最新更新日:2010/06/11 | |
本日:1
昨日:2 総数:95822 |
「論語」を読む小学生
2月3日の午後、廊下を歩いていると、「しいわく まなびてときに これをまなぶ・・・」という声が響いています。
教室に入ってみると、3年生が「論語」を大きな声を出して読んでいました。 机の上には別のプリントも置いてあります。それは「学問のすすめ」でした。3年生の保護者の皆さん、ご家庭で子どもに聞いてみてください。覚えてはないかもしれませんが、きっとプリントを見て読んでくれると思います。 なお、意味の指導は原則的にはしていません。その点、ご理解ください。 音読(6年)
6年生のモジュール学習です。
月の異名(睦月、如月など)をテンポ良く、声に出して言っています。 「覚えたくなくても覚えてしまう?」いや、無理矢理覚えさせている? かけ算フラッシュ
子どもの学力を付けるための方法は一つではありません。どの方法がいいのかは個人差がありますし、検証には時間がかかります。そのため、「ゆとり教育で学力は下がったのか」という議論に代表されるように、教育論議はすれ違うことがよくあります。
そういった新聞などの話題になるような「高尚な」教育論議はさておき、子どもに良いと思う方法は私たちは可能な限り取り入れようと努力しています。例えば「朝の10分学習」。今週から1週間に3回(水・木・金)行うことになりました。世に「モジュール学習」と言われるものです。 12月から研修を重ねてようやく学級での実践をすることになりました。 この写真は2年生の様子です。かけ算の「フラッシュカード」を使って、テンポ良く言う練習を繰り返していました。 フラッシュ暗算
1月30日、2年生と3年生が「フラッシュ暗算」をしていました(たろうっこでも話題にしました)。スクリーンに映る数字が4個順に表示されます。それを見ていて、暗算で足し算をして答えを出します。暗算ですから集中しないといけません。しかも、音はでません。スクリーンをしっかり見ていないといけないのです。
子どもたちの顔を見てください。手の位置はバラバラですが、目はしっかりと正面をみすえています。 リズムとテンポ良く、答えを声に出していう練習を重ねています。 英語のフラッシュカード
同じフラッシュでも、こちらはアナログ版です。絵が描いてあるカードを見せて、英語をいいます。これも、「リズム」と「テンポ」がミソです。
絵を見て、早くいう訓練です。脳の活性化をねらっています。 黒板には「平家物語」が貼ってありますね。これは暗唱するために書いたものです。子どもたちが書いてくれたようです。卒業を前にして、「これでもか」といわんばかりに鍛えられています。 7人のみんな、がんばれ〜。 「きのうの、違っとった」〜理科研究授業その後〜さて、その翌日の理科の時間。「(昨日の絵だったら)温めていないところでも水は上にあがることになるよ。」「試験管を使った実験のときは温めてないところは冷たいままだった。」「あれは温めたところより下だったからじゃない?」というような疑問が出ました。 というところで再度実験。 今度は直接加熱していないところにも絵の具を落としてみました。 じっと見つめる子ども達。 一人の男の子が突然「あっ、きのうのは違っとる。絵の具は回っとるように動いとるんや。ゆっくり回っとるように動いとる!」 「それって、どういうこと?書いてみて。」とホワイトボードを渡したところ彼がさらさらと書いてくれたのが右の図です。 他の子ども達も気がつきました。「(きのう書いたみたいに)水は上がったり下がったりしてない!」「ゆっくりあがって端の方まで行ってからゆっくりおちてきてる。」 それぞれの子どもにもホワイトボードに書いてもらいました。すると前日のように直線的に書く子どもは一人もいません。子ども達の書く絵は教科書に出てくる「対流」の絵になっていました。 「あっ、あたためてないほうもとけてきた!」もう、ビーカーの中は黄色い水(ぬるま湯)になって見えなくなったため、再実験。今度はお茶の葉っぱを使いました。 加熱する場所をかえてみたり、加熱する場所から離してお茶の葉を入れてみたりいろいろ実験しました。よく見て、よく考えて、さらによく見ている子ども達でした。 実験を通して、よく見て、よく考えて、自分なりに考えを発表する子ども達。いや〜またしても「理科の先生っておもしろい!」と思った時間でした。 食わず嫌い?
