■三宅村立三宅小学校における火山ガス対策(2)
 
◇火山ガスレベルによる行動基準
三宅島の火山活動は全体としてゆっくりと低下しているものの、二酸化硫黄などを含む有害な火山ガスの放出はいまだに続いています。したがって、ガスマスクを常時携行するなど、自分の身を守る行動を身に付けることがとても大切です。
時刻 場所・状況
各レベルの対応
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
0.2PPM
0.6PPM
2PPM
5PPM
登校時 児童自宅地域で発令
学校地域での発令
(始業1時間前)
マスクを着用し、バス(または徒歩)にて登校
(保護者はバス停まで引率)
状況をみて
・始業変更
・臨時休業
授業時 教室・特別教室 脱硫装置を稼働させる
屋外(校庭・体育館プール等) 校舎内に入る  脱硫装置を稼働させる
校外学習 実施前→中止
実施中→異常を感じたらマスクを着用し、学校に戻る。または安全な場所に避難する
特活 クラブ 委員会 集会 脱硫装置を稼働させる(外にいる児童は教室内へ)
校庭・体育館 脱硫装置を稼働させる(外にいる児童は教室内へ)
清掃 教室
校庭・体育館
脱硫装置を稼働させる(児童は教室内へ入り、簡単清掃)
給食 校舎内 脱硫装置を稼働させる
下校時 学校地域で発令 マスクを着用し、バス(または徒歩)にて下校する
(当面は教員が付添)
阿古・坪田地区の児童は、マスクを着用し、バスにて下校。
三宅地区の児童は学校待機し、保護者の迎えを待つ
(17:30まで)
児童自宅地域で発令 当該地区児童は、マスクを着用し、バス(または徒歩)にて下校する
(当面は教員が付添)
当該地区の児童は学校待機し、保護者の迎えを待つ
他地区の児童は、バス(または徒歩)にて下校
◇脱硫装置

室内に取り込む空気中の有害な二酸化硫黄(亜硫酸ガス)や硫化水素などを除去し、安全な居住空間を確保するために教室棟には脱硫装置が設置されています。窓にはセンサーが設置されるなど、教室棟が密閉されるよう工夫されています。

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