最新更新日:2024/04/25
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○付け法への招待101 1−100までの反響

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○付け法の招待をはじめて、100番まで到達した。
ほっと一息である。

さて、昨日30日、福岡県大任小学校を訪問した。高瀬先生の机間指導乃○付け法をみた。
すごく的確で素早い。かなりの上達度である。以前も上手であったが、さらにバージョンアップしている。

懇親会のとき、その秘密がわかった。
「HPの○付け法への招待の100までを整理しました」と話してくださった。
この意欲と行動が大事である。

○付け法について、100件の記事があれば大概のことに答えることができる。
無料で公開している。
使ってほしい。
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○付け法への招待100 金環日食からスタート

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現職の教員の授業を参観しにいった。
すると、「金環日食がみることができました」という。
続いて、「輪が、○付け法の○に見えました」とも話してくれた。

本当にそうだなと思う。
暗闇を照らす輪が金環となっている。

○付け法が子ども達の心の火をともし、教師達の心の火をともす。
金環日食から○付け法はスタートしよう。

記念すべき100回です。ご覧いただき、ありがとうございます。
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○付け法への招待99 使えば使うほど

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指導技術というのは、使えば使うほど減らない。むしろ増えていく。
普通は、何かを使うと消耗する。無くなっていく。
ところが、技術は、使っていくと、腕に磨きがかかる。

教員はも無意識に技術を使っている。
それを意識的に使おうというのが、○付け法をはじめとする指導技術:志水メソッドである。
体得するには、ある程度、手順を明確にしておかなくてはならない。その段階まで、志水はやってきた。

その上で、実際の授業では、想定外がたくさん起きる。このときに最善手を探そうとするのが、志水メソッドの特徴である。マニュアルだけにおぼれていてはいけない。
もちろん、マニュアルも知らないなんて問題外である。

正しく知って使っていこう。そして、慣れてきたら
あなたなりの最善手を求めて進化していこう。
どんどん使って、腕を磨いてほしい。
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○付け法への招待98 高い技術力

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テレビでカンブリア宮殿を見た。富士フィルムの社長がでていた。

これからの社会のドラスティックな変化に勝つためには、高い技術力だと断言していた。
主力のフィルムの生産が落ち込む中で、10年間で売り上げが倍増した。これは、すごいことである。化粧品をはじめいろいろな分野で新出している。

教育の世界も高い技術力をもってこそ、専門職としての価値がある。
○付け法はまさに高度な技術だと考える。
机間指導の研究そのものがほとんどない。そんな中で、私の周りの人たちと解明してきた。単なる研究だけでなくて、実技講習できるノウハウまで引き上げている。

○付け法が難しいのならば、できるように訓練すればいい。
志水塾を定期的に開催しているし、講演DVDも、関連書籍もある。
勉強してくださいね。
高い技術をもって授業を楽しく改善していこう。
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○付け法への招待97 できるようになった確認

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井手小学校での示範授業のビデオを再生して見た。

すると、角の大きさの測定で一人だけ、目盛りの読み違いがあった。
60°のところを120°とかいていた。

そこで、授業の導入部でもあり、「違うよ」とはっきり断言した。
勘違いだと判断したからはっきり指摘した。
そこで、その子は考え直した。
一巡してその子に戻ってみたら合っていた。
その際、「そう!合っているよ。」と言って○つけをした。しかも、机をたたいて、それでいいと断言した。
間違いを指摘するときは気を遣う。だから部分肯定をしたい。でも、そのときは、はっきり違うと言った。その子はくじけず頑張った。
間違いを指摘せざるを得ないことがある。
そんな場合は、必ず、戻ってきて確認したい。
これがやる気を引き出す。
この後、授業の途中途中に計3回はその子のところに行って確認していた。
完璧に子どもにできさせたいという気持ちが、私の行動に表れていた。
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○付け法への招待96 良いところを見つける

