瀬戸市立東山小学校

避難訓練〜いざという時のために〜

7月2日(木)
避難訓練を実施しました。6月30日に行う予定でしたが、雨のため延期となっていました。

今年度、最初の訓練は、地震の後で給食室から火災が発生したことを想定して行いました。子どもたちは約束事をしっかりと守り、整然と避難をすることができました。また、実際に職員が非常通報装置(職員室後ろの赤色の直通電話)を使って消防署に火災発生の通報もしました。

今から30年ほど前、外国の地下鉄火災で多くの人命が失われました。そのとき乗客は、車内に煙が入ってくる事態になってもなお、いすに座ったまま動こうとしませんでした。これは「正常性バイアス」といって、人間は自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価する傾向にあり、これが逃げ遅れにつながります。
いざというときに、自分の命は自分で守ることができるようになることが大切です。

今日の訓練では、子どもたちが学校で最も長く生活する教室からの避難方法を学びました。地震はいつ起きるかわかりません。いざというときのために、これからも計画的に、避難訓練を実施していきます。


【学校行事】 2020-07-02 18:14 up!

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