最新更新日:2010/06/11
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閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

「論語」を読む小学生

 2月3日の午後、廊下を歩いていると、「しいわく まなびてときに これをまなぶ・・・」という声が響いています。
 教室に入ってみると、3年生が「論語」を大きな声を出して読んでいました。

 机の上には別のプリントも置いてあります。それは「学問のすすめ」でした。3年生の保護者の皆さん、ご家庭で子どもに聞いてみてください。覚えてはないかもしれませんが、きっとプリントを見て読んでくれると思います。
 なお、意味の指導は原則的にはしていません。その点、ご理解ください。

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入学説明会

 2月3日(火)、来年度入学生のための「入学説明会」が行われました。入学予定者の保護者全員が参加していただきました。ありがとうございます。

 最初に1年生の授業を見ていただきました。算数の授業でした。繰り上がりの足し算の計算を全員がスラスラと解いていました。1年生しっかりと基礎学力をつけています。

 その後、多目的ホールで、学校のことや入学準備のことの説明がありました。学校生活の説明は大画面にプレゼンテーションをする形で見ていただきました。

 
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音読(6年)

 6年生のモジュール学習です。
 月の異名(睦月、如月など)をテンポ良く、声に出して言っています。
「覚えたくなくても覚えてしまう?」いや、無理矢理覚えさせている?
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かけ算フラッシュ

 子どもの学力を付けるための方法は一つではありません。どの方法がいいのかは個人差がありますし、検証には時間がかかります。そのため、「ゆとり教育で学力は下がったのか」という議論に代表されるように、教育論議はすれ違うことがよくあります。
 そういった新聞などの話題になるような「高尚な」教育論議はさておき、子どもに良いと思う方法は私たちは可能な限り取り入れようと努力しています。例えば「朝の10分学習」。今週から1週間に3回(水・木・金)行うことになりました。世に「モジュール学習」と言われるものです。
 12月から研修を重ねてようやく学級での実践をすることになりました。
 この写真は2年生の様子です。かけ算の「フラッシュカード」を使って、テンポ良く言う練習を繰り返していました。
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複式学級がスタートして5年

 平成16年4月から太郎生小学校では複式学級が生まれました。2年と3年が複式となったのです。当時、私はその複式クラスの担任でした。
 16年4月15日の学級通信には次のようなことを書きました。子どもたちの作文とあわせて紹介します。
**********引用はじめ************
 子どもたちが複式になった学級のことを作文に書いてくれました。複式とはいっても、2年生の7人はれっきとした2年生だし、9人の3年生はもちろん3年生です。2・3年という児童はいません。2年生と3年生が一つの学級で勉強しているというだけです。でも、それでは学習しにくい教科があるので、国語と算数は、教室も、指導者も2つになって学習しています。国語と算数は単式学級と同じ学習形態を取っています。
 とはいっても、学校での在校時間の中では、2年生と3年生が一緒にいる時間の方が長くなります。お互いに顔や名前は知ってはいても、きっと「複式」ということで緊張があったはずです。ご家庭では「不満」や「不安」を口にしたかもしれません。でも、きっと保護者の皆さんが児童を励ましていただいたことだと思います。4月6日の始業式以来、欠席や早退の児童は一人もいません。本当にありがたいことです。
 先日の懇談会で話したことですが、複式学級は教育条件としては不利です。しかし、不利ではあっても、複式だから学力がつかないということは決してありません。もちろん複式だから学力がつくと言うことでもありません。要はやり方だと思っています。
 もちろん私たちの指導方法が万全だということはありませんが、複式のしわ寄せが子どもたちの学力低下につながらせないために、精一杯努力をしています。
 子どもたちの作文を読んでいると、苦笑するところがいくつもありました。新学期が始まって1週間。まずまずのスタートだと思っています。
 なお、作文についてのお願いです。以前、何人かの児童の原稿用紙には消しゴムで消したあとがありました。書き直したとのことです。保護者の皆さん、日々の作文は、「作品を作るため」ではありません。子どもたちの本音がでたらいいのです。作文を書くことで、自分の考えをまとめるという思考が鍛えられます(時には書いていると、わけがわからなくなったということもあります。それも、認識が深まったからこそ、自分の考えがあいまいだったことに気づいたと言えます)。つまり「書きながら考える」というわけです。子どもが書いている途中の作文を読んで、必要以上の手直しをしていただかないようにお願いいたします。書き直しは確実に子どもを「作文嫌い」にします。

