最新更新日:2018/06/12
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平成28年度よりホームページはhttp://www.kizu.ed.jp/nagamodai-es/に変更になりました。

成長に喜びを今

 校門の桜のつぼみが薄桃色にふくらみ、やわらかな陽射しが南加茂台の坂道に春風を呼ぶ季節となりました。
この一年間、保護者の皆様・地域の皆様方には学校教育の推進に、そして子どもたちの安心・安全に多大なるご支援・ご協力をいただき、心より厚くお礼申し上げます。
 南加茂台小学校では、豊かな学び合いを通じて「自己肯定感を高め、主体的に生きる力の育成」をテーマに、子どもたちの心に迫る生徒指導の取組を進めてきました。    
 6月の研究大会では、PTAの皆さんに会場の案内や接待等大変お世話になり、府内各地の参加者から、学校と保護者が密に連携したこのあたたかい関係が、子どもたちをいい方向に導く大きな力になっていると絶賛をいただきました。 
 子どもたちも、自分たちの頑張りが多くの参加者から認められた喜びを自信とし、新たな意欲を大きく育てつつあります。豊かな学びと、あたたかく優しい心をはぐくむ魅力あふれる学校生活。南加茂台小学校の子どもたちはいつも歓声に満ちて、明るく伸び伸びと健やかです。
 この時期、子どもたちの成長には目を見張るものがあり、一段と頼もしくなった子どもたちの姿に、その喜びを実感しています。学びを蓄えてきたつぼみたちがはじけんばかりのふくらみを見せ、個性豊かな彩りに満ちた花々を咲かせるための大きな一歩を踏み出す今このときが、嬉しくもあり寂しくもありの今日この頃です。どうか、いつどんなときもかけがえのない自分に自信と誇りを持ち、気高く凛と顔を上げて無限の可能性に挑戦し続けてほしいものです。
今後も、学校と家庭、地域との連携をよりいっそう深め、どの子もみんな生き生きと持てる力を発揮できる学校にしていきたいと考えています。
 一年を終えるにあたり、保護者の皆様には、常に和気藹々と前向きに学校教育を盛り上げていただいたこと、そして、地域の皆様には、愛され親しまれる学校として、様々な場面で心あたたまる力強いご支援をいただきましたことに心より感謝し、お礼申し上げます。
 ありがとうございました。

       校長 森 山 洋 子

初春の慶びを

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新年 明けましておめでとうございます。
皆様方には、お健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
 旧年中は子どもたちの教育や安心安全につきまして、多大なお力添えをいただき誠にありがとうございました。心より厚くお礼申し上げます。
 元日の南加茂台小学校は初春の朝日に映えて凛と存在し、歴代の子どもたちが創りあげた歴史とその風格に、揺るぎないものを感じました。
28年間、多くの子どもたちの学びとその育ちを見つめ続けてきた南加茂台小学校。
校区の皆様方の教育にかける熱い思いの結晶として、当時最新の教育機能を持つ学校として建築いただいたこの校舎は、今もなお一層の輝きを放っています。
本年も、子ども達の健やかな成長のため、教職員一丸となって精一杯南加茂台小学校の教育を創り上げて参ります。
 どうか、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、
平成22年が皆様方にとって幸多く、実り豊かな年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
    学校長 森山 洋子

