最新更新日:2010/06/11
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閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

百%を目指さない

 急に全校発表が決まったため、十分な練習ができていませんでした。
 例えば、4・5年生の「いろはがるた」では途中、止まることがありました。後で子どもたちに聞くと、通し練習は当日の朝1回だけだったとのこと。宿題として覚えてはいましたが、通し練習は1回だけ。担任に聞くと、前日の放課後、「4・5年生も発表できますか」と集会の担当者に言われたため急きょ追加したという裏話が分かりました。

 保護者の皆さん、このことをどう受け止められますか。「1回の練習での発表はかわいそうだ。もっと計画的にやってほしい」とお考えでしょうか。
 私はそうは思いません。たった1回の練習、それも急に発表することにした「いろはがるた」があそこまでしっかりと言えるということに私は驚いてしまいます。子どもたちの力を実感します。
 そもそもが、たかが全校集会での発表なのです。そのために他の時間を削ってまで練習して、というのは一理はあるにしても私はあまり評価しません。

 前も書いたような気がしますが、私は小学校の教育はすべてにおいて80%を目指したらいいと考えています。百%の完成を目指そうとすると、かなりの時間がかかります。80%までは練習時間にほぼ比例して子どもたちの力がついていきますが、さらに上を目指そうとすると時間も精神的にも相当、力を費やす必要が生じてきます。
 例えば太郎生小の合唱。とても上手です。でも、コンクールに出場するレベルではないし、それを目指しているわけではありません。
 話は「いろはがるた」にもどします。これは80%を目指すどころか、たった1回の通し練習にもかかわらず、あそこまでできることに私は感動するのです。詰まったときも、リカバリがきちんとできていました。声が小さくなることはありませでした。
 1年生から6年生までどの学年も立派だったけど、1回だけの通し練習で本番を多少つまりながらも堂々と演じた4・5年生の皆さんにとりわけ大きな拍手を送ります。
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集会での朗読発表

19日(木)の全校集会では児童発表がありました。もともとはそんな計画ではなかったようですが、ある学年が「朗読を発表します」と言ったところ「じゃあ、私の学年も」ということで続き結果的には全校発表となりました。
 発表することは教育的に考えると、多くの価値があります。まずそのために覚えるということが必要です。
 2つめには「みんなの前に立つというプレッシャーを受けて声を出す」ということがあります。学級での練習では体験できないことです。
 3つ目には他の学年の発表を見ることです。かなり刺激を受けます。
 さらにもう一つ。それは私たち職員もほかのクラスの発表を聞くことで、他のクラスの指導が見えますから次の指導に生かすことができます。
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大きくなった私〜まとめ〜

 生活科の「大きくなった私」の学習のまとめにはいった19日の生活科の時間。
 はじめにインタビューしてきた紙を見ながら「おうちのひとのきもち」の欄の中で、自分の誕生をよろこぶ記述(〇〇が生まれてうれしかったよ、〇〇は我が家の宝です・・等)を探して赤えんぴつで線をひきました。(上の写真)
なんと17人全員の子どものおうちの方が、なんらかの言葉で誕生を待ち望み、喜ぶ気持ちを書いておられました。

そのあと、おうちの方に手紙を書きました。
「おかあさんへ」「おとうさんとおかあさんへ」「おかあさんととうちゃんへ」などなど・・。思い思いに自分の家族への思いを綴っていました。おうちの人の自分へのあたたかな想いをしっかり受け止めている様子が、プリントに向かう子ども達から伝わりました。

ご協力いただいたインタビュー用紙や手紙などは、まとめて簡単な「綴り」にしてお返しする予定です。

今回の学習の目的は「自分の小さな時のことを聞いてまとめることを通して家族や周囲の人の自分への愛情を感じ感謝をする」ということでした。家族への手紙を書く子ども達の様子をみていると十分その目的は達成できたように思いました。
 
さて、いつか子ども達が大人になった時、つらいめにあうこともあるでしょうし、挫折をすることもあるでしょう。その時「自分なんか・・」と思ったり「自分はひとりぼっちだ。」と思ったり、自分を大切に思えない時がくるかもしれません。
そんな時、この学習のことを思い出してほしい、「自分が待ち望まれて生まれてきた存在だということ」「たくさんの人が自分の誕生を喜んだこと」「大事に育ててもらったこと」を思い出してほしい、自分の誕生の喜びを語ってくれたお父さんやお母さんの顔を思い出してほしい、そして、自分を大切にしてほしい。大げさですがそんな目的もありました。それが達成されるかはずっとずっと先のお話・・・。

お忙しい中、この学習にご協力いただき本当にありがとうございました。




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「公式練習2日目」その5

 2回目の練習です。前回は短縄でした。今回は長縄です。
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「公式練習2日目」その4

 楽しみながらの練習です。
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「公式練習2日目」その3

 2回目の練習の様子です。
 
 カウントする高学年も真剣です。

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「公式練習2日目」その2

 2回目の公式練習です。公式と名が付くと、職員の気合いが入ります。
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「公式練習2日目」その1

