最新更新日:2010/06/11
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閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

取材を受ける

 先週の「チエルマガジン」の取材に続き、今日(12月21日)は別の取材を受けました。

http://www.netcon.gr.jp/
 
 「インターネット活用実践コンクール」の2次審査に向けてのものです。東京から、カメラや三脚、マイクなどを持って来ていただきました。太郎生小に来ていただいたのは午前10時過ぎ。そして、午後5時ごろまでの1日がかりの取材でした。

 学校行事にネットを活用することについていろいろ聞かれました。

 写真の上は、太郎生小のHPを写しているところです。HPの写真を使う関係で、全保護者の皆さんの承諾書が必要と言われ、急きょお願いさせていただきました。ご協力、よろしくお願いいたします。
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スクール55の連載

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 隔週で連載していただいている「スクール55」の記事です。

http://www.school55.net/index/column17_20091221...

 太郎生小学校の研修を普遍化する試みです。
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聞く姿勢・2

 顔を上げて話を聞くと言う、当たり前のことがなかなかできなくなっています。
 
 太郎生小の子どもたちはそれが当たり前のことなっています。私はこの1年半ほどの間に、「きちんとしてください」とか「静かにしてください」という指示を聞いた記憶がありません。子どものそばに行って、聞く態度を指導している職員を見たのは、1年の担任が4月にそのようなことをしていた程度です。

 これが太郎生小の子どもたちの学力を支えていると思っています。
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聞く姿勢

 これは12月18日の2限目、「全校キックベース大会」での開会行事の様子です。児童会の係の子どもが、挨拶やルール説明をします。
 その時の子どもたち。4つの縦割り班があります。それを後ろから写しました。

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取材を受ける

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 昨日(12月16日)、東京から二人の来客がありました。チエルマガジンの取材のためです。
 その取材の様子がWebにあがっていますので、ご覧いただければと思います。太郎生小学校の職員ががんばっていることを、外部の方に書いていただいています。保護者の皆さんに安心していただければうれしいです。 

http://magazine.chieru.net/blog/2009/12/1216.html

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インターネット活用実践コンクール

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「答志島での2泊3日の宿泊体験」からもう5カ月になります。子どもたちにとってはすっかり過去のこととなっていると思います。私たち職員も、今では話題にすることもありません。すでに終わった実践なのです。
 そんな過去の実践なのですが、思わぬことで東京から取材に来ていただくことになりました。それも、ビデオ取材とのことです。

 「インターネット活用教育実践コンクール」という、文部科学省が主催している唯一のコンクールが目に入ったので、応募してありました。太郎生小の応募テーマは「ネッ
トで安心を届けた全校児童の2泊3日の離島体験」というものです。
 幸い1次審査を通ったとの連絡がありました。2次はビデオ取材とのことです。10分程度のビデオ映像を作り、それを審査員が見て、賞を決めるということのようです。
 12月10日にHP上で一次通過校の学校名やテーマが公表されました。それを見ると小学校が3校、高校が2校、養護学校が1校、さらに社会教育から4団体の合計10件です。応募は94件とのこと。 
 三重県からは太郎生小だけです。私はこの全国コンクールで、一次を通っただけで満足しています。さらに2次のビデオ取材を来週、受けることになっています。その映像会社と連絡を取っているところですが、HPを見ると、NHKの番組なども作ったり、受賞作品がたくさんあるなど、その道では一流の会社のようです。ありがたいです。
http://www.netcon.gr.jp/examination_10th.html

 先に書いたように、今回の応募テーマは「ネットで安心を届けた全校児童の2泊3日の離島体験」ですから、保護者の皆さんと学校との関わりが主な内容です。
 すでに終わった実践ですから、子どもたちの活動を取材してもらうことはできません。答志島で益川先生に撮っていただいたビデオ映像やインタビューなどから、審査用のビデオを作っていただくことになります。
 プロがどんな映像を作ってくれるのか、楽しみにしているところです。
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「届きました」というメール

