最新更新日:2024/09/18 | |
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長野県王滝小学校での研究会の参観者より木曽郡王滝小学校で算数数学の研究会があり、示範授業の参観と講演会に参加された感想です。実は、示範授業は、Mさんが昨年度の担任でした。 <職員室で隣の席に座っている同僚が、「楽しい講演だった。」と言っていました。 また,「メモが取れなかった。」と残念がっていたので先生のホームページに資料があることを伝えました。 問題集(「どの子もできる10分間プリント」)にもとっても興味を持ってくれたようで,新年が楽しみです。 子どもたちと創る素敵な授業をありがとうございました。 先生がいらっしゃる前の開会式にI校長先生が「ずれについて教えていただきたいと思う。」と話されていました。 分かりやすくずれ があった授業だったので,とってもよかったと思いました。 また,あのクラスの子たちは「いい子たちだったな」と改めて思いました。先生との縁を結ぶことができて嬉しいです。 2学期が25日に終了しました。 3学期に向けて,少しでも子どもたちの学力を保障できる授業と基礎力をつけられるように作戦を考えます。> 今回の示範授業では、教師と子どものずれ、子どもと教材のずれが明確にでており、それの修正を教師と子どもが双方向にしかも自然体でうめていきました。だからこそ面白かったのです。 ありがとうございました。 福岡県田川郡福智町小中学校合同研修会演題は「学力を高めるユニバーサルデザイン」であった。 約90分間の講演であったが、あっという間に過ぎた。 もっともっと話したかった。 「どの子もできる10分間プリント」はユニバーサルデザインの考えに基づいて作成されているため、この問題集の分析と使用法を話しつつ、普段着の授業で何が大切かを話した。準備したパワーポイントの4分の1くらいであった。 また、続きを話したい。 福智町講演資料1 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 福智町講演資料2 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 古賀市立舞の里小学校訪問来年度の研究発表会があるための視察である。 子ども達の学習習慣のよさを感じた。 5年生の授業では、より高い問題を提供したいということで、分数÷整数の問題で、はじめに真分数÷整数を扱い、次に仮分数÷整数を扱った。わり算の意味が本当に理解されているかという意味では、とても面白い問題だと思った。 また、4年生の授業では、とてもわかりやすい問題提示がなされていた。特に1倍を扱ったとき、またわられる数がわる数よりも小さいときに子どもの問いの発生が起きていた。 素直な問いであり、こういう問いが算数の面白さにつながる。 2年生の授業では九九を超えるかけ算のこたえの問題について、いろいろなアイデアが出されていた。とても分かりやすい板書であった。 福岡県飯塚市立片島小学校を訪問立山俊治校長先生の案内のもと、5本の授業を参観して、短い時間ではあるが個別指導させていただいた。 みなさんとても工夫されていた。 特に6年生の二クラスの授業の質は高く、自力解決はもちろんのことであるが練り上げ の時間はとても素晴らしかった。子ども達の発表の中で、他の子どもが意見を言って、そ こに共感・共鳴があった。ここまで育った子どもに感動し、また、育てた教師達に感激した。 片島小学校は協調学習としての実績がある。まさにアクティブラーニングの基盤がここにあると思った。 ただし、言えることは、教師の数学的なしかけが必ずあるということである。 下の写真は、組み合わせの問題であるが、少しでもより高い問題まで考えさせたいという願いがあった。 教科書の問題1番 4種類のものから3種類を選ぶ。 教科書の問題2番 5種類のものから4種類を選ぶ。 教師が取り上げた問題 5種類ものから2種類を選ぶ。 さらに、もう一問を提示した。 これらの問題を扱うことで、全体的にみることができる。 大高北小学校訪問午後に、名古屋市立大高北小学校を訪問した。 若い先生の授業参観と指導であった。 2年の三角形と四角形の弁別の授業であった。 とてもパワフルで、教師からの仕掛けに対して呼応する子どもの姿があった。 三角形か、四角形か、どちらでもない形の判断をスモールスタップで提示して判断させていった。 とても持続力のある子どもたちであった。 一つ一つの提示にとても工夫があった。 子どもから引き出す言葉多さに関心した。 ps 私の講話の最後に「どの子もできる10分間プリント」についてほんの3分間ほど紹介した。教務主任は1冊持っている。でも、個人でも持ちたいと多くの購入申込みがあった。子どもに力をつけたいという願いの現れだと思っている。とても嬉しいことである。 「心」の変容は4校時にフリートーキングの授業と国語の授業を参観の後、 5校時に算数の授業があった。5年の単位量当たりの導入であった。数値の工夫、ICTの活用などとてもうまい場面が多々あった。 大学の研究室で事前指導したからきちんと整理された授業であった。 さて、一番下の写真をみてほしい。 子どもの問いの発生があった。 ICTのテレビ画面上で、一番下の場面がスライドして登場した。 そのとき、ある子が言った。 「せこい!!」である。 私はこれだ、と思った。 シートの数、人数の数がそろっていたときは、すぐに混んでいることは分かった。 だけれども、この画面ではシートの数も人の数もそろっていなかった。 だから、混み具合の比較はできない。 まさに、この言葉が本時のねらいに迫る発言であった。 しかし、授業者も授業記録者もこの言葉をスルーしてしまった。 意味づけ復唱法が使える場面であった。 問いの発生は、「知」の場面の変化から生まれ、「心」のつぶやきとなって、子どもの言葉に出る。この場合は、「心」の叫びとして言葉が出た。 私は、「知」と「心」の変容こそが授業だと主張しているが、まさにこの授業ではこれが起きた。という意味で、素晴らしい授業であった。 |
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