最新更新日:2024/04/18
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第14回志水塾 広島大会

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北九州市の小倉に来ています。昨日は、広島県福山市で志水塾が行われました。第14回にもなりました。歴史の重みを感じます。若い教師がたくさん集まりました。
35名の参加でした。愛知からは志水と落合康子先生が駆けつけました。
広島のスタッフの息の長い取り組みに感謝いたします。

若い教師が多いため教材研究の仕方を教えました。
午後は○付け法の演習です。また、適用問題定着法を平田先生が行いました。
最後に、模擬授業をしました。

本日、田川郡上野小学校で示範授業をするための予行練習のためです。
はじめてする教材なので、とてもわくわくしました。
子ども役のみなさんのアイデアのおかげで筋は見えました。

1日があっという間に過ぎました。

自我を超える

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5/22 今日のひとこと
一般向けの講演として「自我を超える」ことについて話している。
最近、1ヶ月の間に続けて3回話した。

この話題はとても深い。
また、発展性がある。

参加者の反響がすごい。
皆様の心を揺さぶっている。
こういう話題を見つけたことが楽しい。

若手教員の伸び

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5/20 今日のひとこと
若手教員の授業を参観した。
必ずしも分かりやすい発問ではないのにもかかわらず、
子どもたちが頑張って答えている。

子どもに救われるというか、子どもに育ててもらっている。

もちろん、その前にその教師が子どもから信頼されているから、頑張って答えている。
やはり、第一歩は、信頼関係だなあ。


教卓側と児童席側の一線 ○付け法への招待151

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5/18 今日のひとこと
教室は、教卓を横に見たラインと児童の先頭席から後ろまでの席の2つに分けることができる。
教師側を「この世」で、児童側を「あの世」と呼んでみる。

教師が「この世」にいる限りは、授業はとてもやりやすい。
教師の都合でセリフを話していればよいからである。

ところが、児童側の「あの世」に入るには勇気がいる。
何が起きているか分からないからである。

実は、あの世はお花畑の世界である。
子ども達が一生懸命考えた足跡がノートに残されている。
これを見ることは、教師としての喜びである。
こんなに素晴らしいことを考えていたのかと、教師にとって「知」の発見がある。

でも、お花畑でもなかなかできなくてもがいている子どももいる。
その子にとっては、実は地獄の世界である。
教師はどうするべきか。どうしたいか。
そこが問題である。
もがいている子どもにアドバイスして引き上げたいのか、そのまま放置しておきたいのか、どちらなのか。
もがいている子どもを救うことができれば、その子にとってまさにお花畑となり、天国である。

この世とあの世の架け橋は、教師のあなたですよ。


那覇市立小禄南小学校訪問2

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小禄南小学校訪問より

廣 幸和校長先生と志水 廣。
ダブル廣です。

那覇市立小禄南小学校訪問

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沖縄県に来ています。
与那国島久部良小学校の廣校長先生が那覇市立小禄南小学校に転勤されました。
そこで、表敬訪問しました。つまり、押しかけました。

4校時は五人の先生の授業診断。
5校時は示範授業、6校時は講演をしてきました。

驚いたのは先生方のやる気です。みなさん私が行く前に○付け法や意味づけ復唱法のことを知っていました。廣校長先生が転任されてからはや一ヶ月です。この時点で○付け法をしているのです。
ですから、私の講演がどんどんしみこんでいきました。

授業診断の五人の先生はとても若くフレッシュでした。これから何に留意すれば授業力がつてくるかについて授業写真をもとに話しました。
ありがとうございました。

しかけの見事さ

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双葉小学校の酒井郁代先生の授業でしかけを2つ用意した。
ここでは、上の写真を見てほしい。