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 太郎生小の「発表要項」を希望された方に送りました。
 今日、そのうちのお一人から以下のようなメールをいただきました。
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 先ほど、メール便が届きました。
「待つ」という時間は、わくわくするものですね。日々の学校生活の中で、子どもたちに、こんなすてきな感覚を味わわせることができているか、ちょっぴり反省しました。
さて、早速、「ちょっと長い前書き」を読ませていただきました。「目の前の子どもに基礎学力をつける」ことの実現に向けて、何をどうしていったかかがよく分かりました。と同時に、それを支えているのは、校長先生のぶれない方針と熱意なんだと思いました。残りはこの後、じっくり読ませていただきます。
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 こんなメールをいただくと、かえって元気が出ます。日本中のあちらこちらで、子どもたちの学力をつけるために努力している先生がいるのです。
 私たち太郎生小学校の職員もその一翼を担っているという自負を持って、仕事を進めています。
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小さな学校の幸せな研究会

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 11月17日の研究発表会のことを、「スクール55」に書かせていただきました。

 そのタイトルは「小さな学校の幸せな研究会」としました。
http://www.school55.net/index/column17_20091207...
 
 今日も、教頭先生と「明確な目的を持って仕事をすることの幸せ」について話題にしました。
 
 今年はいろいろなことがありました。「市民歌発表会」「2泊3日の答志島体験」そして「研究発表会」。どれも、日常の授業とは別な「余分なこと」です。でも、職員のみんなは子どもたちの力を付けるということとそのための手段を明確にして全校で取り組むという方向に一致して歩むことができました。幸せなことです。
 もちろん子どもたちにとっての幸せを願ってのことですが、私たちにとっても充実した思いで仕事ができることは本当に幸せです。
 12月です。今年も残り少なくなりました。でも、日々の授業や閉校関係以外の仕事をいくつか受けています。12月中に東京からのお客さんを2組受け入れることになっています。
 忙しいけど、楽しいです。
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「発表要項」のこと

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 昨日、このサイトで「発表要項を差し上げます」と書いたところ、さっそく連絡をいただいた方がいます。太郎生小学校のHPや「発表要項」に関心を持っていただき、ありがとうございます。8日、発送しました。
 「予告を見て楽しみに待っていた」ということを書いていただいた方もいます。太郎生小学校はへき地の小さな学校ではありますが、11月17日の研究発表会は「幸せな発表会」でした。参加していただいた八十数名の皆さんには改めて感謝申し上げます。


 シンポジウムに登壇していただいた方はご自身のブログに次のように書いてくださいました。
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読みたくなる発表要項
 「Q&Aで本音を語る」と題したページがA4判28ページ。
 発表会に際しての校長の思いがたっぷり詰まった「ちょっと長い前書き」。これは、ちょっとどころの長さではなく9ページ!
 間違いなく参会者はこの要項に目を通すはず。モジュール学習での子どもたちの姿と先生方の発表を見て、どうしてこのようになったのか、その詳細を知りたくなったはず。だから目を通す。
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98434&p...
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 しかし、すでに発表会は終わりました。研修は続いています。新たな試みをいくつか考えているところです。時期が来たら、このサイトで報告させていただきます。
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「発表要項」差し上げます

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 いつも太郎生小学校のHPを見ていただき、ありがとうございます。
 太郎生小学校が11月17日に行った研究発表会の「発表要項」が少し残っています(正確には増刷した冊子が残しだけ余っています)。教育関係者(企業を含む)で希望される方に差し上げます。
 勤務先に送りますので、お名前と勤務先の住所などをメールでお知らせください。noritaka@ztv.ne.jp ただし、残部がある限りとなります。

 指導案も、実践報告もありません。60ページほどの冊子です。
 
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スクール55の記事から

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 「スクール55」というサイトに、太郎生小の研究発表会についての原稿を載せていただきました。
 こういった内容は、日頃は保護者の皆さんの目に触れることはあまりありません。
 でも、研修は私たちにとってはとても大切です。「よく勉強するお医者さんとそうではないお医者さん」、どちらのお医者さんに見ていただきたいか、言うまでもありませんね。お医者さんは選ぶことができるけど、公立学校を選ぶことはできません。その重みを私たちはわかっているつもりです。でからこそ、このような自主的な発表会を行い、太郎生小の教育をより充実させるための努力を重ねています。

http://www.school55.net/index/column17_20091207...

