最新更新日:2010/06/11 | |
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太郎生小は今(PTA全体会)その2
「太郎生小学校は今」というプレゼンテーションをしました。学校開放という言葉はよく耳にしますが、実際にこのように学校の教育活動そのものを全学年の保護者の皆さんに説明する機会はほとんどありません。私はこれまでの勤務校を含めて初めてのことでした。
保護者が学校に来ていただく回数は限られています。来ていただいても、授業参観や懇談会が中心となり、学校の教育活動全般を具体的に聞いていただくことはできませんでした。 冒頭、次のように私は言いました。「これからの説明はICT機器を使います。なぜか。それは言葉だけよりは文書があった方が分かりやすいし、文書だけよりは画像があった方が分かりやすいです。つまり、これからの説明を分かりやすくするためにICT機器を使います。授業でも全く同じ理由で、ICTを活用しています。大きく見せることで授業が分かりやすくなるのです。ICTを使うのはそういったシンプルな理由であり、明確な目的があるのです」と。 こういった機器の効果は絶大です。後で写真を見ると、保護者の視線がすべて前にいっていました。おしゃべりなどは皆無でした。いかがでしたか。ICTは便利だなあと思っていただきましたか。 写真、下の2枚は書画カメラを使って教科書を大きく写しているところ。PTA会長を相手に模擬授業(もどき)を演じているところです。せっかくの場ですから、もう少し洗練した授業を見せてほしかったなあ(-_-) 太郎生小は今(PTA全体会)その1
2月25日のPTA全体会、ありがとうございました。
後半、学校から「太郎生小学校は今」と題して、学校での教育の様子を説明させていただきました。 パワーポイント、ビデオ、書画カメラ(ミエルモン)、模擬授業と、デジタルとアナログをフルに活用しての大プレゼンテーション(?)となりました。時間が長くかかって、もうしわけありませんでした。 学校が今やっていることの一端を説明することができました。こんな機会はなかなかとれないので、ありがたく思っています。 少しはモジュール学習などの学校での授業の様子がわかっていただけたでしょうか。 全校練習その1
音楽の全校練習が体育館で始まりました。2月24日のことです。3月4日の「6年生を送る会」のための練習です。
合奏と合唱があります。 まず姿勢がいいことに驚きます。いつも、感心していることではありますが。良い姿勢で集中できることが、合唱や合奏の質にもつながっているのでしょう。 当然、学習面にもいい形で反映しています。 新入児童交流会1
2月24日、来年度入学する3名の子どもたちが太郎生小学校に来てくれました。1年生と交流をするためです。
1年生の皆さんは音読などの出し物で歓迎しました。 3人の皆さんはすでに太郎生小の子かと思うほど、立派な聞く態度です。太郎生小の子は聞く態度が素晴らしいことはすでに書いたことがありますが、その「よき伝統」を入学前に身につけていることにびっくりです。 これは太郎生小の教育がいいというよりも、太郎生地区の子どもの生まれつきの資質なのでしょうか。ちょっと考えてしまいました。 一年生と一緒に言葉遊びをする場面がありました。しっかりと口を開け、大きな声を出していました。 聞く態度は素晴らしい
3枚の写真をご覧ください。特に目を。上から1年、2年、3年です。しっかりと発表者を見すえています。テレビを見ているのではありません。論語や枕草子、平家物語の暗唱を聞いている低学年です。
低学年がこれですから、高学年の聞く態度も完璧です。 手や足をみてください。それぞれ自由にしています。つまり「注意を受けて」とか、「厳しい指導があって」ではないのです。私の知る限り、誰一人、聞く態度で指導を受けてはいませんでした。 子どもたちは自由に解放されているのです。なのに、この視線。 これが太郎生小学校の学力であり「生きる力」につながっていると考えざるを得ません。低学年にとっては決して簡単なことではないからです。 「なりたい」と思う気持ち
19日に行われた全校集会の翌朝。2年生のモジュール学習。
この朝は週末のせいか、なんとなく詩を暗誦してもいつもの元気がありません。「もうちょっと、ボリュームをあげようか。」「もう少し口をはっきりあけてごらん。」・・。でももうひとつ効果がでません。 そこで質問。「昨日の発表を見て、『上級生はすごいなあ!』と思った人?」。全員さっと手があがります。「じゃあ、次の質問。『あんな上級生になりたい。』と思った人?」。これにも全員がサッと手をあげました。その後の暗誦ははじめとは見違えるほど、溌剌としたいい声が子ども達から出てきました。 「〜しなさい。」という指導よりも、「いいモデル」を見て「そんなふうになりたい」という気持ちが子どもの成長にとって大きな力になることを、改めて感じました。 合唱でも、縦割り活動でも、日々の生活でも上級生は下級生にとって「いいモデル」です。 そして「あんなふうになりたい。」と憧れをもって上級生の姿を見ている子ども達は、4月にまたひとつ上の学年に進級していきます。 百%を目指さない
急に全校発表が決まったため、十分な練習ができていませんでした。
