の問題→練習→小数、分数の比の問題→練習
と構成を変更した。
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教科書の約束

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教科書の約束をつかって授業をすることはとても大切なことである。

さて、今回は、啓林館わくわく算数 2年のかけ算のところをみよう。
△の問題がある。

これは、上の約束に示してあるように、一人で挑戦する問題である。
上の□1番を受けての問題である。
□1番ができているかどうかを自分の力で確かめることができる。
このページには、○3番の問題がない。
したがって、△2番しか練習もがない。
この練習は、次時となっている。
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愛日地区研修会

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愛日地区青年部研修会で講演をした。

青年部長の話によると例年50名ほどの参加者に対して今回の研修は3倍の150名の参加だと言う。とても有り難いことである。
今回の講演は、一昨年に卒業した教職大学院生の長久手北小学校、田中秀和先生のご縁で実現した。
○付け法、音声計算の演習もしながらゆったりと話すことができた。

終わってから、参加人から「先生のオーラにびっくりです。私も見習いたいです」と話された。とても嬉しかった。
ありがとうございました。
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人を数を増やすよりも

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6/23 今日のひとこと
普通は、人員増をしてゆとりをもたらせば、時間があまり研修に励み、優秀になると考える。ここが大きな誤りである。
優秀な職員を育成するためには、10人の仕事を8人に減らすことである。すると、8人はどうやれば10人分の仕事ができるかを考え出す。そして、努力していくうちに、力がついてくる。

では、逆に10人のところを2人の補助を増やすとどうなるのか、12人に薄まるのである。初期の頃は、時間にゆとりができてありがたいなと思うが、それもすぐに慣れて、当然だと思うようになる。そして、また、忙しいと言い始める。では、力がついたかというと、仕事量が薄まったのだから、力はつかない。楽をしただけということになる。

やはり、能力をアップさせるためには、その人の能力の限界を超えるような仕事量にすることである。そうすると、無駄を省き、集中するようになる。

私が小学校1年生の担任を初めてうけもったとき、31人学級であった。翌年、1年生を受けもったら45人であった。確かに多いと感じたが、しばらくすると慣れた。現在は、1年生は、25から30人である。約20名減少しているのにもかかわらず、さらに特別職員の一人を増やしている。人員増となっている。
 人の能力は、密度を濃くして育てるのが基本原理である。
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○付け法への招待104 声かけは集団を動かす

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一宮市立木曽川西小学校の三島先生の授業を参観した。とても素晴らしい6年生の子どもたちであった。3年目の教師とは思えないほど、充実した授業が展開されていた。

○付け法の場面である。
酢とサラダ油の比30:50のとき、酢はサラダ油の何倍ですか?
という問題であった。

子どもは、30÷50をしていた。
子どもの反応は、3/5または0.6がノートに書かれていた。
教師は○付け法をしていて、二つの答えがあることを知り、一つしか書いていない子どもたちに「答えが2つあるね」と少し大きめの声で呼びかけた。
すると、10数人がその場で動き始めた。
もう一方の答えも出そうとしていた。

実態把握から、集団への指示がでた瞬間であった。

普通、○付け法は個別指導である。ところが、教師の一言で、解決できた子どもは、もう一つの答えを見つけだす行動に変容した。つまり、一斉に子どもを動かす声かけにもなっていた。
○付け法では、これを意識的に使うと、他の子どもたちへの影響が大きい。
教師の声を聞き取り、すぐに考えようとする子どもたちにびっくりした。
とてもよい子どもたちである。
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お任せください。学力アップ、授業力アップのための方策を公開講座で

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申し込みは、6月22日(金)からです。

学力アップでお困りの方、授業力アップでお困りの方、お任せください。

愛知教育大学公開講座で、学力アップ、授業力アップについて志水が語ります。
また、志水メソッドの実践者にも講演していただきます。

今年は、夏季休業中であり、しかも土曜、日曜日です。
気楽に参加できる日程である。

8月25日(土)、26日(日)の二日間です。

申し込みは、6月22日(金)からです。

学力アップでお困りの方、授業力アップでお困りの方、お任せください。

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8月25日(土)、26日(日)の二日間です。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...
ご注意ください。申し込みは、6月22日〜7月19日の期間だけです。

楽しく語り、楽しく学ぶ場、それが公開講座です。

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黒板の端に本時の予定

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佐山小学校の研究授業で、上のような板書があった。

黒板の左端に本時の予定が書かれてあった。
ユニバーサルデザインよる授業である。

ここに予定を示すということは、教師にとっての目標でもあり、子どもにとっての目標でもある。
多くの子どもは安心感をもって、問題解決に取り組んでいた。
分かりやすい授業になりますよ。
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かっこよく

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6/20 今日のひとこと
生まれたきた以上、かっこよく生きたい。
愚痴、泣き言、悪口を言うと、かっこ悪いね。
笑顔と感謝で明るい言葉で生きると、かっこいいね。
かっこつけたらよくないと言うけれど、人生は、かっこつけなければいけないものである。
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数学的に考える態度

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6/20 今日のひとこと
三角形の3つの角があるとする。
そのとき、たしてみようとする子どもを育てたい。
つまり、3つの角の和を考えてみる子どもである。
何か数量があれば、たしたり、引いたり、かけたり、わったりすることを試みる子どもである。これが、数学的な探究態度である。それは何を目指すのかというと、「きまり」の発見である。そのために、数量を関係づけようとする態度である。
問題があるから、たしてみるのでは消極的である。
頭の中で、あれこれ考えさせたい。当然だが、暗算は不可欠である。

態度面の育成を考えた授業をしたい。
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暴風雨警報のため本日の談話会は中止します。

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暴風雨警報のため本日(6/19)の談話会は中止します。

次回は、7月24日です。19時開始。

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いつの見通しか

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6/19 今日のひとこと
見通しにも 、少し先の見通し、先の見通し、 かなり先の見通しの3段階がある。
問題を解決する際には、先手に何をうつかの判断がある。つまり、解決のきっかけである。これが少し先の見通しである。授業では、この確認が必要。初手の行動確認である。

先の見通しは、プロセスの見通しである。どうやってやればよいか。当面の見通しである。もちろん、このプロセスについても確認が必要である。
最後に、かなり先の見通しとは解決の結果までの見通しである。また、結果の先に見えてくる展望も見通しである。
ここまで、見通せるのならかなり解決できている。
普通は、なかなかここまで見通せない。

見通しにも3段階あることを意識すれば、授業は変わってくる。
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授業者の心意気

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6/18 今日のひとこと

授業を作るのは誰か?
授業をする教師である。

だから、自分で指導案を作り、自分で教材を作る。
自分が作るのが当然である。
だから、自分の授業に責任がもてる。
他人任せの授業でどこが面白いのか。
良くなっても悪くなっても、自分に責任があると思うことである。
このくらいの気構えで授業にのぞみたい。
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価値創造

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6/16 今日のひとこと
同じ物ならばお客は、価格の安いほうにいく。
価格競争すると、常に不安がつきまとう。
価格は少々高くても 価値のある物、サービスならば売れる。
いかに価値創造していくか。

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