最新更新日:2010/06/11 | |
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スタッフ・2
職員です。みんな充実した顔をしています。
カメラマンは「おおさわぎ」さん。腕が上がりました。 横顔
こんな写真を撮れるのも、あと2日。
涙をこらえて
3月16日、太郎生小学校の臨時PTA総会が開かれました。閉校にともないPTAを閉じるための総会となります。いよいよ閉校が間近になってきました。
PTA総会の後、職員が一人ずつ挨拶をしました。こんな素敵な小学校に勤務できたことに感謝し、その思いを述べました。泣けてきそうですが、みんな涙をこらえています。 太郎生小では子どもたちの団体競技において「泣いたら退場、怒っても退場」という厳しいルールがあります。サッカーやキックベースボール、百人一首などの時に適応されるのです。だから、子どもたちはくやしくなると、一人後ろを向いて涙をこらえます。けなげです。低学年の児童もそうです。 職員も、涙をこらえて最後のあいさつをさせていただきました。どの職員も、子どもたちや保護者に支えられたからこそ、教育実践がしっかりとできたことを言いました。それは私たちの実感です。ウソや偽りは全くありません。太郎生小学校と太郎生小学校PTAはそんなところでした。 太郎生小学校に勤務できたことは幸せでした。太郎生小に関わっていただいたすべての皆さん、ありがとうございました。これからも太郎生地区の子どもたちのためにそれぞれの場で努力します。 スタッフ
太郎生小学校のスタッフです。
スクール55の記事から(12回目)
「スクール55」というサイトに連載を書かせていただきました。12回連載の12回目の記事をでました。保護者の皆さんには見ていただきたいと思います。
本来はこれが最終回です。でも、閉校ということで、お願いしてもう1回書かせていただくことになりました。 写真は太郎生小のスタッフ。 中学生練習・3
美杉中学校の校長先生が練習の応援に来てくださいました。
遠くまで、しかも夜。ありがとうございました。中学生が元気に、楽しく歌っているところを見ていただきました。美杉中学校の教育の素晴らしさを、改めて思う場となりました。 中学生練習・2
指揮もしてくれることになりました。卒業したばかりの生徒です。
かっこいい指揮でした。 本番もお願いします。うたおにの小柴先生にも見ていただきますよ。 中学生練習・1
3月21日の閉校記念行事に中学生も合唱で参加してくれます。
合唱ですから、練習が必要です。2回の練習を設定しており、その1回目が15日でした。午後7時から8時まで行いました。 中学生は28人参加してくれました。小学生も4人参加し、「あなたに」のパートでの練習を一緒にしてくれました。 参加してくれた皆さん、ありがとうございました。皆さんがこの太郎生小学校の体育館で歌っている姿を見ることができ、本当にうれしいです。それが閉校記念行事であることが寂しいけど。 土曜日下の写真は届いたばかりの「チエルマガジン」。15日に保護者の皆さんに配ります。びっくりです。私のアップの写真に(^^;) ええわて太郎生・3
学校は地域と共にと言いますが、それはスローガンやうたい文句になっているだけではいけないと思うのです。
一部有志の皆さんだけの「ええわて太郎生」ではありますが、確実に太郎生が大好きな皆さんです。そして太郎生小学校を応援していただいている皆さんです。 これからは学校こそ変わりますが、太郎生の子どもたちを地域のみんなで応援していきたいと思っています。 企画していただいた中野雅子さん、福地ひろみさん、そして伴奏の長谷敦子先生、出演したり、聴いていただいた皆さん、ありがとうございました。 こうして3月21日に近づいていきます。みんなで太郎生小学校の校歌を合唱することになっています。 ええわて太郎生・2
歌う前から涙の人が。
歌い始めてポロポロと涙を流す人も。 終わったときはみんな目が真っ赤です。 これはステージに出ている皆さんのこと。特別なのですね。 ええわて太郎生・1
3月14日、「ええわて太郎生」の皆さんが津市民文化祭 合唱音楽に出場しました。
