最新更新日:2024/03/18
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志水塾九州大会フォローアップ研修会

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福岡に来ています。
本日は、2月に行われた志水塾のフォローアップ研修会でした。
約80名の人が連休の休日に集まりました。熱心さにうたれました。

今回の特徴は、顧問学校の先生方の参加者が圧倒的でした。校長先生教頭先生も多く参加されました。また、男性の先生方も多くなりました。

私は、「志水メソッドとユニバーサルデザイン」について講演をしました。
キーワードにそって話しました。

次に、分科会として○付け法と意味づけ復唱法の分科会に分かれて演習しました。
最後に、九州女子大学の佐方はるみ先生に講演をお願いしました。「学校の役割・教師の役割」について現在の大学生の様子をもとに、小学校の教育の方向性を示していただきました。佐方先生ありがとうございました。

九州のスタッフの協働によって会が開くことかできとても嬉しく思いました。

プレゼン資料
右の配布物にあります。

UD7 確実にすること

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ユニバーサルデザイン7

算数の授業でユニバーサルデザインを考えたとき、
問題解決において、「最低限この方法だけけは身につけさせたい」というラインを決めておくことである。
どの子どもにも本時で一番大切にしたいアイデアを取り組ませ、身につけさせたい。

それが習得された上で、もう一つの別の解法があれば取り上げる。
何でもかんでも多様性がよいと言って、多様性におぼれる授業はよろしくない。

一つ目の基本的な解き方を知ったとしても、別の問題で適用できるかどうかは別のことである。しっかり習得させてから、別の方法へいくのならよい。
だけれど、多様性におぼれる授業は、すべての子どもに習得まで保証しているとはいいがい。
あまりできない子どもは多様性があるために混乱する。
よーく子どもを見て指導してもらいたい。

一問だけでも確実に 分かる できる ことを保障すること

どの子どもも という観点から言えば
多様な考えは邪魔だあ

なぜ、・・・

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4/26 今日のひとこと
なぜ、机間指導しなくてはいけないのか。
なぜ、○付け法をするのか。
なぜ、教卓にノートをもってこさせるのはよくないのか。
なぜ、○付け法にスピードがいるのか。
なぜ、○付け法に声かけがいるのか。
・・・・
と考えることが肝心である。
これらのことを自分なりに納得できると、進んですることができる。
納得しないでやると、単なるマニュアル人間になってしまう。

教職大学院の修了生(現職派遣)のHさんは今年、小学校に転勤した。
先日会ったときに、○付け法をすると子どもはとても喜びますと話してくれた。
授業づくりの院生には、5回の講義と演習を通して○付け法について教えた。
中学校の体育科の教諭から小学校に異動して算数を教え、とても実感したそうである。


井上泰博先生より届く

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福岡県糟屋郡新宮東小学校の井上泰博教頭先生から、前任校の実践記録が速達で届きました。

この授業記録、研究記録はすばらしいものです。
本人によれば、「志水先生や多くの志水塾に関わられていた先生方から学ばせていただいた指導法を駆使して授業を行いました。」とあります。
具体的には、「○付けによる机間指導」「復唱法」「フラッシュカード」「誤答分析」などです。
ありがとうございました。

お願いすること

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4/25 今日のひとこと
自分の仕事の限界がきたら、他の方にお願いするしかない。
お願いしてやってくださる方がいると本当にありがたい。
そういう方をもつことができて幸せ。

熱意の継続性

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4/24 今日のひとこと
熱意があれば人は動かせる。
しかし、ともすると熱意が減衰することがある。
そうすると、たちまち人は動かなくなる。

では、どうすればよいか。
熱意のあるうちに内発的動機付けをはかることである。
それは、具体的に何かというと、今やっていることの意義を知らせ、人様の役に立っているんだということを教えることである。
そうすると、熱意は伝搬し、自発的に動くようになる。

鈴木公司先生 来室

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元愛知県の小学校の校長先生の鈴木公司先生が来室されました。
鈴木先生には、愛知教育大学の実習のための指導案の事例集の作成でサポートしていただいております。

