最新更新日:2018/06/12 | |
本日:4
昨日:3 総数:94162 |
希望に満ちた新たな出発を
校長 森 山 洋 子
桜のつぼみがほんのりと薄桃色にふくらみ、やわらかな陽射しが南加茂台の坂道に浅春の風を呼ぶ季節となりました。 この時期、元気に挨拶を交わしながら校門を駆け抜ける子どもたちの成長には目を見張るものがあり、一段と頼もしくなったその姿に喜びを実感しています。 南加茂台小学校では、児童会を中心に地域のご協力をいただきながら、アルミ缶を回収する活動を続けています。この資金と浄瑠璃寺からいただいた募金で絵本を購入し、クメール語に翻訳して、カンボジアの長い内戦で苦しむ難民キャンプの子どもたちに贈り続けています。海を越えたカンボジアの子どもたちがこの絵本を手にすることで、少しでも楽しい時間が持てるようにと願っています。 東日本大震災についても様々な場面で学びました。事実を知ることで、何が出来るかを考え続けてきました。「自分たちにもできることがある。」この気持ちの高まりが子どもたちの主体性を培い、その行動と継続が南加茂台小学校の文化となり、伝統となっています。 京都大学との連携等、先進的で本物を目指した豊かな学びと、様々なふれあいの中であたたかく優しい心をはぐくむ魅力あふれる学校生活。南加茂台小学校の子どもたちはいつも歓声に満ちて、明るく伸び伸びと健やかです。 学びを蓄えてきたつぼみたちがはじけんばかりのふくらみを見せ、個性豊かな彩りに満ちた花々を咲かせるための大きな一歩を踏み出す今この時が、嬉しくもあり寂しくもありの今日この頃です。一人一人、いつどんなときもかけがえのない自分に自信と誇りを持ち、気高く凛と顔を上げて無限の可能性に挑戦し続けてほしいものです。 創立30周年の一つの区切りを終え、4月からは当尾小学校と統合した新しい南加茂台小学校としてスタートします。よりよい第一歩にするため、教職員一同、今後も学校と家庭、地域との連携をよりいっそう深め、どの子もみんな包み込まれるあたたかさの中で、生き生きと持てる力を発揮できる学校にしていきたいと考えています。 1年を終えるにあたり、保護者の皆様には、常に和気藹々と積極的に学校教育を盛り上げていただきましたこと、そして、地域の皆様には、様々な場面で心あたたまる力強いご支援をいただきましたことに心より感謝し、お礼申し上げます。 ありがとうございました。 卒業証書授与式 式辞
うららかな春の陽ざしとともに、桜の蕾も大きくふくらむ希望に満ちた今日の佳き日に、多数のご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、創立30周年の記念すべき南加茂台小学校卒業証書授与式をこのように盛大に挙行できますことはこの上ない喜びであり、高壇からではございますが、心よりお礼申し上げます。
さて、38名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは今、小学校六カ年の全課程を修了し、数々の思い出と大きな希望を胸に学舎を巣立とうとしています。 あなた達が手にした卒業証書は、その努力を証明するものです。これには、ご家族の方々をはじめ、教育環境を整えて下さったご来賓の皆様、ご指導下さった先生方、そして登下校の安全を見守り続けて下さった地域の皆様の大きく包み込むような優しさがあったことを忘れないで下さい。 皆さんの卒業に当たり、これからも大切にしてほしい三つの言葉を贈ります。 まず一つ目は、「命」です。 皆さんは、明日が来ないなんて考えたことがありますか? 大地震と津波で、尊い命が犠牲となった東日本大震災から1年が経ちました。改めて命や絆の大切さを考え、自分に出来ることを行動し続ける時だと思いました。 あなたたちがこの世に生まれ出るために、ご両親からいただいたかけがえのない命、たった一度しかない人生のなかで、自分を真に輝かせることができるのは、自分自身なのです。 人生とは生きることです。自分の夢や希望の実現に向けて、生きることの素晴らしさ、命あることの喜びを味わい、自分らしくたくましく生きてください。 二つ目は、「挑戦」です。 人は誰でも良くなりたい、自分の可能性を最大限に伸ばしたいという願いを持っています。これらの願いを実現させるためには、自ら目標を立て、強い意志を持って考え、挑戦し続けることが大切です。 人生に無駄は何一つありません。失敗も、悔しさも、悲しさも後になってみれば、それを乗り越えたからこそ今の自分があることに気づくでしょう。 