「3こで60円」を60円,60円,60円とわざと板書したのである。
すると、子どもたちは弱い声で。「いいでーす」と。

ここで、少し「間」をとった。
すると、一人の子どもが手を挙げた。
おかしいと!
3こが60円ずつではなくて、3こで60円になるからもっと少ないですと。
そして、たくさんの子どもの手が挙がった。
少し遅れてAくんが「ああわかった」「本当だ」「遅いよ」と子どもの声が連続した。
このしかけは大成功であった。

大学での教材研究のときに、しかけを作ることを要求した。

『2つの「しかけ」でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング』(明治図書)に基づき、ユニバーサルデザインがテーマでもお願いした。

このしかけは、微妙な「間」が必要で、これはベテランの味だと思った。

たかが、板書に問題を書くこと、されど…

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愛知県刈谷市立双葉小学校を訪問した。
5月の半ばに研究授業。
普通より少し早い時期に研究授業を設定してもらった。

3年生の酒井郁代先生が授業された。

3こで60円という問題である。

この授業で一番驚いたのは、自力解決で計算のしかたを考えたのだが、多くの子どもがノートに記述できていた。このかきっぷりは1週間ぐらい鍛えてできるものではない。
素晴らしかった。

さて、そのきっかけとして、ノート指導がだった。ノートの左端に赤線を引くこと。そして、日付を書くこと。この場面を見ただけでも鍛えられていると感じた。
次に、算数教科書の問題の視写は見事だった。
教師が1行ずつ板書しながら、子どもも1行ずつ書いていた。
それは、教師が問題文を1行読みながら、子どもは先生の声を聞きながら書いている聴写であった。
昔、筑波大学附属小学校の手島勝朗先生が用いていた方法である。

この行為の良さは何か。それを研究会に参加された小林美記代先生が解説されていた。
「教師が1行も文を読むと、子どもはその声を聞きながら次の言葉を予想しながら書いている」という。つまり、常に、次に来る文のことを予想しながら書けるので、授業の展開を予想できる子どもが育つ。」

酒井学級はそこが自然にできていた。
音声計算が5分。その後、の問題文の視写で合計7分間で、問題把握の所を終わっていた。驚異的なスピードであった。

しかも、ユニバーサルデザインの視点で言えば、視写の遅い子どももいるのであるが、頑張って書いていた。これだけでも自信がつく。



双方に学びあり

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5/16 今日のひとこと

知らないことを知るだけで、世界観が変わる。
そうか、こんな世界があったのか。

だから、子どもは授業で学ぶによって世界が広がる。
教師から学ぶ、友だちから学ぶ。

では、教師はどうか。
実は、教師も子どもから学ぶのである。

この学びがあると、常に新鮮で生き生きとする。
授業がうまい教師は常に新鮮である。

第4回 セレンディピィティの会

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本日の19時00時より第4回 セレンディピィティの会を愛知教育大学教育未来館で開催しました。

テーマは、「自我を超える」です。
18名の方が参加して、講演(1時間)とその後のグルーブでの振り返り(50分)を行いました。
講演は、前回のテーマの補足も含め、深化して、ゆったりと話すことができました。

第3回のときもそうでしたが、講演後の振り返りがとても充実していました。

私も学びが多かったです。

菊池省三先生

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本日5月15日、愛知教育大学教育未来館で菊池省三先生の講演があり聴いてきました。
100名近くの学生、現職教員が参加していました。

会場に入ると菊池先生がおられたので、挨拶しました。
数年前に、北九州市門司中央小学校で私の示範授業を参観しましたと聞いて、とても嬉しかったです。

映像を通しての子どもが変容ぶりは驚きました。すごい鍛えてあると思いました。はじめは鍛えて、そして、子ども達が学び合っていくことの素晴らしさを感じました。

ほめて伸ばすという方針は、○付け法の精神と同じことです。
とてもユーモアあふれる話で、コミュニケーション力について学ぶことができました。ありがとうございました。

事務局の近藤さんが偶然に講演を見つけて申込みました。
ありがたい偶然でした。

授業力アップわくわくクラブ 「悠・愉」4月号 目次

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授業力アップわくわくクラブ 「悠・愉」4月号 目次 5月8日配信