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○付け法の精神は、長所を見つけほめること。

長所をつくること。

どこが良いかを具体的にほめること。

書写の○つけもこの精神が根底にある。

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○付け法への招待95 ほめられて嬉しいかどうか

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当たり前のことをほめられて嬉しいと思うだろうか。

子どもが当面の壁を感じていて、その壁を乗り越えたいと思うとき、確認してあげること、認めてあげること、ほめることは効果がある。

でも、できて当然のことについて、ほめられてもあまり嬉しくはない。

だとすると、○付け法では、どこが子どもの壁なのか、どこを確認するべきなのか、
このあたりを吟味しないと、単なるつまらない声かけに終わる。

子どもは生き物である。たえず変化している。

この生きている状態を見極めて褒めていくと効果がでる。
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○付け法への招待94 どこに○をつけるか

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わり算の筆算の第3時、53÷4の筆算の仕方を考える場面である。
このとき、どこに○つけをするべきか。

それは、既知と未知との接点である。
既習は、72÷3の筆算で、あまりがでないわり算の場合である。
このとき、12−12=0となる。「ひいてぜろ」である。

本時は、53÷4だから、あまりがでてしまう。
商の13に○をするのは当然考えられる。
でも、もっと新しい形式はどこか。それは、13−12=1の場面である。本来は、13−13=0でなくてはならない。でも、4の段では、12が近い。だから、13−12となってしまう。この12を書くことに、子どもは不安を感じる。また、13−12=1で、1を12の下に書くことも不安がる。ここにあまりを書いてよいかどうかは、未知のことである。だから、教えてもよいのである。
でも、子どもは、自然に1を書くことがある。
すると、この自然な気付きに○をつけたい。
だから、下のフリップのようになる。
既知と未知との接点を考えさせるのが授業であり、自力解決のポイントである。
そこを乗り越えたことに対して○つけをしたい。
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○付け法への招待93 ×をつける

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昨日の基礎講座では、教職大学院の院生も5名参加していた。
その学生が、「私はこれまで×をつけていました。
○をつけるなんて、素敵ですね。」と話してくれた。

×をつけられて嬉しいか?
×をつけて楽しいか?

○をつれられると嬉しい。
○をつけるのは、楽しい。

○付け法の原点を思い出させてくれた。

○付け法への招待92 示範授業の続き

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昨日の井手小学校での示範授業を参観された先生からメールが届きました。紹介します。このメールの中に、授業のヒントが詰まっています。

「志水 廣 先生

本日は師範授業を参観させて頂きありがとうございました。
先生のおっしゃておられる「知」と「心」の変容を実感しました。とても楽しい授業でした。
井手小学校の4年生の子どもたちは6時間目でしたが、本当によく頑張ったと思います。
先生が子どもたちにゆさぶりをかけながら考えさせ、すうっと自然に算数の世界へ…
180度より大きい角度のはかり方の学習に入っていきました。おうぎの使い方や黄色
の棒の使い方がとてもすてきで、角度が回転の量であることを視覚的に見せられていて本当にわかりやすかったです。

さりげない先生の一言が子どもを動かせ(頭も手も)、さすが志水先生…と感心して見せて頂きました。

例えば、「下の線ってどの線?」「分度器が2こあったらいいけどなあ…だから工夫せんなあかん、この工夫がいるんや。」「ここまでは180度ってわかってるって印してくれる。」
等々

○付けでも、一人一人に声をかけ、認めておられたので、最初は難しそうに感じていた子も、先生が回られるたびに自信を持ってきたように感じました。最初は緊張からかあまり発言しなさそうでしたが、フラッシュカードではどんどん積極的になり「かんたん」「楽勝」といいながら、笑顔いっぱいで先生の出される問題にくらいついていく姿が感動的でした。
まず、子どもたちに共感し「心」を受けとめ、どの発言も大事に生かされて全体のものとなり、みんなが理解していくすてきな1時間でした。
とびきりのおいしいお料理をいただいたあとのように、幸せいっぱいの気持ちで学校の戻りました。
本当にありがとうございました。
N.M」

N.Mさん、ありがとうございました。

○付け法への招待91 示範授業 180°をこえる角の大きさ

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京都府井手町のジョイントアップ事業として、多賀小学校、井手小学校を訪問した。
多賀小学校では授業診断。
井手小学校では、示範授業をさせていただいた。