何も恐れず、夢の実現に向かって、一歩一歩 歩み続けて下さい。 三つ目は、「今」です。 過ぎ去ったことにくよくよするのではなく、今このときを真剣に、今できることを一生懸命頑張ることが大切です。「今」というこの時は、もう二度と帰ってきません一日一日を大切に、今の自分を楽しんでください。 皆さんが、この「命」「挑戦」「今」の三つを大切に、目標に向かって大きく羽ばたく姿を、しっかりと見届けたいと思います。 京都大学での地震学習や米作り、そして、カンボジア難民の子どもたちにクメール語の絵本を贈ったことなど、南加茂台小学校での六年間の学びや体験は、人としての大きな糧となり、将来の夢の実現に皆さんを導いてくれるに違いありません。 皆さんならできます。あなた達にはその力があります。 これからは、世界に唯一の自分に自信と誇りを持ち、気高く凛と顔を上げて、無限の可能性に挑戦して下さい。 いつまでも、どこまでも熱い声援を送り続けます。 保護者の皆様に、心からお祝いを申し上げます。 本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。 立派に成長した晴れやかな姿を前に、手塩にかけて育ててこられた十二年間を思い起こされ、感慨もひとしおのことと存じます。これからは、子どもたち一人一人が夢に向かってしっかりと歩んでくれることをともに見守っていきましょう。 皆様方には長い間、本校教育推進のため、温かいご理解とご支援を賜りましたことに、改めて厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 それでは卒業生の皆さん、可愛い在校生、慣れ親しんだ教室、想い出いっぱいの南加茂台小学校ともいよいよお別れです。 明日をになう皆さんが、健康で心豊かに成長し、社会の中で信頼され、活躍されることを願い、式辞といたします。 平成24年3月19日 木津川市立 南加茂台小学校長 森 山 洋 子 4年生 1/2成人式
3月8日(木)5校時に総合的な学習の発表として、1/2成人式を行いました。
今まで10年間、成長を支えてくださった家族への感謝の言葉や、できるようになったこと、そして、将来の夢や希望を宣言しました。 次に、家族からの温かい励ましのメッセージをいただき、感動的な会になりました。プログラムや司会・進行・飾り付けやBGMなど実行委員の子どもたちを中心に、自分たちで創り上げた1/2成人式なので、とても思い出深い式になったと思います。 お忙しい中、メッセージを書いていただいただけでなく、当日も都合をつけて出席していただきありがとうございました。 縄跳び大会
2月27日(月)28日(火)3月1日(木)の3日間、児童保健体育委員主催の「縄跳び大会」が行われました。これは、毎年の恒例行事で、「あやとび」と「二重とび」の2種目を学年ごとに競い合います。どの学年も歴代記録をぬりかえようと一生懸命練習していました。その成果が発揮され、今年もすばらしい新記録が出ました。各学年で優勝した児童には、保健体育委員手作りの金メダルと鳴り止まない拍手が贈られました。
4年生 「6年生を送る会」
2月24日(金)に6年生を送る会がありました。
4年生の発表内容は 物語と音楽「つるのおんがえし」 群読「祭りだ!わっしょい!」 ダンス「トライ・ユア・ドリーム」です。 1月から練習を始めましたが、インフルエンザによる学級閉鎖などで、全員がそろうことはほとんどなく、声を合わせるところは苦労しましたが、6年生に喜んでもらえるように練習を頑張ってきました。 発表後、みんなの作文を読んでみると、ほとんどの子が当日(前日から)とても緊張していたようで、直前には足が震えたり、気分が悪くなったりと・・教師が想像していた以上でした。 子どもたちの感想をいくつか紹介します。 ・「つるのおんがえし」は口を大きく開けて、気持ちをこめて歌うことができた。 リコーダーも間違えずに完ぺきに吹けた。 ・「祭りだわっしょい!」では、リズム感よく、大きな声で言えたので良かった。 ・「トライ・ユア・ドリーム」では踊りは少しずれたけれど、思い通りにできた。 練習よりも大きな声で歌を歌うことができた。 ・家に帰って、お母さんに「上手やったよ」とほめてもらえた。 ・楽しく発表できたので、良い6年生を送る会になった。 たくさんの観客の方を前に、発表が終わった時の子どもたちは「やり切った」という達成感にあふれていました。本当によく頑張りました。 3年 6年生を送る会:届け、感謝の気持ち 見せよう、成長を!