 ぼくは3年と2年、いっしょにべんきょうするとはおもいませんでした。たけのこぐんや百玉そろばんや百人いっしゅやいろいろなべんきょうをしました。いちばんおもしろかったのは、生かつそうごうで、かめをとったことでした。(ようた)

 3年とドッチビーをやったけど、やっぱり3年がつよいです。しおりちゃんともねりけしをこうかんしたことがあります。きょうは3年生とかめとりにいった。(こうへい)

 きょうはケン先生のときとたいいくのときとせいかつのときが、きょうのふくしき学きゅうでした。とくにいちばんつらいのは百人いっしゅです。それと、まだふくしきがっきゅうをつづけたいです。(めい)

 ふくしきのとき、わーとびっくりしました。そして2・3年生でべんきょうするのはちょっとびっくりしました。けれど、がんばってべんきょうしました。みんなともだちです。おそとでいっぱいあそんだよ。(あいな)

 べんきょうがはじまりました。こくごとさんすうはべつべつのきょうしつでしました。いっしょにするべんきょうは音がくとずこうと生かつとどうとくとたいいくでした。それにいちばんたのしかったのは百人一しゅでした。めいちゃんはみれいちゃんとやってかったから、めいちゃんすごいなあとおもいました。(みき)

 わたしはせんせいが、おくのせんせいとのりたかせんせいでよかったよ。いやだったことは、きょう、たいいくではしったことです。ぬかされていやでした。(みさき)

 わたしはふくしき学きゅうになってきょうしつが1年のときよりもすごくにぎやかになるなーとおもいました。はじめてのときはきんちょうでいっぱいだったけど、みんながすごくやさしかったし、おもしろかったから、つぎの日はわたしもすごくげん気で学校に行けました。よかったです。べんきょうはときどきべつだけど、また2年だけでもにぎやかです。ふくしき学きゅうでよかったとおもっています。(りか)

****引用終わり(平成16年4月16日の学級通信より)****

 複式学級にはそれなりのノウハウが必要なところは当然あります。しかし、「分かりやすい授業」「子どもを鍛える授業」という観点では、単式も複式もなんら変わりはありません。
 5年経った今、6年生を見ていると、そういった太郎生小学校の複式教育は間違いはなかったと思います。

写真は「今年の」1月23日、低学年での英語学習の時の一こま。みんな気合いが入っています。なぜか口を開けている子が多い(^_^;)
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太郎生ライスセンターで

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 4年前シリーズが続きます。これは「太郎生ライスセンター」へおじゃましたときの記念写真です。

 この時は新米を全員、いただきました。ありがとうございました。

「たくみに」

 4年前の学級通信をひもといていると、こんな記事がありました。7月2日発行の第71号です。
*************************************
 3年生の国語「いるかのひみつ」の中に「いるかは少しもまようことなくしょうがい物をさけ、くいにしっぽさえふれずに、プールの中をたくみに泳ぎました。」という一文があります。

中林:「たくみ」ってどんな意味でしょう?
児童:はやく。すいすい。自由に………
中林:うーん、近いけど、ちょっと違うなあ。じゃあ、例を書くよ。
(黒板に「のりたか先生はたくみに一輪車に乗ります」と書く)
児童:上手という意味
児童:せやけどなあ、のりたか先生、一輪車昨日乗っとったけど、へたやで。
児童:たくみにを使って文を作ったよ。
中林:聞かせて。
児童:のりたか先生はたくみにいいわけを言います。
中林:………
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 私は最後に発言した児童は誰か、今も覚えています。中学校1年のEさんでした。