1 表紙 目次  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p1
2 巻頭言1 授業は想像と創造の世界 −真のアクティブラーニングを目指して− ・・ p2 志水 廣
3 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための教材研究C4 4 年「垂直・平行と四角形」の指導 p8 前川公一
4 「算数大好きっ子」を育てる一つの取り組み  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p11 廣 幸和
5 なぜ私は先生方に「○付け法」を勧めるのか?  ・・・・・・・・・・・・・・・・ p15 桐原峰男
6 読む力を高める国語科学習指導 物語の続きを想像し、話し合おう「のらねこ」 ・・・・ p17 有竹真吾
7 国語学力を高める 自己紹介の授業 1  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p21 伊藤彰敏
8 おもしろ素材発見で授業力アップ  素材としての本の魅力を生かす  ・・・・・ p23 鈴木健二
9 「ユニバーサルデザインの授業」Q&A 
(12)・・・・・・・・・・・・・・・ p25 大羽沢子
10 アイデア次第で上手くいく「総合的な学習」5  ・・・・・・・・・・・・・・・ p27 横田茂樹
11 日向便り  日向サークル発「日向便り」連載スタート  ・・・・・・・・・・・ p31 下石暢彦
12 クラスを楽しくする学級通信(7) 体育大会でもりあがる学級通信  ・・・・・ p33 中村恵美子
13 「暢記」〜成長に近道はないが王道はある〜(12)2年「ひょう・グラフと時計」の教科書研究 p35 下石暢彦
14 授業力向上 フォローアップ通信 第4号  ・・・・・・・・・・・・・・・・・ p39 井出誠一
15 2016 パワーアップ通信1  スタートを大切に  ・・・・・・・・・・・・・・・ p41 小山 安
16 第14回 授業力アップセミナー志水塾広島大会のご案内  ・・・・・・・・・・ p43 徳重知子
17 授業力アップわくわくクラブ更新のご案内&第4回わくわく公開セミナーのご案内 p45 近藤雅子
18 お詫びとお願い ・・・・・・・・・・・・・・・p50近藤雅子
19 編集後記    ・・・・・・・・・・・・・・・・・p51近藤雅子

当たり前を

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5/15 今日のひとこと

1+1=2
これは当たり前。
でも、粘土玉1こと1こを合わせると、1こだ。
当たり前ではなくなる。

「当たり前のことだ」という感覚をはずすと、教材の面白さが見えてくる。


頼まれる

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5/14 今日のひとこと
頼まれる人材になること。
返事は、「はい」か「YES」。

これを繰り返していくことで力がついてくる。
そうして他の人から信頼を得る。

さらに、レベルアップすると、頼む立場になる。

教師は「しゃべるな」

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5/13 今日のひとこと
私の示範授業を見せた後、
大学から直進してきた学生の質問がありました。

『「教師はしゃべるな」と言われました。どうなんですか。』

たぶん、私の示範授業では教師がしゃべっていると思ったのでしょう。
説明で必要な所は話しています。また、誘導の部分は話しています。
ただし、子どもに考えさせており、見つけた性質や答えは、子どもに言わせております。

つまり、教師の行動してどこで説明すべきか、どこで子どもに考えさせるべきかについての区別がついていないから、このような質問がでてくるのだと思います。

「教師はしゃべるな」ということの背景には、教師がしゃへりすぎて、子どもに考えさせていないということがあります。確かにこういう授業を見ることがあります。

この「しゃべりすぎ」ということについて、否定されると、「教師はしゃべらない方がよい」という風に解釈されていきます。
すると、教師の発言量の多さ少なさで授業の良い悪いが評価されてしまいます。

問題は、発言の質なのです。教師の発言の質、子どもの発言の質なのです。
教師がしゃべらなくても子どもが考えてよい発言をする授業があります。
でも、教師がしゃべらなくて、子どもの発言がだめな場合もあります。