単元は4年の角とその大きさで、本時は「180°をこえる角の大きさ」であった。
導入のぼけから始まり、だんだんと子どもたちが集中していった。
○付け法で、角の測定技能の確認をして、復唱法で「下の線」というキーワードから、180°の直線に伸ばす展開となった。
最後は、フラッシュカードで180°+aの場面を鍛えていった。
そして、一番の驚きは、330°の角の大きさをフラッシュカードで提示した場面である。これは本時でやっていなかったのにもかかわらず、子どもたちから簡単という声がでた。ひき算だという。
そこで、式を書かせて確認した。
なんと、ここまでで35分間であった。つまり、10分間余ったのである。
振り返りを書かせて発表させた。

やはり、○付け法で自信をつけることのよさ、また、意味付け復唱法でキーワードからくる本時へのねらいに迫る、そして、適用場面定着法で定着とさらなるジャンプができた。
志水メソッド満載の授業である。
担任の先生のこれまでの角の指導の基盤があってこそできていた。
感謝している。
終わったとき、教室をでると教育長先生が「さすがですね」と言われた。また、帰りの車の中で指導主事の先生から「自然な流れのよさがすごいですね」と、指摘していただいた。
そう、やっと自然体の授業ができるようになったか。
九州での研修会で、ある先生が志水先生の授業は、地味な授業です。でも、そこに子どもとのドラマがありますと。まさにその授業であつた。
担任は、A君が最後まで集中できていたことに感動していた。Bさんの素直な言葉がキーワードとなった。

この授業に至るまで、いろいろな教訓があり、それがこの授業に生かされていた。
昨日の場の設定に、本当に、感謝している。
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○付け法への招待90 内地留学生の報告

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連休中に内地留学生の小田切宏さんが来られました。
その際、担任に戻って○付け法の実践を報告してくれました。
以下のは、その報告です。

「はじめての○付け法から学んだこと」

 4年生の担任となり、子どもたちにとっては、はじめての○つけを行いました。分度器で角度を測る適用場面です。「みんなどんどん解いているね。すごいなあ。じゃあ、これから先生がみんなのところを回って1番の問題だけ○つけをするよ」といって子どもたちのところに行って○つけを行った。答えが間違っていたり、あるいは、まだ問題を解いている途中であったりしても、とにかく部分○をつけて、算数を学ぶ喜びを少しでも感じてほしいと願って部分肯定することを心がけました。
 実際に回りはじめると、まず、○をつけてニコッとする子どもに出会いました。さらに、○つけを行うと、「先生、2番もできたよ。○をつけて」という目を輝かせながら、私に大声で呼びかける子どもに出会いました。さらに、○つけを行うと、「やったー」という歓喜の言葉を発する子どもに出会いました。決め手は、授業で1度も発言がなかった子どもが、授業後、「先生できたよ。○をつけて」とノートを持ってくる子どもに出会いました。たった3分ほどの○つけから、今までの子どもからは、なかなか見ることができなかった子どもの言動を目の前で見ることができました。驚きです。
 もし、○付け法をしなかったら、こんな感動と出会えなかったと思います。改めて、○付け法とは、どんな子どもであってもやる気を高めることにつながり、学校の事務処理で途方にくれている私にとっても、子どもから無償の褒美をもらえ、もっと、授業の教材研究をしなくてはいけないというきっかけを与えてくれることを強く感じました。
 あれから3週間ほど経ちました。授業になると、子どもから「先生、○をつけてよ」と言ってくれるようになりました。○付け法を子どもとのコミュニュケーションツールとして、どんどん使っていきたいと思っています。


○付け法への招待89 与えた者が

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与えた者が与えられる。
これは真理である。

子どもにどんどん○を与えれば、子どもから○が返ってくる。
笑顔という○、感謝という○。自信という○。

復唱法でのうなずき、受容と肯定をすれば、こどもからうなずき、受容・肯定が返ってくる。

○を「愛」に置き換えてもよい。愛を与えれば、愛が返ってくる。

人は、愛する人のためならば、頑張れる。
子どもを喜ばせたいといういちずの思いが、愛となって現れる。

○つけをすることで、自然と愛あふれる教師になっていく。
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○付け法への招待88 無から生み出す