曲は、太郎生小学校校歌とふるさとの2曲です。 太郎生小の職員室今回はその「学校」について触れてみます。学校は一人ひとりの職員からなりたっています。そして全職員が、共通の認識を持ち、一致して実践を進めるのが学校です。 太郎生小学校の職員は、みんなでカラオケにいくわけではありませんし、飲み会が何度もあるわけではありません。勤務の帰りにお茶をすることもありません。 しかし、校内研修会が充実しているのです。チエルマガジンには次のように書いていただきました(これは企業広報誌。昨年12月に東京からの取材があった。)。 「太郎生小の校内研を見て私は思った。『まるで企業の営業会議、ワイガヤのようだ』と。年上だろうが、年下だろうが、遠慮なく意見を戦わせる雰囲気。『いいものを知りたい、教わりたい。自分の授業に取り入れたい』とどん欲に学ぶ姿勢。先生たちの目は『この研修で何かを得て帰ろう』という強い意志で輝いていた。これた太郎生小の力の源なのだ。」という記事が載っています。 この雑誌は多めにもらったので、15日に保護者の皆さんに配布します。私のアップの写真もあります。日頃はカメラマンをしており、映してもらう機会は少ないので、これは貴重な写真です(^o^) 職員のみんなの価値観や方向性をそろえることは簡単ではありません。意識改革といわれることは多いけど、洗脳をしない限り、全員の考えが一致することはありません。私は意識改革は必要ないと思っています。子どもに学力を付ける、そのためにはどんな授業をしたらいいのかということのみで一致できたらいいと思うです。 その結果として、何度かの議論やお互いの授業を見合うという検証を経て、「パワーアップタイム」「実物投影機の日常的な活用」「フラッシュ型教材の利用」「百人一首大会」などが太郎生小学校の教育の中に根付いてきました。 また合唱指導についても、音楽担当の長谷先生が直接の指導をしてはいますが、他の教員も全面的に関わっています。教室で練習したり、歌詞を覚えさせたり。さらに全体練習の中でも、リズムを取ったり、感想などを述べたり。柘植先生は、長谷先生に代わってピアノを弾くこともありました。 太郎生小学校の職員がこのように同じ方向を向き,努力を継続できるのは、これまた何度も言っているように保護者の皆さんが学校を応援してくれているからなのです。 ええわて太郎生
3月14日、津市の市民音楽祭が白山町で行われます。そこへ「ええわて太郎生」という特別編成のグループが参加し、太郎生小学校の校歌などを歌います。その練習が12日、夜行われました。
小学生の子どもたちはいつものように、背筋を伸ばして、リズムに合わせて体をゆすり、しっかりとした目つきで歌っていました。小学生には歌い慣れた校歌。譜面は必要ありません。大人の皆さんは楽譜を見ながら、これまた元気よく、そして何よりも楽しみながらの歌声でした。 14日の出番は午後1時です。場所は白山総合文化センター。お聞きになりたい方はぜひどうぞ。 閉校までの仕事日記(3月12日)
「必ず行かせてもらいますでな」
保育園まで書類を届けに行く道中、「先生、忙しいですやろ。淋しなりますな。21日は、必ず行かせてもらいますでな。」と声をかけていただきました。老人会のメンバーとして、運動会やふれあい集会など学校行事には必ずおこしいただいています。一口に閉校式とか閉校記念行事とか言いますが、参加いただく皆様の一人ひとりの思いがあります。それを大切に準備を進めたいと思っています。 今日もお寄せいただいた皆様のメッセージを紹介します。当日は、メッセージを印刷して読んでいただけるようにと思っています。 学校が閉校になるのは、本当に寂しい限りです。子どもたちの声や姿からいつも地域に元気や活力が生まれるからです。地域に住む者として大きな灯が消えていくような気がしてなりません。閉校になっても、夢が生まれるような取組を今後も望んでいます。 思い出いっぱいの太郎生小学校です。私は、人生の節目に勤務させていただきましたので、懐かしさもあり、また、淋しさもあります。楽しかったことも嬉しかったことも数多くありました。独身時代から結婚を経て、新婚時代と人生の勉強をさせてもらったように思います。多くの人々との出会いに感謝します。 家にいながらでも、小学校の色々なことが分かる近所に住んでいてさびしい限りです。これからも元気にすこやかに勉強にはげんでほしいです。太郎生っ子、がんばって。 閉校までの仕事日記(3月11日)
今日は出張はなし。ありがたい。