教師がしゃべりすぎで子どもの発言の質が悪い場合があります。
でも、教師はかなり発言しているけれど、それに負けないくらい子どもが発言し、しかも質が高い場合もあります。
そいう授業は、教師と子どもとのコミュニケーションがうまくいきながら、普通の授業の1.5倍くらいのスピードで情報がうまく処理されています。

ですから、単に「教師はしゃべるなと」という言い方では、授業の良い悪いは判断できないのです。
特に、算数数学の場合は、概念の定義があって性質を見つけていきます。このとき、定義の部分を教師がしゃべらないではスタートを切ることはできません。

前提条件をもとに議論したいものです。

2つの「しかけ」でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング

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『2つの「しかけ」でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング』(明治図書)

今週、発売されました。

http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu...

表紙に5つのキーワードがあります。このキーワードが子どもが主体的に取り組む授業の基盤となります。特に、「算数のきまり」を見つける、作り出すこと、これが算数科の本質です。


中部中学校 理科の授業より

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中学校理科の授業より。

記録タイマーによる打点の授業であった。
その前に、撮影を行った。

生徒にスキップさせた。それをカメラで撮影し、しかも連続写真として見せた。
そうすると、1つの写真の中に同じ生徒のスキップの過程がコマ送りの写真として見えた。
なるほど、身近なものでも打点の授業とつながることがわかった。
しかも、そのカメラは、プロジェクタ機能もあり、そのまま映写化した。
そばにプロジェクタはあるのだが線をつながなくても映写できた。

愛知県一宮市立中部中学校訪問

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一宮市立中部中学校を訪問した。
今回は新任の教師2人と7年目の教師の授業診断であった。
若手教員の溌剌感はもとよりアイデアのすばらしさに驚いた。

やはり溌剌感があると、生徒は先生を好きなんだということが分かる。

授業力=(教材把握力)×(子ども把握力)×(指導技術力)×(精神エネルギー)

この公式の最後の項目の精神エネルギーと教材のアイデアがあると、授業はレベルの高いものとなる。とても良かった。

子どもの気持ちは

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5/11 今日のひとこと
授業中に子どもは課題を把握して、考えて解決する。

子どもが把握している課題と教師が求める課題がずれていることがある。
例えば、問題を解決して答えを求めるならばできている。
でも、教師は、その解き方を説明する、または記述することに重点があるとなると、
説明はできていない子どもがいる。
すると、不満足な状態になる。

この不満足な状態の子どもがいることを知ってほしい。
これを見つけるには、子どもの表情と動作をしっかり見ることである。
明らかにしょぼんとしている。
また、もがいている。

ぼくはどうすればいいんだ。わたしはどうすればいいの。
みんなができている正解にたどり着くにはどうすればいいの。と、
もがいている。
そして、見つけたら、「どうしたの」と声をかけてみよう。

困っているからこそ、この声かけが効果的である。
この声かけも○付け法のうちなのですよ。



中身が問題だ

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5/10 今日のひとこと
グループ学習で、子どもが教え合っている。
だから、素晴らしい授業だと即断するのは、もってのほか。

教え合っている中身が問題である。
本時のねらいの筋にぴったり合っているのかどうか。
それは、誰がどのようにして把握しているのか。
当然、教師が、子どもの教え合いの中身の確認が必要である。
筋違いの話がどんどん進行していくとすれば、スタートの時点で止めなければならない。

子どもが活動しているだけで喜ぶ姿の教師がいる。

さらに、学び合うとなればレベルが一段とアップする。
学び合う場合は、お互いの意見を共有し、なおかつ他の意見を取り入れつつ、さらに「あっそうか」と新しいジャンプがあることが前提である。
ジャンプのない世界は、単に伝え合うだけであったのだ。
よって、学び合うという姿は立派だけれど、その瞬間はあったのかいと問いたい。


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