例えば、4・5年生の「いろはがるた」では途中、止まることがありました。後で子どもたちに聞くと、通し練習は当日の朝1回だけだったとのこと。宿題として覚えてはいましたが、通し練習は1回だけ。担任に聞くと、前日の放課後、「4・5年生も発表できますか」と集会の担当者に言われたため急きょ追加したという裏話が分かりました。 保護者の皆さん、このことをどう受け止められますか。「1回の練習での発表はかわいそうだ。もっと計画的にやってほしい」とお考えでしょうか。 私はそうは思いません。たった1回の練習、それも急に発表することにした「いろはがるた」があそこまでしっかりと言えるということに私は驚いてしまいます。子どもたちの力を実感します。 そもそもが、たかが全校集会での発表なのです。そのために他の時間を削ってまで練習して、というのは一理はあるにしても私はあまり評価しません。 前も書いたような気がしますが、私は小学校の教育はすべてにおいて80%を目指したらいいと考えています。百%の完成を目指そうとすると、かなりの時間がかかります。80%までは練習時間にほぼ比例して子どもたちの力がついていきますが、さらに上を目指そうとすると時間も精神的にも相当、力を費やす必要が生じてきます。 例えば太郎生小の合唱。とても上手です。でも、コンクールに出場するレベルではないし、それを目指しているわけではありません。 話は「いろはがるた」にもどします。これは80%を目指すどころか、たった1回の通し練習にもかかわらず、あそこまでできることに私は感動するのです。詰まったときも、リカバリがきちんとできていました。声が小さくなることはありませでした。 1年生から6年生までどの学年も立派だったけど、1回だけの通し練習で本番を多少つまりながらも堂々と演じた4・5年生の皆さんにとりわけ大きな拍手を送ります。 集会での朗読発表
19日(木)の全校集会では児童発表がありました。もともとはそんな計画ではなかったようですが、ある学年が「朗読を発表します」と言ったところ「じゃあ、私の学年も」ということで続き結果的には全校発表となりました。
発表することは教育的に考えると、多くの価値があります。まずそのために覚えるということが必要です。 2つめには「みんなの前に立つというプレッシャーを受けて声を出す」ということがあります。学級での練習では体験できないことです。 3つ目には他の学年の発表を見ることです。かなり刺激を受けます。 さらにもう一つ。それは私たち職員もほかのクラスの発表を聞くことで、他のクラスの指導が見えますから次の指導に生かすことができます。 大きくなった私〜まとめ〜
生活科の「大きくなった私」の学習のまとめにはいった19日の生活科の時間。
はじめにインタビューしてきた紙を見ながら「おうちのひとのきもち」の欄の中で、自分の誕生をよろこぶ記述(〇〇が生まれてうれしかったよ、〇〇は我が家の宝です・・等)を探して赤えんぴつで線をひきました。(上の写真) なんと17人全員の子どものおうちの方が、なんらかの言葉で誕生を待ち望み、喜ぶ気持ちを書いておられました。 そのあと、おうちの方に手紙を書きました。 「おかあさんへ」「おとうさんとおかあさんへ」「おかあさんととうちゃんへ」などなど・・。思い思いに自分の家族への思いを綴っていました。おうちの人の自分へのあたたかな想いをしっかり受け止めている様子が、プリントに向かう子ども達から伝わりました。 ご協力いただいたインタビュー用紙や手紙などは、まとめて簡単な「綴り」にしてお返しする予定です。 今回の学習の目的は「自分の小さな時のことを聞いてまとめることを通して家族や周囲の人の自分への愛情を感じ感謝をする」ということでした。家族への手紙を書く子ども達の様子をみていると十分その目的は達成できたように思いました。 さて、いつか子ども達が大人になった時、つらいめにあうこともあるでしょうし、挫折をすることもあるでしょう。その時「自分なんか・・」と思ったり「自分はひとりぼっちだ。」と思ったり、自分を大切に思えない時がくるかもしれません。 そんな時、この学習のことを思い出してほしい、「自分が待ち望まれて生まれてきた存在だということ」「たくさんの人が自分の誕生を喜んだこと」「大事に育ててもらったこと」を思い出してほしい、自分の誕生の喜びを語ってくれたお父さんやお母さんの顔を思い出してほしい、そして、自分を大切にしてほしい。大げさですがそんな目的もありました。それが達成されるかはずっとずっと先のお話・・・。 お忙しい中、この学習にご協力いただき本当にありがとうございました。 「公式練習2日目」その5
2回目の練習です。前回は短縄でした。今回は長縄です。
「公式練習2日目」その4
楽しみながらの練習です。
「公式練習2日目」その3
2回目の練習の様子です。
カウントする高学年も真剣です。 「公式練習2日目」その2
2回目の公式練習です。公式と名が付くと、職員の気合いが入ります。
「公式練習2日目」その1
縄跳び大会が1週間後に迫ってきました。20日は2回目の「公式練習」です。
公式練習は気合いが入ります。本番と同じ時間で、同じように回数を数えますから。応援にも力が入ります。 縄跳び集会を前に7
練習です。
縄跳び集会を前に6
「公式練習」です。
縄跳び集会を前に5
「公式練習」です。
縄跳び集会を前に4
「公式練習」です。
縄跳び集会を前に3
「公式練習」です。
縄跳び集会を前に2
「公式練習」の様子です。
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津市立太郎生小学校
〒515-3536 三重県津市美杉町太郎生2128-1 TEL:059-273-0324 FAX:059-273-0746 |