さて、本日おみえになったのは、鈴木先生が数年前に作成された問題集の改訂版の相談です。
この問題集はスパイラル学習としてはとてもすぐれものです。
私なりの意見を申し上げました。ぜひ、改訂版がだされることを願っております。

つながり

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4/22 今日のひとこと
本日、時間の隙間に刈谷の中学校の小林美記代先生が研究室に来られました。
現在、小林美記代先生は、桜花学園大学において非常勤講師も務められています。
算数科教育法を教えています。

桜花学園の学生は保育士さんを目指しつつも、小学校の教員免許も取ることができます。
ですから、私が宇和島市で保育協議会で講演したことに興味をもって話に来られました。
また、先週、私が小学校1年生の授業を見たものですから、そのことについても質問されました。

なんだか、私の周りでいろんな方が私の方向性とつながっていくようで不思議です。
ユニバーサルデザインといい、幼児教育といい、関心事が広がっています。

じぇじぇじぇ!新井校長先生が来室されました。

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 本日、豊明市立沓掛小学校長の新井先生が8月開催の「第52回 愛知数学教育研究会」の講師依頼で志水研究室にお越しになられました。

 新井校長先生はとても素敵なネクタイをしていました。昨日は、雨降りだったので、てるてる坊主のネクタイだったそうです。
 他にも楽しいネクタイを持っていらっしゃるそうで「コミュニケーション ネクタイ」で検索すると出てきますよ。と、教えていただきました。子どもたちに好評だそうです。

なお、本日はたくさんの方が来客されました。
なんだか前にも増して、毎日、来客される方が多くなりました。
マン&ウーマンラッシュデーです。



全国学力・学習状況調査の朝

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4/22 今日のひとこと
本日は、全国学力・学習状況調査が実施される。

無回答のパーセントは減少しつつある。
この調査は、学習指導要領の範囲内で問題が出される。
とにかくページ数が長い。
調査を受ける子どもたちには、「最後までやりきろう」と声をかけたい。
「難しいようだけれど、教科書で学んだ範囲内だからできるはずです」と声をかけたい。

また、終わったら回収することになるが、
明日以降、後の指導もしてほしい。
できないままに放置しないでほしい。
数日後に、国立教育政策研究ところが問題の解説が公開される。
これをもとに、子どもたちと再度議論してほしい。それが明日への力となる。

さらに、他の学年の教師も問題を解いてほしい。
数年後に受ける子どもたちに、どのような学力をつけるべきかをイメージしてほしい。
すると、授業は変わってくる。


UD6 視覚化・焦点化

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ユニバーサルデザイン6

ユニバーサルデザインの授業の要素として視覚化・焦点化がある。

本日、教職大学院生の授業を参観してきた。
点対称の性質を見つける授業である。

上の写真は、前時「線対称」定義を復習したものである。フラッシュカードでここが大事ですよと、視覚化・焦点化されている。しかも、赤い波線がある。これは、「対称の軸」へと結びつける工夫である。ここでも、焦点化がはかられている。

下の写真は、点対称の中心を指さし確認しているところである。
しかも、小さい強力磁石で明確に示している。焦点化している。
「点対称の中心は」と音声言語で話していても、どの子もそれがわかっているかどうかは不確かである。このように磁石と指さしによって視覚化・焦点化がはかられる。子どもに教科書またはノートの図で中心を指さし確認させてもよい。
さらに、対応する点を結んだ直線も色を変えている。白色のチョークだとどうなるか。区別しにくい。

これらの工夫によって、どの子も「わかる」授業が作られていく。

UD5 大羽沢子先生の「眼」

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ユニバーサルデザイン5

福岡県の大羽沢子先生に特別にお願いしてユニバーサルデザインについてときどき寄稿していただくことになりました。
楽しみにしておいてください。

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「ユニバーサルデザイン」の波がキタ―――!!!の背景(1)

