最新更新日:2024/06/20
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○付け法への招待91 示範授業 180°をこえる角の大きさ

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京都府井手町のジョイントアップ事業として、多賀小学校、井手小学校を訪問した。
多賀小学校では授業診断。
井手小学校では、示範授業をさせていただいた。

単元は4年の角とその大きさで、本時は「180°をこえる角の大きさ」であった。
導入のぼけから始まり、だんだんと子どもたちが集中していった。
○付け法で、角の測定技能の確認をして、復唱法で「下の線」というキーワードから、180°の直線に伸ばす展開となった。
最後は、フラッシュカードで180°+aの場面を鍛えていった。
そして、一番の驚きは、330°の角の大きさをフラッシュカードで提示した場面である。これは本時でやっていなかったのにもかかわらず、子どもたちから簡単という声がでた。ひき算だという。
そこで、式を書かせて確認した。
なんと、ここまでで35分間であった。つまり、10分間余ったのである。
振り返りを書かせて発表させた。

やはり、○付け法で自信をつけることのよさ、また、意味付け復唱法でキーワードからくる本時へのねらいに迫る、そして、適用場面定着法で定着とさらなるジャンプができた。
志水メソッド満載の授業である。
担任の先生のこれまでの角の指導の基盤があってこそできていた。
感謝している。
終わったとき、教室をでると教育長先生が「さすがですね」と言われた。また、帰りの車の中で指導主事の先生から「自然な流れのよさがすごいですね」と、指摘していただいた。
そう、やっと自然体の授業ができるようになったか。
九州での研修会で、ある先生が志水先生の授業は、地味な授業です。でも、そこに子どもとのドラマがありますと。まさにその授業であつた。
担任は、A君が最後まで集中できていたことに感動していた。Bさんの素直な言葉がキーワードとなった。

この授業に至るまで、いろいろな教訓があり、それがこの授業に生かされていた。
昨日の場の設定に、本当に、感謝している。
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