2日前に依頼を受けた「卒業文集用の原稿」を書く。今頃?と思われるかもしれない。確かに、今頃書いている。担任からは「PTA新聞用の原稿をそのまま卒業文集に使ってもいいですか」とのことだったが、私はそうしないで、新たに書き起こした。 私が校長になってからは2回目の卒業式を迎えることになる。昨年度もそうであったが、今年の卒業生についても思い出はたくさんある。卒業生の7人がまだ太郎生小学校の1年生だったとき、私の隣の教室で2・3年生の複式学級を担当していた。太郎生小学校にとっては初めての複式だった。体育は1年から3年で行うこともあり、年間を通してリレーをしていた。3学年で百人一首をしたこともあった。 そして、今、卒業証書を渡すことになった。135年の最後の卒業生として。 お祝いの言葉として、次のようなことを書いた。 ****************************** 七人の皆さんは単に「太郎生小学校の最後の卒業生」というだけではなく、素晴らしい太郎生小学校のDNAを持って卒業するということを誇りに思ってください。しっかり話を聴ける、集中して勉強できる、心を一つにした合唱など、どれも太郎生小学校が伝統として先輩から引き継いできたことです。七人の皆さんも努力した結果、太郎生小学校のDNAを体の中隅々にしみこませて卒業していくのです。 ****************************** 「太郎生小学校のDNA」などという、おおげさな言い方を恥ずかしげもなく使ってしまった。しかし、私は太郎生小学校を預かる職責にあるものとして、自信を持って太郎生小学校のDNAという言葉を使っている。子どもたちの話を聞く態度や物事に取り組む集中力は際だって素晴らしい。それは授業風景や卒業式などの練習の様子をみれば誰もが納得できることであろう。 そのDNAは天性のものではない。太郎生小学校の職員が「当たり前のことを当然のように指導してきたこと」とそれをまっすぐな心と目で受け止めてきた子どもたちがいたからだ。さらに、小学校の指導を信頼し、子どもを励ましてくれた保護者の力も大きい。 先輩たちの態度を見てきた子どもたちは、「自然と」当たり前のことを当たり前のように学んでいった。これが私が思うところの太郎生小学校のDNAである。 その姿は、卒業式や閉校式でも見てもらえる。子どもたちの合唱を聴いてほしい。子どもたちが座って、大人の話を聞く態度を見てほしい。私が言うところの太郎生小学校のDNAを皆さんの目でみていただきたいと思う。 ※写真の下は高校生。職員室に声をかけてから遊んでいた。ふと、運動場を見ると、トンボを使って、遊んだ後を整地している。ここにも太郎生小のDNAがあった。 閉校式・閉校記念行事に向けて(3月11日)学校長から閉校式・閉校記念行事の記念誌やDVD等を入れる袋の注文を「全権委任」されました。めったにないことです。表のデザインは、内緒ですが、すてきです。ただ、大きさが問題です。角2が定番だそうですが、それでは記念品が全ては入りません。さらに大きめの角1にしました。角0があるというのも初めて知りました。 さて、地域の皆さんや中学生・保護者の方々からの申し込みを締め切りました。(と言ってもまだ申し込みをいただくのですが)250名ほどの申し込みをいただきました。総勢400名ほどが集っていただくことになりそうです。 少し、お便りを紹介させていただきます。 太郎生小学校の皆さんが唄ってくれた校歌は、素晴らしかった。あの声は、今も心の中で響いています。退職の時、皆様から祝っていただいたことも一生忘れられない思い出のひとつです。本当にありがとうございました。 太郎生小学校の閉校は、淋しい限りです。時代の流れで仕方のないことだとは思いますが、子ども達の姿が見えなくなると淋しくなるでしょう。先生方もお忙しい中閉校の準備は大変だと思います。ありがとうございました。 皆様からの心温まるお便りを読みながら一日一日を過ごしています。 ※写真は今日の全体練習から。これは閉校式の合唱練習です。卒業式と平行しての練習です。でも、子どもたちは見事に切り分けています。それは見事です。 DVD完成
DVDが届きました。DVD−Rではなく、プレスしたものです。
元校長の益川先生が撮影し、編集していただいたものです。90分間あります。 主にこの1年の記録ですが、過去の入学式や卒業式の様子も少し入っています。 太郎生小学校を最後として退職された益川先生は、その後、パソコンを使ったビデオ編集を始められました。太郎生小の記念DVD制作のために高性能PCも、デジタルビデオカメラもそろえたとのことです。 太郎生小学校を支えていただいているお一人です。 閉校式・閉校記念行事に向けて(3月10日)
3月21日(日)の閉校式・閉校記念行事に向けて準備を進めています。今は、参加いただく方の名簿作成中です。太郎生小学校にお勤めいただいた、教職員の皆様から続々とお返事をいただいています。現在、45名の先生が参加の連絡とメッセージを、残念ながらご出席いただけない先生方からもお断りの連絡とメッセージをいただいています。ご紹介をさせていただきます。