4・5年生の学活の時間です。今日はゲートボールに挑戦しました。
初心者も多かったので、なかなか上手く転がすことができませんでした。 授業の最初に「今日はゲートボールをやります。」と言ったら、こどもたちは「えーっ、イヤやー。」などと言っていましたが、授業後にはみんな口々に、「もう一回!」「次もゲートボールやりたい!」と言っていました。どんなスポーツでも、食わず嫌いをせずに取り組んでみると、そのおもしろさが分かってくるものですね。こどもたちも、皆楽しかったようです。 一番下の写真は、ゴールのポイントに向かって打つ、緊張の一打をとらえた瞬間です。 4年研究授業(理科)その3
今日の研究授業のテーマは「もののあたたまりかた」。今日は水をあたためて水の動きを見ながら「水のあたたまりかた」について学習しました。
ビーカーを温めながらその中の絵の具が溶けてどのように動くかを観察しています。その前に,どのように動くかホワイトボードにその動きをそれぞれが予想して書きました。 今回の授業で、使いやすいものとしてよかったのはホワイトボードです。以下のようなことがすぐれている点だと思いました。 ・ノートに比べて大きく書ける。 ・書いたものをその場ですぐ消せる。 ・大きいため他の人に見やすい。 ・動かしやすい。 ・比較的安価で手に入りやすい。 学習の中で自分の考えを他の人に説明する活動があります。そのときにホワイトボードはとても役にたつ道具です。 ・・とはいえ、これを活用して子ども達に自分の考えを発表させることが今日の授業ではあまりなかったのが反省点なのですが・・。 授業の最後に3分間作文も取り入れました。今日の授業でわかったこと、驚いたこと、自分の予想と違ったことなどを書くように指示しました。理科ノートにまとめてもよいのですが、理科ノートに比べて実験に関わるいろいろなことを思い返すのにいいかと思って3分間作文を時々取り入れています。書いた直後に読み上げて、子ども達の作文の中に出てきた授業のポイントを整理して伝えるようにしています。 ところで、4月から4年生の理科を担当して思うこと。理科って本当におもしろいです。少人数のよいところですが、みんなが実験に関わることができて(もちろん私も)みんなでその変化を目の前で見ることができて、みんなで「すごいなあ!」「なんでやろ?」と感動できる教科です。 いや〜〜、理科っておもしろい!! おいしそうな音・・・
下にも記事のある2年生の3分作文。お題は「きのうのばんごはんは・・」です。擬音語、擬声語(フランス語でオノマトペというらしいです)が入って、どの子のおうちのごはんもとってもおいしそうです。
「ごはんはできたてだったので、ほくほくもちもちして、とてもおいしかったです。ぎょうざもできたてだったので、あつあつしていました。」 「白いごはんとおみそしると肉とキャベツでした。肉がプルプルしておいしそうでした。」 「肉は、じゅうじゅうなっていました。おいしそうだなあとおもいました。キャベツもありました。ハムも入っていました。たれをかけるとコトコトと音がしました。」 「とうふはツルツルすべってつかみにくかったです。かに玉はのみこみにくかったです。お茶をごくごくとのんだらかに玉もスルスルとはいっていきました。でもおいしかったです。」 音が見えますね・・。 100マスかけ算+α
3年生の算数の授業の冒頭部分です。1学期は「100マスかけ算」、「2学期はC型割り算」を中心に取り組んで来ました。