年の瀬に感謝を込めて

 南加茂台のさかみちも紅葉の時期を終え、すっかり冬支度に入りました。
 学校ではこの2学期に、本物体験として、
(1)3・5年生は総合的な学習で米作りに取り組みました。ぬかるむ田んぼでどろんこになりながら、米作の苦労や収穫の喜びを体験することができました。おやじの会や保護者の皆さんには大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
(2)4・5・6年生は、女子ソフトボールメダリストを育て上げた宇津木妙子監督から「努力は裏切らない」という教えと、気合のマシンガンノックを受けました。
(3)学校公開日には全校の子どもたちが、高原和子さんのオペラや演奏、そしてハンドフルートの音色を保護者・地域の皆さんと一緒に楽しみました。
(4)6年生は、京都大学の古川先生から、様々な実験を通して火山の噴火について学びました。3学期には子どもたちが京都大学キャンパスへ行き、地震について学ぶ予定です。
(5)5年生は村田製作所からサイエンスエキスパートとしてセイサク君とセイコちゃんを招き、ロボット(電子)工学を学びました。
 無限の可能性を秘めた子どもたちだからこそ、本物の学びから多くのものを感じ取ってほしいと思っています。本物にはきっと心を揺り動かす大きな力があると信じているからです。
 また、子どもたちにコミュニケーションの力を身に付けさせたいと、様々なカリキュラムを組んでいます。その中で、自分の考えや思いを伝え合う言葉のコミュニケーションや、人としての優しさや温もりを伝え合うマナーとしてのコミュニケーション、どちらも大切に育てたいと考えています。
 ある教室での昼休みのことです。2人の子どもが鉛筆を借りに来ました。次の時間に教室に行くと、机の上には芯の折れた鉛筆が一本転がっており、そこへ、もう1人の子が「鉛筆、ありがとうございました。」と返しに来ました。その鉛筆は、貸したときよりもきれいに削られていました。
 2本の鉛筆を並べて置いた時、それぞれの鉛筆から伝わってくるものは何だったのでしょう。
1本からは、貸してもらった感謝の気持ち、鉛筆を大切に思う心、次に使う人への心遣い・・ 。しかし、もう1本の鉛筆からは何のメッセージも伝わっては来ず、芯の折れた哀れな姿だけが横たわっていました。
 鉛筆の返し方にルールはありません。けれど、この行動の中に、この子がこれまでに出会ってきた多くの人から、学び・培ってきた人としての揺るぎない姿がきちんと形成されているのを見た気がしたのです。
 子どもなんだからそこまで、という考えもあるでしょう。でも、人格形成真っ最中の子どもだからこそ、人としての大切なものを教え、伝えていく必要があるように思えるのです。
 街は年の瀬を迎え、クリスマスのイルミネーションが煌めき賑わいを見せています。年末年始は子どもたちにとって楽しいことがいっぱいで、きっと人と会う機会も多いことでしょう。子どもの年齢(発達段階)に応じたコミュニケーション力を身に付けさせる、絶好の機会ではないでしょうか。
 この1年大きな事故なく年の瀬を迎えることができたのも、本校教育や子どもたちの安心安全に多大なるご理解とご支援をいただきました保護者・地域の皆様のおかげと、心よりお礼申し上げます。
 そして、迎える新しい年が、皆様方にとって幸多く、実り豊かな年になりますよう心よりお祈り申し上げます。
     校長 森 山 洋 子

実り多い 夏休みを!

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 プールからは水しぶきと歓声が響き渡り、運動場では額に汗して走り回る子どもたち。
南加茂台小学校の1学期は、子どもたちの熱気ではち切れんばかりです。
教室で目を輝かせて学びを深めた日々もまもなく一区切り、いよいよ長い夏休みに入ります。
 保護者や地域の皆様にはこの間、本校教育推進並びに子どもたちの安心・安全のために格別のご理解とご支援をいただき、本当にありがとうございました。厚くお礼申し上げます。
 さて、夏休み版の「かしこく」「やさしく」「たのもしく」を考えてみましょう。
 知恵と工夫の得意な賢い子どもたちですから、この機会にその賢さを大いに発揮してもらいましょう。
◇お家の中で工夫の必要なところがあれば、子どもたちに相談してみてはいかがでしょう。きっと柔軟な発想で素敵な知恵が生まれると思います。
 そこで大人の出番です。子どもたちの知恵と工夫を形にするのです。家族みんなで汗をかきかき創り上げる喜びと、出来上がったときの達成感が、次への意欲や行動につながることでしょう。
◇お家での家事などを一緒にしながら、様々なことを語り聞かせてやって下さい。物事の段取りやコツ、熟練のこだわりや熱い思いを聞くことの積み重ねが、子どもたちの「賢さ」や「生きる力」の原動力となることでしょう。
 誰にでも心配りが出来る優しい子どもたちですから、お家でもその優しさを大いに発揮してもらいましょう。
◇子どもたちにとって「何をしてもらえるか」ではなく「家族のために何ができるか」を考え実行する夏休みというのもいいですね。家族への思いやりや気配り、感謝の気持ちなど、ゆったりとした関わりから生まれる「優しさ」も心にしみます。
◇行事や来客の多い季節です。この機会に、相手を尊重し思いやるルールやマナーを身につけると、コミュニケーションの輪もきっと大きく広がることでしょう。
 様々な取組の中で、計画を立てて実行出来る頼もしい子どもたちですから、この機会に大いに任せ、頼ってみましょう。
◇旅行のプランを任せるというのはどうでしょう。家族で役割を決め、任せる部分を話し合ってみましょう。「頼もしさ」は自信から生まれ、次へのエネルギーとなるのです。
◇家庭の中で役割を持たせましょう。ずっと続けられること、出来ていないとみんなが困ることを。そして、「任せたよ」「助かるね ありがとう」の言葉を忘れずに。