 縄跳び大会が1週間後に迫ってきました。20日は2回目の「公式練習」です。
公式練習は気合いが入ります。本番と同じ時間で、同じように回数を数えますから。応援にも力が入ります。
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縄跳び集会を前に7

 練習です。
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縄跳び集会を前に6

「公式練習」です。
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縄跳び集会を前に5

 「公式練習」です。
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縄跳び集会を前に4

 「公式練習」です。
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縄跳び集会を前に3

 「公式練習」です。
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縄跳び集会を前に2

 「公式練習」の様子です。
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縄跳び集会を前に1

 2月19日、全校集会の後半は縄跳び集会のための「公式練習」がありました。

 
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15分休み

 2月19日(木)、15分休みの様子です。
 今日は、6年生が2人、3年生2人、2年生3人の合計7人が運動場で遊んでいます。

 6年生は縄跳び、2・3年の女子は遊具、男子はたこ揚げをそれぞれしていました。
  
 カメラマンのわたしは寒さに震えながら、シャッターを押していました。

 たこ揚げ組みは、運動場を走り回って疲れたところかな。

 遊具の3人は歓声を上げて元気いっぱいでした。

 そして大洞をバックになわとびをする二人。大洞の山頂近くは白いです。
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たこ、たこ、あがれ・・

 1,2,3年生で図工の時間に「たこ」を作りました。マジックで思い思いの絵を描いて、楽しいたこができました。写真は、なかなかいいかんじの「たこ勢ぞろい」の写真です。
 16日月曜日、前日の暖かさとうってかわって小雪の舞う寒い日になりましたが、完成したたこをみんなであげました。
 
(子ども達の作文から)
 たこ作りで、ポスカをぬったら、たたんだ時につきました。「うわあ、どうしよう。」と思いました。そのつぎに、いいことを思いつきました。それは雨にぬれた花にすればいいと思いました。上にも青がついたからしずくにしました。
 あげたらすごく高くあがりました。りゅうまくんも高かったです。上でりゅうまくんと私のたこがひっかかりました。でもすぐとれてあがりました。
 どうやったら高くあがるかというと風がふいてきたら風をうけるような向きだとあがりました。あがったら糸がグルングルンとのびてもっている手がガクガクしました。たこ糸を引っぱったらたこがガガガといきました。一回電ちゅうにのってうごかなくなりました。びくっとしました。そしたら風がふいてとれました。安心しました。
                                (3年 女子)

 たこをあげたら12mぐらいとんでよかった。とちゅうで、からまったけど高くすごくとんでよかったです。りゅうまくんも高くとんでいた。電ちゅうにひっかかったけど10びょうくらいでとれた。でもこんどは、体いくかんのよこのやねにひっかかった。 あそこはくぎが上につきでてるところなので、はずれへんかもしらんと思ったら、こんどはさいちゃんとひっかかってしまいました。5分ぐらいでじぶんのたこはとれました。                              (2年 男子)

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「全校集会」で鍛える

 保護者の皆さん、太郎生小学校の教育を語る上での「キーワード」は何だとお考えですか。観点により、いくつかあるかもしれませんが、子どもたちの教育を考えるとき、私はそれは「鍛える」ということだと考えています。いかがでしょうか。思い当たりますか。それとも「?」でしょうか。

 太郎生小学校の全校集会も「鍛える」という観点で考えると、私たちがねらっていることがよくお分かりいただけると思います。とかく集会での児童会のゲームはその場で簡単にできるものをする傾向があります。ジャンケンゲームなどのように練習をしないで済むゲームです。
 しかし、太郎生小学校の全校集会の遊びは違います。練習を何度もしないといけないような仕組みがあるのです。2月27日の「縄跳び大会」は班対抗です。となると、当然班別の練習が必要です。しかも、縄跳びが苦手な児童もなんとか入れるような仕組みがあります。それは選手制になっているため全員が何かの種目にでます。
 得点の数え方にも工夫があります。「何回連続して跳べますか」ということだと個人差が大きくなります。太郎生小のカウント方法は「1分間に何回できますか」というものです。ですから、途中引っかかっても続けることができます。これなら安心して「競技」ができます。
 昨日の15分休みの時間は班別に教室に集まり、誰がどの種目に出るのかというエントーを決めていました。早く決まる班もあれば、時間がかかる班もあります。これは子どもたちの自主性を高めるとてもいい場となります。
 そんなわけで、今は休み時間は縄跳びの練習が盛んです。全校集会でがんばろうという明確な目的意識を持っての練習です。
 これも太郎生小学校の「全校集会で鍛える」という教育活動の一環です。
 少しふりかえれば、百人一首大会もまさに「鍛える場」でした。百人一首は班対抗ということにはしましたが、それぞれのゲームは個人戦でした。ところが、縄跳びは団体戦があります。まさに「一人はみんなのために みんなは一人のために」ということです。単なるスローガンではなく、きちんとした実践に裏付けされています。
 さらにさかのぼれば1年生を迎える会での「新聞紙ファッションショー」もありました。あれは高学年を鍛える場でした。高学年はリハーサルをしてまで本番に備え、本番
の大成功で満足感・成就感を味わいました。これは「1年生を迎える会で鍛える」といえるでしょう。
 むろんいうまでもなく、「鍛える場」の本丸は授業です。モジュール学習でも鍛えています。
 鍛えるのは子どもだけではありません。私たち教職員の力量をも高めるためにそれぞれ切磋琢磨して鍛え合っています。