3学期は「100マスかけ算+α」に取り組んでいます。普通の100マスかけ算のあとに、簡単な数を加えていくだけなのですが、やってみるとなかなか難しいものです。計算の操作が1つ増えただけで、頭は混乱します。 しかし、これを継続して取り組んでいくことで、C型割り算の時のように、タイムはぐんぐん伸び、こどもたちの能力は向上していくと考えています。 時間はたった5分間ですが、教室は静まり返り、鉛筆の音しか聞こえません・・・ 3分作文今、2年生は「オノマトペ」の勉強をしています。「カンカン」「ばらばら」といった、音や様子を表す言葉です。 今日は3分作文で「オノマトペを入れて書きなさい」という条件が付きました。 「オノマトペ」を入れることで、様子が分かりやすくなり、文章も生き生きしてきます。作文のレベルもぐっとあがります。 こどもたちも、いろいろなオノマトペを入れて、一生懸命作文用紙に向かっていました。授業後、大澤先生・校長先生と生徒の作文を読み直しましたが、4月の時の作文からは想像できないくらい良い作文が、どの子も書けていました。 4年研究授業(理科)
今日は「もののあたたまりかた」という単元の大澤先生の研究授業でした。
大澤先生は4年生の理科の授業が終わって職員室にかえってくるといつも「理科っておもしろいよな」と言います。今日授業をみて「おもしろい」の意味がわかりました。自分の頭の中で想像したことが目の前で起こるのか、それとも違った動きをするのか?とってもわくわくします。このわくわくをこどもたちが感じているのが伝わる授業でした。 4年研究授業(理科)その2
授業は授業者がまず楽しまないといけないですね。
授業者が楽しむと子どもたちも集中してのってきます。そんな「研究授業」でした。 物語を作ろう
1月27日5限目の、3年生の国語の授業です。
テーマは「物語を作ろう」です。1枚の絵もとにして、想像をふくらませ、登場人物に名前をつけたり、話の筋を考えているところです。こどもたちの想像力の豊かさには、思わず「うーん」とうなってしまいました。 一番下の写真は、授業の後半、ローマ字の勉強をしているところです。 2年生書き初め練習
講師に坂本先生を招いて、高学年の書き初め練習を行いました。
書き初め大会の本番は1月13日(火)に体育館で行います。 そっと、そっと・・・
いつもはにぎやかな1年生教室。何やらみんな集まっているのですが音がしません。のぞいてみると、緊張の指先、黙ってそれを見つめる顔、顔、顔・・。
将棋くずしでした。そっと将棋の駒を動かすのですが静寂を破る「カチッ」という音。とたんに「わ〜〜、おしい」「次、ぼくやで!!」という歓声があがります。 仲良く遊ぶ入学して9ヶ月の子ども達でした。 猪鍋パーティ・2
土鍋は学校にはありません。
こんな猪鍋を年末に食べている学校、あるのかな。ないでしょうね。 猪鍋パーティ・1
終業式を数日後に控えたころ、6年生は「鍋パーティ」をしていました。
闇鍋ということで、ラムネやピーナツなどが入っていましたが、メインは猪です。つまり猪鍋。鍋をするということを聞いた6年生の保護者が猪の肉を差し入れてくれました。 私もいただきました。ごちそうさまでした。 珍しい
太郎生小学校のような小規模の複式を持つ学校では、学級単位の授業だけではなく、全校体育をすることもありますし、異学年と一緒に勉強をすることもあります。
しかし、この組み合わせは珍しい。私は4月以降、始めてみました。1年、4年、5年という3つの学年なのです。 いつものようにデジカメを持って廊下を歩いていると、音楽室から歌声が聞こえてきます。入ってみると、1年生と高学年が一緒に歌っているのです。しかも何の違和感もなく。 3枚の写真を見てください。一人ひとりがしっかりとした態度で歌っています。この写真だけで、いかに3つの学年の組み合わせの音楽の授業がうまくいっているのかがお分かりいただけるのではないかと思います。 授業後、指導者に話を聞くと、合奏もしたそうです。1年生と高学年では楽器は違いますが、それぞれ聴きあってとてもよい雰囲気だったとか。 こんな授業ができるところも、太郎生小学校の良さかもしれません。私が言うのはなんですが………。 |
津市立太郎生小学校
〒515-3536 三重県津市美杉町太郎生2128-1 TEL:059-273-0324 FAX:059-273-0746 |