2月24日(金)、6年生を送る会がありました。
3年生にとって、この送る会で、6年生への感謝の気持ちを届けることと同時に、この1年間の成長を全校のみんな、保護者の方、地域のみなさんに見ていただく、とても大切な行事です。 3年生は、今年度から習い始めたリコーダーの2重奏「小さな世界」、元気な歌声と鍵盤ハーモニカ・リコーダーの合奏「山ねこバンガロー」、心をこめて合唱「フレンドシップ」を発表しました。 一生懸命がんばろうとするあまり、とても緊張してしまった3年生ですが、曲にのっていい顔で発表することができました。 6年生への感謝とこの1年の成長をしっかり表すことができた、送る会となりました。 学年だけはなく全校でも−送る会練習−
24日が本番の「6年生を送る会」。学年でも練習が進んでいます。しかし、新しい児童会本部役員を中心に、5年生をリーダーとして練習は進んでいます。
当日は「チーム南加茂台」のリーダーとしてがんばった6年生に1年間の感謝を込めて、さらに全ての学年、個々の子どもたちの1年間の成長を認め合う場として期待しています。 多くの励ましをよろしくお願いします。 算数コーナー2
引き続き、4年生と6年生の算数コーナーを紹介します。
算数コーナーについて1
「算数科」を重点教科として取り組んでいることを受け、各教室前や昇降口の掲示板を「算数コーナー」として活用しています。
授業で使用した図形を掲示したり、大切な公式を掲示したりして、子どもたちが通るたびに目にし、学習に役立つことを期待しています。 音読計算の取組2
引き続き、取組の様子を紹介します。
音読計算の取組1
本校は、平成23年度より「確かな学力を身に付け、自ら学ぶ児童の育成」を研究主題とし、「算数科」を重点教科として取り組んできました。主な取組の1つとして、毎日、朝学習時(水曜日は読書)、全校一斉に音読計算に取り組んでいます。
方法は、二人組になり、一人が問題の答えを言い、もう一人が正解かどうかチェックしていきます。始めた頃は、正解数が少なかった子も、回数を重ねるごとに記録が伸びてきました。決して他の子との競争ではありませんが、記録が伸びると、「先生、昨日より1こ増えた。」「先生、○○さん、すごいねんで。花丸合格しはった。」等々。自分の頑張りも友だちの頑張りもうれしいようです。 「継続は力なり」です。毎朝の音読計算で、計算力が着実についていくことを期待しています。 3年 第2回学年行事をしました!・2
ゲームの後は、子どもたちから、この1年で成長したことを一言ずつ発表し、リコーダーで「パフ」を演奏しました。子どもたちの成長を感じていただけたと思います。
そして、グループでお話しながらお菓子を食べました。お菓子も飲み物もたくさん準備していただいていましたが、子どもたちのパワーはすごいですね、あっという間になくなってしまいました。 最後は、「お名前ビンゴ」をしました。全員に景品もあり、ビンゴした人から選んでいきました。大盛り上がりでした。 今回の学年行事では、親睦を深める大変素敵な機会だったと思います。ありがとうございました。 学年委員の皆様には、大変お世話になりました。ご準備・進行、本当にありがとうございました。 3年 第2回学年行事をしました!・1
2月18日(土)に、第2回学年行事をしました。当尾小の3年生の子どもたち・保護者の方たちも来てくださいました。
