最新更新日:2024/09/26 | |
本日:82
昨日:117 総数:318105 |
東風平成29年6月 野呂一彦 「あるもんでカレー」 おなかがすいた。何か作って食べようと思って、引き出しを探すとカレールウを見つけた。「そうだ、カレーライスにしよう!」 とりあえずご飯を炊いた。次に行ったのはレシピのチェック。 「簡単・基本のカレー材料」 鶏もも/豚こま肉 1枚/200g にんじん 1本 玉ねぎ 中1玉 じゃがいも 中3〜4個 カレールウ(固形タイプ、中辛) 1/2箱=6ブロック カレールウ(フレークタイプ、中辛) 大さじ6 冷蔵庫を開けて見つけたのが、こんにゃく、キャベツ、玉ねぎ。 「あかんやん!」それに豚こま肉てなんや?フレークタイプも分からん? でも、そこで諦めてしまわなかった私は、とにかく何とかしようと、調理に取りかかった。そしてできたのが、有る物で作った「あるもんでカレー」。それなりに美味しいと感じたのは私の自己満足。 美味しい肉があったら、また、にんじんやジャガイモがあればもっと美味しいカレーができたかもしれない。さらに、材料が完璧に揃わないから作り出さないというのでは、なかなかカレーに辿り着けない。 こういうことは、日常生活や仕事の中によくあることだ。そんなにうまい具合に条件が揃うとは限らない。材料を揃えたり準備をしたりすることは大切なことだが、手持ちの材料で何とか工夫するというのもまた、面白いチャレンジだと思う。「たら」「れば」を言わず、今、持っている長所を活かす試みからスタートしてみてはどうですかな?そのうち、美味しい「豚こま肉」という物が手に入るかもしれない。 |
松阪市立東部中学校
〒515-0128 三重県松阪市魚見町884番地 TEL:0598-28-2425 FAX:0598-28-7784 |