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お金をかけないで。
子どもを喜ばす。

教具をつくると材料費がいる。
ワークブックを買うとお金がいる。
デジタルコンテンツを買うとお金がいる。
デジタル黒板を買うととんでもないお金がいる。

でも○付け法は、ただである。
ソフトペン代だけである。
笑顔はただ。支援の声かけもただ。
○付けという「ただ」は、効くんだなあ。
「ただ」の○つけだけなのに、子どもの「心」と「知」に響く。
その意味でとても高価なものである。

だから、「ただ」ほど高いものはないのである。
この「ただ」の武器があってこそ、お金をかけた教材・教具が生きてくる。
この順番を間違えると、お金だけかけて、効果は少ない。
まずは、○つけという「ただ」の武器を磨いてほしい。
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○付け法への招待87 志水式○つけ法の命名について

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☆志水式○つけ法の命名について

 ○つけ法が単なる問題解決の結果の丸つけと混同されてきた。そのために○つけ法を分類整理して新規の名前を付けることにした。
復唱法は,意味付け復唱法としてより内容が明確になった。単なる繰り返しで記憶させるための復唱とは異なることを明確化できた。○つけ法も次のように修正したいと思う。この際,「つけ」も「付け」として意味付け復唱法にそろえることにする。
志水式○付け法は下の2つに分類される。
1.自力解決の場面で・・・形成過程○付け法
2.適用練習場面で・・・・ 適用確認○付け法
適用練習場面では,本時で学習したことを子どもは適用して問題を解くことになる。これを教師は確認の意味で○付け法を使う。
自力解決の場面では,未知の問題に対して既習事項あるいは全く新しいアイデアで問題解決することになる。このとき,子どもの学習形成に対して教師は指導・支援する。この学習形成に対して「評価と指導」を一体化していくのが「形成過程○付け法」である。形成的な評価という言葉とともに,問題解決の過程に対する評価と指導という意味で,「形成過程○付け法」と呼ぶことにした。
ピンポイントの○付け法というのは,自力解決の場面でも適用練習の場面でも使われることがある。見通しに○付けすることもあれば,繰り上がりのメモに対して焦点化して○付けする場合もある。つまり,あるねらいにしぼって焦点化した○付け法をピンポイントの○付け法と呼ぶことにする。


○付け法への招待86 ○付け法から生まれるのは

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○付け法をするとき、そこには「愛」が生まれる。

教師から子どもへの「愛」が生まれる。
支援の声かけという「愛」である。
次に、子どもはその期待に応えて、子どもができたとする。
そのときに教師から「○」というご褒美で、褒められる。
教師からの「○という愛」を感じる。

さらに、子どもは、「できた」ことを教師から認められる。
すると、子どもは、教師に対して、「ありがとうごさいます」と返事をする。
子どもから教師への「愛」が生まれる。

こんな素敵に「愛」の交換授業をしてみませんか。○付け法で・・・。

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○付け法への招待85 ○付け法が向かない人

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志水メソッドに出会って、多くの教師たち、また多くの学校から感謝されている。
なぜなら、○付け法を始めて15年間、普及してきた事実がある。悪いものだったら、もうとっくに滅びてしまっている。

ところが、現実には、○付け法に向かない教師もいる。
○付け法をすると、子ども達がざわつくのである。
そして、○付け法が終わったら、子ども達が飽きてしまっている。
集団としてくずれてしまっている。

また、教師の声かけも否定的な声かけばかりしていると、ノートを机の中にしまい込む子どもの姿がある。ノートを見てほしいという現象ではなくて、見てほしくないという現象である。
このような教師は、○付け法以前の問題がある。
学級の躾である。
その大前提は、一斉指導ができる教師であるということである。
では、一斉指導ができるとはどういうことを言うのか。
それは、教師の指示で全員が同じ動作・作業をし始めるということである。
ばらばらな集団では、指導そのものが成り立たない。

そのような教師は、まずは一斉指導ができるようになってから、個に応じた指導を目指すべきである。
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