大学を卒業して22歳の社会人としてのスタートが太郎生小学校の勤務でした。子ども達や保護者の皆様に支えられて自然豊かな太郎生の地でたくさんのことを学ばせていただきました。今の私があるのは、太郎生小学校のお陰です。心から感謝いたします。本当にありがとうございました。 白い雲、青い空、木の緑、太郎生小へ勤務のころ、毎日見ていた色あざやかな風景がなつかしく思い出されます。当日都合悪くて参加できません。すみません。 自然に恵まれ生き生きした子どもたちとともに、穏やかな日々を過ごさせていただいたことを思い出します。学校が閉校になるのは、本当に寂しいですが、統合された今後の美杉小のますますの発展をお祈りします。 今も、地域の方が参加の名簿をお持ち下さいました。実は、今日は、申込の最終日です。まだまだお届けいただくように思います。 閉校記念行事・・・・・お楽しみです。ご満足いただける内容です。以上、新任教頭の閉校日記です。 運動場の周囲の土手は白くなっています。雪です。寒いです。 閉校までの仕事日記(3月10日)太郎生小学校の閉校に際して、「閉校記念事業実行委員会」が昨年の秋、組織されました。津市議会での条例改正をうけてのことです。委員長は太郎生自治会連合会の会長です。PTA会長と学校側が副会長になり、事務作業は学校が行っています。 その実行委員会として、閉校記念誌、閉校記念碑、そして閉校記念CDなどを作ることになり、その作業を進めてきました。 今回は「閉校記念CD」について触れてみます。CDには子どもたちの合唱を収めています。太郎生小学校の子どもたちの歌声のことはこれまで何度も、何度も取り上げてきたように素晴らしいです。そこにはハーモニーがあるわけではありません。コンクールに入賞したわけでもありません。合唱団に入っている児童は一人もいません。でも、心を一つにした歌声は、多くの人の感動を呼びます。 このサイトの右フレームの下の方に、歌声をデータで置いてあります。聞いていただけます。 子どもたちの歌声をCDに収録するに当たり、録音は学校でせざるをえませんでした。外部の業者に録音を依頼すると、かなり経費がかかり、予算を超えてしまいます。また、子どもたちの練習も、夏の七夕集会、秋の地区秋祭り、そして卒業式と、時期がずれています。それをまとめて一度に録音することは練習の関係で無理です。また、予算がついた時期にはすでに合唱の発表会が終わっていました。 学校ではPCMレコーダーと外付けのマイクを使って、録音しました。練習の様子も録音していましたが、録音のための時間を設定するのが難しく、最終的にCDに収録した13曲はいずれもライブ録音をした音源を使うことになりました。 今年度の七夕集会、秋の研究発表会、うたおにコンサート、そして昨年度の卒業式での歌声を入れました。当然、会場のノイズはあります。ピアノではなく、エレクトーン伴奏になっているのもあります。でも、ライブならではの子どもたちの張り切った歌声があるのです。音楽の先生も、ライブの音の収録にOKを出してくれました:-) CDケースの中のジャケットはカラー8ページにしました。レイアウトはデザインを外注する予算がなく、学校で考えたものですので、見栄えはイマイチです。ご勘弁ください。限られた時間と予算の中での作業なのです。市販CDのようにはもちろんできません。でも、CD−Rではなく、プレスをしているものですから、互換性や保存性は市販品とは何らかわりがありません。 平成21年度(20年度の卒業式も)の太郎生小学校の子どもたちの歌声がCDで残ることを嬉しく思っています。このCDは、閉校記念誌と合わせて、太郎生地区の皆さんには式典後、自治会長さんを通して全戸に配布します。また、太郎生地区以外の皆さんについては、閉校式に参加していただいた皆さんにお渡しする予定です。 マニアックな情報も少し。録音機材はH4nとAT822です。96/24ではなく、少し落としています。1時間以上の収録をするためです。ソフトはSoundEngineです。愛用のソフトとなりました。スタンドはソニーのB−301(30年以上前に購入したもの) 写真の上は収録の様子。 下の写真の奥にマイクスタンドがちいさく見えている。この時の録音はCDに入っている。 |
津市立太郎生小学校
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