 上の写真は、保育園です。青空給食に保育園におじゃましたときの一こまです。
でも、誰なのか、わかりにくい。
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4年前

 これらの写真は、4年前の学級通信をかざったものです。当時はモノクロ印刷でした。今、このホームページではカラーでよみがえります。

 6年生の皆さんは、どんな場面だったかのか、分からないことが多いでしょうね。

 上は、牛乳パックを使った紙すき体験です。

 中は、岡田さんのお家で茶摘みと手もみ体験などをさせていただきました。7月5日、暑い日でした。いただいたスイカがおいしかったことも、覚えています。


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フラッシュ暗算

 1月30日、2年生と3年生が「フラッシュ暗算」をしていました(たろうっこでも話題にしました)。スクリーンに映る数字が4個順に表示されます。それを見ていて、暗算で足し算をして答えを出します。暗算ですから集中しないといけません。しかも、音はでません。スクリーンをしっかり見ていないといけないのです。

 子どもたちの顔を見てください。手の位置はバラバラですが、目はしっかりと正面をみすえています。

 リズムとテンポ良く、答えを声に出していう練習を重ねています。
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英語のフラッシュカード

 同じフラッシュでも、こちらはアナログ版です。絵が描いてあるカードを見せて、英語をいいます。これも、「リズム」と「テンポ」がミソです。

 絵を見て、早くいう訓練です。脳の活性化をねらっています。

 黒板には「平家物語」が貼ってありますね。これは暗唱するために書いたものです。子どもたちが書いてくれたようです。卒業を前にして、「これでもか」といわんばかりに鍛えられています。
 7人のみんな、がんばれ〜。
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平均アクセス数が40突破

 太郎生小学校のホームページの平均アクセス数が、1月30日、「40」を超えました。このところ、平日は50をコンスタントに超えているので、平均が40を超えるのは時間の問題とはいえ、平均ですから、4月のHP開設の日まで計算上はさかのぼることになります。
 このサイトは基本的には保護者や地域の皆さんに向けたものではありますが、同時に複合的な目的があります。それは私たちが日々のささやかな実践を記録することもそうです。職員の教育に対する考え方を伝える場でもあります。学校便り「たろうっこ」はこのサイトで読むこともできます。「Web版たろうっこ」は何人ぐらいの方に読んでいただいているのでしょうね。気になります。

 下の写真は、朝、職員室に挨拶をする子どもたち。
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「きのうの、違っとった」〜理科研究授業その後〜

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 先日の研究授業で「水のあたたまりかた」の学習をしました。その中で水の動きを予想させてホワイトボードに書かせました。「温めた水は上にあがります。温めていない水は下がってきます」という動きを学習したので左のような図でも良しとしました。

 さて、その翌日の理科の時間。「(昨日の絵だったら)温めていないところでも水は上にあがることになるよ。」「試験管を使った実験のときは温めてないところは冷たいままだった。」「あれは温めたところより下だったからじゃない?」というような疑問が出ました。
 というところで再度実験。
 今度は直接加熱していないところにも絵の具を落としてみました。
 じっと見つめる子ども達。
 一人の男の子が突然「あっ、きのうのは違っとる。絵の具は回っとるように動いとるんや。ゆっくり回っとるように動いとる!」
「それって、どういうこと?書いてみて。」とホワイトボードを渡したところ彼がさらさらと書いてくれたのが右の図です。
他の子ども達も気がつきました。「(きのう書いたみたいに)水は上がったり下がったりしてない!」「ゆっくりあがって端の方まで行ってからゆっくりおちてきてる。」
それぞれの子どもにもホワイトボードに書いてもらいました。すると前日のように直線的に書く子どもは一人もいません。子ども達の書く絵は教科書に出てくる「対流」の絵になっていました。