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松阪の学びの連携中学校区研究会から

 11月3日の午後、松阪市の中部中学校での研究会に参加しました。
 「中部中学校区学力向上推進プロジェクト事業実践発表会」というのが正式の名称です。でも、これはわかりにくい。とかく教委の研究会はこのように、名称を聞くだけでは中身がわかりにくいのが難点です。でも少し気になることがあったので、参加しました。

 結果として、参加させていただき、とてもよかったです。何がよかったか。それは講師の岡野昇先生(三重大学)の20分ほどの話がすばらしかったです。
 まず、岡野先生は全体会で事務局が使った「レスポンスシステム」に注目します。レスポンスシステムとは、テレビ番組で参加者が手元のボタンを押すと瞬時に人数が表示されるというシステムです。事務局が使った時は遠慮もあったのでしょう、あまりきわどい発問はありませんでした。
 でも、岡野先生はそのレスポンスシステムが使えることを確認すると、いきなり「岡野がこれからする話は楽しみであると思う人は1番のボタンを、楽しみではない、早く帰りたいと思っている人は2のボタンを押してください」というものです。
 これはかなり危険な発問です。挙手ならともかく、ボタンですから参加者の本音が出ます。大半が2だったらどうするのだろうと心配してしまいました。私は「1」を押しました。楽しみという方です。
 なぜか。私は岡野先生の話を聞いたことがありません。そもそも岡野先生の話を聞くためにこの研究会に参加したわけではないので、どちらかといえば「2」のスタンスです。でも、「1」を押したのは、このような発問を冒頭に投げかけるからには自信があるはずだと思って、それに期待して「1」を押しました。
 私のこの予想はあたりました。参考までにこの最初に発問に対する会場の反応は、一番下の写真の通りです。「1」が多いけど、「2」の早く帰りたいも少なからずあります。20%近いかもしれません。岡野先生は「微妙な数字ですね」とだけコメントされました。
 岡野先生は次々に参加者の本音を聞き出すべく質問を繰り出します。
「この幼小中の取り組みは意味があったか、なかったか」
「(幼稚園の先生に)この取り組みはよかったか」
「(小学校の先生に)この取り組みはよかったか」
「(中学校の先生に)この取り組みはよかったか」
 いずれも、肯定する意見が圧倒的に多かったです。数字はここには書かないことにします。
 最後の発問「この後の分科会が楽しみか」は会場から苦笑が漏れる数字でした。

 このように、とっさにレスポンスシステムをつかって、参加者の本音をさぐろうとした岡野先生の判断は私は好感を持ちました。当然、その後の10分ほどの話も興味深かったです。しっかりとメモを取りました。
 次のようなことを言われました。いい10分間でした。今後、岡野先生にも注目していきたいです。

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 子どもたちの日常は「教えられる」こと。しかし、交流をすると、「教える」という立場になる。それが日常性とはちがった体験で、価値がある。先生についてもいえる。中学校の先生が小学校へ出前授業に行くと、小学生の反応から教えられることがある。
 自主的に体育を研究しているクラスでは、学級が安定しているというデータがでている。体育は子どもたちが好きな教科だから、子どもたちの本音がでやすい。でも、「ごんぎつね」では子どもの本音を引き出すのは難しい。
 特別に学級作りを意識しなくても、体育の授業での子どもたちのトラブルに対応することが学級作りをすることにもなる。つまり、教科の指導をきちんとすることが、生徒指導につながる。授業の中で子どもたちをつなぐことができる。それは体育以外でも可能だが、体育では取り組みやすい。
 毎日の授業をどうするのかを考えることが、子どもをつなげることになる。
 小牧中は教室に「授業で勝負」というスローガンが貼ってあった。教師の意気込みを感じた。また「わからない・教えて・分かった」ということも書いてある。「分かった人?」と聞くのではなく、「分からない人?」に手をさしのべるようになっている。これが交流となる。授業の中でどう子どもをつないでいくのかということが、仕事である。 

