最新更新日:2024/09/18 | |
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□をつかった式3年の「□をつかった式」であった。 この単元はとても難しい。 導入で挿絵をうまく利用して、「ひとふくろの数がわからないからできない。」 「ふくろのの中の数かがわかればできる」 と子どもから発言を引き出していた。 途中、□+4=16の解き方を発表させる過程では、 「(授業の導入で)10のとき14だっから、2ふえれば16になる。だから、12」 「16は□と4だから、□は12になる」 「4は決まっているから、16から4を引けばいい」 という発言を立て続けに導き出していた。 子どもが爆発した瞬間である。ここはとても素晴らしかった。 この授業はとても難しい。 そのわけは、教えることが多いからである。 □をつかうこと。□+4という式、□+4=16という式。 その式の解き方には二つあること。すなわち、あてはめるやり方と線分図から逆算で解いていくやりかた。 これらは全て教えることである。 このことを「算数教科書の定義・定理(性質)事典」(明治図書)に書いた。 p100を見て欲しい。約束Aに分類している。 教師がこのことを理解していなと、なかなか授業はうまくいかない。 この授業を参観しながらあらためて、教えること、考えさせることの区別が大事だと思った。 |
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