初めは、ジャンケン列車をしました。とても和やかな雰囲気になりました。 次に、「わたしはだれでしょう。」ゲームをしました。子どもたちの背中に、物の名前や生き物の名前が書かれた紙をはり、保護者の方々に、質問しながら、背中に書かれた名前は何かを当てるゲームです。子どもたちは、一生懸命質問を考え、保護者の方々は、分かりやすいヒントを伝えてくださっていました。子どもたちが、答えを発表する度に、温かい拍手が起こり、とてもうれしそうでした。つづく・・・。 3年 クラブ見学・2来年度は、子どもたちの希望でクラブの内容が変わることもありますが、今年度のように、4〜6年生で仲良く楽しいクラブにしてほしいと思います。 3年 クラブ見学・1
2月14日(火)に、来年度からクラブが始まる3年生にとって、とても楽しみなクラブ見学をしました。
仲良く楽しくクラブ活動をする高学年の姿を見て、子どもたちの目は、キラキラと輝いていました。 入りたいクラブが決まっていた子も「まようなぁ。」と悩んでいたり、「やりたいクラブが決まった。」と喜んでいたりと、3年生にとって、とにかく楽しいクラブ見学となりました。 「怒りとうまくつき合うための学習」
2月9日(木)
臨床心理士の岩瀬佳代子先生を講師としてお迎えして、4,5,6年生を対象に「怒りとうまくつき合うための学習」をしました。 日常の生活や人間関係の中で生じる「怒り」の感情を単に我慢するのではなく、自分らしく対処することを目的として授業は行われました。怒りの感情が湧いてきた時に『STOP』を活用することを学びました。この日、学んだことを家庭で、学校で、そして社会で、生かしてほしいと願っています。 3年 山城郷土資料館に行きました!
2月2日、山城郷土資料館に行って、昔の道具調べをしてきました。
子どもたちは、案内人の方の説明を熱心に聴き入っていました。 案内人の方が最後に、「昔の道具は、今の道具と比べると不便ですが、昔の人にとっては、それが普通であり、そしてとても大切に使ってきました。みなさんも、物を大切に使ってください。」とお話しくださり、昔の道具の工夫を知るとともに、物を丁寧に使う大切さも教わりました。 5年 理科「ストローロケットを作ろう」
1月30日(月)5年生は、サイエンスエキスパート事業で、けいはんな文化学術研究協会から、科学やものづくりの専門家の方に来てもらって、ロケットが飛ぶ仕組みについて学びました。そして、実際にその仕組みを生かしてストローロケットを作り、飛ばしました。
その後運動場に出て、今度はペットボトルロケットを飛ばしました。水の入ったペットボトルに空気入れで6気圧の空気を入れ、一斉に発射!ペットボトルロケットは、水しぶきを出しながら、空中を飛んでいきました。 今日の学習を通して、子どもたちの科学やものづくりに対する興味関心を高め、今後の理科学習の意欲向上につなげていきたいと思います。 5年 授業参観(1月)
1月20日(金)5年生は授業参観で、体育「ニュースポーツを楽しもう」を行いました。今回の参観は、当尾小学校との交流も兼ねています。
ニュースポーツは、「ペタビンゴ」と「キャッチング・ザ・スティック」を行いました。ペタビンゴは、ボールを転がし、ブルーシートに引かれたビンゴのマスにボールを止めるゲーム、キャッチング・ザ・スティックは、2本の棒でトントンと地面をたたいて、となりの人の棒をキャッチしていくゲームです。 みんな初めての経験で、なかなか難しい部分もありましたが、友達と協力して楽しく活動を進めることができました。 3年 昔のくらし:七輪で火をおこそう
社会の学習で「今にのこる昔のくらしとくらしのうつりかわり」で、昔の生活や道具について調べています。
1月18日には、七輪で火をおこす体験をしました。 七輪は、魚などを焼く調理器具。しかし、火をおこすだけでもかなりの時間がかかります。体験した子どもたちは、火をおこす大変さを実感しました。 |
木津川市立南加茂台小学校
〒619-1127 京都府木津川市南加茂台12丁目11 TEL:0774-76-3400 FAX:0774-76-8232 |