 おかげさまで、志水先生との著書「算数授業のユニバーサルデザイン」は売れ行き絶好調!私もこっそり書店に行き、「あるある。」と一人ほくそ笑んでおりました。書店は「春の教育書フェア」を設定していましたが、やはり「ユニバーサルデザイン」関連の本がよく売れているようでした。
 なぜ、こんなに「ユニバーサルデザイン」が注目されているのでしょうか。また、そもそもユニバーサルデザインとは何なのでしょうか?「算数授業の・・」では、紙面の関係から充分にお伝えできなかったことをコラム風にちょっとずつお伝えしたいと思います。
 また、私はこの度退職し、鳥取大学の井上雅彦先生の下で臨床心理士として研究・実践に取り組むことになりました。そこでの学びも交えてお伝えします。乞うご期待!!
 まず、最初に定義をはっきりしておきましょう。

 【ユニバーサルデザインとは?】
 ユニバーサルデザイン(Universal Design:UD)は、ノースカロライナ大学のロナルド・メイス(RonaldMace)が文化、言語、国籍の違い、年齢や性別の違い、障害・能力のあるなしを問わず、誰でも利用することができる施設、製品、情報の設計の配慮として提唱した概念です。ユニバーサル(Universal)とは、普遍的な、あまねくという意味の英語です。授業に置き換えると、どの子も分かりやすく、適切な環境で学習できる教師の配慮や工夫といえます。(参考:兵庫教育大学名誉教授 成田滋先生による「兵庫教育大学同窓生ニュース」)

 私が「ユニバーサルデザイン」という言葉を初めて聞いたのは、約20年前、神戸で行われた総合的学習の時間についての研修会でした。世間ではようやく「バリアフリー」ということが浸透している頃でした。あくまでも「何かハンディを持った人のための」という
「特殊教育」の考え方に近いものでした。そこへ「誰にでも利用できる」という視点はとても新鮮で、特別支援教育について全くの素人だった私でも、「なるほど!」と思ったことを鮮明に覚えています。

 しかし、これが社会の変化と密接に結びついていることを知ったのはもっと後のことになるのです。(次回に続く)             大羽 沢子

宇和島教育サークル

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4月20日 愛媛県宇和島市において、教育サークル主催の講演会があった。

講演と、模擬授業をしてきました。
20名ほどの方が集まられました。ベテランの教員が多かったです。
じっくりと本音を語ってきました。

サークルのお世話役の河野謙三校長先生は昨年の志水塾広島大会において参加されて、講演の打診をされました。それから段取りをつけられて、今回の講演となりました。
ありがとうございました。

音声計算練習法 教材ワークシート

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最近、音声計算をしようと思うのですが、教材ワークシートはどこにありますかと質問されることが続きました。
あらためて紹介します。

志水 廣・長野県岡谷市立岡谷小学校 
「算数科 学ぶ喜びを育む学習の創造」(明治図書)

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-581019-7

次に、おひさまコースについては右の配布物にアップしました。ダウンロードして使ってください。
幼稚園・保育所の児童にまたは小学校1年生にとても良い教材です。
鈴木由里子先生の開発です。

入門期の指導

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1年生 数の導入へ

授業をみてきました。
1年生の授業は、文字言語が使えないから、音声言語が中心となる。
でも、書き留めること必要。
今の時期は、何でも発言できることが大切。゜また、友達の考えを聞くことも大切。
数の指導をしつつ、話す態度、聞く態度を育てたい。
算数の内容は、数に関心をもち、同じか、違うかを判断させていた。
動物、植物の数を考えさせることによって、1対1対応を教えていた。

子どもからこの場面の言葉を引き出し、それを外化させるために復唱法を使っていた。
実にうまい授業だと思った。
ただし、数字が使えない。だから、黒板に今の教えていることを表すことは難しいと感じた。
授業の最後に担任の先生と私とでコラボした。
手をたたいて、数の比較をした。
こちらもとてもおもしろかった。

朝の2校時に授業参観をして、午後の3限に大学院の授業で教えた。
旬のうちに教えたいと思い、急遽予定を変更して教材を作成して、院の授業をした。
学生たちは板書にある日付をみてびっくりしていた。