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学力アップの2大ツール

 「基礎学力の向上」はそのための具体的な手立てがあってこそ、学力が向上します。

 太郎生小学校は基礎学力をしっかりと定着させるための具体的な方法として、「パワーアップタイム」と「ICT活用」に取り組んでいます。すべての学級において行っています。いわば太郎生小の学力向上のための「2大ツール」といえます。

 ICTを使って「よく分かる授業」をすることでは、実物投影機が非常に役に立っています。太郎生小学校では欠かせない機器となっています。授業に、黒板やチョークが必要なように、実物投影機もまた、毎日普通に使っています。
 
 ICTとして、最近、使い出しているのが「フラッシュ型教材」です。これは10月以降学級で使い出したので、あるいは保護者の皆さんは見ていただいていないかもしれません。10月中旬には東京で行われた研修会に参加した職員もいます。その職員が中心となって、全クラスで実践にうつす段階となりました。
 パワーアップタイムもそうですが、よい実践はすべてのクラスで実践にうつしてこそ、太郎生小学校の子どもたちの学力アップにつながります。太郎生小学校の職員はその点、どん欲です。良いと思われる実践はすぐにまねをしますから、全学級に広がります。
 フラッシュ型教材の詳しいことはまた別の機会にしましょう。
 下の写真は12月2日の研修会の様子です。時間にして30分ぐらいでしょうか。あまり長い時間はしません。
 講師役の先生は身を乗り出し、身振り手振りで。あんまり張り切り過ぎなくてもいいですよ。

 研修会の後は、太郎生小学校の閉校記念誌の作業を職員がしています。4000名の卒業者名簿の入力です。
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振替休日に・2

 太郎生小学校は11月17日に研究発表会をしました。国津小学校の先生方はどうしてもその日にの都合がつかなかったとのことで、30日に来ていただいたというわけです。

 「パワーアップタイムを見たい」とのことでした。それだと、午前8時30分からということになりますが……と電話での打ち合わせで話しても、「はい、結構です。その時間におじゃまします」と言われるのです。この対応を聞き、これはただものでないと思いました。
 振り替え休日の研修、指導に当たる職員全員の研修、さらに午前8時30分には太郎生小に行くとのこと。うらやましくなるような学校です、名張市立国津小学校は。

 通常はパワーアップタイムは午前8時30分からすべてのクラスで一斉に行っています。でも、せっかく来ていただいた皆さんに少しでも多くの時間を見ていただきたいと考えて、パワーアップタイムをクラス別にシフトし、同じ時間帯には2クラスしか行わないということにしました。見ていただく先生方にはお疲れだったと思いますが。

 1限目は合唱練習の様子も見ていただきました。また、授業参観の合間には会議室で太郎生小学校の研修について話をさせていただきました。途中、空き時間の大澤先生や廣崎先生が来て、実物投影機やフラッシュ型教材の実演もさせていただきました。

 国津小学校の校長先生からは、「月曜日の朝なのによく声がでていますね。教室に入ると、ピンと張り詰めた空気がありました。それがなんともいえないいい雰囲気です」とほめていただきました。とてもうれしいです。学級のことをこのように見ていただいて。
 
 太郎生小学校が大事にしていることを見ていただきました。一つだけでも参考にしていただけることがあれば幸いです。
 私たちの側にすると、授業を見ていただいたり、研修について話をさせていただくことがとても勉強になります。子どもたちは参観者がいても、いつも通りの学習風景でした。
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津市立太郎生小学校
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