※下の写真は5年前の茶摘み体験。
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ある研修会

 2月14日(土)、平日よりも20分早く自宅を出ました。行き先は三重県総合文化センターです。「管理職向けICT活用研究会」がありました。県内の管理職、指導主事、中堅教員が集まりました。
 文部科学省先導的教育情報化推進プログラムの一環としての研修会でした。DVDを視聴してから班で話し合いをします。そして自分の意見をポストイットに書いて貼っていきました。ワークショップという方法で研修を進めました。
 最後に各班が模造紙を使って発表します。

 さすがに全国レベルで練られている研修内容ですから、むだのない中身の濃い研修会でした。学ぶ点もたくさんありました。たとえば以下の点です。

・学び学習で使うネット検索は、ねらいを明確にするべきである。事前に教科書や図書室の書籍などで調べておくといい。
・情報モラル教育は早い時期に必要だ。いわば「先手必勝」。ワクチンのようなもの。
・校務の情報化は必要だが、なんでもかんでもICTではない。必要に応じて取り入れたらいい。

 このように勉強にはなりましたが、辛口コメントも一つ。
 日本人は研修好きだと言われています。問題が起これば「なんでも研修」です。精神論です。
 こんな例があります。原子力発電所で職員が決められた手順を守らなかったため事故が起こり、放射能が漏れたことがありました。そんな時も、「研修を今後しっかりします」ということでした。JRで運転手が規則を守らないで大きな事故が起こった後も、「今後、研修をしっかりとします」と社長が発言していました。

 研修が悪いわけではないけど、「ルールは作ってもそれを守らない職員がどうしても出るものだ」という前提にたつべきです。研修をしっかりとしたら誰もがルールを守るはずだ。ルールを守らなかったら研修が不十分だという精神論は現実的ではありません。
 「ルールを守らない職員はきっと出るだろう。その場合、どうするのか」「事故が起こったら室外に汚染がでないようにするためにはどうするべきか」というシステムを整備する必要があると思います。研修をしたら、誰れも同じ考えになるはずだという前提には無理があるのです。

 学校でも同じことがいえると思います。研修して意識改革をするのではなく、実践を支えるシステム作りが大切なのです。
 具体的なことは「企業秘密」なので、ここには書きません。「企業秘密」は冗談ですが、ちょっとさしさわりがあるので:-)

 下の写真は「おはなし会」の時のもの。一点を見つめる子どもたちのこの表情が好きです。
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4年生5年生交流学習

 2月12日(木)4年生5年生の交流学習をしました。5年生は3回目、4年生は初めての交流学習です。太郎生小と美杉南小は4年生5年生学級、美杉東小は3年生4年生学級なので、今回は少し変則的な交流学習といえるかもしれませんが、少しでもたくさんが交流できる機会が持てたことは良かったと思います。

 あいさつとオリエンテーリングの後、5つのグループに分かれ、自己紹介をすませると、さっそく美杉南小のリーダーが中心になって学校めぐりに出発しました。各教室の様子を見たり、裏山(ドリームマウンテン)に登ったり、校舎の周りを探検したりしました。

 南小学校の先生から、特別体験として、5つのグループのうち1グループだけ「椎茸の収穫」ができると告げられると、みんなから興味津々(きょうみしんしん)、歓声が上がりました。代表のじゃんけんの結果、Bグループが体験することになりました。太郎生小学校も3人が経験できました。
 私は別グループに同伴していたので、その場の様子は見ることはできませでした。後で3人に聞いてみると、

「初めての経験だったけど、サクサクと切れて気持ちよかった。椎茸はフワッと柔らかかった。」(5年男)
「はじめてだったので、楽しかった。ナイフで切ると、次のしいたけがあがりやすいと聞いて丁寧に切りました。」(5年女)
「僕もはじめてだったけど、おもしろかった。切った椎茸は南小学校の給食で食べると聞きました。僕も自分でとった椎茸を食べてみたいと思った。」(4年男)
3人は良い体験ができたようです。

 その後、途中時間を見計らって遊具や運動場で遊んだりして笑顔で交流を深め、体育館の入りました。

 後半は、体育館で交流ゲームをしました。
 じゃんけんゲームと順番に並ぶゲームでした。初めは人数の少ない4年生は圧倒されていましたが、みんな楽しく交流しました。短い時間でしたが楽しく過ごして、帰路につきました。
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学校便り

暴風警報

津市立太郎生小学校
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