UD3 朱書きで問いの発生を 6年

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ユニバーサルデザイン3

線対称・点対象の導入のノートの写真である。

子どもが書いたこと「(ぴったり重なるという)関係がよくわかった」に対して、波線を引き、
教師は、「この関係は、どんな関係だろう?」
と疑問形で朱書きをしている。

その子に応じた朱書きは、教師と子どもとの対話を促進する。
子どもはぼくのノートを見てくれているんだ。
しかも、質問をしてくれている。だから答えたいと思う。
朱書きは、焦点化、視覚化を促している。また、教師と子どもとの共有化もはたしている。志水メソッドで言えば、「関係」というキーワードをとらえて、意味付け復唱法を使って切り返しているのである。
そういう意味で、朱書きは、一人一人の子どもをユニバーサルデザインの一つであると考える。

教職大学院生(現職) 志水研究 室

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愛知教育大学教職大学院の応用領域(現職)の2年生で志水研究室の学生です。

本日は、第一回目の登校日で、大学に登校しました。
今年一年間で課題研究 をしていきます。
今年は5人とも算数を専門にしています。

写真の左上は、宮崎県から自主的に入学された先生です。現在、宮崎県に戻ってつとめながら研究 しています。
そのほかの方は、愛知県の学校につとめながら研究 しています。
一学期は1年次に準備した研究を2年次に実践する段階です。



UD2 4月の算数授業で「やってはいけない発問」

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ユニバーサルデザイン2

どの子も「わかる」「できる」という観点からいえば、
4月当初の算数授業は、どうすればよいか。

子どもは、期待に胸をふくらませている。
内容に対しての期待、教師の指導に対する期待がある。

授業の自力解決のあと、練り上げの場面で「この3つの考えでどれが一番簡単かな」と。
この瞬間、子どもたちは固まった。
どれが良いのかを考えることに固まった。
Aの考え、Bの考え、Cの考えの選択を迫られた。
ある子どもは「Aがよいと答えた」。
でも、教師は「うーむ、先生はBだと思う」と切り返した。
また、子どもたちは固まった。
なぜ、固まったのか、自分の考えを発表しても、他の子どもとの比較にさらされるのだと思ったからである。
あげくのはては、切り捨てられる。つまり、否定する教育である。

子どもの「心」を固まらせるような授業は、どの子も「わかりたい」「できるようになりたい」という精神からはほど遠い。
まずは、考えを思いつき、発表したことをほめたい。

4月の時期は、なんでも意見が発表できる雰囲気をつくることが大事である。
多様な考えを発表させたら、それらの価値の比較は慎むべきである。
むしろどの考えにも価値があるとことを示すことである。
それが教師の優しさである。
私ならば、ぞれぞれの良さを価値づけて終わりとしたい。
または、それらの共通性を見いださせるようにしたい。
前の学年まで発表しなかった子どもの「心」を解放し、何でも言える空気にしたい。
子どもが真剣に考えた意見を安易につぶさないことである。
そのためには、「なるほど・・・と考えたんだね」「そうだね。」と共感していくことであ。(意味づけ復唱法)
4月にこの空気を作れないと、正解だけがでる授業となる。もっというと、教師の求める正解だけの授業となる。

もちろん授業規律まで壊す雑音に同調する必要はない。
子どもは、教師の応答の姿勢を見ている。
優しさを表現していってほしい。




談話会 4月 「やる気」にさせる

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授業力アップわくわくクラブ主催
談話会 4月 テーマ「やる気」にさせる

みなさんは、「やる気」にさせることについて考えたことがありますか。
このことについて1時間話しました。
奥が深いですが、とてもシンプルな原理で「やる気」を引き出すことができます。
最後にメンタルトレーニングの話をしましたら、参加していた体育のH先生は、まさにその通りですと共感してくれました。

写真は談話会の参加者です。



三重県大成小学校からの訪問

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4月15日 三重県桑名市立大成小学校の近藤久郎校長先生と村田奈美研究主任が志水研究室を訪問されました。

授業改善について相談されました。
現在の問題点を洗い出し、大成小学校に合う話を協議しました。
今後のコンサルティングに希望がもてました。

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