 まもなく夏季休業に入り、家庭や地域が子どもたちの生活の場となります。これまでもPTAやKSSVの方々には児童の安心・安全の確保に大変お世話になっておりますが、一層のご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 また、おやじの会やお話ポケットの方々、自治会やシルバー、水泳指導の方々等、本校を支えていただきました皆様方に、改めて厚くお礼を申し上げます。
 子どもたちは各家庭や地域で、学校では得られない様々な体験を通して、大きく成長することでしょう。
 9月1日、一段と頼もしくなった子どもたちとの出会いが楽しみです。

豊かな学び合いを通じて ―信頼と魅力あふれる学校に―

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満開の桜並木に春風が吹きわたり、弾んだ声で挨拶を交わす子ども達の笑顔に花吹雪が舞う好季節となりました。
開校28年目を迎える南加茂台小学校では、4月7日に可愛い新1年生23名を迎え、全校236名の児童で平成21年度のスタートを切りました。
 この度の異動により、恭仁小学校から着任いたしました森山です。生まれは坂道を下りた所の里ですので、ふるさととも言える南加茂台小学校の教育に参画できる喜びと誇りを感じ、改めて身の引き締まる思いをしております。どうかよろしくお願いいたします。
 本校は児童のめあてを、次の3つとして教育活動を進めています。 
 「助け合い 学びあう子」自尊感情の涵養は、自分の存在そのものに自信を持ち、一人一人の願いや思いを大切にそのよさを認め合いながら、確かな学力を身につけていく子です。
 学校では、様々な教育活動を通して、学びをより一層豊かにするためのコミュニケーションの能力を高め、外に向けて存分に力を発揮できる子にしたいと取り組んでいます。
 「元気で明るく たくましい子」個性の尊重は、心身ともに健康で、互いの個性を尊重しながら、たくましく生き抜く力を身につけた子です。そして、自然に無理なく周りの子に心配りが出来る子です。どの子も笑顔で生き生きと過ごす南加茂台小学校に、いじめの芽は育ちません。
 「自ら学び やりぬく子」自主・自立の促進は、自分の意志をしっかりと持ち、正しい判断が出来る子です。そして、信じたことは最後までやりぬく粘り強さを持った子です。
 学校では、高学年になると、どの子もみんな様々な場面でのリーダーとして、全校の児童に対して責任ある立場に立つという貴重な体験をします。その積み重ねによって、自主性と自立心に満ちた頼もしい子は育つのです。
 人間の一生の中で、小学生の頃に培われたものは、生涯にわたって「生きる力」の土台となると考えます。この大切な時期を過ごす南加茂台小学校は、
・子どもたち一人一人が、生き生きと輝く学校
・保護者の皆さんと共に歩む学校
・地域の皆さんに愛され親しまれる学校
でありたいと願っています。
 その実現のため、全教職員が熱意と愛情を持って南加茂台小学校の教育を推進していきます。 
 また本年度は6月26日(金)に、京都府小学校教育研究会『生徒指導研究大会』を実施いたします。京都府下各地より大勢の先生方が参加される大規模な大会となります。
PTAを中心とする保護者の皆様のご支援ご協力と、地域の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
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木津川市立南加茂台小学校
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