「あっ、あたためてないほうもとけてきた!」もう、ビーカーの中は黄色い水(ぬるま湯)になって見えなくなったため、再実験。今度はお茶の葉っぱを使いました。
加熱する場所をかえてみたり、加熱する場所から離してお茶の葉を入れてみたりいろいろ実験しました。よく見て、よく考えて、さらによく見ている子ども達でした。

 実験を通して、よく見て、よく考えて、自分なりに考えを発表する子ども達。いや〜またしても「理科の先生っておもしろい!」と思った時間でした。 

16年10月のスナップから

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 「全員遊び」のスナップ写真という記事がありました。16年10月19日発行の学級通信です。

学級通信から

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 当時の学級通信は「りんだす」でした。3冊に製本して冊子が私の手元にあります。その学級通信に使った写真を、ここに再度、使いました。

今では

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 今ではこんなに足がすくっと伸びません。体がやわらかかったのですね。
 
 なつかしいですね(と、思うのは私だけかも)。

4年前

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 4年前、この子どもたちの担任をしてました。

 本人の了解をもらったので(無理無理かも(^^;)、ここに載せました。

 たくましい成長を、ともに喜びたいと思います。

お宝?

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 平成16年の運動会です。

 コメントはしません。

お宝写真?

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 この写真、おわかりですね。写っている3人は誰なのか。

 平成16年の運動会です。午後の地区対抗リレーの時に写しました。

食わず嫌い?

4・5年生の学活の時間です。今日はゲートボールに挑戦しました。
初心者も多かったので、なかなか上手く転がすことができませんでした。

授業の最初に「今日はゲートボールをやります。」と言ったら、こどもたちは「えーっ、イヤやー。」などと言っていましたが、授業後にはみんな口々に、「もう一回!」「次もゲートボールやりたい!」と言っていました。どんなスポーツでも、食わず嫌いをせずに取り組んでみると、そのおもしろさが分かってくるものですね。こどもたちも、皆楽しかったようです。

一番下の写真は、ゴールのポイントに向かって打つ、緊張の一打をとらえた瞬間です。
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4年研究授業(理科)その3

 今日の研究授業のテーマは「もののあたたまりかた」。今日は水をあたためて水の動きを見ながら「水のあたたまりかた」について学習しました。
 ビーカーを温めながらその中の絵の具が溶けてどのように動くかを観察しています。その前に,どのように動くかホワイトボードにその動きをそれぞれが予想して書きました。
 
 今回の授業で、使いやすいものとしてよかったのはホワイトボードです。以下のようなことがすぐれている点だと思いました。
・ノートに比べて大きく書ける。
・書いたものをその場ですぐ消せる。
・大きいため他の人に見やすい。
・動かしやすい。
・比較的安価で手に入りやすい。

 学習の中で自分の考えを他の人に説明する活動があります。そのときにホワイトボードはとても役にたつ道具です。
・・とはいえ、これを活用して子ども達に自分の考えを発表させることが今日の授業ではあまりなかったのが反省点なのですが・・。

 授業の最後に3分間作文も取り入れました。今日の授業でわかったこと、驚いたこと、自分の予想と違ったことなどを書くように指示しました。理科ノートにまとめてもよいのですが、理科ノートに比べて実験に関わるいろいろなことを思い返すのにいいかと思って3分間作文を時々取り入れています。書いた直後に読み上げて、子ども達の作文の中に出てきた授業のポイントを整理して伝えるようにしています。

 ところで、4月から4年生の理科を担当して思うこと。理科って本当におもしろいです。少人数のよいところですが、みんなが実験に関わることができて(もちろん私も)みんなでその変化を目の前で見ることができて、みんなで「すごいなあ!」「なんでやろ?」と感動できる教科です。
 いや〜〜、理科っておもしろい!!
 
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